「呪文一言で江戸異世界へ。アニメ知識が命綱だ!」
佐藤悠斗は、21歳の冴えないアニメオタクだった。
ある夜、長ったらしい詠唱呪文を叫んでいたら、なぜか江戸時代そっくりの異世界に転移してしまった。
そこは徳川家光が偉そうに君臨する時代。
だ
が、この世界には魔法が存在し、陰陽術使いや妖術使いがウロウロしている。
転移早々、悠斗は家光の日光参詣を襲う豊臣残党の戦場に放り込まれた。
焦った彼は得意の南蛮妖術を繰り出し、「股間が痒くなる呪文」で敵も味方も無力化。
死人ゼロで戦いを終わらせ、呆れられつつも家光に褒められた。
「家臣になれ」と誘われたが、「お役所仕事は面倒臭い」と断り、代わりに金と小太刀をゲット。
「困ったら江戸城に来い」と言われ、悠斗の異世界ライフが始まった。
これから彼は、長くてくだらない詠唱呪文を武器に、壮大でバカバカしい事件を次々解決していく。
家光の偉そうな命令、護衛の困惑、敵の泣き言を巻き込みながら、自由気ままに生きる悠斗。
これは、江戸時代風異世界で繰り広げられる、ドタバタで笑える冒険譚だ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 20:00:00
93349文字
会話率:32%
文久三年。のちに幕末と呼ばれた時代。
幕府の呼びかけに応じて集結した浪士たちが、テロリズムに明け暮れる京都に乗り込んだ!
その名を“浪士組”
そこには、のちに“新選組”と名を変え、幕末の動乱を彩る男たちがいた。
水戸天狗党の残党、芹
沢鴨率いる新見錦、平間重助、平山五郎、野口健司。
江戸の小さな町道場試衛館からこの浪士組に身を投じた
近藤勇、土方歳三、沖田総司、井上源三郎、山南敬介、永倉新八、原田左之助、藤堂平助、斎藤一。
そして
利根法神流を操る天才女性剣士、中沢琴。
ある目的のため“男”として浪士組に潜入した琴は、
寺田屋事件の謎をめぐり、彼らと運命を交錯させる。
新選組創成期の逸話をベースに、脚色を加えまくった超不定期更新、幕末群像劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 07:00:00
974369文字
会話率:43%
魔法少女エリュシオンとして数多の敵を倒して来た天狼こりすは、自らの正体を知られてしまったことで親友を戦いに巻き込み、それを悔やんで魔法少女を引退した。 その後、引きこもりになっていたこりすだったが、後遺症に苦しむ親友を治すためにダンジョンへ
潜ることを決意。親友が学園長代理をしているダンジョン学園へと入学する。 そして入学初日、こりすはかつて自らが壊滅させた怪人組織残党に襲われ、再び魔法少女へと変身するハメになってしまう。怪人自体は瞬殺したものの、その復活劇はダンジョン配信によってしっかり世界へ拡散されてしまっていた。 最強魔法少女復活に沸くSNSに怯え、二度と変身しないと心に誓うこりす。だが、エリュシオンに敗北しダンジョンで雌伏の時を過ごす怪人達は、復活した宿敵を倒すべく既に動き出していた。 目立ちたくはないけれど、正義の心は止められない。怪人のリア凸に怯える最強魔法少女は今日もダンジョンで悪を断つ。 ※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 07:03:17
246961文字
会話率:41%
アセノヴグ大陸
その昔、邪竜神デモゴルゴが大陸を支配しようと目論見、大陸各地に眷属を送り込んだ。
それに抵抗する人々との戦乱が長きにわたり続いた。
人々もバンディカ帝国を中心とした精鋭を揃え抵抗を試みるも、
圧倒的な竜の力に人は次第に追
い詰められ、屈服するのも時間の問題と思われた時、
女神の使いが地上に現れ、勇敢な5人の若者に神器を与える。
神器の力は絶大で、各地の眷属の竜達は悉く倒されていった。
5人の若者は劣勢であった人々の希望となり反撃の狼煙となった。
やがて邪神竜の住む居城に5人の若者が一堂に会し、人の存亡をかけた決戦を挑む事となる。
長い戦いの末、邪竜神デモゴルゴの討伐を見事に果たす。
だが平和が訪れたのも束の間、大陸の各地では邪竜神配下の残党や、盗賊によって荒廃していた。
バンディカ帝国の皇帝は神器を持つ5人の若者を復興の旗印として、爵位と領地を与え大陸の各地を
治めさせた。
それから40年、5人の若者も年を取り、生を全うした者、後世に託した者、病で生を終えた者、
それぞれの生を全うし、世代が変わり、人々に戦乱から復興の兆しが見えてきた頃の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 06:00:00
282576文字
会話率:34%
『剣と魔法の星 アクアウェルト』
アクアウェルト——剣と魔法が支配する星。
この世界には無数のスキルが存在し、人々はそれを駆使して生きていた。
しかし、遥か昔——。
世界は魔王の手によって支配され、人族は魔族に家畜のように扱われ、疲弊し
ていった。
そんな絶望の中、一人の英雄が立ち上がる。
女神の祝福を受けた彼は、魔王と激戦の末に勝利し、人族を救い出した。
その名は——勇者ミジ。
彼の偉業は伝説となり、語り継がれていった。
だが、世界は再び混乱へと向かう。
かつての魔王は子孫を残していたのだ。
新たな魔王は、残された魔王軍の残党を統率し、新生魔王軍を結成。
再び世界をその手に収めようと動き始める——。
今、新たな戦いの幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 00:50:11
19013文字
会話率:42%
魔王討伐後、平和になった世界、その世界では魔物狩りが盛んになっており、ほとんどの魔物は絶滅。今では地底深くに住む魔物のみが生き残っていた。
だが、残っていた魔王軍の残党達が手を組み、新たな軍 魔神軍 を結成。魔神軍の力によって、再び世界は危
機にさらされてしまった。
ある街に住む少年 デーモン 彼は、悪魔の名を付けられ、街の子供から陰口を言われていた。
そんな日々が続くある日、友人のパッチンから勇者選別試験というものがあることを知る。
姉の言葉に背中を押され、試験へと向かうデーモン。
そしてその試験で、デーモンは勇者であることが判明する。
デーモンは戸惑っていたが、姉の言葉で決意が固まり、ついにデーモンは、魔神軍を倒すための旅に出ることになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 23:30:29
242987文字
会話率:28%
アストレリア――神々が創り、人族と魔族が果てなき抗争を繰り広げる大陸。
かつて、この地に“死神”の異名を取る最強の英雄ヘルメス・アークハイドがいた。
しかし最終決戦で姿を消し、今や大陸にその姿はない。
それでも世界は止まらない。
魔王ア
ル=ザラフの残党は蠢き、新たな脅威が次々と頭角を現す。
──そんな中、英雄を失った騎士団《国境なき騎士団》は空中分解寸前だった。
しかし、副官フォル・ロードウォールは諦めなかった。
「どちらに転んでも地獄なら、マシな方を選ばせてやる」
かつて恩人ヘルメスに救われた誓いを胸に、“紅の盾”として騎士団を再起へ導こうと奮起する。
伝説の大賢者ルーシーが唱える大魔術と、元気いっぱいの猫耳剣士マオが突っ走る最前線。
英雄なき世界で、彼らは何を掴むのか──?
これは、本編では描かれなかった“もうひとつの戦場”を描くスピンオフ。
仲間を失ってなお、誰もが望んだ平和を守るために立ち上がる者たちの、熱く切ない群像戦記がいま幕を開ける!
英雄不在の戦場で、紅き盾が世界を救う。
“死神”ではない、彼らが選ぶ「もうひとつの地獄」とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 22:44:31
6855文字
会話率:25%
平成を迎えることなく滅びた種族がいた――名を麒族(きぞく)という。
太古より、この世には二つの支配種族があった。
昼の覇者:人類。最初に火を灯し、最後に刃を振るった。
夜の帝王:麒族。最初に夜を統べ、最後に夢を見た。
人類が陽の下で耕し
、築き、増えゆくあいだ、
麒族は闇の中でそれをあざけり、狩り、喰らってきた。
夜は麒族のもの。
一歩でも踏み込めば影が動き、命が引き裂かれる――。
幾千幾万年もの間、人類は夜の恐怖を耐え忍んだ。
だが、人類はついに手に入れる。
電気という、史上最大の武器を。
街に明かりが灯り、世界から夜闇が消えた。
麒族の狩場は奪われ、彼らの命運は崩壊していく。
時に、昭和五十八年。
舞鶴学園の二年生・死ノ儀流一郎(しのぎ・りゅういちろう)。
彼は、麒族を討つ『攻類神道(こうるいしんとう)』の処刑人だ。
人類の支配を盤石にするため、夜の残党狩りに生きている。
本来なら、彼の手には麒族を屠る銘刀『鬼包丁』があるはずだった。
しかし、その刃はある因縁で封じられ、その業を奪われていた。
それでも彼は戦う。
人々に夜の安寧を捧げるために。
そんな時に現れたひとりの少女――時女宵子(ときめ・よいこ)。
彼女は、封じられた銘刀『鬼包丁』を打つ刀匠の娘。
人類の刃を鍛える者の血を引く、運命に呪われし者だった。
今、流一郎と宵子は出逢う。
戦いは新たな地平へと踏み出すのだった――。
月は照らす、誰にも読まれぬ昭和の遺言を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 13:04:50
126561文字
会話率:41%
停滞した前線
兵士達はお互いにやる気が無く、決まった時間に撃ち合うだけの平和な場所
しかし、関係ないC国が空爆目標を間違えた
食当(食事当番)だった主人公a
空爆から逃げて目の前で動けなくなったB国戦車
銃も持たずフライパン片手に飛び乗る
顔を出した乗組員bと牽制しあっていると近くに爆撃
……
意識が戻ると戦車の外からは残党狩りの声が聞こえる
A国でもB国でも無い言葉 C国だ
銃声と悲鳴が響く
戦車内のaとbは争っている場合では無い
この状況をどうやって抜け出すのか
b「お前フライパン持ってるな コックになれ」
……
「目玉焼きを調理したのは誰だ!」
食堂テントに怒号が響く
「目玉焼きにはウスターソースだろ!なぜ塩なんだ!」
-C国では伝統的にソースが使われる
建国者が故郷で近くに居たという「食い倒れてる人」から聞いたレシピ
建国者は帝国暦1985年ー天下の台所近郊の川から急に現れたという-
「それを調理したのはこの前の捕虜です」
……
■この作品書きたかったのでアカウント作成
文芸部でも無く初書き物なため、忌憚のないご意見をお聞かせください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 21:24:05
1537文字
会話率:53%
ドイツの銀行で強盗事件が発生する。ひとりの男が生き残る。
数十年後、ベルリンの大学。ゲーム好きな女学生の主人公が、学内の映画製作グループに勧誘される。
同時期、エルベ川沿いのホテル。映画ファンの女性刑事が、犯罪小説に詳しい男と出会う。
ふた
たび、ベルリンの大学。警備員として大学に勤める男が、主人公に接触する。
主に、以上の人物の関係と、ベルリンで起きる連続猟奇殺人事件、ナチスの残党が起ち上げた秘密結社内の暗闘が描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 04:19:47
4930文字
会話率:35%
スキル「神経侵犯」を得て、異世界に召喚されたサブカル探偵:天野川遊理。
召喚師の父を持ち、魔術の痕跡が視える令嬢:カトリーヌ・フロスト。
運命の悪戯で巡り合った2人の少女は、探偵と助手の契約を交わす。
遊理は自分が殺された惨劇の真相を暴く
ため。
カトリーヌは父にかけられた呪いを解くため。
旅に出た2人の行く手を阻む、超自然的(ファンタジー)な事件の数々。王族暗殺を狙う革命連合、暗躍する魔王軍残党。賢者率いる執行機関に、散り散りとなった伝説の勇者一行。それぞれの思惑が重なり合い、事態は王国を揺るがす陰謀へと繫がってゆく……。
謎を解いても死んだら終わり。智略を巡らせ場を制し、剣と魔法の脅威に立ち向かえ!
少女たちの「命懸けの探偵活動」を描く、異世界バトルミステリ、ここに開幕!!
★本作品は、章単位での公開を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 19:19:36
112077文字
会話率:39%
高校生の海老原幸助は虐められた末に自殺するが、そこに女神が現れる。「腐った大人達のせいで貴方の自殺に意味はない。」「貴方の虐めをどうにかする為に動いていた子がいた。」「それなのに貴方は死んだ。」「でも、異世界の魔王を倒せばもう一回生き返らせ
てあげる。」
悪質な女神にまんまと騙され、異世界で散々な思いをしながらも、数年かけて魔王を倒した幸助は、ようやく元の世界へと帰還した。だが、異世界で得た魔法や肉体はそのままに、新たに《転生》した事で、最強になってしまった!次こそは目立たないように暮らしたいが、余りある力の制御を間違え次々とうっかり色んなミスをやらかしてしまう!これじゃあどうしても目立ってしまう!!更にかつての仲間たちや魔王軍の残党が現れ、せっかく手に入れた日常が再び非日常へと変わっていく。これは異世界を救った少年の後日談でもあり、叙事詩である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 22:57:04
542608文字
会話率:38%
勇者ルースが魔王を倒した。
魔王に捕らえられていた姫マーリンも無事救出。
世界に平和が訪れたのだった……。
それから5年後、ルースはニートになっていた!!
険しく苦しい冒険の反動で、もう二度と勇者には戻らないと固く誓うルース。
例え妹か
ら小言を言われようが関係ない。
ダラダラ過ごす。残りの余生はダラダラ過ごす!!
一度は世界を救ったのだから、あとはみんなで頑張ってくれ。
何があろうと勇者には戻らないし、絶対に成り上がったりしない!!
などと決意する裏で、勇者に助けられた姫マーリンは苦悩していた。
腐敗した王族貴族、重税に苦しむ民、活発になってきた魔物の残党。
しかし自分ではどうすることもできない。
だがあの、あの聡明で優しく強い勇者様なら、きっとなんとかしてくれる。
ていうか単純に見つけ出して旦那様にしたい!!
一目惚れしてしまったあのお方、とことん成り上がらせて国のトップにし、夜はイチャイチャしまくりたい!!
絶対に成り上がりたくない元勇者。
絶対に成り上がらせたい姫騎士。
見つかりたくない。
見つけたい。
ニートでいたい。
国を導いてほしい。
相反する二人の戦いが、はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 16:55:11
23873文字
会話率:44%
ルーメリア有史上類を見ない反乱とされる「花月の乱」
大陸の覇者ルーメリア帝国が、まだルルメラルアという名の王国であった時代、
数多くの将兵、時の実力者、王位継承権者までも失わせたこの反乱は、
「桜花」と「三日月」を紋章とする、二つの亡国の
残党による反乱であった
…と歴史は記す。
反乱軍を率いた両王国の王女たちは戦いの中に倒れるが、
その意志を引き継いだとされるのは、若い女性たちによる兵団組織であった。
花の剣士 フローレン
月の歌姫 アルテミシア
二人の美しき冒険者に率いられ「花月兵団」と称された この反乱軍に属するのは、
女兵士、村娘、妖精、といった 戦乱の時代に翻弄された 数多くの女性たち。
賊に|拐《かどわ》かされ、居場所を追われ、陰謀に巻込まれた 彼女たちは やがて救われ、
運命を共に 支え合い、生きる意味を得、戦いに身を投じてゆく。
そして…
彼女たちの勇姿を何度も夢で見る、平和な都の女学生リルフィーユ
戦い続ける花と月の乙女たちに魅せられた彼女は、
帝国史上 逆賊とされた「花月兵団」と「花月の乱」に纏(まつ)わる歴史の真実を追い続ける。
花と月の髪色を合わせ持つ 麗しの女学生が、歴史の真相に迫る時、
この世界の歴史は大きく動き始める…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 09:19:04
905953文字
会話率:18%
あらすじ
魔王を倒し世界が平和になった一方で、魔王軍の残党が魔王を復活させるために世界各地で暗躍、
それに気付いたダレス国王は、勇者達に魔王軍の残党狩りを命じ、勇者達は再び旅に出る。
その頃、名前のない小さな村に住むバザンは
今日も無気
力な1日を過ごしていた。
いつもの酒場に入り浸り、朝っぱらから酒を
飲んでいたら、咄嗟荒くれ者の集団が入ってくると
テーブルにドカッと陣取り亭主を呼ぶ
「おい、親父」
「はい、なんでしょうか?」
カウンターから店の亭主が近づくと、
荒くれ者のリーダーらしき男が布袋に手を突っ込み、
無造作に掴んでテーブルに置く、
金の硬貨20枚が散らばる。
「金貨20枚…なんで、あんなに金持ってんだよ」
バザンは、
テーブルに置いた自分の財布を恨めしく思った。
「爺さん、この店を貸し切ってもいいか?足りないなら、あと10枚だしてもいいが」
さっきまで怯えていた態度が、
ニコニコしながらゴマをする。
「いえいえ、大丈夫です。おいバザン」
亭主がテーブルに近づくと、
目と鼻の先まで顔を近づけると
「今日はこの人達が1日貸し切りにする、だから出ていけ」
「ちょっと待て、俺はここの常連だぞ」
荒くれ者の1人がバザンに近づくと
「兄ちゃん悪いけど、早く出ていってくれないかな?」
バザンは視線を下に向けると、
荒くれ者は右手にマチューテを持っていた。
や…やばいぞ…こいつらは、バザンは「わかったわかった。でていくよ」
飲みかけのウィスキーを一口で飲み干すと、
急いで店を出ると、後ろを振り返らずに一心不乱に家に帰った。
なんでアイツラはあんなに金を持っているのか
気になり、明日またここへ来ようとバザンは
心に決めた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-09 09:18:12
4492文字
会話率:31%
※「カクヨム」に同じタイトルありますが、
こちらは未作成含めたプロット全てを再構成して、サクッと読みやすくしています。
「呪われた右手で、運命を焼き尽くす」
カルホハン帝国の第二皇女として生まれたアリア。
自国の残酷な実験により右手に
火の元素を宿す"呪い"を受け、帝国崩壊後は流浪の旅人となった。
姉様のような上品さを装いながら、本当の自分を隠して生きる彼女の前に、妹を救おうとする青年ケアド、風の元素を宿す幼馴染のソニル、そして復活を図るカルホハン帝国の残党が立ちはだかる。
呪いと呼ばれた力を祝福に変え、新たな家族と共に歩む少女の物語。
四大元素の力が交錯する世界で、アリアは自らの運命を切り開いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 00:27:10
36813文字
会話率:41%
4年前、突然のゾンビパンデミックにより、人々の日常は崩壊した。
人が消え、ゾンビが蔓延る街で、ザグは一人で生き延びていた。何の理由もなく、ただ毎日ゾンビと戦い、束の間の快感を味わっていた。一向に心が満たされない彼は、死に場所を求めていたが、
大切な者から受け取ってしまった祈りに縛られ、孤独になっても生き続けるしかなかった。
そんなザグが出会ったのは、冷静で常に準備万端な軍人の青年、ニコ。彼もザグと同じように、過去に起こった悲劇により、孤独を感じながら虚しく生きていた。対話をし、心を通わせ、共に戦っているうちに、二人の中の空白は徐々に埋まっていく。
そしてザグは、生きる理由と呼べるものを見つけ出し、ニコと二人で旅に出るのだった。パンデミックを引き起こした製薬会社の残党による新たなバイオテロを食い止め、この壊れた世界に残された人々を救う為の旅に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 17:23:05
184761文字
会話率:31%
日本橋田所町の廻船問屋亀甲屋の裏長屋に、香具師の元締め藤吉が住んでいた。藤吉には一人息子藤五郎がいた。藤五郎は幼い時に母を病で亡くした。母は亀甲屋の娘だった。藤五郎は父の商いを見ながら亀甲屋の祖母に可愛がられて育った。
その後、藤五郎の
父藤吉は幼い娘を連れた女を後妻にした。連れ娘は藤五郎より年下だった。藤五郎の父はこの連れ娘の行く末を思って養女にしなかったため、藤五郎はこの娘を義妹と呼んだことはなかった。
藤五郎の父が亡くなると、後妻は父の遺言に従って遺産を受けとり、娘をつれて藤五郎の元を去った。
その後、娘は吉次郎を生んで母になった。母は自分の素性をありのままに語り、吉次郎に、藤五郎は伯父のような存在だ、と話して聞かせた。
父が他界すると藤五郎は香具師の元締の跡目を継いだ。そして廻船問屋亀甲屋を継いだ。藤五郎は廻船問屋の商いをはじめた。藤五郎は日本橋田所町の廻船問屋亀甲屋の主で日本橋界隈の裏世界を牛耳る香具師の元締にのし上がった。
金しか興味が無かった藤五郎だが、吉次郎が新大坂町に廻船問屋吉田屋を開いたと挨拶に来ると、香具師の元締と亀甲屋の跡継ぎを気にしだした、そして、藤五郎の父藤吉の遠縁に当る押上村のお藤を養女にした。
藤五郎は阿片の抜け荷を働いた。そして、阿片を菓子折に偲ばせて江戸市中の大名屋敷へ商った。この事がバレそうになったので、阿片の売人、小舟町の山形屋吉右衛門と大八車引きの六助を殺害したため、鎌鼬に斬殺された。
その後、香具師の藤五郎の跡目争いで新大坂町の廻船問屋吉田屋吉次郎が名乗りを上げるが、あくどい商いと隅田村の百姓の世話人弥助斬殺の咎で処刑される。
その後香具師の藤五郎の跡目を狙って吉次郎一家の残党、福助一味が暗躍する。福助は刺客を雇って、藤五郎の養女、押上村のお藤一味が次々に斬殺するが、お藤一味の協力で福助一味は町方に捕縛される。福助は死罪、一味の香具師は島流しの沙汰が下った。福助一味に潜入していたお藤一味の香具師はお咎め無しになった。
その後。御上は、香具師世界の出来事を逐一報告することを条件に、日本橋の香具師の元締だった亡き藤五郎の跡目を、藤五郎の養女のお藤が継ぐことを認めた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-05 08:00:00
62769文字
会話率:35%
日本橋界隈に辻斬りが横行した。被害者は亡き藤五郎と縁の者たちだ。日本橋の香具師の縄張りは、吉次郎一家の残党、福助一味が握っている。
葉月(八月)。五人目の被害者がでた後、三人の刺客が何者かに刺殺された。町方も藤五郎一味も、辻斬りは縄張り
を拡げようとする、福助の仕業と推察されたが確証は無い。
福助一味に潜入している、藤五郎一味の香具師によれば、福助が刺客を雇って辻斬りをやらせていたと判明したが、潜入している香具師は福助から、用心棒を探せ、と命じられていただけで、刺客が何者かに刺殺されたため、福助が刺客に辻斬りを命じた確証はなかった。
潜入している香具師は新たに用心棒を雇うように命じられた。
これら、江戸の事件は、今は亡き藤五郎一味の香具師を通じて、逐一、隅田村のお藤に伝えられて、特使探索方の上司、勘定吟味役荻原重秀に伝えられていた。荻原重秀が『騒ぎを起こしてはならぬ』と指示を受けていた藤五郎一味の元締の又三郎は、これまでの事を、聞きこみに現れた町方に話すよう、仲間の香具師の元締たちにいいふくめた。
町方の聞きこみで、福助が刺客を雇おうとしていると知った特使探索方の唐十郎は、剣術指南の教え子、水戸徳川家下屋敷の留守居役後藤伊織と特使探索方の佐近とともに、刺客を請け負う振りをして福助に近づき、取り潰しになった吉田屋で福助から殺しの依頼を受けた。
福助が殺しの指示を口にしたとたん、吉田屋の外で待機していた与力の藤堂八郎率いる町方が吉田屋に踏みいって福助とその一味を捕縛した。
福助は死罪、一味の香具師は島流しの沙汰が下った。潜入していた香具師はお咎め無しになった。
その後。御上は、香具師世界の出来事を逐一報告することを条件に、日本橋の香具師の元締だった亡き藤五郎の跡目を、隅田村の仁藤屋のお藤が継ぐことを認めた。
唐十郎は両国橋西詰めの担い屋台を訪れた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-24 13:42:27
26875文字
会話率:39%
世界制覇を企てる宗教結社「黙示協議会アポカリプス」は、人類防衛機構によって滅ぼされた。
しかし、組織は滅んでも、その悪意はまだ潰えていなかった。
堺県内に設立された、一風変わった教育方針を掲げる学習塾「目進塾」。
それは、在家信者の残党が教
団再建の足掛かりとして設立した、恐怖の洗脳学習塾だった。
人類防衛機構にその陰謀を見破られたアポカリプス残党は、洗脳予定の塾生達を人質にスクールバスで逃走を企てる。
それを追うは、我等が人類防衛機構の防人乙女達。
しかし彼女達の前には、アポカリプスの凶悪な生物兵器である審判獣が群れを成して立ち塞がっているのだった…
(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。フィクションと現実を分けて考えて下さい。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 07:55:11
78088文字
会話率:26%
堺県立御子柴高校通常教室棟の屋上で、吹田千里達が粕汁を食べていた昼休み。
そんな貸切状態の屋上スペースに姿を現わして、奇怪な噂話を語る一般生徒。
それは、千里達に新たな戦いの幕開けを告げるメッセンジャーだった。
夜な夜な、堺県第2支
局管轄地域を徘徊する、牛の頭に人間の身体を兼ね備えた怪物がいるらしい。この怪物の角に刺された人間は、怪物の仲間入りをしてしまうのだ…
単なる都市伝説との見方を捨てきれなかったものの、一般生徒の相談した噂話を、とりあえず支局に報告し、家路についた千里達。
ところが、都市伝説を裏付けるかのような話を家族や特命警務隊から聞かされた千里達は、自分達の日常が邪悪な陰謀に蝕まれつつある事を実感する。
夜の帳に包まれた、堺泉北工業地帯の石油化学コンビナート。
そこに、巡回パトロール中の千里達が駆けつけた時、千里達は滅ぼしたはずの狂信者達の残党との対面を余儀無くされる。
戦え、防人の乙女達よ!
今こそ3年前の戦いに真の終止符を打ち、自らの信じる正義と友情を示すのだ!
(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。フィクションと現実を分けて考えて下さい。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 06:18:50
84815文字
会話率:27%
徳川政権の残党が再び権力の座に返り咲いた後、日本に暗雲が立ち込めている。旧体制の残党が率いる新政府は、日本の伝統文化のあらゆる痕跡を根絶やしにすることを使命としている。剣術、柔術、その他の古の武術の道場が次々と閉鎖に追い込まれ、師匠たちや生
徒たちは逮捕、投獄、さらには処刑の脅威に怯えている。服従を拒む者たちは「浪人」と呼ばれ、新体制が完全に根絶しようとしている生き様の残火に縋っている。
しかし、東京の谷中地区の静かな通りの中に、唯一の抵抗の灯が残されている。由緒ある柳生道場が、若き支配人、柳生泰助の監視の下で存続し続けているのだ。17歳の泰助は、故師匠の遺産を背負い、政府の弾圧にも屈することなく、道場の伝統と教えを堅持し続けている。正式な生徒がいない中、泰助は道場の古き設備と施設を完璧な状態に保つべく、日々熱心に世話をしている。一人で剣の型と形を繰り返し、いつ呼び出されるかもしれない時に備えて技を磨き続けているのだ。
発見と報復の脅威が、泰助の頭上に重くのしかかっている。当局は絶え間なく警戒を強め、残された抵抗拠点を一つ残らず根絶するべく、探査員を送り込んでいる。泰助は、いずれ柳生道場が標的にされるのは時間の問題だと知っている。そして、道場の存続を確保するために、最も困難な選択を迫られることになるだろう。泰助の揺るぎない決意と武術の腕前が、道場とその遺産を守り抜くことができるだろうか。それとも、新体制の容赦ない圧力が、若き武人に勝利を許すのだろうか。柳生道場の運命、そして恐らくは日本の伝統芸術の未来が、泰助の肩にかかっているのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 06:58:13
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会話率:30%