「運命とは呪いであり、祝福である」王家の落胤に仕立てられそうになった町娘を助けたのは、王妃から遣わされた正体不明の傭兵だった。【『裏切りの翼』姉妹編】
最終更新:2022-06-10 18:26:30
85387文字
会話率:39%
孤独な囚人として育った少女は、ある夜、謎めいた少年と出会う。奇妙な逢瀬をくり返し、ふたりは心を通わせていくが――。「わたしの名は罪。わたしの名は裏切り」それでも望んだ結末は、救済か破滅か。
最終更新:2016-12-09 23:58:10
82099文字
会話率:41%
キヤンテ王ラウサガシュからの求婚を断り、タリクタム女王シヤナーハが提案したのは、ラウサガシュとタリクタム王妹セーナーヴィー、シヤナーハとキヤンテ王弟アズカヤルという組み合わせでの婚姻。
二国の関係を強固にする、はずの、二重の政略結婚。しかし
、やけくそ気味に受けられた異色の結婚は、どちらも不安要素を抱えていて……。
二組の夫婦が、それぞれの形で、夫婦を全うするまでの物語。
※性表現、残酷描写を含みます。各描写は予告なく入ります。
※自サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 23:04:32
60501文字
会話率:52%
技術大国ヌネイルで、『発条王』と渾名される恐妻家のエヴァンスランスは、今日も今日とて悪妻アンリシャンテにどやされる日々。
王后の怒声が響き渡るヌネイルの宮廷は、妾腹のエヴァンスランスを王に担ぎ上げた『宰相派』と、その甥グロウワットを擁する『
大公派』とに割れていた。
王の器ではないと自覚し、趣味の機械いじりに没頭していたいエヴァンスランスは、国政を宰相に牛耳られているのを良いことに、その娘であるアンリシャンテに操縦されるままになってきたのだが――。
ままなならぬ人生が生む宮廷事変。
※自サイトにて掲載中の作品を転載しています。カクヨムにも転載有り。
※若干の残酷描写を含みます。R15は念のため。自サイトではPG12指定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-26 17:05:47
27633文字
会話率:50%