孫悟空が持っている觔斗雲という雲も、心が汚れていると飛べない。飛ぶには心が清らかでなければならないという決まりが、道教にはあるらしい。
最終更新:2024-12-30 00:00:00
352文字
会話率:0%
天界に住む仙人の子供、灰簾(かいれん)。
彼は毎日、觔斗雲で空を飛ぶ練習をしていた。
『觔斗雲に乗れてようやく半人前』
なら、飛べない自分は何なのか。
落ちるのは怖いし、痛いし、格好悪い。
灰簾は姉の蒼に励まされながら、一人練習を続けるの
だった。(一話)
灰簾は友人の柘榴とこっそり遊びに出かける。
その先で恐ろしい化け物、幽鬼と出会ってしまうのだった。(二話)
幽鬼に対し、灰簾はある策を講じる。
この経験で得たものが、後の灰簾に大きな影響を与えた。
そして時は進み──(三話)
※全三話。和と中華が融合した感じの世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 19:13:20
10407文字
会話率:39%
牛魔王を降伏させた三蔵法師一行には、次の試練が待っていました。そう、青蛙洞を根城とする金華大王に狙われたのです。八戒に白馬、悟浄とさらわれた悟空は、いかにして彼らを助けるか? 西遊記番外編ここに始まる。
以下、一話完結のオムニバスです。
第2話は猪八戒が主人公の番外編です。
第3話以降は『花果山・天上界はどこにあるのか』『変化の術の真相』など、西遊記の記述を現代科学で説明した案例です。
この作品の前半は旧自サイト「よいこのためのアジト」で一昔以上前に発表したものです。今の感覚からすると表現に古いもあると思います。後半は、移転に当たって大幅修正を入れたり書き加えたりしたものです。
CC_BYのタグをつけてはいますが、具体的には各話の前書きに書くように、CC_BYよりも緩いと考えて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 16:00:00
60850文字
会話率:27%