紀元前11世紀の中国、殷王朝の時代。時の王・紂王は文武両道とうたわれた名君の誉れ高い人物だった。しかし、絶世の美女・妲己をその妃に迎えて以来、魂の抜殻のような状態になってしまう。実は妲己は邪心を持つ妖怪であり、誘惑術によって王を操り、仲間
の妖怪たちをも王宮に引き込んで贅沢三昧の日々を送っていた。
一方、はるか天空に浮かぶ仙人界・崑崙山の教主・元始天尊は、人間界が妲己の魔手により荒廃していくことを憂慮し、人間界・仙人界にまたがる「封神計画」を実行に移すこととし、その実行者として道士・姜子牙を任命する。
元始天尊は太公望に「封神計画」とは、悪しき地仙や仙人以上の力を持つ道士の魂を新たに創設する「神界」に封じこめる計画であるといい、姜子牙に宝貝・打神鞭と霊獣・四不象を与えた。かくして姜子牙は計画実行のため人間界におもむくことになり、次々と襲ってくる妖怪・仙人たちと戦うことになるのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 23:07:18
255206文字
会話率:34%
★ご報告★
【ヒストリアノベルズさまより、2020年2月15日に書籍化いたしました】
古代中国、殷王朝中後期。
王の妃でありながら、武器を取り、戦いに明け暮れた女性が実在した。
彼女の名は婦好(ふこう)。
婦好は女性でありながら、高い戦闘
能力と統率力をもつ英雄である。
このころ『文字』は王室の秘密だった。
十四歳の乙女サクは幼少より『文字』を学ぶ。
サクは『文字』を覚えた罪を問われて婦好軍に入隊する。
やがて婦好とサクは中華の命運を握る存在へ──。
古代文字誕生の秘密。そして、誰も語ることのなかった英雄譚。
◇…挿絵あり(自作しています)
◇同時代の戦記化の前例なし(国内商業作品含む)。いままで語られなかった時代の巾幗小説です。ありがたいことに、大河ドラマのよう、という感想をいただいています。
※マグネット版は毎話挿絵あり。なろう版は先行更新。
※不定期更新
※無断転載は固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 21:23:58
376658文字
会話率:35%
中国は商の時代。
暴君・辛王を打倒すべく、西国の雄・姫昌が決起。
反乱軍を率いるは金髪の軍師・ 姜子牙、またの名を太公望。
古代中華ヒロイック群像絵巻。
※演義ものとしてお楽しみください。
最終更新:2020-06-01 23:55:20
21885文字
会話率:23%
夏王朝の末期、桀王に献上された女性は傾国であった。暗愚な王は誅され、彼女もまた。
「待っていたぞ、我らが花嫁」
しかし界を渡った彼女の目の前に、四人の美丈夫が現れて。
戸惑う傾国の美女の、新たな人生が始まる。
「序」にイラストがあります。
切なく涙する(作者がぼろぼろ泣く)ハッピーエンド。
「異世界で四神と結婚しろと言われました」のスピンオフですが、遥か昔の物語です。(紀元前約1600年頃)
この話のみでお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-20 10:05:55
11828文字
会話率:39%
古代中国の夏王朝の時代、王と諸侯との話。
最終更新:2017-01-23 21:32:41
8635文字
会話率:67%