貴族のみに門戸を開かれた王国きっての学園は、貧乏貴族の俺にとって居心地のいい場所ではなかった。
令息令嬢の社交場。
顔と身分のいい結婚相手を見つけるための場所というのが暗黙の了解とされており、勉強をしに来た俺は肩身が狭い。
それでも通
い続けているのは、端的に言えば金のためだ。
王国一の学園卒業という箔を付けて、よりよい仕事に就く。
家族を支えるため、強いては妹に望まない結婚をさせないため、俺には嫌でも学園に通う理由があった。
ただ、どれだけ強い決意があっても、時には1人になりたくなる。
静かな場所を求めて広大な学園の敷地を歩いていたら、薔薇の庭園に辿り着く。
そこで銀髪碧眼の美しい令嬢と出会い、予想もしなかった提案をされる。
「それなら、私と“偽装婚約”をしないかい?」
互いの利益のため偽装婚約を受け入れたが、彼女が学園唯一の公爵令嬢であるユーリアナ・アルローズと知ったのは後になってからだ。
しかも、ユーリアナは偽装婚約という関係を思いの外楽しみ始めて――
「ふふ、君は私の旦那様なのだから、もっと甘えてもいいんだよ?」
偽装婚約、だよな……?
※この作品は『カクヨム』『小説家になろう』に掲載しております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 08:10:00
17034文字
会話率:42%
社交界の薔薇、と謳われるセレスティーヌ・トトウ侯爵令嬢。
その完璧な美貌も洗練された身のこなしも、機知に富む話術も全て仕事の為。
セレスの働くしょぼくれた薬師塔への予算の確保、領地内への薬草採取の許可、完成した薬の流通販売の円滑な承認、等々
を得るためにセレスは社交界での地位を築き上げてきた。
生涯を薬師塔に捧げると決め、仕事を続ける上で支障にしかならない結婚は全く望んでいない。
セレスの醸し出す、゛高嶺の花゛感から求婚自体も少ない上に、侯爵家の地位を利用して断りまくっていたのに、22才にして、とうとう断れない格上のオルランド公爵家からの婚約の打診が。
絶望するセレスの前に現れたのは、稀代の魔道士で変人と有名なアーノルド。彼はセレスの望まない結婚を解決できると言うが、、、。
解決方法は「俺と結婚しましょう。」で、セレスは即お断りする。
でも、そこは何だか結婚して、変な呪いをかけられるはめに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 19:52:54
146034文字
会話率:42%
前世、隣国の王国との和平交渉である婚約を拒否した為戦争し、父親を亡くした辺境伯家長女、リゼット。
結局、戦を止めるために強制的に結婚したリゼットだったが、 その年、一家の魔法であった炎を妹が使い、リゼットが嫁いだ国の城の一部が焼け落ちてしま
った。
その結果妹は、反逆罪の罪により処刑されてしまう。
そして、亡き父と妹を追い、牢獄で自害したはずのリゼットだったが、走馬灯が流れ……、気が付いたらなんと、嘗て政略結婚を断ったはずの和平交渉の場の席だった!?
「次こそは間違えない」
運命を変えるため、彼女は前世では断りを入れたその場で、冷酷な王子との結婚を承諾し……?
二度目の人生では絶対に、愛する人を死なせたりはしない。
たとえ、前世では愛情のなかった人と望まない結婚をするとしても……
これは、二度目の人生こそ家族を守る為に嫁ぐ令嬢と、前世現世共に冷酷と謳われる王子の、不器用なやり直し婚物語。
*2020.2.24.完結致しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 16:21:06
228513文字
会話率:37%
詐欺師に騙され没落したジャンニーニ家の元ご令嬢ニコレッタは、広場で泣いている少女と知り合う。何でも彼女の兄ダンテが、この国の姫君に好意を持たれ迫られて、望まない結婚をする事になってしまうかもしれないらしい。没落貴族という悪評しか残っていない
自分なら、これ以上悪くなっても困らないと考えたニコレッタはダンテに「姫君が諦めるまでの一時的な婚約」を提案する。しかし、お互いにだんだん意識し始めて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 17:44:17
108757文字
会話率:48%
武力で父親と兄を追放し、軍神と呼ばれる恐ろしい皇帝、ディートリヒ。
彼はたいそうな女好きで、あちこちの王侯貴族に「破滅と、人質として娘を差し出すの、どちらを選ぶ?」と迫って妃を集めている。
テレーゼもそうして彼の妃になった。だけど従妹の身
代わり。
彼はテレーゼをなぜか溺愛しているけど、彼女は望まない結婚だし、ディートリヒを好きになれない。だから毎日王宮を脱走しては、彼に見つかり連れ戻されている。
実はテレーゼが知らないだけで、ディートリヒの婚姻には事情があって――
◇◇
偽物人質姫と、彼女を本気で好きな皇帝が、もだもだするお話! だけど事件も起こって、テレーゼの隠された能力が開花もする!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 18:04:17
9848文字
会話率:28%
ゼノ領の国境警備騎士団長ハロルドは、悪女と名高い第一皇女カリーナ・レ・アルビオンとの結婚を命じられる。
断ることも出来ずに妻として迎えるが。
カリーナは噂の悪女ではなくて……?
いや、やっぱり悪女?
「俺は貴女の夫で貴女は俺の妻だが。お互
いに望まない結婚だ。だからまず夫婦じゃなくて仲間にならないか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 20:17:28
11170文字
会話率:42%
望まない結婚から逃げたい男女が考えた、法律の抜け道。
男の秘められた恋心は、成就するのか。
これは、国家の横暴が招いた結果を描く物語。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2024-01-17 12:03:13
5408文字
会話率:45%
冬に死んでしまったミルテは春に戻って二度目の人生をやり直す。
自分の死と親友の望まない結婚を防ぐため、親の再婚を成就させるためには何としてでも秋までに『彼』を結婚させなければならない。しかし二度目の人生の中で『彼』はミルテに求婚する。この求
愛を受ければすべては丸く収まるのだろうか?
※アルファポリス、Nolaノベルにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 21:06:18
35942文字
会話率:45%
第三皇女のユアンは、望まない結婚を免れるために誰とでも寝るという噂を自ら流し、卑しい王女を演じている。
それに嫌悪し罵る、隣国の皇子の長男ジェイド。
そして、そのユアンを娶るためには既成事実を作る事も辞さないレモンド。
隣国の兄弟と、
卑しい淫売だという評価を受けるユアンはどうなっていくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 02:38:49
12771文字
会話率:24%
歌姫と呼ばれた聖女は、公爵の妻となる。公爵からは、お前を愛せない、と言われているが、仕方ないと割り切る。
二人ででかけた日、公爵と聖女は相手に行為を向けるようになる。しかし、公爵は騎士として魔の森へ言ってしまった。呪いにかかり瀕死の彼を
歌姫として治すが──!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 18:21:47
7144文字
会話率:58%
冬室涼音(ふゆむろすずね)は結婚に夢を見る、至って普通の女子高生。しかし、涼音は18歳の誕生日に、突然見知らぬ和服の男たちに誘拐されてしまう。
涼音が連れて来られたのは、とある山奥にある大きな里。
その最奥にある一際大きな日本屋敷のさらに奥
の部屋。彼女を待ち構えていたのは、この里に住む特殊能力者たち「道壱(どういつ)一族」の長だという青道縹悟(せいどうひょうご)という男だった。
そこで知らされた、涼音の知らない家族の真実。それは降って湧いた望まない結婚を承諾せざるをえないものだった。
ロマンもなにもない儀礼まみれの結婚式。拒むことのできない初夜。
そして、一族の長の妻として扱われるようになった涼音には、4人の相談役の青年たちがあてがわれた。
快く涼音の相談に乗りつつ青道家の縹悟を敵視する赤道家の蘇芳(すおう)。
飄々とした態度で涼音をからかって楽しむ黄道家の晃麒(こうき)。
涼音に不思議な言葉を投げかけて真意の読めない行動の多い黒道家の鳶雄(とびお)。
この里から逃がしてやろうかと涼音を惑わせてくる白道家の練(れん)。
青年たちに翻弄されながらも、涼音は納得できないまま始まった結婚生活をどうにかして受け入れようと行動し始める。
縹悟がかたくなに涼音にこだわる理由は何なのか。道壱一族の涼音を取り巻く思惑とは一体何なのか。涼音にも一族が持つという特殊な能力が備わっているのか。
そして――涼音は縹悟と偽りではない、本当の愛を育むことができるのか。
閉じられた山中の里の中で、謎めきながら繰り広げられる、契約結婚から始まる現代恋愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 18:00:00
73251文字
会話率:51%
ブランチェット伯爵家はずっと昔から、体の弱い末の娘ベアトリーチェを中心に回っている。
両親も使用人も、ベアトリーチェを何よりも優先する。そしてその次は跡取りの兄。
中間子のアイシャは両親に気遣われることなく生きてきた。
もちろん、
冷遇されていたわけではない。衣食住に困ることはなかったし、必要な教育も受けさせてもらえた。
ただずっと、両親の1番にはなれなかったというだけ。
愛されていないわけじゃない。
わがままを言わず、良い子にしていればいつかきっと、両親は自分の方を見てくれる。
アイシャはずっと、自分にそう言い聞かせながら生きてきた。
しかし、その願いが届くことはなかった。
アイシャはある日突然、病弱なベアトリーチェの代わりに、『戦場の悪魔』の異名を持つ男爵の元へ嫁ぐことを命じられたのだ。
かの男は血も涙もない冷酷な男と噂の人物。
加えて男爵領のある北部は痩せた貧しい土地。魔族の襲撃の危険もある場所。
アイシャだってそんな場所に嫁ぎたくないのに、両親は『ベアトリーチェがかわいそうだから』という理由だけでこの縁談をアイシャに押し付けてくる。
当のベアトリーチェも『ごめんなさい』と涙を流すだけで、それ以上は何も言わない。
ーーーああ。やはり私は一番にはなれないのね。
アイシャはとうとう絶望した。どれだけ願っても、両親の一番は手に入ることなどないのだと、思い知ったから。
結局、アイシャは傷心のまま辺境へと向かった。
望まれないし、望まない結婚。アイシャはこのまま、誰かの一番になることもなく一生を終えるのだと思っていたのだが………?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 22:50:52
390339文字
会話率:51%
望まない結婚を回避する為に、美青年、文武両道、王太子の側近、公爵家嫡男の将来有望過ぎるレンブラントと偽の婚約をする事になった侯爵令嬢のティアナ。
だが偽りの婚約者であるティアナを何故か彼は、本物の婚約者として扱ってくれる。そんな彼に少しずつ
ティアナは惹かれていき、互いの距離は縮まっていくが、ある日レンブラントを慕っているという幼馴染の令嬢が現れる。更には遠征に出ていたティアナの幼馴染も帰還して、関係は捩れていく。
◆◆◆
そんな中、不思議な力を持つ聖女だと名乗る少女が現れる。聖女は王太子に擦り寄り、王太子の婚約者である令嬢を押し退け彼女が婚約者の座に収まってしまう。この事でこれまで水面下で行われていた、王太子と第二王子の世継ぎ争いが浮き彫りとなり、ティアナやレンブラントは巻き込まれてしまう。
◆◆◆
偽婚約者、略奪、裏切り、婚約破棄、花薬という不老不死とさえ言われる万能薬の存在。聖女と魔女、お世継ぎ争い……。
「アンタだって、同類の癖に」
ティアナは翻弄されながらも、運命に抗い立ち向かう。
*この作品は、アルファポリスと魔法のアイランドにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 09:06:08
187267文字
会話率:45%
望まない結婚を強いられている少女の話
キーワード:
最終更新:2022-06-23 02:06:49
850文字
会話率:4%
とあるダークファンタジーマンガに幼女として転生してしまったティララ。
父は冷血帝王と呼ばれるラスボス魔王のエヴァンだった。
マンガのティララは、魔を滅する青い血を持つことから、幼い頃から監禁され、魔王討伐の命が勇者に下ってからは、ス
キーズブラズニルを持つマッドサイエンストのもとへ結婚という名の追放をされそうになるのだ。
それを嫌がったティララは勇者のもとへ逃げ、父を殺す聖剣になり死ぬのだ。
「監禁もいや! マッドサイエンストと結婚も嫌! パパを殺すのはもっと嫌!!
だったら青い血を隠して、自分が錬金術師になって自立しよう!」
青い血を隠しているティララであったが、彼女は魔王の娘でありながら闇の魔力が使えない無能だったため、心配性の父にほぼ軟禁状態にされてしまう。
父を殺したくない&望まない結婚を回避するために、ティララは、魔力がなくても自立が認められるために錬金術師を目指そうとする。
しかし、錬金術師を嫌っている父から反対され、かわりにサキュバスを家庭教師につけられてしまう。
不本意ながらもサキュバスの指導を受けるティララは、カーバンクルの守護を得ることで、少しの自由を手にする。
その後、偶然出会った錬金術師を脅迫し、父に隠れて弟子になる。
その錬金術師は、二メートル級二足歩行のもふもふ猫だった――。
常識が通じない溺愛パパと、自立をもくろむ元気幼女が、もふもふの錬金術師と魔道具を作ったり、スライムや妖精たちと織りなすスローライフ的な(?)もふもふハートフルファンタジー。
ハッピーエンドです。
毎日更新、12月末までに完結予定です。
更新時間は未定なので、続きが気になる方、まとめ読みされたい方は、ブックマーク&更新通知オンもしくはお気に入りユーザー登録をお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 05:17:05
118668文字
会話率:32%
王子様のお妃候補として、田舎から出てきた少女ミアは、『貧乳だから』というあんまりな理由で婚約破棄されてしまう。
寂しくお家に帰るしかないのかな……ふと”オーディション”と書かれた謎の幟を見つけたミアは、ダメもとでチャレンジしてみることに。
実はそのオーディションは、長引く戦争を好転させるために大国の皇太子さまが結成した”戦場吟遊治癒アイドル”のメンバーオーディションだった。
もともとは格闘スキルの方が得意だったミアだが、皇太子さまと面接していると突然強大な癒しスキルが発現する。
「ミアさん! ぜひとも僕のユニットに入ってくださいっ!」
「戦場のアイドルになりましょう!!」
優しいイケメン皇太子さまに見初められたミア、スキルを活かして世界を癒す戦場アイドルに変身します!
個性的な仲間達と繰り広げる激しくも楽しい日々……少々ニブい皇太子様とも少しずつ愛を育んで……お母さま、ミア、幸せですっ!
そういえば、わたしを婚約破棄した王子様は政略結婚の罠にはまり、望まない結婚を強いられているようですが……今更復縁迫ってこないでくださいね?
※他サイトでも掲載予定です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 12:08:38
45179文字
会話率:32%
乙女ゲームのヒロインに転生したらしいけど、婚約者のいる男性しか言い寄って来ない。
略奪愛とか、道ならぬ恋に興味のない私は、幾多の誘いを断り続けた結果、たぶんバッドエンドに到達してしまった。
40歳年上の貴族と望まない結婚をさせられそうになっ
たため、家出令嬢になってしまった私に、付いてきてくれたのは、幼い頃から一緒にいた従者一人だけ。
運命の人はどこにいるのだろう?
誰かを蹴落としてハッピーエンドを迎えられなかったヒロインが、幸せを見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 16:07:35
3252文字
会話率:31%
結婚式でルティアのベールをめくった公爵様は、その赤い瞳を見て明らかに固まった。そしてルティアの前世の名前を呼ぶ。
ルティアには前世の記憶があり、その時から引き継いでしまった相手の魔力を奪う赤い魔眼。そのせいで姫であるはずのルティアは、
半ば幽閉され、魔眼の姫と呼ばれている。
前世で誰よりも大好きだった幼馴染と、結婚式の当日望まない結婚の新郎新婦として出会ってしまったその日、何故か幼馴染だった旦那様は前世の記憶を取り戻す。
すれ違っていた幼馴染が再び出会い、今度こそ幸せになるはずの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 10:46:31
70012文字
会話率:41%
第二部突入☆
女嫌いだと自ら断言するワケありな少年・ヨシュアは、父と兄からお婿に行ってこいと、婚約者を勝手に決められてしまった。
しかも、その婚約者の方にもワケがありそうで……。
乙女小説には、望まない結婚相手とのロマンスがよく題
材になります。
だったら、男の子がお婿に行く話があってもいいじゃないか! と、意気込んで始めた物語です。
一度、アップしている作品なんですが、自分で確認しづらいページの割り振りをしてしまったので、悩みつつも再投稿させてもらうことにしました。
どうぞ、よろしくお願いします(^-^ゞ
※エブリスタさんよりセルフ転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 20:15:25
484199文字
会話率:44%
女嫌いだと自ら断言するワケありな少年・ヨシュアは、父と兄からお婿に行ってこいと、婚約者を勝手に決められてしまった。
しかも、その婚約者の方にもワケがありそうで……。
乙女小説には、望まない結婚相手とのロマンスがよく題材になります。
だ
ったら、男の子がお婿に行く話があってもいいじゃないか!
と、意気込んで始めた物語です。
一章でヨシュアのワケ、二章以降にお姫様のワケが出てきます。
そして、三章+エピローグで完結です。
他のサイトで公開してる作品なんですが、よそ様はどんな感じなのか知りたくてお邪魔してます。
慣れない仕様におろおろしながら更新してました。
よろしくお願いします(^-^)
追伸→続編始めました☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-11 19:33:29
105411文字
会話率:43%
「君との約束を果たすために必要なら、僕は神様さえ殺すだろう」
心の支えだった幼馴染ティムが行方不明になり、家族から疎まれ辛い日々を過ごしてきたアリエル。
望まない結婚式で、行方不明だったティムが約束を果たしにアリエルを迎えに来て...
最終更新:2020-03-30 21:00:00
2351文字
会話率:14%
望まない結婚を強いられそうになったあの日、わたしを助けてくれたのは一人の騎士だった。憂いを帯びた美貌の彼には、秘密があって……これは、悪魔に魅入られた女の物語。
および、召使いによる蛇足。
★ご注意ください★
バッドエンドのろくでもない
話です。
最後に笑うのは悪魔だけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-02 19:08:32
9043文字
会話率:23%