オンラインゲーム『ソーサラー・マスター・オンライン』、略して『SMO』。高性能AIを搭載したフルフェイス型モニターデバイスを起用、360度パノラマの臨場感あふれる映像と自身の声を人気声優の声色にリアルタイム変換しボイスチャット可能、しかも多
言語翻訳機能も搭載した世界初のMMORPGとして大々的に販売された。日本企業とアメリカ企業の共同開発デバイスと起動ソフトとセットで日本円にして約30万円という高価格にもかかわらず、コミュニケーションツールとしても画期的だったため全世界最高同時接続数10億人を記録し大ヒットをする。
――しかし、そんなゲームにも終わりの日は訪れる。
SMOを楽しむプレイヤーたちが集うリアル女性限定ギルド『深紅の薔薇』。そこに属する主人公『シノブ』はサービス最終日に突然、まぶしい光につつまれてゲーム世界に転移してしまう。
戸惑いながらもゲーム世界を彷徨い、広大な草原でかつての仲間『サクラ』に出会う。喜びと安堵もつかの間、そこで彼女はある秘密を知ることになった。
実はサクラは男性で、俗にいう『ネカマ』だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:00:00
171859文字
会話率:42%
守芽島という名の孤島から伸びる一万メートルもの高さを誇る巨大な塔——通称PLOW。
完成したばかりのPLOWの中には科学技術の最先端であるAIやホログラムをふんだんに盛り込んだテーマパークが広がり、遊園地、水族館、美術館など、さまざ
まな施設が展開していた。
そんなPLOWのプレオープンに運よく参加することができた柊志樹だったが、最終日に〝Utopia(ユートピア)計画〟というPLOWを爆破する計画の存在を知ってしまう。
秘密を知った志樹は何者かによって殺害されてしまうが、目が覚めるとそこは滞在中に泊まっていた宿のベッドの上。日付は守芽島に来た日から一日後を示していた。
繰り返す時の中、人々を救うため黒幕の思惑を阻止し真相に辿り着くことはできるのか。
そして、絶望と後悔の果てに見るものは——。
※この作品はカクヨムとノベルアップ+でも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:53:49
275930文字
会話率:57%
八歳のルドは、神のミスで死亡、異世界転生した。
神は御詫びに特別な配慮をする。それは異世界そのもの(惑星)に転生し、その〝分身〟として、人間の姿で生きる、というものだった。
が、まだ幼いルドは、その事をきちんと理解出来ず、日本にいた頃と
同じ見た目と年齢の人間として転生したのだと思い込む。
勇者パーティーの一員として〝転生と同時に召喚された〟ルドだったが、半年後、無能ポーターは要らないと、追放される。
ダンジョン内の巨大な穴に落とされたルドは、物理攻撃が効き辛い種類のA級モンスターを、落下の衝撃だけで倒し、偶然王女マリアを助ける。
実は彼女は、〝国の歴史上初めて女性である娘に王位を譲る〟と宣言した現国王の父のせいで継承争いが勃発、幼少期から王子の弟に何度も殺され掛けていた。
この日は、一年間だけという約束で冒険者稼業を行っていた彼女の最終日だったのだが、弟によって買収されたパーティーメンバーによって、深手を負わされた上で、ダンジョン最下層に置き去りにされていたのだった。
一方、今までずっと勇者パーティーの仲間たちによって〝囮〟としてモンスターに向けて放り投げられる、ということを繰り返していたルドは、自分で初めてモンスターを倒したことによりレベルアップ、規格外の強さを獲得。
が、モンスターを倒せたのも、高所から落下して無傷だったのも、全ては〝お祈り〟のおかげだと言う彼は、本当の力に気付かず、自分は弱いままだと勘違いし、「強くなりたい!」と願う。
マリアをモンスターから助けただけでなく、その傷までも〝お祈り〟で治したルドを見た彼女は、こう思った。
「この子は〝利用できる〟」と。
三ヶ月後の十八歳の誕生日に女王として即位するために、マリアは桁外れの戦闘能力を持つルドを旅に誘う。
「あなたが強くなるための修行が出来る良い場所がある。一緒に旅しよう」と。
そして、「何かあれば、私が守ってあげるから」と、思ってもいない約束をして。
全ては、〝自分の身の安全を保障しつつ〟経験値を稼いで〝誰にも暗殺されない程に強くなり〟〝魔王討伐を手土産に華々しく女王として即位する〟ために。
これは、どこまでも純粋な幼い少年と、そんな彼を利用しつつ王位を継ごうと画策する王女と、そんな彼女の命を狙う王子と、王子によって王女の暗殺者として仕立てられた勇者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 19:11:30
40746文字
会話率:51%
東京在住の作者は、大阪のホテルに滞在して5日間の万博ボランティアをしに出掛けた。安いホテルでは非常ベルが鳴るし、最終日にスーツケースを駅のコインロッカーに預けなければならないが、迷わず行けるか空いているか、色々と不安。ロッカー探しや食事処探
し、梅田ダンジョンに迷いこむなど、毎日独りで悪戦苦闘。果たして無事にロッカーは見つかるのか、ボランティア活動は出来たのか。そして、大阪・関西万博の様子も見たまま、聞いたままを描く。全て実話、考えた事、感じた事もウソ偽りなく記したエッセイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 14:58:54
56739文字
会話率:12%
超新星アイドルユニットのセンターポジ、『史上最強アイドル』の俺、陽≪ひいろ≫は、五大ドームツアーの最終日、リリースした新曲を歌い終えた直後に、ステージの奈落に転落した。
「ああ~~俺、死ぬな~~。」覚悟を決めた俺だったが、目を開けると品
格漂う天然イケメンたちが。
これって異世界転生!? 貧乏伯爵家の四男(ハイスペックな王侯貴族子息たちの使い走り)ヒーロクリフに転生した俺は、子爵令嬢ユーミランに転生した『陽のファン』結愛≪ゆめ≫と一緒に、異世界で王道アイドルユニットをプロデュースする。
全体的に友情・成り上がり系、コメディ要素・恋愛要素など、ちょっとあります。気楽にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:11:12
150876文字
会話率:27%
夏休み最終日
課題が終わらせるために徹夜していた主人公は
休憩にアイスでも食べようと冷凍庫をあけた。
そこには何もなく、コンビニへと自転車を走らせた主人公は運悪く事故に遭ってしまう。
最終更新:2025-07-25 15:20:56
3440文字
会話率:42%
高校生男子『清水涼太』には片想いする幼馴染がいる。
特に何をせずとも自然と男子の好意を引き寄せる、アンニュイな雰囲気を纏う美少女『音瀬姫奈』――涼太の初恋の相手だ。
だが、姫奈はもう一人のイケメンハイスペック幼馴染である『神代蓮』の
ことが好き。
涼太は姫奈の幸せのためならと、自分の気持ちを隠しながら、姫奈が蓮にアプローチする手伝いをしていた。
しかし、高校一年生の文化祭最終日。
充分な準備を整えて告白に臨んだ姫奈は、蓮にフラれ、失恋してしまう。
「あぁ……もう、どうでもいいや……」
「ねぇ、私のことメチャクチャにしてよ……?」
いわゆる【負けヒロイン】となった姫奈。
一時は落ち込んで自暴自棄になるが、涼太の支えによって徐々に立ち直っていく。
そして、青春を失恋で終わりたくない姫奈が、新たな恋を見付けて幸せを掴み取ってやろうと決意した矢先、涼太が自分に好意を持っていることを知る。
いつも傍に居てくれて、困ったときは助けてくれる涼太に、姫奈は徐々に惹かれていき…………
「可愛い女の子ならここにもいるんですけど」
「……私、今、フリーなんですけど」
「一人で勝手に私のこと好きになってないで、私もちゃんと好きにさせてよ……リョウ君のこと」
姫奈は素直になりきれず、不器用ながらにも涼太との距離を縮めようとしていく。
涼太も、そんな姫奈を今度は自分の手で幸せにしてやるんだと覚悟を決め――――
これは、一度は【負けヒロイン】となってしまった幼馴染ヒロインを、今度は自分の手で幸せにしてやろうと奔走する青春ラブコメ!!
甘くて苦くて焦れったくてもどかしい……そんな青春恋物語ッ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:42:26
178703文字
会話率:44%
その日、俺は夏休みの最終日を迎えていた。
朝の十時前に起き、ポテチを三袋食べ、ラーメンを啜り、二度寝を経る。
するとあら不思議、いつの間にか夜の十九時になっていた。
無為な時間を過ごした気分でしかなく、胸にどこかぽっかりとした気持ちを抱えた
ままの俺は外に行く。意味もなくブラブラと歩くためだ。
住宅街を抜け、駅前を通り、いつの間にか入り組んだ路地裏に来た。
夜の帳が完全に降り、月明りが反射していなければ何も見えないままだっただろう。
俺は歩き続けた。意味はない。理由もない。はずだが、気持ちが悪い。
元々おかしかった自覚はあるが、ここまでだったか。
自分の心の内に呆れながら、女の子に絡んでいたチンピラを制圧する。
そして、後ろを振り返り俺を待っていたものは――。
それは始まりだ。朧御 悠陽にとって、その邂逅はまさしく偶然の産物。意味もなく歩き続けたことが光を見つけた。
第三者の意思に介在の余地はなく、本当に偶然の偶然、たまたまだったのだ。
だがしかしこのたまたまこそが、世界を取り巻く大きな歯車と対になる歯車の合致であることは、その時に知る者は世界にいなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:58:10
4043文字
会話率:36%
平凡な高校生・桜井悠斗は、夏休みに**下呂温泉の老舗旅館「夕凪楼」**での住み込みアルバイトに応募する。東京の日常に満たされない思いを抱えていた悠斗は、新幹線と特急を乗り継ぎ、憧れの和の世界へと足を踏み入れた。
旅館の仕事は想像以上に厳し
く、慣れない敬語や重労働に戸惑う日々。しかし、女将から特別指導を受ける同年代の女将見習い・佐藤凛の涼やかな笑顔と、しなやかな仕事ぶりに、悠斗は次第に惹かれていく。凛のひんやりとした指先や石鹸のような香り、そして彼女がまとう格式ある着物の佇まいは、悠斗の心を密かに揺さぶった。そんな中、同じ高校の同級生・新堂蓮もアルバイトに加わる。器用に仕事をこなす蓮と、凛との距離が近づく様子に、悠斗は焦りとジェラシーを感じ始める。
大規模な宴会を仲間と乗り切ったことで仕事の喜びを実感し、お客様へのミスで女将や藤原仲居から厳しく叱責されながらも、手作りの甘味を差し入れてくれる温かさに触れる。深夜の旅館散策や、凛と蓮と三人で分かち合った缶ジュースのひとときを通し、悠斗は「夕凪楼」という空間の魅力と、自身の成長を自覚していく。
しかし、蓮が凛を花火に誘う場面を偶然聞いてしまった悠斗は、言えない恋心を募らせる。仕事中、凛が落とした可愛らしいヘアピンを拾い、こっそりポケットにしまう悠斗。蓮が常に一歩先を行くように凛をサポートする姿を見て、悠斗と蓮の間には、言葉にならないライバル意識が芽生えていく。
短い夏休み最終日、悠斗は心からお客様をもてなし、女将からの感謝の言葉に深い達成感を覚える。しかし、駅へ向かう凛と蓮の後ろ姿を見送り、喉まで出かかっていた**「好きだ」という言葉は、結局言えないまま下呂の夜空に吸い込まれていった。**
新学期、東京に戻った悠斗は、「おもてなし」の精神が深く根付き、学業にも真剣に取り組む自分に気づく。机の引き出しにしまわれた凛のヘアピンを見るたび、あの夏の日々や、言えなかった言葉の重さが蘇る。旅館での恋は成就しなかったが、悠斗は「夕凪楼」で得た経験が自分を大きく成長させてくれたことを確信する。女将の言葉を胸に、いつか凛と胸を張って向き合えるその日のために、もっと素敵な自分になることを誓い、悠斗は新しい季節へと歩み出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 16:55:14
6354文字
会話率:0%
絶世の美女レイラ・ヴァルモンドは、毎日のように求婚者からの贈り物や手紙を受け取っては「退屈ね」と言い捨て、すべてを燃やしていた。
そんな彼女のもとに現れたのは、地位も財もない無名の青年。
彼が差し出したのは贈り物でも言葉でもなく、「一週間、
貴女を退屈させない時間」だった。
刺激もなく、ただ穏やかな会話と共に過ぎていく日々。
次第にレイラの心は静かに揺らぎ始める。
だが、最終日。彼は何も告げずに姿を消す。
手元に残されたのは、一通の手紙だけ。
──“あなたが、誰かと退屈を共有できる日が来ますように”。
レイラは微笑みながら、再び紅茶を口に運んだ。
その胸に、ほんの僅かな期待を残して──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 08:12:27
1774文字
会話率:67%
荒木家の幸せな家族旅行。
だが、最終日の深夜、少年ミタとその妹ミナは母の死体を発見。犯人不明のまま7年が経過し、ミタは復讐を胸に17歳の高校生に成長した。歪んだ正義感で「悪人」を憎む彼は、ひょんなことから不良たちとトラブルになり、その日創造
主・梵天(ブラフマー)が現世に降り立ち、「梵使」アダムを授かる。その梵使の固有能力「起源の共鳴」は、過去・現在・未来の記憶を操り、伝説の技すら再現可能にするというもの。全人類に梵使がパートナーとして付けられ、彼はその能力を駆使して犯人の特定を目指す。
だが、その梵使システムには致命的な欠陥があり……
社会の混乱とカルト教団の暗躍の中、ミタは母の仇を追う。
神の気まぐれと人間の自由意志が交錯するダークファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 12:46:56
2850文字
会話率:43%
夏コミ最終日、理系オタク女子・天沢ユナは“推し新刊”を求めて会場を全力疾走していた――。
……が!スケブ争奪戦で転倒→目覚めた先は、真っ白な異世界の空間。
そこで現れたのは、
「あなた、推しなんです、尊すぎる……一生守りたい……!」
と、間延びした口調で布教ポエムを語りながら抱きついてくる、ポンコツオタク女神・フィルネリア様(自称:全能)!
そんな彼女から唐突なキス&まさかの転生ギフト――
◆〈∞クラフト〉(無限に創れる)
◆〈万物解析〉(なんでも分かる)
というぶっ壊れスキル、
そしてなんと**「東京都23区サイズの領地(森・湖・草原・荒野・大迷宮付き)」**をプレゼントされ、
気づけばユナは異世界での新たな人生を始めることに!?
◆エルフの森で出会った“儚げ美人な本好き司書”
◆猫耳族の天真爛漫少女(しかも鍛冶職人)
◆クール系ドワーフのツンデレ戦士
◆人間族の少年騎士(←百合を見守る男子枠)
様々な種族と出会い、
友情、百合、経営、農業、発明、迷宮探索……
“推しに愛されて世界ごと託される”超沼型異世界建国ファンタジー、開幕!!
「国家?農業?魔物?全部やる!全部創る!だって私は、女神の推しなんだから!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 23:33:12
2729文字
会話率:27%
「もしもその再会を運命と呼ぶのなら、やっぱり僕は少しだけ悲しい。それは僕が何よりも望んでいなかったものだから」
八月の最終日、午前五時。花火セットの入ったレジ袋を片手にもった小高葵の前に彼女は現れた。五年前の夏、小学校の教室で「小説家にな
ってね」と約束を交わした彼女。名を星和香那と言った。
「ロストデイ」、八月三十一日が失われた世界で彼女はその正体を突き止めようとし、同時に葵と交わした約束を果たそうともしていた。約束は守られるものだから。星の光のように眩しい彼女は、どこまでも正しく在ろうとしていたから。
葵にとっては彼女の全てが絶望だった。自分はもう約束なんてどうでもよくて、小説を書くつもりだって無かったのに。彼女の存在が葵の全てを否定する。なのに、その光は歩みを止める事を知らずに彼の手を引こうとする。
葵が小説を止めた理由、ロストデイの正体、そして二人の前に現れる「女神様」という小さな女の子の存在。和香那は真っ直ぐに、全てに立ち向かおうとする。
そして五年後の夏、二人にとって残酷な真実が突き付けられたその時、世界の全てがひっくり返るのだった。
何もかもが反転した世界で、和香那はそれでも星のように光っていられるのか。葵は彼女の隣にいられるのか。
一番星のように遠い君へ捧ぐ、一編の小説なんかじゃ足りないくらいの、永遠のように長い告白を言葉にした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:33:38
129378文字
会話率:59%
「一時間遅い夏の終わりが、少女の夢を連れてきた」
昭和二十六年夏。
北陸から上京した十九歳の鈴木ひよりは、念願の「職業婦人」として弱小出版社に勤めながら、記者になる夢を抱いていた。
だが現実はお茶汲みと電話番の日々。そんな中、日本初のスチ
ュワーデス誕生という歴史的ニュースに、ひよりは自ら取材を申し出る。
時代の壁、男社会の偏見、そして迫り来る締切──。
小さな決意と出会いが、少女を“記者”へと変えてゆく。
サマータイム最終日、運命の時計は動き出す──。
一時間の“誤差”が運命を変える。
これは、夢と理想を追いかけた少女の、ひと夏の軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 21:13:08
8106文字
会話率:32%
どうしようもない孤独に耐えかねて、明日から夏休みが始まるという日に、この世界からサヨナラしようとした。
―夏休み最終日に。私と一緒にここから飛び降りよう。
そんな言葉に振り向けば、そこには芭月がいた。いずれ死ぬことができるのであれば、孤独を
感じずに済むのなら、それもいいのかもしれない。そう思い彼女の手を取った、人生最後の夏休み。
すぐそこに終りがある、だからこそ心の底から楽しんだ、二人の少女が終わりを求めて始まった物語。
自殺を含む描写があります。苦手な方は読むのをお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 10:00:00
35166文字
会話率:39%
憂鬱な日常の中で暮らす高校一年生の少女。稲村岬。幼い頃に両親を亡くし、ルーツを知らずに育った。そんな普通の暮らしから一転、高校一年生の最終日に十二支と黒子の一族、外れ者たちと出会い、獣の謎へと迫っていく冒険が始まることになる。
最終更新:2025-06-17 09:10:00
13915文字
会話率:50%
学校近くの.とある進学塾で僕と沙羅は出会った。
姿勢が美しく凜とした彼女に、僕は一目惚れをした。
医大を目指す沙羅と、国公立文系を目指す僕。
それぞれ進路は違うけれど、互いに切磋琢磨して、励まし合い大学受験という目標に向かって頑張った。
そ
んな僕達には、クリスマスも正月もなく…
冬期講習の最終日、僕は沙羅に呼び出され、初デートで行った海に来ていた。
衝撃的な告白を聞いた僕は、彼女を1人置き去りにして帰宅した。
それから12年の月日が経った…。
あれから彼女とは会えていないし、連絡も繋がらない。
妻が出産のため里帰りしているので、今年のお盆は1人で実家に帰省している。
ふと思い立った僕は、懐かしいあの海に来ていた…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 11:00:00
5199文字
会話率:28%
夕闇が迫る自室で、俺はデスクトップPCの前に座っていた。画面に映るのは、長年プレイし続けたMMORPG「クロノ・エッジ」のログイン画面だ。今日は、このゲームのサービス最終日。日付変更線をまたぎ、ついにその時がやってきた。
俺の名前は瀬口
健一、30歳。しがない社畜プログラマーだ。平日はコードと納期に追われる日々だが、週末は「クロノ・エッジ」の世界で、ハイエルフとオールドヒューマンの血を引くハーフエルフ「セロ」として過ごしてきた。セロは、両種族のスキルと特性を併せ持ち、さらに両種族混合のレアスキルも使えるという設定のレアキャラだ。その容姿はゲーム内でも随一と評判で、マジックナイトという職業柄、ギルドの主力として活躍できた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 12:10:00
6718文字
会話率:29%
〈死者の日〉の祭り。
それは、冥界から、死者を迎え入れる祭り。
人々は、髑髏や動物の仮面を被り、死者たちの魂をなぐさめるために三日間、陽気に踊り明かす――。
その数日前、イグマスの町の通りを、死神のような男と少年が歩いていた。
彼らは、
友人のイオアンに助けを求めにきたのだ。
無実の仲間が、牢獄塔にいる。
〈死者の日〉の祭りの騒ぎのなかで、あいつを助け出したい――。
弱みがあるイオアンは、彼らを助けようとするが、時間だけが過ぎていき、とうとう、祭りの最終日を迎えてしまうのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 20:00:00
373930文字
会話率:53%
「ギルドのハウスならば手放してしまった。ちょうど皆が解散した瞬間にな!」
「じゃあ僕たち何処で寝泊まりするんですか?!」
ユーザーの個人情報を動画サイトで公開処刑する集団・ヴァロランドによってサービス終了を余儀なくされた世界的MMORPG
、LSO。
その稼働最終日。
とある小規模ギルド・翼蛇の杖(カルドケウス)では、仲間達と語らい、サ終を名残惜しむプレイヤー達数人が最後の挨拶を交わしていた。
それぞれ別れを告げログアウトしたはず……
が、そのうちの二人……なりきりロールプレイヤーでギルドマスターの魔術師・キリシマと、お人好しなご意見番の剣士・バーレッドが何故かゲームの中に取り残されてしまう。
ゲーム時代のステータス表記やコマンドは残っている。けれど痛みや匂い、感覚は現実と混合しそのもの。
レベルや装備はそのまま最強でも、二人には住む家やお金がない。
無いならば取り戻すしかない。
と、大金を手に入れるためとあるNPCの屋敷に忍び込む作戦を立てるのだが……。
■第十回ネット小説大賞、一次選考通過しました
■カクヨム様戦うイケメン中編コンテスト、中間選考通過しました
■普段は長編ファンタジーなどを書いています
https://ncode.syosetu.com/n4400ff/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 17:10:00
43988文字
会話率:37%