地獄の閻魔大王の審判の間で、地獄谷 正真という阿鼻地獄まで行った罪人が閻魔大王の手助けをするところから物語は始まる。
―――この世の中は、きりのないほどの悪人でいっぱいだ。閻魔大王の審判をする仕事が休むことなく繰り返される。そこへ、たまには
休めるようにと声をかけたのが、阿鼻地獄から這い上がってきた地獄谷 正真。どうやって上がってきたかは定かではないが、閻魔大王のミッションを遂行して、罪人を減らして見せると言い張って人間界へ降り立った。次から次へ起きる動物殺害事件や殺人事件の犯人を見つけ出し、それ以上の悪事を食い止めるため、閻魔大王の任務を遂行する。任務遂行の際に、閻魔大王の身に危険が及ぼす。
ハラハラドキドキのホラーミステリーファンタジーの物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 22:39:38
66953文字
会話率:55%
誰もが目にしたことのある制服を着た女子高校生。
これは、そんな女子高校生が殺し屋で働く物語。
主人公の名前は藤沢貝。彼女は高校一年生でありながらも、依頼を受けて殺しにかかる殺し屋に勤めている。相棒の加藤直之と共に、2017年最大の凶悪殺人事
件『武蔵野市主婦殺害事件』の犯人を殺そうと奮闘する。世間を揺るがした殺人事件の真実とは?女子中学生が送る殺人ミステリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 19:18:05
134011文字
会話率:32%
ヴェルシグネルセ王国、公爵令嬢リュスティ・モルゲンレードは『屍操令嬢(しそうれいじょう)』と呼ばれている。“闇属性”の魔力を持つ上に死者を操る彼女は世界の理に反する、と忌み嫌われていた。
だが、そんな彼女を家族以外で理解し心から愛し
てくれるのは婚約者である王太子イスクレム。
しかし亜人種との協定を結ぶ準備で忙しいイスクレムとはすれ違いが続く。おまけに人狼同士の揉め事も勃発しイスクレムはより忙しくなる。
寂しさのあまりリュスティは訪ねてきてくれたイスクレムが急ぎ王宮へ帰らなければばらないと聞いたとたん、贈り物の懐中時計を突き返す、というわがままをぶつけてしまう。
自分が悪いのはわかっているのに素直になれないリュスティ。
兄に諭され、イスクレムに会うために王宮へ行こうとしたその時、イスクレムの双子の弟である第二王子イスカルドの遺体が森の中で見つかった、という信じられない一報が入る。
普段は行かないような場所で見つかったイスカルド。遺体の横にはなぜかリュスティが受け取らなかったはずの懐中時計が落ちていた。
疑われるリュスティ。当然犯人ではないが、犯人ではない、という明確な証拠もない。
そして国王から「三か月の間にイスカルドを殺した犯人を捜せ。できなければ犯人として処刑する」と言われる。
その条件を呑んだリュスティは、護衛を持つため聖堂裏にある罪人墓地に向かう。
そこで人狼と人間の夫婦、元聖女、大商会の娘、医師だという青年の五人を復活させる。ざっと全員の話を聞いたリュスティは夫婦がイスカルド殺害事件の前に起こった人狼事件で処刑された夫婦だと知る。
イスカルドの遺体が見つかったのは人狼事件の現場とほど近い場所。
なにか関係が、と考え込むリュスティの後ろから声をかけてきたのは、亡くなった第二王子イスカルド。聖堂に安置されていたせいでリュスティの魔法を受けてしまったという。
だがイスカルドには自身が死亡した前後の記憶がないらしい。
人狼事件を調べることがイスカルド事件の解決にも繋がるかもしれない。そう考えたリュスティは死者たちを率いて人狼の村に行くことを決める。
そしてリュスティが導き出した事件の真相とは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 14:00:00
78754文字
会話率:53%
5年前から指名手配されている『一家殺害事件の容疑者を見た』という目撃情報が寄せられ、刑事である片平慎は田舎町の登山道を歩いていた。容疑者である男・相模宗介は片平の大学時代の後輩で、大学3年生の時に両親と兄を殺害した。「何としても相模を逮捕し
なければ」と意気込んでいる片平だが、疲労困憊でそばの石に腰を下ろすと、睡眠不足と心地良い天気で強烈な睡魔に襲われた。声をかけられて目を覚ますと、目の前には着流し姿の相模そっくりの男。「逃がすまい」と男のあとをついて山を下りると、まるで時代劇のような街並みの場所に出て、さらについて行くと相模が「兄」と呼ぶ男と出くわした。しかし、かけられる声と揺り起こされる振動で片平が目を覚ますと、さっきまでいた登山道の景色だった。「あれは夢だったのか」と思った片平だが、何となく気になり、あの町と『相模家』について調べ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 22:59:03
6947文字
会話率:41%
青春という毒に囚われ、彼女は恋人である女性と共に閉じられた空間から出られなくなった。
そして、彼女はそこで恋人を殺害した。
なぜ彼女は自らの恋人を殺害するに至ったのか。その供述記録。
最終更新:2025-07-01 21:50:00
9114文字
会話率:0%
クリスマスイブの東京で発生した女子高生殺害事件。
新人刑事とベテラン刑事は、ある男を追う。
その男との攻防が続く中、捜査は混迷を深める。
事件の真実が明らかになる時、刑事たちの「正義」と「悪」は反転し、それぞれの運命は残酷な結末へと向かう。
はたして、真の悪とは誰なのか?
そして、この復讐劇の果てに何が待ち受けるのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 08:53:04
15855文字
会話率:22%
とある取調室にて――。
「先月のホームレス殺害事件……現場に残されていた指紋から、お前の犯行だということはもうわかっている。なぜ殺した?」
刑事は机に拳を押しつけ、ぐっと身を乗り出して男を睨みつけた。
対する男は、うっすらと笑みを
浮かべたまま、落ち着いた声で応じた。
「練習ですよ」
「練習……だと?」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-08 11:00:00
1525文字
会話率:65%
霊感が強い貴族令嬢のドリスメイは、通っている王立学園内でフェリシティと名乗るゴーストに命を救われ、友達になる。そして彼女の死の真相を究明する手伝いをすることになる。
一歳年上の王太子クリストファはドリスメイにとって初恋の人だが、ドリスは
素直にその気持ちを現わせないでいた。
そのクリストファの母であるメリーベル王妃とフェリシティはかつて親友だった。フェリシティは現国王、当時は王太子だったアルフォンスの婚約者だったが、行方不明になったことにより(遺体は見つかっていない)アルフォンスとメリーベルが結婚することになったのだった。
フェリシティの失踪には、王太子妃の座を巡る陰謀が渦巻いていたと推測されるが、事件は迷宮入り。
そして息子の代になり、再燃したように王太子妃候補の命が狙われる。その中にはドリスメイも含まれていた。
危ない目に遭いながらもドリスメイは、クリストファの力を借りながら、今回の事件に巻き込まれて命を落とした人のゴーストに事情を聞きつつ、真相に迫っていく。それはフェリシティ殺害事件とも繋がっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 16:44:16
127772文字
会話率:50%
人族国家に潜入を試みた魔族のスパイが捕まった。ところがこのスパイ、あまりにも正直者。尋問すると身分も任務もペラペラしゃべる。おまけに人族への害意が皆無。冒険者達が不思議がっていたその時、辺境伯の隠居する古城のメイドが死体で見つかった。人族の
国の殺害事件の謎を、魔族のスパイが解き明かす!? 事件の真相は? そして捕まったスパイの行く末は? ――魔族国家のスパイ、ミーナ・セルニャンキサが、人族国家で事件の謎を解決する長編ハイファンタジー推理小説! 名探偵魔族は潜入当時から頭脳明晰・物腰丁寧・教養十分。足りないのはスパイとしての自覚だけだった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:10:30
109242文字
会話率:48%
次のニュースをお伝えします。
昨年7月○○県で起こった女子大生殺害事件、同年10月に□□県で起きた女子大生轢き逃げ事件、そして今年1月に起きた男子高校生凍死事件の犯人と思われる人物が本日午前未明に崖の下で遺体となって発見されました。
崖の上
には履いていたと思われる靴があり警察は自殺とみて操作を進めています。
この3件の事件の被害者と犯人と思われる人物は高校時代の友人同士であったことからなにかトラブルがあったのではないかと警察は操作を進めていました…
そして彼女たちは転生する。因縁を抱えたまま。
異世界…コンティネントという新たな大陸で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 04:43:33
91570文字
会話率:59%
ゴールデンウィークの真っ最中、西楼院高校の探偵姫こと早水皐月は六人の同級生の男子生徒を集め、ミステリーについて語り合う《探偵クラブ》を創設した。大企業グループ総帥の孫娘、文武両道、容姿端麗と、何においても完璧な皐月の気を惹くために、彼女に恋
する五人の少年は火花を散らす。
そんな中、皐月はある人物から提示された過去の未解決事件の謎を皆で解き明かしてみようと持ちかける。それは十五年前に起きた天才女性画家の殺害事件について。最有力容疑者に鉄壁のアリバイがあったことから迷宮入りしたという曰くつきの謎だった。
皐月の歓心を買うため知恵を巡らす五人の少年。ところが、真相に辿り着いたのは彼らの中の誰でもない、取るに足らない人間だと思われていた少年・真砂昴だった……。
※前編・後編の2話完結。
※タイトルの探偵姫は探偵役ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 12:00:00
24881文字
会話率:49%
※現在大幅修正中。(最終更新日:2016/5/18)
現在第二章まで修正済みです。そのため、第二章以降の話が繋がっておりません。
大変申し訳ありません。
修正完了時期は現在未定です。
最後に勝利を手にするのは「正義」
カル
ト教団「ビルガム」によるデパート爆破テロ事件。
数千人にも上る被害者を生み出したその事件は、10年の月日を経た今日であっても、人々の心に印象付けられている。
涙ながらにデパート跡地に花を添える者。
ぼんやりと連日テレビで放送されているテロ事件の特集を眺める者。
16時30分。
多くの国民がその瞬間に犠牲者を悼み黙祷を捧げる。
そんな中、とある事件が密かに幕を開け始めていた。
「青薔薇連続殺人事件」
残虐な遺体の傍に手向けられる青い薔薇の花束。
次々と殺されていく権力者達。
浮かび上がる20年前の女児殺害事件と10年前のテロ事件。
一体、誰の陰謀によって青薔薇連続殺人事件は起こっているのか。その真相を暴くことは、一体何を意味するのか。
20年前に殺された当時5歳の少女「緒方倫子」と、その犯人として逮捕された当時15歳の少年「峰村帝」。
事件を追う中で幾度となくその名が登場する彼らは、一体ーーー?
アメーバブログでは連載打ち切り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 07:00:00
572179文字
会話率:31%
名探偵・神崎蓮司と高校生助手・桜井柚葉のコンビが、数々の難事件に挑むミステリーシリーズ。殺人、陰謀、国家機密——東京の闇に隠された真実を解き明かす。
シリーズの始まりは、渋谷で起きた音楽プロデューサーの殺害事件。被害者が残した謎のメロディ
を追ううちに、事件の背後に国家機密「EAGLE計画」の存在が浮かび上がる。メロディに暗号として隠された機密情報、消された音楽家、動き出す公安の影……。
やがて、神崎は国家レベルの陰謀に巻き込まれ、命を狙われる立場となる。柚葉と共に逃亡しながら真実を追う中、次々と現れる黒幕たち。
「この東京に、解けない謎はない。」
探偵としての誇りを胸に、神崎と柚葉は最後の決戦へと挑む——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 13:23:42
78581文字
会話率:43%
10年前。勇者パーティにより魔王が殺された。
そして魔王殺害事件から10年。再び魔王軍や魔族達が結集し人間達が住む王国を襲撃し勇者パーティ及び人間へ反撃をする。
最終更新:2024-12-31 18:16:35
6509文字
会話率:64%
ルームメイトたちが集まった部屋で、ある殺害事件が起きる。果たして、事件はどんな結末を迎えるのかー。
なろうラジオ大賞企画作品。
最終更新:2024-12-02 23:06:24
876文字
会話率:49%
語り手であるクニイチ(30歳位)は自分で私立探偵事務所を経営。開業医のダイゴ医師(50歳位)と共に、二人のコンビで、今までも、いくつかの事件を解決してきた。
今回の事件では、ダイゴ医師が、ここ1年間往診に行っていた、神野一樹という老病理
医(老後は大学をやめ、その街で検死官をしていた)が老衰でなくなったことにはじまった。
警察は、大きな問題にしなかったが、その神野一樹の亡くなった部屋から、今から1年前に殺人事件にまきこまれ死亡していた神野一樹の息子、神野次郎の指紋が数多く検出されたことに、ダイゴとクニイチは違和感を覚え、その理由について調査をはじめた。
既に死亡している者の指紋が、なぜそこに多数みつかったのか?それが最大の謎だった。
事件の捜査を追いながら、過去のダイゴとクニイチをめぐるエピソードがいくつか紹介される。
例えば、ふたりの出会いは、数年前、ダイゴがパリ旅行にいったときにさかのぼるが、この物語で、そのエピソードも語られる。
クニイチとダイゴは、1年前におきた神野次郎の殺害事件についてもみなおそていくうちに、1年前神野次郎を殺害した、フィリピン系日本人ヒロシ、の妻が、クニイチが思いをよせるアイちゃんであるということがわかった。
最後に、今回の神野一樹の死亡について(特に、部屋に検出された、1年前に死亡した息子、次郎の指紋について)、1年前の神野次郎の殺害事件についての、筋の通った見解が、示される。
それに伴い、アイちゃんに思いをよせるクニイチの心も揺れるのであった。
一方、ダイゴの方も、妻から離れ、新しい出会いがある。
この事件は、クニイチとダイゴ、それぞれの生活にも、影響を与えるものであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 12:14:27
94400文字
会話率:28%
――人が人を殺すことが出来ない世界で、勇者ミネルヴァはどうやって人を殺したのか?
人類が一丸となって魔物に立ち向かえるように。
初代王ラーボルトが全人類にかけた大魔法「人が人を殺せない魔法」にはそんな願いが込められている。
しがな
い冒険者アポロは魔物討伐に明け暮れる日々の中、最愛の友である勇者ミネルヴァが魔王を討伐して帰ってくるのを心待ちにしていた。
ある日、挙動不審な近衛騎士に呼ばれ、王城に足を運んだアポロ。
そこで待ち受けていたのは、王族を皆殺しにし、国王の脳髄を摂食するーー勇者ミネルヴァだった。
目の前の光景を信じることが出来ないアポロに、ミネルヴァは言った。
「勇者ミネルヴァによる王族殺害事件の真相を推理し、二日後の日没に披露してもらう。もしその推理が誤っていた場合、人類を皆殺しにする」
※ファンタジーでがっつり推理モノをやりたい、と思って書きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 00:01:46
85593文字
会話率:29%
(全七話です。)建暦のころ、京では奇妙な殺害事件が多発していた。誰も入り込めない寝所で、首を噛み切られて、朝、骸になって発見されるのだ。いかなるあやかし、オニの仕業かと京雀は慄きつつも囀っていた。そんなある日、京の少し外、六波羅にて少年がひ
とり人待ち顔で座っていた。その袖には首が一つ、ぶら下がっている。通りかかった町びとに、これは自分が退治してきた「飛首」の首だと磊落に言ってのけた。(『平家物語後奇譚』の世界軸ですが、単独で読めます。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 20:50:48
12409文字
会話率:52%
京都にある老舗旅館の三女が千葉の温泉旅館に嫁入りし、そこで起きた夫の殺害事件に関わる関係者による復讐劇の顛末を手短に。
京都弁で書いていますが、京都人ではないので違った言葉遣いになっている部分が多々あると思われます。
最終更新:2024-04-29 13:13:02
7723文字
会話率:0%
「アンジェリカ•レイテスト公爵令嬢! 婚約を破棄させてもらおう! 弟であるラファエル殺害疑惑がある! 貴様のような女を国母にするわけにはいかない!」
王宮のパーティーで、ダメーダヤ第1王子が突然婚約破棄を告げる。そして聖女メリーとの婚約を発
表した。
アンジェリカ嬢は、婚約破棄を受け入れて王宮を去った。
その後、アンジェリカの父である公爵が亡くなってしまう。公爵は遺言で、かつて知り合った冒険者の女性にラファエル殺害事件の再調査を依頼したのだ。
依頼を受けたアイラとリーンは、公爵の指示通り、王都歴史グルメツアーに参加する。観光や料理を楽しむが、なかなか事件の手がかりが見つからない。
そして事件は起こった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 23:11:29
83725文字
会話率:36%