桜の盛りにはまだ早いのに花月のつごもりをお花見の日にしていた西田の会社は、桜の枝がつぼみばかりでもやっぱり酒を飲む、酒を飲む。いつの間にかお隣さんもできていた。が、シートをがさがさ言わせて宴会の準備をするお隣さんはたぬきだった。しかもみごと
に人語をしゃべるのだ。
*「monogatary.com」というお題で小説を書くサイトにもアップしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 19:09:22
5366文字
会話率:46%
桜の枝は人を結ぶかもね……?
最終更新:2024-03-23 01:12:06
2095文字
会話率:66%
まだ肌寒い日のこと。桜の枝を見上げ、学生時代の恋を思い出す。それは、春雷のような恋でした――
最終更新:2024-02-04 21:33:22
1176文字
会話率:13%
希は幼い時から樹齢数百の桜の下で満開になった時だけに出会う少女がいたがそれはこの木に祀られた神「桜姫」であった。
しかし、その姿は希にしか見えなくなった。
その桜の木は弱っており、台風で幹の大部分が折れてしまい地主さんは伐採する事にしたが
作業中に故障おこったりや天候が悪化し作業がで着ないまま冬を迎え作業は中止となった。
そして、再びは春になりわずかに残った桜の枝は花をつけたが満開なったのであったのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 23:57:01
3529文字
会話率:29%
鎌倉時代末期の京、日野資朝《ひのすけとも》は帝の蔵人(秘書)になりたての24歳で、在位の君(天皇)からクビを言い渡される。2歳年上の東宮(皇太子)に拾われて才覚を発揮した結果、権力者が集まる紫宸殿《ししんでん》の宴会へ随行することに。しかし
そこで東宮からのやんごとなき悩み事を聞かされる。それは左近桜の枝を折って盗んだ人物が居たというもの。どうやら左近桜の枝を折ることは大罪らしく、これを帝が知ればタダでは済まないそうだ。資朝は東宮の頼みで犯人探しを行うが、宴の席で人目を盗んで桜を手折るのは難しく、人目を遮る死角も無い。宴から帰る人を見張ると、桜の枝を持った3人が現れる。彼らを引き留めるも、全員が自分は犯人ではないと主張した。いったい誰がどうやって桜を盗んだのだろうか。答えが分からず日が暮れて、3人を帰した資朝は、宮廷一の変わり者と噂される月影さまを東宮に紹介される。東宮の子を身籠る月影さまは御簾の向こうで『推理』とやらを披露し始めて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 07:00:00
29623文字
会話率:52%
紫堂建人は、スイーツ目的に訪れた店で、桜の枝が折れているのを見つける。
そして、徐ろに誰も得しない謎解きを始めてしまう。
最終更新:2022-05-11 21:31:11
2307文字
会話率:45%
京大農学部の男女3人ずつの仲良しグループが、3月下旬、南紀勝浦にお花見旅行に出かけた。その結果、吉野は行方不明、支倉は退学、残った4人は警察に呼ばれ疑われた。主人公深山佐保(みやまさほ)は旅行をきっかけにグループ内の大島稔(おおしまみのる)
と付き合い始め同棲するが、旅行の1年後、大島宛に不思議なものが送り付けられるようになった。宅急便や茶封筒の中身は桜の枝ばかり。黒いリボンで結びつけられた2本の枝は、呪いなのか。大島が吉野の失踪原因か。佐保は大島の手助けをしてしまったのか。桜は不幸を呼ぶのか幸せをもたらすのか。
専門分野の話が多いです。読者に推理してもらうのではなく、謎が解けていく過程を楽しんでもらうほうのミステリーです。
*この物語はフィクションであり、名前の似通った実在の大学、研究機関とは関係ありません。
**2018年に発見された桜の新品種クマノザクラの事例を参考にしていますが、こちらは全く架空のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 21:00:00
45792文字
会話率:44%
映研の脚本担当である水口舞は、同じく演劇部で脚本を書いている岡崎里美から「黒歴史を葬りたいから見届け人になって欲しい」と頼まれる。
里美は後進に道を譲るにあたり、創作ノートを灰にして記念樹の下に埋めようと考えていたのだ。
承知した
舞は、里美と共に節分の夜に記念樹「大高桜」へと向かうが、里美に近付く『覆面の怪人』に気付く。
舞の機転で覆面男は逃走するが、なぜか里美は「騒ぎにしたくないから」と覆面男の存在を隠そうとする。
納得できない舞は翌日、密かな片思いの相手でもある映研の客演女優で頭脳明晰・学園準ミスの岸峰純子へ鬱憤をぶちまけようと生物部室へ向かうが、目当ての純子は不在で、居たのは平凡・愚物を絵に描いたようなモブキャラ片山修一ひとりだけ。
しかも片山は純子に、早咲き桜の豆知識を偉そうに仄めかすばかりの役立たず。
しかし生物部室に戻って来た純子が会話に加わると、片山の蘊蓄は実は意味が有る事だったというのが分かってくる。
かくして舞・純子・片山の「覆面男の正体」を巡る三つ巴の推理合戦が始まった。
だが舞は、片山によって次第に追い詰めれれて行く自分に愕然とするのだった……
さて、この作品には『依頼者』・『被害者』・『探偵』・『犯人』が存在するのは当然として
『依頼者は被害者』 『依頼者は探偵』 『依頼者は犯人』 『被害者は探偵』 『被害者は犯人』 『探偵が犯人』と立場が頻繁に入れ替わります。
アンフェアに思われるかもしれませんが、レトリックに幻惑されることなく『覆面男の正体』を推理してみて下さい。
なお仄かにではありますがガールズラブ要素を内包しておりますので、Rー15指定とさせていただきます。
多少なりともお楽しみいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 16:37:26
38579文字
会話率:48%
「一葉、一緒に住まないか。」それは3年前の春。そしてその年のある夏の日、僕が仕事から帰宅すると彼女は大量の睡眠薬を飲んで自殺していた。そう、今も住んでいるこの部屋で----。遺書も、自殺を仄めかすメモや僕との不仲を匂わせるやり取りも何も無い
まま事件性は無いとして警察は自殺で処理したのである。僕の知らないグラスがテーブルに在ったにも関わらず。そして僕は明日から新しい彼女、小坂 莉子のアパートで一緒に暮らす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 06:00:00
8940文字
会話率:24%
桜の季節になると「僕」は思い出す。一年前に出会った後輩と一人の殺人犯を。桜の樹の下で首に桜の枝を突き立てる血桜事件に巻き込まれた「僕」は犯人を考えます。
最終更新:2022-04-18 07:05:32
12376文字
会話率:35%
帰り道に通りがかった校門の、満開の桜を見て思いついた詩です。
最終更新:2022-04-01 19:59:11
250文字
会話率:0%
春はバスの1番前で桜並木が近づいてくるのを見るのが好きです。
なぜかまだまだ咲きそうにもない桜の枝がピンク色をまとっているように見えるので。
最終更新:2022-03-13 03:16:22
588文字
会話率:0%
桜が世界を滅ぼす。
唐突に判明した不可思議な事象により、世界中の桜は伐採されることになった。 主人公である「僕」が住む町の桜も、当然切り倒されることになる。
伐採作業が行われたある日、「僕」はつぼみのまま切られてしまった桜の枝をかわい
そうに思い、こっそりと持ち帰ることにした。 翌日「僕」は、桜の花の上で眠る小さな少女を見つける。彼女は無邪気な顔で、人工物をたいらげてみせるのだった。
たとえ世界が滅ぶことになったとしても、彼女の側にいたい。そう決めた僕は、彼女を自宅に匿うことにして……。 寂しがりやな「僕」と無垢な「さくら」が織り成す恋物語。
この作品は、天界音楽さま主催のメリバ企画「#二人だけの閉じた世界」に参加しております。
イラストは、あっきコタロウさまのフリーイラストをお借りしております。
この作品は、エブリスタ及びアルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 23:10:12
4206文字
会話率:25%
ある小学校の、桜の枝が剪定される話。
即興小説リメイク作品(お題:子供の春 制限時間:1時間)
リメイク前初出 2020/03/23
この作品は(pixiv/note/アルファポリス)にも掲載しています。
最終更新:2020-07-08 02:43:32
2774文字
会話率:39%
※この作品はニコニコ動画のブロマガにも掲載しております。
ツイッターの小説お題メーカーから拝借したテーマから書いた短編です。
今回は三題噺、「夢・断髪・桜の下」を文中に使った作品、がお題です。
あらすじ:お花見で賑わう広場でしたが
、お祭りムードが一転。桜の下から大量の毛髪が見つかったようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-27 01:00:00
3964文字
会話率:10%
この春、男の腕に桜の枝が生えた。
これは男と桜の枝の奇妙な共同生活の話である。
最終更新:2017-04-20 23:13:04
6016文字
会話率:6%
桜玉葉は王宮料理人の17歳。ある日いつものように夜食を作っていたら、桜の枝を持った美青年が現れた。
夜食のうどんのかわりに桜をもらった玉葉だが、なんとその桜は受け取った者を問答無用で花嫁にする、呪われた、いや国宝「玲紀桜」だった!
バレな
いように一年花嫁をやることになった玉葉だが……。
鯉は捌けますが恋はしたことありません! 期間限定花嫁生活スタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 00:13:19
83626文字
会話率:60%
「私は、桜になりとうございます」
そう言い残し死んでいった女を、男は桜の森に埋める。そして彼女が遺した言葉の通りに、その上に手折った異界の桜の枝を立てた。
桜の森の中で、季節外れに咲くある一本の桜木を巡る、過去と現代の物語。
最終更新:2015-03-28 20:49:11
5993文字
会話率:22%
桜の枝で揺れる、何かの事。
最終更新:2015-01-25 19:51:28
1576文字
会話率:0%
------どうせ同じだろう?
幼い頃のある事件により、彼の心は止まった。東鬼の名門一家の一つ、千桜家の四男である千桜凪はその日も桜の枝から空を見ていた。そんな時、父から言われた一言で彼の運命は大きく変わる。
心を忘れた青年とひと
りぼっち姫の純愛ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-25 07:53:33
4817文字
会話率:44%