ここには2つの世界があります。
一つはこの世界、生きる者が住む世界。人間界と呼ばれています。翡翠の神様が全ての生命のために創ったそうです。
もう一つ、世界があります。霊界と呼ばれています。この世界は、未練を持って死んでしまった少女の魂が集ま
る世界です。柘榴の神様が1人の友達のために創ったそうです。
はるか昔、翡翠の神様と柘榴の神様は1人の友達と共に世界を創るために旅をしていました。その度の末、翡翠の神様と柘榴の神様はそれぞれ世界を創ることができました。
しかし、その後翡翠の神様は人間界に、柘榴の神様は霊界に封印されてしまいました。
その封印の期間は100年。今は、封印が始まってから、100年とちょっと。つまり、封印はもう、解けているのです。
主人公である、人間界の少女、星月夜翡翠がある日たどり着いた魔法屋と呼ばれる場所。そこは、実は霊界へつながっている、本来ならばたどり着くはずのない場所。
そこで彼女が目にしたのは、魔法を使う少女。
その出会いが彼女にもたらしたのは……?
これは、そんな世界で繰り広げられる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 19:00:00
199805文字
会話率:37%
僕は榊原冬馬。ある日、頭から熱湯をかけられて家から追い出された。
でも、僕はニートだなんて一言も言っていない。後悔しても知らないよ。
最終更新:2025-07-10 15:52:50
2455文字
会話率:36%
久乃木柘榴(くのぎ ざくろ)の手元には、少し変わった形見がある。
小学六年のときに、病死した母の実家に伝わるおとぎ話。しゃべる犬と変わった人形が『宝石のご飯』を作って、お客さんのお悩みを解決していく喫茶店のお話。代々伝わるという、そのおと
ぎ話をもとに。柘榴は母と最後の自由研究で『絵本』を作成した。それが、少し変わった母の形見だ。
それを大切にしながら過ごし、高校生まで進級はしたが。母の喪失感をずっと抱えながら生きていくのがどこか辛かった。
父との関係も、交友も希薄になりがち。改善しようと思うと、母との思い出をきっかけに『終わる関係』へと行き着いてしまう。
それでも前を向こうと思ったのか、育った地元に赴き、母と過ごした病院に向かってみたのだが。
建物は病院どころかこじんまりとした喫茶店。中に居たのは、中年男性の声で話すトイプードルが柘榴を優しく出迎えてくれた。
さらに、柘榴がいつのまにか持っていた変わった形の石の正体のせいで。柘榴自身が『死人』であることが判明。
本の中の世界ではなく、現在とずれた空間にあるお悩み相談も兼ねた喫茶店の存在。
死人から生き返れるかを依頼した主人公・柘榴が人外と人間との絆を紡いでいくほっこりストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 14:05:00
186390文字
会話率:53%
事故死したらしい高校生の小野崎花は、気づくとあやかしたちが働いている温泉宿――天の湯にいた。そこでは後悔を残して死んでしまった人間をお客様として扱い、あやかしたちは後悔を洗い流す仕事をしているという。
お客様として最初はもてなされた花だっ
たが、なぜか生前の記憶がなく、家族や友達関係はもちろん、自分がどこから来て、どんな後悔を残していたのかさえ思い出せない状態だった。
あやかしたちにとって花は、後悔が分からない厄介なお客様だったが、そんな花に天の湯の若頭――犬神の御影がこんな提案をする。
「自分の後悔を思い出すまで、ここで働け」
突然、個性豊かなあやかしたちと仕事をすることになった花。そして花は、初めてのお客様を接客することになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 16:13:15
40337文字
会話率:56%
【みどりの診療所】で働く新人樹木医の双葉緑。樹木のことにしか興味がなく、また人をすぐに信じてしまうため、樹木の診断を頼んできた依頼者と連絡が取れなくなることも屡々。そんな中、千樹の森と呼ばれている奥地で立派なケヤキを見つける。それは、誰の目
にも触れることない、忘れ去られた御神木だった。枯れかけているケヤキを診断しようとした時、縁の前にひとりの男性が現れる。
「俺はこのケヤキの木霊だ。精霊とも呼ばれている」
なんと彼はケヤキに宿る精霊――ツキだった。ひょんなことからツキの頼みを聞くことになった縁は、平安時代に別れたというツキの友人・スギに会いにいくことになる。有名な酒造の当主に貰われたらしい千年前のスギ。居場所をすぐに突き止めた緑だったが、現在の当主から衝撃的なことを言われてしまい……。
「スギはもうここにはありません。管理が難しくなり、五年前に伐採しました」
樹木医と精霊。迷いながら、ぶつかりながらも、少しずつ心を通わせていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 15:12:35
14789文字
会話率:60%
【男性アイドルたちが彩る、青春群像劇】
大手男性アイドル事務所からのスカウトを受け、アイドルとしての一歩を踏み出した男子高校生・鈴鹿柘榴。
社運を賭けた一大プロジェクト『ToPプロジェクト』の補充要員として採用された柘榴だったが、ユニッ
トは「初期メンバーの半数が離脱」という絶対絶命の危機に瀕していた……。
「――最後まで、聴いてくださいね」
期待、羨望、後悔、喪失――数多の感情が渦巻く舞台の上で、柘榴が見つめるものとは。
そして、『ToPプロジェクト』のメンバーが行き着く未来とは――。
※ブロマンス要素がかなり強めのため「ボーイズラブ」タグをつけています。
※今後、番外編等にて直接的なボーイズラブ描写がなされる可能性があります。ご了承の上お楽しみください。
※この作品は「エブリスタ」様、「カクヨム」様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 20:00:00
77581文字
会話率:42%
ある悩みを抱えた人々を中心に、陰ながら噂になっている店がある。
訪れた者曰く、その店には客の欲しいものが必ず揃っている、という。
どうしても失くしたくなかった大切なものや、もう失ってしまったと思っていたかけがえのないものが、その店
では見つかるらしい。
アストノズヴォルド帝国の城下町・フォルトゥナの端の端。地図にも載らないミセリア地区の入り組んだ路地の奥。誂えたような行き止まりの先。
一見したところ、これといった特徴のないように見える二階建ての建物。
汚れのない灰白色の壁、落ち着いた光沢のある青銅で出来た円蓋状の屋根。薄暗い路地に不釣り合いなほど綺麗な装飾の看板が目を惹く。
『ミラージュ・ドゥ・シュヴァルツ』
店主は、透き通った白銀の髪に柘榴の瞳を持つ美しい女性。
そう、ここは人の心を守る魔導具店。
___今、物語が幕を開ける。
これは、ある一人の少女による、あいをいかして、あいをわすれて、あいをころす、そんなあいのものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 22:34:34
118179文字
会話率:42%
『ルーンフルム』と呼ばれる地で、黄金の月が欠ける日は来ない。
その光は、日常を営む人々と、その陰に潜む謎の怪物『ディアロイド』が生きるその地を、煌々と照らしていた。
ルーンフルムの人々に恐れられるその怪物は、政府公認の特殊部隊によって
粛清され、人々の平和は何とか保たれていた。
だが、怪物を倒すのは彼らだけではなかった。
その圧倒的な力で怪物たちをなぎ倒し、人々から『英雄』と呼ばれている謎の少年・遊魔。
神出鬼没で無愛想な彼は、ごく普通の少年の姿から、神々しく輝かしい戦士の姿へと切り替わる。
彼は一体何のために戦い、そして何処へ向かうのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 17:00:22
236421文字
会話率:33%
一人の少女は夜の中。
淡く儚い幻想で、飛んだり駆けたり、出逢ったり。
リアルで起きる憂鬱も、この時だけは全て忘れて。
最終更新:2023-01-19 21:30:18
7533文字
会話率:2%
また、バレンタインの日に雪が降った。
4年前の今日、彼女が帰らぬ存在となってから、俺は自分を責め続けてきたが――。
最終更新:2022-02-14 19:27:37
8643文字
会話率:30%
幕末の長崎。出島の通詞・天草朔夜と丸山遊郭の遊女・花柘榴は、禁じられた信仰を守りながら、密かな愛を育んでいた。しかし、その愛の結実である胡蝶が生まれる直前、二人は信仰の露見により、永遠の別れを迎えることになる。
五十年の時を経て、天草で
静かに暮らす胡蝶の前に、一通の古い手記が姿を現す。それは処刑される直前の父が残した魂の記録と、母が遺した日記だった。受け継がれる祈り、導かれる出会い、そして養女・雪路との新たな絆。
月の光に照らされた古い数珠が、いま静かに語り始める。時代を超えて受け継がれる、祈りと魂の継承の物語。明治から大正へと移りゆく日本を背景に、新たな時代の光の中で、永遠の愛の記憶が今、よみがえる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 09:00:00
30259文字
会話率:37%
普段身につけているアクセサリーには、どういう想いが詰まっているのだろう。そんな疑問から書いた短編です。
キーワード:
最終更新:2024-09-23 00:09:48
973文字
会話率:36%
コンビニで立ち読みをしていただけだった。
突然突っ込んできた乗用車に巻き込まれ、即死。
気付いたら幽霊になっていた橘悠人(たちばな ゆうと)は挙動不審な美女に拉致され異世界送りにされた!
赤ちゃんとして転生した彼は、名前をハルト・アーバイン
と改めて異世界の地に降り立つ。
これが噂の異世界転生!とwktkしたのもつかの間。お出しされたのは粗方文明を凌辱された後の世界だった!
どこか懐かしい世界。どこか見慣れた文化。
そして姿は違うが懐かしい友人! 友人は神様で、チートよろしく世界で暴れまくっていた!?
ところで見慣れぬ生き物……生き物はどちら様!?
まるで猫型スライムのようなそれは、ハルトを魅了するのだ!
「俺、この世界をこの生き物で満たしたい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 18:00:00
260777文字
会話率:32%
裏設定やらなんやらの投棄場所
不定期更新
キーワード:
最終更新:2024-06-26 12:00:00
6010文字
会話率:0%
勉強ができるわけでもなく。
運動神経が良いわけでもなく。
体型も、容姿もいたって並。
彼女いない歴いこーる、年齢。
そんな俺、橘遙人。
まさか、彼女すらできないまま人生を終えるとは思いませんでした。
ひよんなことで異世界
に転生するはめになりましたが、第一異世界人発見したと思ったら知り合いで、転生先が前世と似てる、ファンタジー世界。
異世界に転生した実感ないんですけど、ここほんと異世界? と思いながらも俺は平和に暮らすのでした。
そう、その生き物と出会うまで。
この子に会うため、そしてこの子たちを殖やすため、俺はこの世界に転生したのだ。
そう直感した俺は、画してこの世界をこの子たちで征服……否、満たすため計画を練るのであった。
……不老不死とか、勇者スキルとか色々持ってるらしいけど、まぁ、せいぜい牧場建設に役立てれたらいいなっ!?
不定期更新。
カクヨム様にも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 18:00:00
150794文字
会話率:32%
主人公の陽炎は望まれない子供としてこの世に生を受けた。
産まれたときに親に捨てられ、人買いに拾われた。
奴隷としての生活は過酷なものだった。
主人の寵愛を得て、自分だけが境遇から抜けださんとする奴隷同士の裏切り、嫉妬、欺瞞。
陽炎は親のこ
とを恨んではいない。
――ただ、諦めていた。
あるとき、陽炎は奉公先の客人に見初められる。
客人が大枚を払うというと、元の主人は快く陽炎を譲り渡した。
客人の肉奴隷になる直前の日に、不思議な妖術の道具を拾う。
道具は、自分の受けた怪我の体験によって星座の名を持つ人間を生み出す不思議な道具で、陽炎の傷から最初に産まれたのは鴉座の男だった。
星座には、愛属性と忠実属性があり――鴉座は愛属性だった。
星座だけは裏切らない、星座だけは無条件に愛してくれる。
陽炎は、人間を信じる気などなかったが、柘榴という少年が現れ――……。
これは、夜空を愛する孤独な青年が、仲間が出来ていくまでの不器用な話。
大長編の第一部。
※某所にも「ベルベットプラネタリウム(略称)」というタイトルで載せてあります。一部残酷・暴力表現が出てきます。基本的に総受け設定です。
女性キャラも出てくる回がありますので苦手な方はお気をつけください。
※流行病っぽい描写が第二部にて出ますが、これは現実と一切関係ないストーリー上だとキャラの戦略の手法のうち後にどうしてそうなったかも判明するものです。現実の例の病とは一切関係ないことを明記しておきます。不安を煽りたいわけではなく、数年前の作品にそういう表現が偶々あっただけです。この作品は数年前の物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 22:10:00
791085文字
会話率:42%
「イザベラ・ベルロック!お前の悪事も今日限りだ!」
「..申し訳ないのですがわたくしには全く見覚えが...」
身に覚えのない事で怒鳴りつけられる令嬢
会場は卒業パーティー
声高々に話すフェルベルトと落ち着いた反応の
イザベラ。
それを見物する王女。気づけば自身の名をだされ重い腰をあげ彼らの前に行く
神はどちらの味方なのか。
__________________
微ざまぁ?です。あんまりスカッとする!ってのは無いです笑
ヒロイン以外乙女ゲームの知識無
乙女ゲーム要素3%ぐらいしかないです…笑
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 02:19:39
4943文字
会話率:51%
掌編。柘榴の木の話。
※「カクヨム」との重複投稿です。
最終更新:2024-06-30 09:18:58
1346文字
会話率:5%
狼谷 厭♀︎(マフィア幹部)がモブに捕まった話
最終更新:2024-04-18 23:44:12
1458文字
会話率:65%
貴婦人の肖像画を描く画家。
恋人同士の2人は禁断の果実を貪る。
それが冥府へ繋がるものだとしても。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093074152342124
最終更新:2024-03-23 18:49:51
1320文字
会話率:60%
ある世界に生きる人々の人生の物語です。努力はしますが、未完のまま終わるかもしれません。
最終更新:2024-03-02 13:19:23
14389文字
会話率:20%
天界に住む仙人の子供、灰簾(かいれん)。
彼は毎日、觔斗雲で空を飛ぶ練習をしていた。
『觔斗雲に乗れてようやく半人前』
なら、飛べない自分は何なのか。
落ちるのは怖いし、痛いし、格好悪い。
灰簾は姉の蒼に励まされながら、一人練習を続けるの
だった。(一話)
灰簾は友人の柘榴とこっそり遊びに出かける。
その先で恐ろしい化け物、幽鬼と出会ってしまうのだった。(二話)
幽鬼に対し、灰簾はある策を講じる。
この経験で得たものが、後の灰簾に大きな影響を与えた。
そして時は進み──(三話)
※全三話。和と中華が融合した感じの世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 19:13:20
10407文字
会話率:39%
血で血を洗うVRMMO『アイアンブラッド』。その難しさからマゾゲーやクソゲーとの評価が多い一方で、根強いファンが付いたゲームだ。
主人公■■■■は、そんなゲームを愛するプレイヤーの一人。自分のキャラである『ダリオ』として、今日も今日とて『ア
イアンブラッド』の世界を楽しんでいた。
その日、とある高難度ダンジョン攻略の話を持ち掛けられ、ダリオはガウディールらのパーティに加わり今まさにダンジョンに入ろうとしていた。
その瞬間、ある声に導かれ、パーティメンバーと共に見知らぬ世界に召喚される。
しかし、その召喚はポンコツすぎる理由が重なった結果で……。
これはある勘違いで召喚されてしまったダリオが、元の世界に帰るために奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 00:00:06
118386文字
会話率:20%
ギフテッド。ある世界では、先天的に生まれ持った才能のことをこう呼ぶ。誰もが持っているわけではないが、持っているなら、その分野では随一の才能を持つことになる。
この物語は、15歳の少年が、突然に王城へと招待されたことから始まる、各地を巡る旅物
語…かもしれません
全体プロットは出来上がってないことをここに記しておきます。
まずはメイン枠のキャラクターがあやふやなのでそこを修正せねば…
あ、ハーレムものではないはずです。多くて一夫二妻までだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 23:58:06
14141文字
会話率:51%
さくらが舞い散った。
キーワード:
最終更新:2023-12-06 14:30:18
214文字
会話率:0%