会社員の神永ナツキは、会社からの帰りに、いつもの居酒屋で呑んでいた。そして隣に座っていた手品師だという青年に、「酒の肴に」と話を振られる。最終的に酔い潰れてしまった青年を、ナツキは家で介抱すると言い、居酒屋の大将に呆れられながらも、青年を
担ぎ家に帰って、言葉通りのことをして、翌朝。
「──僕、本当は手品師じゃなくて、魔法使いなんです」
起きてきた青年は、そんなことを言ってきた。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 06:20:00
34772文字
会話率:59%
俺のスマホに、恋愛面でクズな友人から、よく分からないSOSが来た。
最終更新:2024-05-09 19:19:34
4493文字
会話率:65%
約三ヶ月前、ブランケ伯爵家からバウムガルテン公爵家へと嫁いだリリア。伯爵令嬢から公爵夫人へ。幸せな新婚生活を送って──は、いなかった。リリアは、その理由も教えられず、外との接触を断たれ、王都のバウムガルテン邸の敷地内しか出歩くことを許され
ていない。その上、夫は自分を愛していないらしい。とリリアは思う。初夜、「君には触れない」と言ってきた、アルトゥール・バウムガルテン。リリアより四つ上、弱冠二十歳の現バウムガルテン公爵は、そう言った。リリアはそれから、数えるほどしか夫と顔を合わせていない。自分はなぜここにいるのだろう。そう思って過ごす日々──が、一変する。
「愛している、リリア」
真っ昼間だというのに突然夫が帰ってきて、意味の分からないことを言い出した。曰く、自分は呪われていて、その呪いは愛する者に触れる、または自分が愛情を向けていると知られると、愛するものが死んでしまうというものだ、と。そしてその呪いが解けたのだと。
今まですまなかった、そう言われて、そうだったのですねと言えるような心境を、リリアは持ち合わせていなかった。
「ならば、本当に私を愛してくださっているのなら、これからの三ヶ月で、私を愛していることを証明してくださいませ」
そして、アルトゥールからリリアへの、『愛の証明』が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 12:00:00
106441文字
会話率:57%
ハーシェル伯爵家の次女シャノンは、地元の学校に通いながら付与魔法師として働いている。父親が投資に失敗をして貧乏になったため、王都の貴族学院に入学できなかったからだ。それから三年、貧乏からは脱出したものの「引きこもりのチビ令嬢」という社交界の
悪評が災いして、卒業間近になっても結婚が決まらなかった。仕方がないので両親は執事のハリーと婚約させることにした。ハリーに片想いしているシャノンは大喜びだが、どうやらハリーは姉のベティを好きだったようで……。そんなある日、侯爵家に嫁いでいたベティから離縁すると連絡が入る。おまけに「ハリーと再婚したい」と言い出した。二人の幸せを願うシャノンは身を引くことを決意し、『冷酷』『変人』と噂の若き公爵カイル・エルドンとの縁談のため王都へ向かうのだった。しかし会うなり「君とは結婚できない」と言われてしまう。実はカイルが求婚したのは、ベティだったのだ。愛し合う二人を引き裂くことはできないと思ったシャノンは、カイルに説得を試みるのだが話は思わぬ方向へ――。逆に「君の瞳は、ピチュメ王国の王家特有の『虹の瞳』だ」と指摘され、徐々に出生が明かされていくことになる。自分は母親の不貞で生まれたのか? それとも……。
出自を隠すため領地で育てられた伯爵令嬢が、結婚して幸せになるまでのお話です。
※全35話+閑話5話と番外編があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 06:10:00
6054文字
会話率:40%
魔法師養成学校に通う少年ノアは、ロクに魔法も使えない落ちこぼれだった。魔法師ランクは最低のEランクだ。
同じくEランクだったアローラに告白されて恋仲になったが、覚醒して学生としては最高のAランクまで駆け上がった彼女はだんだんとノアのことを見
下すようになり、身分、容姿、魔法の才能全てを持ち合わせたAランク魔法師のジェームズと浮気をしてノアを捨てた。
ノアにも数少ない友人はいたが、日常的にクラスメートから馬鹿にされる彼と、卓越した魔法の才能と将来有望な恋人を持つアローラ。どちらが恵まれているのかは明らかだった。
しかし、とある事件をきっかけに二人の立場は逆転して——。
ザマァ要素はありますが、胸糞展開ではないです。サクッと読んでスカッとしていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 06:00:00
212423文字
会話率:42%
「目立った活躍もせずお荷物になっているから」と、所属していた冒険者パーティから追放された瀬川空也は、魔法の才能はあるものの、そのわりには総魔力量が極端に少なかった。空也はそれを「生まれつきだから仕方がない」と諦めていたが、事実は違った。空也
は禁術とされていた呪いをかけられ、魔力を常に吸い取られていたのだ。しかも、呪いをかけた人物は空也と深い繋がりがあった。
横行する禁術の使用、元パーティメンバーの異変、生態系の変化、魔物の凶暴化……。
次々に起こる不可解な現象は、やがて一つの波を作っていって——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 19:42:46
443888文字
会話率:48%
のほほん一人旅のまとめをしようかと。
こだわりがあってない中途半端な旅なので記述を続けていけるかな。
西行法師、辻まことさん、串田孫一さん、林由紀夫さん、宮嶋康彦さん、心の中で勝手ながら旅の師匠とさせていただいています。
最終更新:2024-05-22 02:56:06
158164文字
会話率:1%
工房の娘として生まれた百々代には前世の記憶と土産物があった。
魔法の才能を見出され、後援者と家庭教師に恵まれた彼女は同じ路を歩む貴族と知り合っては、共に魔法師を目指そうと協力関係を結ぶ。
カクヨムにも掲載中。
最終更新:2024-05-22 01:00:00
333931文字
会話率:63%
ここは九州の北西部に位置する国境の島『対馬』
古より、この島には魔魅(まみ)が棲み、人間と共存してきた。
物語の舞台は対馬の南部。
主人公のあゆみは、対馬の天道法師と言う、太陽を信仰する天道今日の教祖とその母の墓を守る塚守の娘。
ある日、突
然、黒い霧があゆみを襲い、その衝撃から、天道法師が生きる時代へとタイムスリップをする。
黒の大魔王と戦うことになったあゆみ。
自分が何者であるかを少しずつ知りながら、島を守る勇者へと成長する。
結末は意外な真実が明らかとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 00:14:29
40744文字
会話率:45%
魔法と怪物が存在する世界。「異界(ボイド)」に存在する人を殺す怪物である「喰魔(イーター)」が人々の平穏を脅かしていた。そんな存在に対抗すべく、人々は魔法を使うことができる魔法師たちを中心に「魔法防衛隊」を組織した。
そんな世界に生まれた
一人の少年、黒鬼春。ある日彼は自分の夢によく現れる女性によく似た少女、白銀耀と出会う。彼女もまた、春に見覚えがあるようで………。この出会いによって、二人の運命が動き出す!
魔法が紡ぐ、出会いと別れの魔法バトルストーリここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 21:14:08
164521文字
会話率:44%
突然、世界に人の姿をした化け物が出現。しかし人間のほとんどはその存在にすら気づくことなく、彼らは水面下で人知れずその数を増やしていた。
とある高校に通う十七歳の少年、圭。彼の唯一の話し相手である少女、空木 凛は、化け物であった。しかし彼は
その事実に気づかぬまま毎日を過ごし、いつしか二人は友達と呼べる関係にまでなっていた。
しかし、人と化け物の関係がいつまでも続くはずがなく、空木は正体を自白。二人の関係とその日常は壊れ、彼女は暴走を始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 20:30:39
27071文字
会話率:39%
ネットカフェの社員として働いていたその男は、不規則な生活環境により、不眠症を患ってしまっていた。ある日咄嗟の判断力が鈍くなっていた彼は、常人なら避けられた事故に遭い、命を落としてしまう。
が、異世界の神を名乗る者に魂を拾われ、勇者召喚のため
のテスト要員として、異世界で亡くなった人間に憑依する形で、異世界に転移することを持ちかけられる。疑いつつも、お詫びとして魔法が貰えることを聞き、生前執着していた睡眠に関する魔法を貰うことで男は了承する。
初めは異世界での楽しい睡眠ライフが始まることに浮かれていたが、まさかの状態異常の不眠症持ちによって、異世界でも満足に眠ることができないという事実に落胆。でもまあ折角魔法ももらったし、この異世界で生き抜いてやろうと奮起する、そんな周りは寝かせられるのに自分は寝られない不憫な男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 20:00:00
329792文字
会話率:56%
【ドラゴンノベルス中編部門『求道者』に応募する作品のため、必ず6万文字以内で完結します】
少年マリウスは国で最強の魔法使いである『護国魔法師』を目指していた。
しかしある日神から与えられた神託で、魔法使いとは全く関係の無い【天職:画家】を
与えられてしまう。
それでも最強の魔法使いになることを諦めきれないマリウスは、遥か昔に廃れた古代魔法である魔法陣の真の力を解き明かし、【画家】として魔法陣を描くことで戦う道を選択する。
画家でありながら最強の魔法使いを目指すマリウス。
そして無双の力を誇るマリウスによって貴族間のパワーバランスにまで大きな変化が起こり、国は大きく動き出していく。
魔法陣を描く画家の無双劇、ここに開幕!
【他サイトでも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 19:10:00
58887文字
会話率:27%
貧乏伯爵家の長女デシレアは、菓子作りの才能を生かして生計を支えるべく奮闘している。
そんな彼女には前世の記憶があり、前世唯一の幸福と言っていい存在が、青銀の貴公子と呼ばれるオリヴェル。
公爵家の嫡男である彼は優秀な魔法師であり、魔
王を倒す四英雄のひとり。
物語同様現実でも魔王を倒したオリヴェル達の凱旋を記念し、デシレアが考案したイラストケーキ。人気を博したそれがオリヴェルの知るところとなり、自分としては不快だったので契約婚約、契約結婚するよう迫られてしまう。
『推しとは、遠くから見つめて尊ぶもの』が信条のデシレアは悩むが、領地への潤沢な支援、という申し出に喰いついてしまい、契約婚約が成立する。
契約、といいつつデシレアを尊重し大切にするオリヴェルと、時折自分が思ったのと違う方向へ行ってしまい首を傾げつつも、オリヴェルの傍で幸福に暮らすデシレア、ふたりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 17:00:00
277179文字
会話率:55%
内気な女子高生メイ(神納五月・かのうさつき)は実は霊能者。
対妖怪警察、零課(ぜろか)にスカウトされ、親に内緒で「お仕事」している。
かたわらには一寸法師サイズに縮身(しゅくしん)した最強の破壊神、スサノオ。
なにをさせてもたよりないメイを
守っているが、それはいつか、立派に育ったメイを自分と戦わせ、狩ってその命を喰らうため。それだけのはずだったのに──
破壊神の優しさを信じて疑わない少女と、そんな少女と出会ったばかりに存在の危機に直面している神。
極北のツンデレ神×ほんわか少女の成長譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 22:35:32
110040文字
会話率:43%
母親が亡くなって8年と言う月日が流れた。≪朝霧家≫の娘・麗奈。彼女は夜には怨霊退治、昼は学生として過ごす。
厳しくも母が亡くなった事で仕事以外の会話をしなくなった父の誠一、時々家に遊びに来る祖父の武彦、浄化師であり部下でもあり兄にも近い
存在の裕二。
母が亡くなってからも支えられてきて、迎えるのは高校の卒業式。
その日を境に彼女達の状況が一変する。
式が終わった時に感じた気から厄災として封印されていた大蛇の復活。それに親友のゆきが巻き込まれる。
麗奈は大蛇を封印と言う形ではなく完全に排除し満身創痍の中で彼女達2人は異世界へと転移してしまった。
「ここはラーグルング国の王の間だよ。お姉さん達、何処から来てどうやって入ったの?」
その中で助けてくれたのは最年少の騎士、リーグ。
魔法と剣の世界で陰陽師としてその力を使い、保護してくれた国で暮らしていく。自分に大事な物が見付かっていく中で、彼女達の選択した道は――。
※最新話投稿しながら、序盤の方を改訂していきます。
☆印:改訂済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 22:23:30
1708268文字
会話率:40%
セリューダ国のとある辺境の村。
その村に住んでいた少女セシルは、治癒の魔法を発現した。そこから彼女の人生は変わっていく――。
聖女として貴族や騎士団の治療を専門に行い、魔法師団には珍しい力だからと実験に付き合わされ体はボロボロに。そ
れでも自分が逆らえば、育った村に酷い事をする。そう思った彼女は自分の気持ちに蓋をした。
腐り切った国を知り居場所を奪われ絶望した聖女は、アルーセル帝国の陛下に救い出され大事にされる物語。
☆猫じゃらし様、主催の自主企画『獣人春の恋祭り』参加作品です!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 03:27:51
9532文字
会話率:39%
魔法の技術に優れたラーゼルン国。
毎年、様々なイベントを行い国民を喜ばせると同時に主催している方も楽しむ。
魔法師団、騎士団達を総動員させた大きなイベント。
「トリックオアトリート!! お菓子をくれなきゃ、イタズラしちゃうぞ♪」
ここぞとばかりに、羽目を外すルーカス王子に頭を抱えるのは、宰相の息子であるラング。幼馴染な上に、何度も暴走しないようにと修正を試みた結果、直る事なんて無かった。
助言をしたのは、魔法バカの幼馴染の所為でもある。
しかも、魔法師団長も含んでしまった事で苦労するのはラングだけでは収まらない。
波紋は様々な所で広がっていく――。
※短編『悪役令嬢は救われる』、悪役令嬢シリーズとリンクしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 23:48:31
62680文字
会話率:45%
生まれてすぐに、「なかったこと」にされた王女フィリアは、ゴミを食べ、人目を忍んで暮らしていた。
ある日、訳あって隣国の隠密騎士に発見されたフィリアは隠密騎士の思いつきで救われる。
死ぬはずだったフィリアは、隣国の皇帝と宰相の目を欺き、リ
ーアと名を変え、密かに生かされた。
隠密騎士イクスに薬師として、また治癒魔法師として必要なことを教えこまれ、一人前になったリーアは、身分を捨てたイクスと共に、新しい人生を生きることに。
二人の淡い思いは、いつ恋に変わるのか。
※まったり更新です。
※R15は保険です
※タイトルは少しいかがわしいですが、内容は健全です(たぶん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 22:00:00
130623文字
会話率:29%
世界に迷い込んだ「謎」を解く……。
魔法師、それは「謎を解く者」。
異世界から迷い込んだ「遊子」のしがらみを解き、元の世界へと還る路を開く者の総称。
魔法省に勤めることになった少年・スクナ。
彼もまたその名で呼ばれる者のひとりだ。
新米魔法師の少年が様々な謎と出会い、それと向き合っていく話
シリーズとしていますが、1話ごとに完結してるので、気軽にお読みください。
BLじゃないです。濃い家族愛です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 18:20:00
63651文字
会話率:45%
激動の南北朝時代、英雄ならざる時代の影法師たちの生き様を描く。
鎌倉幕府が滅び、公家一統の世を迎えた時代。
時の帝・後醍醐帝から朝敵とされた足利氏は、否応なく時代を動かす存在になっていく。
窮地の足利を支えるのは、累代の家人・高一族。
足利尊氏の執事・高師直の実弟として生を受けた高重茂は、名将たちへの複雑な思いを胸に抱えながら、激動の南北朝時代を駆け抜ける――!
※本作は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:00:00
769575文字
会話率:37%
勇者によって魔王が討伐されてから千年の時が経ち、人族と魔族による大規模な争いが無くなっていた。
それでも人々は魔族を恐れ、いつ自分たちの生活を壊しに侵攻してくるのかを心配し恐怖していた ───── 。
サーバイン戦闘専門学校にて日々魔法
の研鑽を積んでいたスズネは、本日無事に卒業の日を迎えていた。
卒業式で行われる『召喚の儀』にて魔獣を召喚する予定だっのに、何がどうなったのか魔族を統べる魔王クロノを召喚してしまう。
訳も分からず契約してしまったスズネであったが、幼馴染みのミリア、性格に難ありの天才魔法師、身体の頑丈さだけが取り柄のドワーフ、見習い聖騎士などなどたくさんの仲間たちと共に冒険の日々を駆け抜けていく。
そして・・・スズネと魔王クロノ。
この二人の出逢いによって、世界を巻き込む運命の歯車がゆっくりと動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:27:23
489052文字
会話率:45%
【一言で分かるあらすじ】
自身の強さに無自覚なおっさんが、元弟子たちになんやかんや持ち上げられて活躍しちゃってだんだんと名声と評価を得ていくお話。
【ちゃんとしたあらすじ】
ベリル・ガーデナントは、レベリス王国の片田舎に道場を構えるしがな
い剣術師範である。
自分の強さに気持ちの折り合いを付け、のんびりと田舎生活を過ごしていた。
だが、元弟子の一人であるアリューシアが突如訪ねて来て、ベリルを騎士団付きの特別指南役に推薦したと伝えられてから生活は一変する。
騎士団長、最上位冒険者、魔法師団のエースなどなど、とんでもない大物に大成した元弟子たちと久々の再会を果たすわ、実家である道場からは追い出されるわ、指南役以上の依頼が次々に舞い込んでくるわで激動の日々。
そして、こんな自分を慕ってくる元弟子たちに嬉しく感じながらも、大して強くもない自分とは不釣り合いだと謙遜を重ねるベリル。
しかし本人が気付いていないだけで、ベリルは類い稀な才能の持ち主であった。
自分の力に無自覚なベリルは、彼の力を知っている弟子たちに囲まれながら、徐々にその力を世界に知らしめていく。特に自覚のないまま。
◆SQEXノベル様より書籍化予定◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 15:10:09
893323文字
会話率:38%
2つの前世の記憶持ち令嬢ラビアンジェ=ロブール。
無才無能の悪女と評判の令嬢は今日もマイペースに生きていく。
※1話1,600文字オーバーくらいのさくさく読めるお話です。
※勢いで作ったせいか設定がまだゆるゆるしています。
最終更新:2024-05-19 12:30:57
782831文字
会話率:22%
魔法の力を込めた装飾品を作る者、魔技師ことムスはアステラティーア王国で家族と一緒に商売をしていた。表立っては街の装飾品店として、貴族等、身分の高い人には魔技師として商売をしていた。ある時、王都近くでゴブリンの群に襲われた少女を発見し、救助し
た。そこまではよかったのだが、どうやら少女は訳ありで妹を探しに王都まで一人できたらしい。一人旅にはむかない完全に後方攻撃型で魔法師の女性、そもそもまた怪我しそうな少女を一人で放り出すことはできないムスは、なし崩し的に一緒に旅にでることにする。お店は暫くは父のみで営業、自分は魔技師の仕事を減らして配達に専念することにした。この決断が自分の運命と未来に向き合うことになるとはしらずに。
※この作品は別作品の【生贄聖女とお人好し魔技師】と話が完全に繋がっています。こちらは、お人好し魔技師ことムス視点で話が進みます。こちらのみでも充分に楽しめますので大丈夫です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 11:34:05
119519文字
会話率:50%