「運命とは呪いであり、祝福である」王家の落胤に仕立てられそうになった町娘を助けたのは、王妃から遣わされた正体不明の傭兵だった。【『裏切りの翼』姉妹編】
最終更新:2022-06-10 18:26:30
85387文字
会話率:39%
孤独な囚人として育った少女は、ある夜、謎めいた少年と出会う。奇妙な逢瀬をくり返し、ふたりは心を通わせていくが――。「わたしの名は罪。わたしの名は裏切り」それでも望んだ結末は、救済か破滅か。
最終更新:2016-12-09 23:58:10
82099文字
会話率:41%
恵民署、それは庶民達のための医療機関。
そこで産まれた少女、自尊心の高い蝴蝶は、病人への食事を提供する仕事に誇りを持って働いていた。
ある日突然、花精と名乗る眉目秀麗の青年が恵民署の主となり、珍妙な治療を開始する───。
時代は
今よりずっと昔、架空の王国を舞台とした医療系っぽいファンタジー。
!物語に登場する食事療法、治療はあくまで物語の上でのものです!
カクヨム様にて、同名で作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 08:37:12
36377文字
会話率:33%
200年前魔女の圧政に苦しみ、二人の英雄に救われた王国・アルバ。
魔女の生まれ変わりとされ幽閉された王女と、彼女を愛する侍従の少年は、動乱の果てに自分たちの運命を知る。
抹消された歴史の真実とは何だったのか。魔女と英雄とは何者だったのか。
中世~近世時代ヨーロッパをモデルにした架空王国の物語。
ファンタジーや架空戦記物に見えて、物語の本質部分はSF。
完全無欠のハッピーエンドではありません。精神的に非常に酷な展開・描写があります。
2006年に自サイト『miniature garden』にて連載したものの加筆修正転載。
毎週火曜、一章ごとに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 00:00:00
652780文字
会話率:40%
近世西欧風異世界の架空王国における、日常的幻想譚・怪異譚。
街に暮らす三十がらみの用心棒ダグラスは、ある夕方、ふと街の裏道に足を踏み入れる。
人気のないその道の向こう側から、何やら人影がこちらに歩んでくるのに気づくのだが……
グロ有り、
ただしスプラッタはなし(多分)
庶民派。最強爽快感なし。
「人間は怪異の前ではかくも無力」的ホラーです。
個人サイトおよびカクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 12:40:44
6524文字
会話率:12%
新中学生の平田安奈は足の速さだけが取り柄である。
陸上部に仮入部したばかりの彼女は殺意を持った何者かに追われる感覚に襲われ、咄嗟に逃げた。
逃げた先の廃ビルで、殺意から解放されたと思ったらビルから転落!
あわや死んだと思ったら、RPGのよう
な世界観の異世界に転移し、そこにも「アンナ」と名乗るお姫様がいた!
そして彼女はアンナの影武者として暮らすことになるのだが……?
日本では到底味わえない、青春と、恋と、王国の謀略にまみれたお姫様生活が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 22:00:00
101702文字
会話率:58%
副題:『王子が侍女に恋しているうちに国がヤバイことになった件』。
王太子フェールは、ダジャレを趣味にしている侍女アンジェリンに恋をするが、彼には隣国の王女との政略結婚の話が来ていた。戦争が勃発しそうな気配の中、フェールはそれでも恋をあきらめ
ず、大胆で危険な作戦を決行する。
一途な王子とたまに変なダジャレを言う侍女の、愛と戦いの物語。
※架空の国のシリアス恋愛。コメディではありませんが、ごくたまに古臭いダジャレが入ります。戦記的要素も含み、流血、暴力的表現あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 22:30:21
568177文字
会話率:45%
キヤンテ王ラウサガシュからの求婚を断り、タリクタム女王シヤナーハが提案したのは、ラウサガシュとタリクタム王妹セーナーヴィー、シヤナーハとキヤンテ王弟アズカヤルという組み合わせでの婚姻。
二国の関係を強固にする、はずの、二重の政略結婚。しかし
、やけくそ気味に受けられた異色の結婚は、どちらも不安要素を抱えていて……。
二組の夫婦が、それぞれの形で、夫婦を全うするまでの物語。
※性表現、残酷描写を含みます。各描写は予告なく入ります。
※自サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 23:04:32
60501文字
会話率:52%
技術大国ヌネイルで、『発条王』と渾名される恐妻家のエヴァンスランスは、今日も今日とて悪妻アンリシャンテにどやされる日々。
王后の怒声が響き渡るヌネイルの宮廷は、妾腹のエヴァンスランスを王に担ぎ上げた『宰相派』と、その甥グロウワットを擁する『
大公派』とに割れていた。
王の器ではないと自覚し、趣味の機械いじりに没頭していたいエヴァンスランスは、国政を宰相に牛耳られているのを良いことに、その娘であるアンリシャンテに操縦されるままになってきたのだが――。
ままなならぬ人生が生む宮廷事変。
※自サイトにて掲載中の作品を転載しています。カクヨムにも転載有り。
※若干の残酷描写を含みます。R15は念のため。自サイトではPG12指定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-26 17:05:47
27633文字
会話率:50%
1315年、アリアロス王国北部。コルカス村の「女神の杯」亭に現れた一人の男。ぼろ雑巾のようなマントの陰に隠れ、飢えた狼のような眼をぎらつかせている。彼は一枚の地図を取り出して亭主を睨むと、喉の奥を唸らせるように声を出した。
「『最果ての国』
は、どっちだ」
誰もが目指し、そして敗れた「最果ての国」。お伽噺として残されるばかりとなったその伝説に、男はどうして挑むのか。男が求めるものは、何であるのか。
――そして男は、一人の少女と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 02:04:11
2031文字
会話率:43%
広い砂漠の中に一粒の真珠あり。河に添って栄えるマルジャーンの都の中心に白宮はあった。そこは王の妃と姫君たちが暮らす男子禁制の地。今日も白宮では沢山の女たちが行き来している。
*・*・*
古代の西アジアっぽいイメージの架空の国の後宮を舞台
にした、特に誰が主人公というわけではない短編集です。
下っ端の子の一日だったり、お姫様の恋だったり、やってきた旅商人の話だったり。
タイトル毎に違うお話です。
(一時期スキマノベルさんに置いてました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-24 23:23:02
7517文字
会話率:36%
少女は剣を携える。小さい身体には有り余る長さだけれど。
せめて想いだけでも、忘れないでいたいから。
架空王国アルキュリアの自警団と少女のお話。
わりとシリアス目です。
最終更新:2010-04-11 14:13:08
1473文字
会話率:24%