はっきりとは覚えてないが、物心ついたときくらいに、自分の中に『何か』があることを自覚した。
得体の知れない時限爆弾めいた感覚。
その感覚は、歳を重ねるたび強くなっていく。
これがいつか最悪のタイミングで爆発するのではないかと、俺はだんだん恐
ろしくなってきていた。
そんな漠然とした不安を抱えていた俺は、高校一年の夏休みを前に命を落とした。
死因は居眠り運転のトラック。
異世界には行けなかった。
代わりに長年抑え込んでた力がドバッと解放されて、この世に舞い戻った。理屈も理由もわからずじまい。
とりあえず人生をまた続けよう。あと新鮮な生き血飲みたい。
そしたらクラス一の美少女が刀持って殺しにきた。
……なんで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:43:57
288173文字
会話率:28%
2024年の夏。30年続く経済の低成長に不満を高めていた日本国民は、政権交代を選択した。
だが、その選挙結果は台湾孤立化を謀る、中国による情報工作の影響を受けていたのだ。
新政権により、日本の内政と外交が大混乱となる中、中国は台湾と沖縄先島
諸島に対する同時侵攻の準備を進める。
そして、最悪のタイミングで南海トラフ大地震が発生してしまう。
史上最大規模の災害派遣のために、自衛隊は大半の部隊を拘束され、備蓄してあった物資の殆どを民間に供出するが、
そのスキを突き、中国の侵攻作戦がついに発動する!
危機管理能力が皆無な政権。
最悪の状態に陥った同盟関係。
そして、史上最悪の自然災害という3重苦の中、それでも自衛隊は最善を尽くそうとするが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:44:22
194507文字
会話率:21%
まさか自分がプロジェクトリーダーとして作った乙女ゲーム『恋してルミエール魔法学園♡』の世界に転生するとは...いうなればこの世界の"創造主"といったところか。自分の理想の男性として作り上げた攻略キャラ『騎士団長の子息 侯
爵令息 アベル』の婚約者 『侯爵令嬢 リリアーヌ (アベルルートの悪役令嬢)』に転生し、私の学園生活はまさにバラ色だった、そうヒロインが学園に編入してくるまでは...。
ヒロインの男爵令嬢 ロベリアもどうやら転生者であり、母の形見のブローチを胸に攻略対象である学園の"一軍男子"を次々に籠絡していく。ヒロインには極力関わらず、婚約者であるアベルに好かれるよう誠心誠意努力したが、シナリオには抗えないのか、アベルも簡単に籠絡されてしまった。最悪のタイミングで妊娠が分かった私は傷心のまま学園を離れ出奔した。
私が学園を去った後、逆ハーエンドのシナリオ通り、卒業パーティーで、王太子ヴィクトル、私の婚約者であったアベル、魔術学園教員テオドールが悪役令嬢の断罪を始めたらしい。しかしながら同じく転生者である王太子の婚約者 公爵令嬢 アマリリスによってことごとく反証される。ヒロインのブローチにかけられた『魅了の呪い』も、その場で解呪された。呪いの代償でロベリアは老婆のような姿に、我に返ったハーレム構成員たちは慌てふためくも、覆水盆に返らず。そのまま一団は取り押さえられ、ロベリアは半年後地下牢で衰弱死し、ヴィクトルは廃太子、アベルは謹慎、テオドールは学園を解雇されてしまった。
物語はその5年後の私リリアーヌとその婚約者だったアベルのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 07:20:00
89112文字
会話率:59%
しいな ここみ様主催企画「梅雨のじめじめ企画」参加作品です。
最終更新:2025-06-17 13:00:00
413文字
会話率:9%
高校二年になる俺、小田一郎はオタクである。
スマホに設定しているアラームを好きなアニメのキャラクターのボイスにするほどだ。
それが、あんな最悪のタイミングで流れることになるなんて……。
最終更新:2025-03-04 17:52:53
3200文字
会話率:30%
一部に根強い人気を誇る高難易度ダンジョン攻略型RPG〈ダンジョンブレイバー〉。
その魔族の男は、最悪のタイミングで気がついた。
自分が前世で最も愛し熱中してプレイした〈ダンジョンブレイバー〉の世界に、それも敵役で四天王最弱の器用貧乏、『闇
の貴公子ジュド』に転生していたことに。
最悪なことに、時はまさに少女勇者パーティーの魔王城襲撃の真っ只中。
「こ、このままでは、確実に死ぬ!?」
死への絶望の中、前世の記憶に目覚めたジュドは、最大最後の希望に気づく。
「そうだ……! スキルリセット……! 少女魔王が魔族の禁忌と定めたあの場所にさえ行けば、器用貧乏を返上し……!」
そしてジュドは禁忌を破り、奇しくも最強の力を手に入れる。裏ステージの邪神たちのみが使用する敵専用チート級最強最悪スキル。
さらにスキルリセットを繰り返すことで、ジュドはその全てが使用可能となった。
「ふはははは!」
最強となったジュドは高笑いと共に野望を抱く。
「前世から愛してやまなかったこの世界の全てを手に入れ、そしてゲーム以上の俺の理想世界を創り上げる……!」
そしてジュドは、覇道を征く。
全ての障害を蹂躙し屈服させ。下した少女勇者や少女魔王、主人と慕う戦闘メイドたちに懐かれ絆され。
その覇道を共に歩む臣下と仲間を次々と増やしながら。
これは、最弱と呼ばれた男が自らの力で最強となり、全てを手に入れるまでの物語。
※毎日更新。
※他の投稿サイトでも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 06:06:20
153756文字
会話率:31%
※児童虐待などの表現があります。ご注意ください。
40代社畜現代日本人の脱サラ中年は、退職後につまらないバカをやって入院しそのまま死んでしまった。
死の間際に『ああ、やっぱり僕に生きる資格なんてなかったんだ』なんて声がどこからか聞
こえてきて、それに対して無性に腹を立て、声がするほうへ意識を近づけていった。
そして気が付くと、地球とは異なる世界の公爵家次男『ラインハルト』へ転生していた。
その次男は家族や使用人たちから『出来損ないの無能』と罵られ続け虐待されてきた6歳になったばかりの子供だった。
その子供は自分の価値を証明しようと、魔法鑑定を受けた6歳の誕生日に『自分を低速化』することしかできない役立たずの魔法使いだと言われ、絶望し生きることを諦めてしまっていた。
そんな最悪のタイミングで人生のバトンを受け取った脱サラ転生者が、ラインハルトと自分自身の魔法を駆使して成り上がり、自分を捨てた家族たちに報復しようと奮闘する物語。
『これは虐待だろ。この親父はどう見ても毒親のゴミじゃねぇか。親父も兄も姉も侍女も周りの連中も全員クズだ』
『ラインハルト、お前が表に出てきてまた生きていきたいと思えるように、あのクズども全員をざまぁしてから人生の場を整えてやるよ』
『……それはそうとこのガリガリの体はどうにかならないもんかね』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 12:00:00
100795文字
会話率:41%
理沙は不慮の事故で命を落とすと、海外の宮廷ドラマの登場人物に生まれ変わっていた。しかも転生したのは主人公ではなく、主人公を苦しめる悪役令嬢エリーナ。おまけに転生したタイミングがバッドエンド確定後?!
頭脳と美貌を武器に宮中を牛耳りってエ
リーナは、ドラマの主人公である若き皇后を最後まで苦しめた悪役令嬢だった。だがある事件で貴族の身分を廃されてしまう。おまけにドラマの最終回では難ありの男と無理やり政略結婚をさせられてしまうバッドエンド。
理沙は政略結婚が決まった最悪のタイミングで転生してしまった。失意の中、なすすべもなく、その結婚を受け入れるしかなかった。
結婚相手は蟲と呼ばれる魔物が蠢く異国の男、ライナス。
相手のライナスは蟲狩りの隊長で常に狼の仮面を被った変わり者。冷酷で気難しい男と噂され、結婚後もエリーナを遠ざけていた。
だが遠い異国の地で生きていく為に、冷たくあしらわれてもめげずにライナスの元へと通うエリーナ。
一途なエリーナにライナスも心を開きはじめる。やがて二人は甘い言葉など交わさずに、わずかな視線の動きや仕草で、互いの気持ちを理解し会話するようになる。
風変わりな執事長とやたら腕っぷしが強い侍女に囲まれながら、二人は徐々に互いに惹かれ合う。
だがある事件が二人を襲う・・・。
超個性豊かな脇役とバッドエンドの政略結婚からの幸せを掴む二人の物語です。
*「(元)皇女と蟲狩りは静かに恋をする」を元に、新たに主人公を悪役令嬢として書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 09:14:09
86064文字
会話率:29%
どこにでもある、ごく普通のRPG的魔法大陸エーヤン。
やっぱりここにもいる、強大な力と恐怖で人々を支配しようとする魔王を倒すため、パーティーの仲間とまじめにコツコツ冒険してきた戦士ノブは、魔王の居城まであと一歩という最悪のタイミングで「
あれ?俺たちって、ひょっとしてモブじゃない?」と気づいてしまう……!
異世界転生したわけでもなければ最強チートスキルも持っていない、旅の途中で特別なイベント一つも起きなかったし、伝説の武器だって一個も手に入れてない……どうしよう、マジでモブだとしたら今までの冒険でバカスカ死亡フラグ立ててきちゃった…………
悩むノブに追い討ちをかけるように、後輩の冒険者から、いかにも世界の命運を託されている光の勇者っぽい少年が現れた!!
これでモブだということは、ほぼ確定してしまった!!
眼前に魔王城、背後からは主人公パーティが迫るなか、先に進むことも後に退くこともできない絶体絶命のノブに、明日はあるのか!?
愛する仲間たちを守り抜くことができるのか……!!
うっかり立てまくってしまった死亡フラグを叩き折る他に、もはや道はなし。
生き残りを賭けた最後の作戦会議(宿屋でのお話合い)、今ここに開幕!!
【不定期更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 12:22:36
319994文字
会話率:32%
「夢を追っているときほど無様で見苦しい時はないが、妥協ほど無粋なことはない」
諦めの悪さで失敗ばかりの少女、イオリは最悪のタイミングで車に轢かれ異世界転生をすることになる。
妥協を嫌悪する彼女が生前唯一諦めた夢は科学者になること。
苦手な科
目は数学と物理、嫌いな科目も数学と物理。
才能のない数弱科学者と才能のある三人の美少女が惑星間の衝突を回避するため諜報機関で奮闘する。
これは天才になれなかった全ての人に送る、厨二病異世界転生SF折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 22:58:53
18726文字
会話率:58%
僕は平和(ひらかず) 一(はじめ)、高校2年生。中学生の頃は生徒会長を務め、学生として一生懸命に生きた方だと思っていた。けれど、それは勘違いだ。調子に乗った挙げ句、初恋の相手にこっぴどくふられた。それからは人間不信に近い。だから、もう二度
と誰も好きになりたくなかった。
ある朝、僕に声をかけてきたのはクラスの委員長、桜(さくら) 咲夜(さくや)。誰にでも優しい、今の僕にとっては天敵のような女の子。関わりたくない人だと思っていた。頼むから、優しくしないで欲しい。僕は何も望んでなどいないのだ。
そんな中、僕は偶然にも彼女の特殊な事情を知ってしまう。それでもやっぱり僕には何も出来ない。相変わらず、黙って日々が過ぎるのを待ち続けるだけ。そして僕は結局、この想いを最悪のタイミングで告げた。欲しかったのは報いじゃない。ただ罪を償うような潔さだ。
だけど信じられないことに、何もないはずの僕が彼女の事情を粗方片づけてしまった。そのせいで自らを犠牲にしてまで僕の傍に居ようとする桜さん。
僕はそんな桜さんを拒絶した。どんなに心が痛んでも、その時の彼女を許容できなかった。馬鹿みたいな行為だけど、僕は自身に良くやったと言ってやりたい。僕が出来るのはここまでだ。
後日、彼女から手紙が届く。そして彼女の気持ちを知った。僕はもう一度、彼女に逢いに行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 20:00:54
81415文字
会話率:39%
地味、無表情、愛想無し‥‥影の令嬢と呼ばれている子爵令嬢ディアンテ・アールトン
サムドラ公爵家に虐げられながらも、紅茶を頭から掛けられてもディアンテは、ひたすら家族の為に耐えていた。
卒業パーティーの日‥最悪のタイミングでフィリップが「お
前とは絶対に結婚できない」とディアンテに婚約破棄を言い渡す。
フィリップが次の婚約者にと選んだのは華やかで色気のあるティファニー伯爵令嬢だった。
影の令嬢、ディアンテには秘密があった。
そこに現れたのはーーー?
アルファポリス、カクヨム連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 10:00:00
33670文字
会話率:34%
前世の記憶を思い出した悪役令嬢レティシア=ルドゥクの目の前には、断罪された主人公(ヒロイン)の姿があった。
そう、それはゲームでヒロインがバッドエンドを迎えた瞬間。
混乱と罪悪感と愛を告げる王子(ヒーロー)に怯えながら、レティシアは行動を起
こす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 13:10:08
4956文字
会話率:33%
中学二年生の定月由輝(さだつき ゆうき)は、お風呂に入ろうと脱衣所で上着を脱いだ最悪のタイミングで異世界に召喚されてしまった。しかも、その肩書きは『聖女様』。
いやいやいやいやいや、男なのに聖女っておかしいよね!?
癖の強いキャラばかり登場
する乙女ゲームじゃあるまいし。
あれ、そういえば姉貴がハマっている乙ゲーの主要キャラが、確かこんな感じの容姿で名前だった、か……?
ろくに知らないシナリオに添っているのかいないのか。
物語の補正なんてものが作用しているのか知らないが、王子の婚約者や貴族子弟の婚約者たちご令嬢が、戸惑いながらもイベントを繰り広げる。
ああ、無理すんなよ。恋敵(仮定)相手に決闘を突きつけるなんて、違和感ありまくりでめっちゃ動揺してるじゃん。
俺男だから、君たちの婚約者を奪うイベントは発生しないって!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 12:00:00
39360文字
会話率:60%
魔法使いと、魔法を使えないものが共に生活する、多くの科学都市が創られた。そんな世界での絶対的な掟の1つは、色への従順。色に支配された世界で、そんな掟に違和感を覚えながらもアンジーは冒険者として、自分の力を隠して生きている。朝の始まりは悲鳴か
ら。万年寝不足でマイペースに地を行く。が、ある日自分の持つ力が普通ではないことが周りにバレてしまう。最悪のタイミングで魔物に都市が襲われて・・・。
のちに、『悪魔』とレッテルを貼られ失い奪われ、復讐・恨み・悲哀を抱えながらも、歩みを止めなかった『悪の根源』と呼ばれた男の物語。
え、マイペースすぎ?今に始まったことじゃないです。敵が多い?そんなもの、スルーです(手を出さない限り)。面倒臭がり?平和が一番!友達が少なそう?...やかましい!そんな主人公です(第1章では)。
未熟者ですがよろしくお願いします。更新は不定期です。ちなみに、途中から人が死ぬ設定が多いです。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 16:47:00
15475文字
会話率:38%
『お気持ちは嬉しいですわ……でも、ごめんなさい』
高校二年、陽世明良(ひせ あきら)は意を決して告白した。
でも学園一のお嬢様である西園寺絢華(さいおんじ あやか)は明良の告白をきちんとお断りした。
しかし……絢華お嬢様は、断られ
、それでも無理に微笑もうとする彼の強がるような表情を見てしまう。
恋を失った失意によじれる彼の顔に心臓が高鳴っていく。
そう、彼女は告白され、お断りし。
相手を振ったその三秒後に、一目惚れしてしまったのだ!!
これは振られて立ち直ろうとする青年と、最悪のタイミングで一目惚れしてしまったヘタレお嬢様の二人が、こじれた関係からまた仲良くなる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-27 21:37:39
81375文字
会話率:29%
生真面目で無愛想な少女が最悪のタイミングで空気を読んだが、逆に読めていなかったお話。
最終更新:2016-05-01 08:25:02
5446文字
会話率:37%