──目が覚めると海の上だった!?
長年、虐げられてきた『役立たず王女』メイジーは異母姉妹であるジャシンスに嵌められて島流しにされている最中に前世の記憶を取り戻す。
前世でも家族に裏切られて死んだメイジーは諦めて死のうとするものの、最後ま
で足掻こうと決意する。
「く~~やぁ~しいいぃっ~~~~ばっかやろおぉぉっ!」
奮起したメイジーはなりふり構わず生き残るために行動をする。
そして……メイジーが辿り着いた島にいたのは島民に神様と祀られるガブリエーレだった。
この出会いがメイジーの運命を大きく変える!?
言葉が通じないため食われそうになり、生け贄にされそうになり、海に流されそうになり、死にかけながらもサバイバル生活を開始する。
ガブリエーレの世話をしつつ、メイジーは〝あるもの〟を見つけて成り上がりを決意。
ガブリエーレに振り回されつつ、彼の〝本来の姿〟を知ったメイジーは──。
これは気弱で争いに負けた王女が逞しく島で生き抜き、神様と運を味方につけて無双する爽快ストーリー!
*カクヨム先行配信中です
*誤字報告、内容が噛み合わない等ございましたら誤字報告や感想からお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 12:45:32
70285文字
会話率:25%
シルバーフェニックス族は美しい銀髪とグリーンの瞳を持ち、緑溢れる大地と豊かな実りを人間に提供していた。彼らのことは、物語に出てくる架空の種族として人間の間で語り継がれるに過ぎなかった。ある事件が起こるまでは……。事の発端は、とある山奥で見付
かった大量の鏡。その鏡は、人間に姿を変えて生活していた彼らの正体を暴くことができるものだった。彼らの本来の姿を見た人間は美しい容姿をコレクションし始めるが、幽閉された彼らが餓死し始め、そして、彼らがいなくなった土地が砂漠化していく。非人道的な行いと環境の変化を止めるため、彼らの保護団体PFSが発足された。ある日、救出メンバーのキラがとある幽閉先に潜り込むと、シルバーフェニックスの女の子の隣に正体不明の男が閉じ込められていて「お前、何者だ?」と聞いて聞くる。「あんたこそ何者よ」そのあと同じ状況で再び対面する二人。男の正体は。二人の関係はこれからどうなるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 22:00:00
487269文字
会話率:75%
高山潤という、女の子みたいな男。 junくんがそう見えるのは、母親の影響だ。母親は、ジュン君が母親の美容院を継ぐ後継者になることを期待している。でも、純くんは彼女が欲しいんだから、そんな格好をしていたら、彼女はできないよ。そんなわけで、純く
んは男らしくなるためにジムに通っていたのだが、その頃、桜井田中というおてんば娘と知り合った。
田中桜井は、純君が訪れたジムのオーナーの娘である。桜井は純君と同じで、ジムのオーナーの唯一の後継者であるため、男並みの教育を受けている。 桜井は彼氏が欲しいのだが、あの容姿では彼氏を作ることはできない。
彼氏を持ちたい2人が、その性質に合わせて外見を変えていく物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 21:30:00
3265文字
会話率:38%
五百年もの引きこもり研究生活を送っていた長命種(エルフ)の魔法使い・セラフィナ。その正体は、かつて男だったのに「婆様の呪い」で女にされた存在だった! 失われた本来の姿を取り戻すため、彼女(彼)は世界に突如現れた「ギフト」という不思議な力を求
め、遂に外界へ旅立つ。
しかし、外の世界はすっかり様変わり。
セラフィナを「神」と崇める数百体のホムンクルス娘たちは、その忠誠心ゆえに有名にしようと裏で暗躍し、闇組織「奈落の瞳」が企む妙な計画にまで関わってくる。
魔物暴走(スタンピート)を仕組んでマッチポンプ! あれこれ行き過ぎた策略が、セラフィナを英雄視しようとするが…当の本人は「平和にギフト探しがしたいだけ」なのに!
圧倒的魔力で俺TUEEEE! けれど周囲は勘違いと陰謀だらけ、巻き込まれ騒動続出。
セラフィナは果たして「男に戻る」ギフトを手に入れられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 18:30:00
136392文字
会話率:47%
突如として王子から婚約破棄を突きつけられた、嫌われ者の魔女令嬢。
彼女は婚約者として課せられた責務のせいで、老婆の姿を余儀なくされていた。
指輪で魔力を奪われ続け、本来の姿を奪われていたのだが、婚約者から強制的に指輪を外されたことで、ようや
くその呪縛から解き放たれる。
国外追放すると迫っていた王子は、すべてを知って必死に彼女を引き留めようとするけれど――。
これは、理不尽な扱いを受けていた魔女令嬢がざまぁして、可愛い黒猫ちゃんと幸せになる物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 19:13:35
9981文字
会話率:48%
ある日、死から蘇るもそれまでの記憶と本来の姿を失った人間…○○○がいた。
○○○は虚無感に襲われ、1人の女性を手にかける。その途中で○○○はその女性に酷い仕打ちを受けていた記憶がフラッシュバックし、怒りと憎しみの果てにその女性を嬲り殺しに
し強い多幸感を得るのだった…。
○○○はやがて復讐の怪物として蘇り世に解き放たれるのだった…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 00:42:03
5459文字
会話率:48%
「君には北の国境にある最前線に行ってもらう。君は後方支援が希望だったから、ちょうど良いと思ってな。婚約も生活聖女としての称号も暫定的に残すとしよう。私に少しでも感謝して、婚約者として最後の役目をしっかり果たしてくれ」と婚約者のオーギュスト様
から捨て駒扱いされて北の領地に。そこで出会った王弟殿下のダニエルに取り入り、聖女ベルナデットの有能さを発揮して「聖女ベルナデット殺害計画」を語る。聖女だった頃の自分を捨てて本来の姿に戻ったブランシュだったが、ある失態をおかし、北の領地に留まることはできずにいた。それを王弟殿下ダニエルが引き止めるが──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 08:11:54
14548文字
会話率:43%
✿.•¨•.¸¸.•¨•.¸¸❀✿❀
禁を犯し魔界から追放され
魔力ほぼゼロになり
モフモフになっていた
悪魔ヴェルゼを
令嬢ルピナスは
幼きころに偶然助けていた。
それから年月が経ち
失っていた魔力を取り戻し
本来の姿に戻ったヴェルゼ
は
一年後結婚するルピナスを迎えにいく。
天界、魔界、人界の三界では
時間を操作する行為が
固く禁じられていた。
だがヴェルゼは時間を操作する。
三界を統べる神から裁きを受け
地位や魔力全てを失ってまで
禁を犯していた。
その理由は全てルピナスの為――。
悪魔と人間というだけでも
壁を感じていたのにさらなる壁が
ふたりを襲う。
⁎ .。❀ *⁎ .。❀ *
令嬢ルピナス
花魔法が使えて花を愛する女の子
義姉たちに虐げられて自信がなかったけれど
ヴェルゼに迎えに来てもらってからは
段々と自分の意思で行動出来るように。
悪魔ヴェルゼ
冷酷な悪魔。
三界最強と言われる程の
魔力を持つ。
魔界を牛耳っていたけれど
禁を犯し人界へ堕ち
その魔力を失った。
ルピナスだけにデレる。
執事エアリー
仕事の出来る悪魔
悪魔界では珍しく髪などが白い。
それが原因で劣性な悪魔と
言われ続けていたが
ヴェルゼに誘われ、ヴェルゼの執事に
なってからは優秀な悪魔と
周りから認められる。
✿.•¨•.¸¸.•¨•.¸¸❀✿❀.•¨•.¸¸.•
お読みくださり
反応もしていただいたり
ありがとうございます。
ベリーズカフェ様
おすすめと、短編コンテスト最終選考
いただきました✨折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 07:10:00
17269文字
会話率:50%
九月、クラスメートの秋山凛は独り物憂げに黄昏を眺めていた──。
クラスでは目立たない地味で内気で眼鏡な"陰キャ"として学校生活を送っていた沖平幸洋(おきひら こうよう)。
彼にとって、常に明るくノリも良くて人当たりも良
い生粋の"陽キャ"である秋山凛のそんな表情はあまりに衝撃的だった。
同じ教室で同じ時間を過ごしながら、ろくに会話も交わしたこともない幸洋だったが、彼女の暗い一面を盗み見ていたことを迂闊にも知られてしまう。
それは彼女にとって誰にも見せたくなかった"弱み"で"秋山凛の本来の姿"だった。
些細な出来事をきっかけに、幸洋は決して交わることのなかった彼女のことを知っていくことになる。
小説のページをめくるように、手指のすき間を絡めるように。
淡く、拙く紡がれる虎の子たちのモラトリアム。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 19:47:43
5830文字
会話率:32%
ぽんこつ女神ユリシア(日本語対応ギリギリ)の手違いで異世界転移してしまったケン。
異世界の街セルシリアはゾンビの襲撃によって壊滅状態だった。
ケンが最初に出会ったのは、知性のある美少女ゾンビ『ゾンビ娘』のリン。
見た目はゾンビ。中身はツンデ
レ。総合的に美少女である。
セルシリアは昔から、ゾンビ娘によって魔物から守られてきた歴史があった。
そんなセルシリアには、パーフェクト女神エヴァが召喚した勇者がいた。
「勇者は話せばわかるタイプではないだろうね」
「拳で語り合うタイプですか?」
「いや、非モテ陰キャのコミュ障オタクだよ」
「ディスりがエグい……」
勇者はセルシリアのゾンビを殲滅する使命が課されていた。
ケンはぽんこつ女神に「ゾンビ娘を本来の姿に“近い”状態に戻す」チート能力を授けられる。それにより、ゾンビ娘を仲間に加えることが可能になった。
ケンはゾンビ娘を守るため、ゾンビ娘リン、賢者タケヒコ、介護ヘルパーのマキナとともに冒険へ旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 12:00:00
20479文字
会話率:73%
『蟲姫は美しい蝶に夢を見る』
【2021年集英社女性向け3レーベル合同マンガ原作賞・優秀作品】
全年齢版の過去作にRシーンを加筆、改題のうえ、
設定や本文の大幅な加筆修正変更等を行なった《新連載》となります。
R15レイティングぎりぎり
頑張りますので苦手な方はご注意ください。
*
美貌の家族たちの中でただひとり
惨めな容姿で生まれたセリーナ。
彼女の出生には《秘密》があって。
失われた《本来の姿》を取り戻すための条件とは……?
容姿を疎まれてきた『蟲姫』が
愛され皇妃になるまでのシンデレラストーリー。
*
地方の小さな村で若者たちに蔑まれながら
生きてきたセリーナは全てを諦めていたが、
ひょんなことから皇太子の侍女として宮廷で働くことに。
与えられた役職名は『白の侍女』。
通常の侍女業務に加え
高階級と高給の見返りに皇太子の夜伽相手をするという、
とんでもない責務付きだった。
白の侍女たちがそれを『責務』と呼ぶように
皇太子も長年続く『宵の責務』に耐えていた。
義務的に侍女を抱くことをこなしながら怠惰な夜を過ごしているが、
ある夜、超絶鈍感な侍女セリーナがやってきて
彼の至高の自信が砕かれる。
思い通りにならない変人侍女に業を煮やす皇太子カイル。
百戦錬磨の彼のプライドにかけて、
皇太子は超絶鈍感侍女を攻略できるのか。
地方の農家で生まれ育った蔑まれっ娘と
冷酷と呼ばれる大帝国の皇太子。
カイルの《つがい》として結ばれる理由となった
セリーナの出生の秘密とは……?
*
時代背景や出来事、
作中に登場する物品等は作者のご都合主義でゆるめです。
ざまぁ有り。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 03:32:51
35472文字
会話率:24%
幸せな結婚生活を送ることができると信じていた。
信じて愛した人は変わってしまった。
いや、本来の姿が見えていなかっただけなのかもしれない。
現代に蔓延る、見えない部分の闇。モラハラなのかグレーゾーンなのか、、、
自分はどうにもできなかった、
どうすればいいのかわからなかった。
自分が正しいと信じた道を進む手段もわからない毎日。助けてくれたのは一匹のヤモリかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 17:59:09
31035文字
会話率:10%
『文具ひろば』という文具店を営む兄弟、影野瞬(かげのしゅん)と影野静(かげのせい)のもとに、近所に住む陣田与一(じんだよいち)通称陣さんからある相談が持ち掛けられるのです。『月日新聞』の勧誘がしつこく、住民達は困り果てているといいます。相談
を引き受けた彼らは本来の姿でつくもがみと組み、封印の力を使って勧誘の二人組を凝らしめるのでした。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-14 00:35:00
2597文字
会話率:0%
高野つかさの恋人である朝霧さやかは、生まれた時から耳が全く聞こえなかった。けれど彼女はいつも明るく、耳が聞こえない事など一切感じさせない性格であったため、つかさは彼女のその姿が本来の姿なのだろうと思っていた。しかしある日の事、つかさはあるき
っかけから、さやかが密かに心の中に抱えていた思いに気づく。ある日つかさは何のけなしに、「もしも耳が聞こえるようになったら、最初に何を聞いてみたい?」とさかかに質問した。それに対してさやかは、「あなたの声が聞きたいな」と答えた。その時の彼女の切なげな表情が忘れられないつかさは、絶対に自分がさかやに“音”をプレゼントするのだと決意する。さやかの耳を治すべく独自に研究を重ねるつかさは、薬を開発していく過程で、さやかの耳に隠された大きな秘密を知ることとなる…。果たしてつかさはいつの日か、さやかに“音”をプレゼントすることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 14:20:00
85447文字
会話率:58%
人知を越え、世の理を歪める崇敬と畏怖の念を向けられる存在、即ち神と称される天上の者は、生と死の概念がない。
その命の灯は尽きず、永劫の時を生きる事が可能だ。
しかし、同時に退屈をしていた。
人とは違う世界に生きながらも、神にも感情といったも
のがあった。
それゆえ、嫌気を覚える。
不老、或いは不死は呪縛だ、と。
死を望むわけではない。
つまるところ、時間を潰せる遊びに興じたいわけだ。
実際にやってみれば、至って普通の他愛もないこと。
しかしながら、元来の性質なのだろう。
その神、いや女神は生まれて初めての高揚を感じた。
遊ぶのが楽しい。
心が満たされる。
そんな純粋な幸福を抱いた女神は、しかし何年もの歳月を重ねると共に、歯止めが効かず、暴走するようになってしまった。
どれだけ遊ぼうと、一向に胸に空いた穴を埋められない。
渇望が満たされない。
否、もしかしたら、それが女神の本来の姿だったのかもしれない。
人間が十人十色なように女神もまた、様々だ。
ただ、その女神は少しばかり、自身が持つ欲求を希求する意思が強かった。
女神が求めたのは、心の底から満足出来る遊戯、それから渇望を満たす存在だ。
同種族、神では意味がない。
女神が目を向けたのは、多種多様な種族が住まう下界、そこにいる一柱の悪魔だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 18:07:20
73492文字
会話率:14%
玖頸辰は身に覚えのない不当な罪により、両親から勘当されて群馬県の祖母の家に移住した。幼い頃に一回だけ訪れた田舎、龍ヶ棲町。そこは人間と龍が共存する非現実的な秘境だった。
祖母の提案で養子縁組し、渡良瀬家に入った辰。渡良瀬家はそこら一帯を
収める有力な家系で、当主後継者候補となった途端に、スケバンのような少女に「釘バット」で強襲される。
龍は古来より日本に移り住み、人間を観察し、時に助け、時に嘲り、時に殺す存在である。日本に存在する神話はほぼ実話で、過去の事件にも深く関わりがあった。後継者とは契りを交わした龍を使いとし、神と霊と交信し、そして堕ちた存在を祓う役目を担っていた。日本各地に名家の当主がおり、堕ちたものと交戦、日本を守っていたのである。
辰は新たな人生を龍ヶ棲町で始め、壊れた心を修復しながら新たな出会いによって変わりつつあった。
当主後継者候補として日本本来の姿、龍の国と関わりを持ち、そして───
これは龍を愛する人間と、人間を愛する龍が織り成す儚い物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 11:20:29
89971文字
会話率:42%
永棠コハルはカグヤ商事で働く筆頭社長秘書である。
新宿駅で帰宅電車を待っていたとき、不運にも女子高生の投身自殺に巻き込まれてしまう。その結果、異世界に住むカテリーナ王妃に憑依転移した。
カテリーナは自己肯定感が低い、気弱なこじらせ
女子。しかし、本来の姿は天神であるカグヤが転生した人物だ。
天神カグヤの転生は神罰である。
それゆえ、転生先では罰人生を送る運命であり、彼女の日常には不幸がつきまとう。
カグヤは、その性格の弱さゆえに何度転生しても、罰人生から逃げるばかり。罪を償うことができない。
百年、千年、二千年。
カグヤの転生修行は続く。
そんなカグヤに、天界の神々も手を焼いていた。
手違いによってコハルがカグヤに憑依転移したことを幸いに、彼女の性格を鍛え直してくれと神々に強引に頼み込まれる。
こうして、(カグヤの転生人物)カテリーナの身体に、コハルの精神が同居する事態となった。
カテリーナ妃は国を持たない小国の王女として生まれ、民とともに流浪の生活を送る。そして、流れ着いた先の魔境の地で、人質としてブローズグフレイ王国の猛獣王に嫁いだ。
『血ぬられた王』と噂される恐怖の王として有名な男だ。
結婚式後、妃はすぐに逃亡、大河に身を投げ自殺を試みた。恐ろしい王に嫁ぐ恐怖がまねいた結果だった。
その状況で目覚めたコハルは、川底から這い上がり、猛獣王に救われる。
気弱なカグヤと、なんとか生き抜こうとするコハルの前に、不幸人生てんこ盛りのカテリーナの試練が重なる。
ハーレムで、嫉妬深い妃のひとりが刺され、その犯人としてカテリーナが逮捕される。
牢に入れられたカテリーナを、再び救ったのは猛禽王クリストフ。
しかし、カテリーナには次の試練がはじまっていた。
北の大地から押し寄せてきた悪鬼との戦いがはじまったのだ。
「いったい、どれだけ不幸にすりゃ、いいのよ!」
ぶつぶつ文句を叫びながら、コハルは異世界で、聞き齧りの兵法を駆使して、カグヤを叱咤激励しながら悪鬼と戦い、生き抜いていく。
※本作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:10:00
128491文字
会話率:37%
大きな屋敷で下働きのように働いている少女は、『雑草』と呼ばれていた。
屋根裏部屋で暮らし、ボロ雑巾のような服を着て、貧しい食事で1日中働き続ける。
少女は義母と義妹から見下され、虐げられても反抗ひとつできなかったが、ある出来事をきっかけに、
本来の姿を取り戻す。
☆虐めてくる義母、義妹の存在はあるけれど、実は自分自身を取り戻すための闘い。
ちょっと不思議設定のある、お話になっています。
※義母、義妹によるいじめがあるため、『残酷描写有り』にチェックを入れています。
※カクヨム、エブリスタ、アルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 21:10:00
12263文字
会話率:23%
14歳の時に対魔組織ウィザードの警部補として働く風の杖の神器使いで風の王国の王女カザナは、異世界ウィル神聖王国の第二王子オスカーの警護につかされる。本来の姿を隠して目立たないメイドアンとして、4歳年下のオスカーと兄妹のように仲良くなっていく
。二年後、成長したオスカーが西の魔王に襲われて、本来の姿を解いて、神器を使い魔王と対峙する。その際にオスカーの定められた番と判明するが、男性嫌いのカザナは、それを拒否する。ニ年後、天空界にカザナを追いかけて留学してきたオスカー。オスカーに振り回されてばかりのカザナはオスカーを意識するようになっていくが……。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 20:36:29
53184文字
会話率:40%
夜にだけひっそりと開くカウンター席のみの星喫茶(純喫茶風のお店)を営む店主の少女。
そしてそこに集う人びとの交流を描く日常の物語。
店外に出ている看板にある「星喫茶」という名にふさわしく、店内には古びた天球儀などの天体観測道具、骨董品や鉱
石などが並べられています。
店主(正式には代理)の上のの名はキピアといいます。
昼間はショーウインドウから外を眺めているビスクドール(西洋風のアンティーク人形)のが本来の姿。
しかし夜になると店主として「つかれた」お客さまをお迎えしているのです。
この物語の今夜の主人公は、あなたかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 21:32:20
7987文字
会話率:38%