Cherry Lamentso(チェリーラメントーソ)〜君と桜が散る日まで〜
【あらすじ】
僕は雨の日に桜の木の下で藍原と出会い一目惚れする。傘を貸してあげた僕は帰り道に君の余命を知る。
桜灰病(おうばいびょう)にかかってしまった君
は来年の桜が散るとともに身体が崩れて灰になるらしい。
治療法が確立されていない中、僕は君の余命をどうにか伸ばせないか考える。僕が延命方法を模索する間にも、桜の時期は刻一刻と迫っていた。
僕らは残りの時間を大切にしようという考えに変わる。そして、半年ほどの間、たくさんの思い出を作った。
そして4月になり君の横の桜が散っていく。この桜の木の下は君と出会った場所だ。君がここが良いと言ったのだ。
「灰になっても好きでいてね」
そんな言葉を遺してこの世を去った。僕は涙を流しながら君の足元に残った灰を集めて瓶に詰めた―――
〜桜灰病にかかった君と僕の切ない余命物語〜
【キャラクター】
・渋川 瑛人(えいと)……15歳。高校1年生。軽音部。中学の時、ギターがうますぎると日本中で話題に。
・藍原 咲愛(さくあ)……瑛人と同い年。美術部。桜灰病にかかり、来年の桜が散る時期に崩れて灰になるという。入学して間もない頃、傘を貸してくれた瑛人に一目惚れをする。全国のコンクールに何度も入賞するほど絵が得意。
・山田 王雅(おうが)……瑛人のクラスメイト。サッカー部に所属している。学校中でイケメンと噂されている。咲愛の事が好きでアタックするも空回りしている。
・早乙女 莉瑠(りる)……瑛人に片思いする。放課後にいつも瑛人のギターの音色を聴きに行くほど好き。
・田中 冥逢(めいあ)……瑛人の所属する軽音部の唯一の同級生。ベース担当。瑛人を慕い、いつも瑛人の横にいる。
良ければ、ブクマ・評価よろしくお願いします
※この作品は「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 12:30:12
5442文字
会話率:44%
事故によって記憶を失った高校生・菊井優斗。
手がかりは、ポケットに残された一枚の写真――満開の桜の木の下で笑う家族。
自分が誰で、どんな人生を歩んできたのかもわからない中で、彼は静かに再生の一歩を踏み出す。
やがて病院で出会ったのは、車椅
子の少女・神田ゆり。
彼女もまた、心に深い傷を抱えていた。
二人は病院の中庭で少しずつ言葉を交わし、やがて小さな絆を育んでいく。
やがて退院し、日常へと戻っていく中で、ふたりはそれぞれの「過去」と「家族」に向き合うことになる。
記憶の断片、途切れた想い、届かぬ願い――
春の風が吹く桜の街で、ふたりはそれでも前を向いて、歩き出そうとする。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-28 03:53:23
38158文字
会話率:28%
美しさを理由に後宮へ召された凛花《りんか》は、咲かぬまま三十年を過ごす「夜明け桜」の番を命じられる。
ある夜、桜の木の下で、仮面をつけた青年と出会う。名も素性も明かさぬ彼との密やかな語らいの中、凛花の心は揺らいでいき――。
孤独だった少女の
心は、静かに、確かに芽吹きはじめる。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 13:47:45
14284文字
会話率:27%
あらすじ
まだ幼稚園児だった頃、隣の家の同じ年の女の子と約束をした。
けども、その女の子は引っ越してしまい、約束を果たせなかった。
それでも、彼は約束を守るため、毎年、毎年、その子が来るのを待った。
そう、毎年だ。
桜の木、当
時は若木だった桜も、今では立派に成長し、地元の名桜となった。
桜は大志を果たしたのだろう。
彼も、もう彼女が来ないことに気づく。
それでも、一度、始めてしまった習慣をやめることはできない。
だから、彼は、今日もその桜の木の下で彼女を待つのだった。
そして、100年が経過する。もう、顔も皺くしゃで、腰も曲がっている。
――――
アポカリプスホテルっていうアニメが放映中ですが、その1話を見ていて、ふと、急に思いついた作品です。
真面目系の物語です。
全10話、数日中に全話アップロードすると思います。
カクヨムでも同じ作品を掲載してますが、若干内容が違います。
こちらの方が長いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:06:27
14581文字
会話率:6%
何者でもなかった大学生・風真爽(かざま そう)は、
春の日に桜の木の下で、異世界へと迷い込む。
出会ったのは、白い髪の少女と、風のように気まぐれな世界。
やる気のなかった自分が、誰かのために剣を取る。
これは、“約束”から始まる、風と
桜の異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 13:01:11
6940文字
会話率:37%
立花ヒナはタイムリープの能力を持ちながら普通の学校生活を送っていた。春の季節、桜の木の下で女の子と出会う。そこから動き出す物語。
最終更新:2025-06-12 21:15:26
117179文字
会話率:45%
かつて交わした“再会の約束”を胸に、老いた男は春になると桜の木の下に通い続けていた。
時の流れに取り残されたようなその習慣は、やがて周囲の風景に溶け込み、誰も気に留めることはなくなる。
だがある春の日、舞い散る花弁のなかで、彼は“彼女に似た
誰か”と出会う。
幻のようなその瞬間は、忘れていた記憶と想いを静かに揺り起こし、彼の人生にひとつの答えをもたらしてゆく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 01:51:49
5869文字
会話率:23%
2025年の東京で疲弊する会社員・佐藤悠斗は、路地裏の古い神社で不思議な光に飲み込まれ、享保年間の江戸時代へと飛ばされる。そこで出会ったのは、下級武士の娘・さくら。彼女の凛とした強さと純粋な笑顔に、悠斗の心は初めて温もりを覚える。現代の知識
を活かし、さくらの家に身を寄せ、奉行所の仕事に携わる日々の中で、二人は深い愛で結ばれる。しかし、タイムループの不安定な力は、悠斗を現代へと引き戻す兆候を見せ始める。桜の木の下で永遠を誓った二人に、運命は残酷な試練を突きつける――。現代に戻った悠斗は、さくらとの記憶を失い、胸に空いた空白を抱えて生きる。古書に記されたさくらの記録と、毎夜見る桜の夢だけが、彼を過去の愛に繋ぎとめる。5話完結の時代劇ファンタジー。時を超えた恋の美しさと、儚さが織りなす感動の物語が、あなたの心を揺さぶる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:00:00
10656文字
会話率:39%
桜の木の下から出てきた謎の腕時計。
そのリューズをまわすと、不思議なことに時間が1時間巻き戻る。
偶然それを手にしたオレは、その時計を使い、仕事で認められる存在になっていった。
しかし、その時計を使っても変えられない運命があった。
それは…
…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 16:29:04
4556文字
会話率:19%
「天国へはどうやったら行けるんでしょうか?」
桜の木の下で出会った不思議な女性。
彼女は天国への道を探す幽霊さんだった。
僕は彼女を天国へ送るため、彼女のやりたかったこと、したかったことを実践する。
果たして彼女は天国へ行く事ができるのか
。
※ハッピーエンドです。
※幽霊話ですが、ホラーではありません。
こちらは香月よう子様主宰「春にはじまる恋物語」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 09:23:28
8946文字
会話率:42%
「大宮くんなら、副委員長にピッタリだと思います」
小学校5年生にあがったと同時に学級委員長の早瀬美鈴によって副委員長に選ばれてしまった僕。
彼女の猫かぶりに翻弄されつつも、楽しく過ごした学校生活。
けれどもそれは長く続かなくて、彼女は転校し
てしまう。
「ファーストキスってレモンの味がするんだって」
別れ際、桜の木の下でささやいた彼女の姿を思い出しながら、僕は柏木公園で小学校の頃の思い出にひたる。
※こちらは武 頼庵(藤谷 K介)様主宰「第二回初恋・春」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 10:32:01
7671文字
会話率:47%
私には、何もない―――
春、俺は一人の少女に出会った。
何所にでもいる、優しく明るく振る舞う少女。
その少女の、唯一 ほかの誰とも違う点。それは―――“声”
―――少女には声が無かった。
幼いころの出来事が原因で、声
を失くしてしまった少女。
青年との出会いをきっかけに、少女は徐々に言葉を、自分の想いを取り戻していく。
その背景にあるのは、幼いころ、ある少年と交わした“約束”
「俺が、君の想いを歌にする。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 17:27:04
25043文字
会話率:27%
いまからおよそ千五百年前のこと。
「真桜(まざくら)」という里で一人の美しい姫が自害をした。
自分を巡って争っていた二人の神を前に、桜の木の下で。
「私は桜の精となって、真桜の里に生まれる子に宿り、この里を見守り続けます」
それが姫の
残した言葉だった。
あなたがたが争いをやめ、里にふさわしい神となった時に再び姿を現すと告げ、姫の魂は消え去った。
……とは、真桜町に伝わる話である。
現代の真桜町。
この町に生まれた者たちの大半が進学する真桜高校。
ここには二人のスーパースターがいる。両者とも二年生だ。
一人は、超秀才の緒方道祐(おがた・みちすけ)。
入試の点数が全科目百点で、入学以降もテストはことごとく満点をとり続けている。
もう一人は、超スポーツ万能の坂本暖(さかもと・だん)。
五つの運動部に所属し、いずれの部でもレギュラーの座を獲得している。
緒方には「緒方塾」、坂本には「坂本団」というファンクラブがあり、真桜高校の二年生女子はいずれかあるいは両方に所属している。
四人の女子生徒たちをのぞいて。
彼女たちが所属しているのは文芸部。
四人は等しく、部長の岩志木星児(いわしき・せいじ)に想いを寄せているのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 20:33:21
83036文字
会話率:58%
入学式以来、ぽつぽつと図書室に来ていたのは、ただ居場所がないからで。
「桜の木の下には死体が埋まっている……かあ」
「梶井基次郎お好きなんですか?」
何事も中途半端な私に声をかけてきたのは真っ黒な髪を丁寧に編み込み、分厚いセルフレームの
眼鏡をかけた図書委員だった。
これは私と彼女の図書室での秘密の日々。
*カクヨムにも上げてみました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 16:45:27
729908文字
会話率:66%
あらすじ
春人は、花御第一高校に入学したばかりの新入生。ある日、クラスメートの桜に一目惚れをした。
学校に伝わる「桜の木の下で告白した者は永遠に結ばれ、振られると絶縁になる」という七不思議の噂に春人は桜に告白をしようと決意する。
この
物語は友情や恋愛、試練を乗り越える2人の成長を描いた青春ラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 23:47:22
16472文字
会話率:48%
フラれた女性と、慰める幼なじみの男性の恋愛話です。
コロン様の企画の酒祭り参加作品です。
最終更新:2025-05-03 14:18:47
1731文字
会話率:63%
春風に舞う桜の花びら。過去の傷を抱えながら、悠斗、春乃、咲希、颯真は、一本の桜の木の下で出会う。
それぞれが心に秘めた想い――失われた約束、忘れられない記憶、交わされなかった言葉。楓が遺した「想い」は、静かに彼らの人生に影響を与え続け
ていた。
やがて、彼らは桜の木のそばで紡がれる物語に導かれ、新たな道を歩み始める。
この桜は、再生の象徴なのか、それとも決意の証なのか――。
桜の木の下で交わる運命が、彼らにとって何を意味するのかを探しながら、物語は動き始める。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 23:55:26
12292文字
会話率:23%
春の訪れとともに、新しい生活が始まった。
入学式を終えたばかりの春乃は、人混みを避けるように校庭の隅へと歩く。
そこに広がっていたのは、一面の桜の花びらの絨毯――そして、その木の下に佇むひとりの少年。
ひらりと舞い落ちる花び
らに導かれ、ふたりの視線が交わる。
「綺麗だね、桜。」
その言葉が、春乃の心を小さく震わせた。
それは偶然か、それとも運命か。
柔らかい春の風の中で、ふたりは少しずつ言葉を交わし始める。
静かな桜の木の下で芽生えた出会いは、やがて季節の移ろいとともに、かけがえのない時間へと変わっていく――。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 02:23:30
18933文字
会話率:33%
大学で小説サークルに所属する雨宮康介は、姉の結衣の行方不明から一年が経つお盆の日、彼女が愛した公園墓地の桜の木の下を訪れる。結衣の墓に供え物をし、彼女への想いを語る康介だが、突然の猫の威嚇と異様な気配に日常が揺らぐ。街では黒いヘドロや不審な
二人組の噂が流れ、不穏な空気が漂う中、康介は謎めいた美少女・豊神奈と出会う。彼女の告白と異常な力に巻き込まれ、康介の運命は大きく動き出す。
喪失と愛が交錯するクトゥルフ神話×恋愛ホラー×ダークローファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 20:00:07
3493文字
会話率:52%
――「あと31日で、世界が終わります」
突如発表された、彗星衝突による地球消滅のニュース。
残された日々の中、人々は混乱し、絶望し、それぞれの“最後”を選び始める。
高校3年生の**柊 空(ひいらぎ そら)**も、何を信じて生きればいい
のかわからなくなっていた。
そんな中、彼は同じクラスの無口な少女、**如月 澪(きさらぎ みお)**の涙を目撃する。
ひとり桜の木の下で泣いていた澪。
その涙の理由は、“世界の終わり”だけじゃなかった――
「私、実は……この世界より先に終わるはずだったの」
体に秘密を抱えながらも、澪は最後の31日間を、空とともに“生きる”と決めた。
笑った。
手をつないだ。
夢を語った。
星を見上げた。
世界が終わっても、君との想い出は、永遠に終わらない。
終末が近づく中、ふたりは“生きる意味”と“愛する意味”を見つけていく――。
やがて訪れる、運命の4月30日。
世界が終わるその日、彼らが選んだ“最後の言葉”とは。
「また、会おうね。来世でも」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-07 18:52:52
2795文字
会話率:28%
卒業式の日、タイムカプセルを埋めて「さよなら」と別れを告げた。
気がつけば大人になっていて、連絡も取らず会えないまま季節が過ぎていく。
「いつか桜の咲く頃に」
あの日交わしたあやふやな約束が、彼女に会える唯一の希望だった。
今年も桜が咲く
季節がやってきた。
いつものように桜の木の下に向かい、いつもと違う別れを告げる。
「もう来ないの?」
帰ろうとした時に聞こえてきた彼女の声。
振り返ると、あの頃と何も変わらない彼女がそこに立っていた。
タイムカプセルに埋められた二通の手紙と真実。
そして、あの日彼女が言った「さよなら」の意味を、私はまだ知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 13:00:00
3577文字
会話率:23%
垂れ桜の木の下でおもったこと
キーワード:
最終更新:2025-04-03 00:37:43
336文字
会話率:0%
美しく咲き誇る桜の木の下、前世で約束した二人が異世界で結ばれるまでのお話です。
以前に短編として投稿した「私の幸せな結婚までのお話」と「僕の幸せな結婚までの話」を一つにまとめて加筆したものです。
大筋は変わっていません。
最終更新:2025-04-01 18:20:16
26647文字
会話率:11%