曾祖父の遺産である山の中にある家と畑を相続することになった主人公、森谷(もりや) 実椋(みくら)は、25歳にして仕事を辞めてその家で暮らし、畑の収益で生活していくことを決意する。
……だが、家と畑があるその山には、親戚一同が相続することを
嫌がったある理由があり……引っ越し当日、実椋はその理由と相対することになる。
山を覆う『獣ヶ森』に住まう人々、人でも獣でもない不可思議な存在……『獣人』
人間とは全く違う暮らしをする獣人達との日々を送ることになった実椋は、それも覚悟した上の相続だと前を向いて、無駄に前向きに獣ヶ森でのスローライフを送ることになる。
そしてそんな実椋には燻製や乾物、漬物などの『保存食作り』の趣味があり……実椋は幼い頃に目にした……幼い頃の自分を救ってくれた『倉庫いっぱいの保存食』という光景を再現するために、スローライフついでの保存食作りにも挑戦していくのだった。
※海外サイトを含め一切の転載を禁止しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 23:37:48
1255330文字
会話率:22%
ドリーとケンノビは、火星の軌道上に浮かぶスペースコロニー[ハヤブサ]に住む高校生。2人は曾祖父が残したオンボロ宇宙船を修復中で、その船で宇宙に旅立つのが夢だった。
そんな2人の前に、ロゼッタという少女が現れる。ロゼッタは、[英雄の生ま
れ変わり]と言われる少女で、強力なギフトを持ち、そのギフト故に敵に追われていた。
ドリーとケンノビは、ロゼッタの希望を叶えるために、彼女を地球に逃がす決意をする。だが、手元にはオンボロ宇宙船だけ。ドリーとケンノビが持っているギフトも争いごとにはトンと向いていない。
地球に行くためには、火星の反対側に浮かぶスペースコロニー[ガリレオ]から出発する定期便に載るしかない。そこで、ドリーとケンノビは無茶な計画を立てて実行に移すのだが…。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
この作品はシナリオ形式β版になります。
カクヨムにてシナリオ形式α版を投稿しています。
β版:シナリオ版として一応完成。
α版:シナリオ版作成中、修正中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 21:00:00
99212文字
会話率:39%
曾祖父ちゃんが亡くなった。
地域で守ってきたお稲荷さんの社にお参りするのは俺しかいないらしい。祖父ちゃんはそういうものだと言うし、父さんはいいから行ってみろとしか言わない。
何も知らずに足を踏み入れ、それまでとは違う世界を知った主人公の物語
。
*この小説はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 15:57:20
73406文字
会話率:39%
《梗概あらすじ》
鹿児島県の女子高生・山科愛は、曾祖父・重太郎の遺品の中から一枚の風景画を見つけた。
残雪を抱く高嶺を見晴るかす北国らしき山里の風景。その絵に魅かれた愛は、絵が描かれた場所を知りたいと思い、調べはじめる。
そして、かつて曾祖
父が終戦直後に代用教員を務めていた街で、その絵は岩手県出身の特攻隊員・中屋敷哲が、出撃の前に曽祖父に渡したものであることを知った。
翌年、東京の大学に進学した愛は、入会した天文同好会で岩手県出身の男子学生・北条哲と出会い、絵に描かれた山が、遠野市から見上げた早池峰山であるらしいことを知る。
二人は種山ヶ原での夏合宿あと遠野を訪問。しかし、確たる場所は見つけられなかった。
やがて新学期。学園祭後に起きたある事件のあと、北条は同好会を退会。一時疎遠になる二人だったが、愛は、自身の中に北条に対する特別な感情があることに気付く。
また、女性カメラマン・川村小夜が撮った遠野の写真集を書店で偶然手にした愛は、遠野郷に対して「これから出合う過去のような、出合ったことがある未来のような」不思議な感覚を抱きはじめた。
「私は、この絵に、遠野に、どうしてこんなに魅かれるの?」
翌春、遠野へ向かおうとした愛は、東京駅で、岩手に帰省する北条と偶然再会する。
愛の遠野行きに同行を申し出る北条。愛と北条は、遠野駅で待ち合わせた小夜とともに「絵の場所探し」を再開する。
中屋敷哲と重太郎。七十年前に交錯した二人の思い。
そして、たどり着いた〝絵が描かれた場所〟で、愛は、曾祖父らの思いの先に、自分自身が立っていたことを知る――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 16:22:45
138550文字
会話率:35%
■■■ あらすじ ■■■
高校二年生の弾脩太(はずみ・しゅうた)は、
謎多き人工生命体バイオニック・レミーと出逢う。
彼女は、人ならざる者。
だが、その瞳は誰よりも「人間」だった。
支配と狂気と陰謀が渦巻く学園で、
二人は運命に抗い、君
臨する巨悪に挑む。
これは、魂と魂が共鳴する
極限のバディ・バトル・ストーリー!
■■■ 詳細あらすじ ■■■
高校二年生の弾脩太(はずみ・しゅうた)は、
曾祖父の『遺言』を受け、ある異端の学園へと足を踏み入れた。
そこは、人体改造サイメタル研究の聖地『形代学園』。
学内を統べるのは、強大な権力を持つ生徒会。
彼らは自らの身体をサイメタル化し、超人的な力を手にしていた。
そしてその背後に控えるのは国家の影『二號教育委員会』だ。
学園は、何者も手を出せぬ独立自治区であり、
生徒会が絶対の法として君臨する鋼の檻だった。
その覇権に挑む新興組織『スクールメーカー』。
脩太は、学園に渦巻く策略の中で、
セーラー服の人工生命体・バイオニックG7こと、レミー、
学園の変革を目論む教師・大槻喪世彦(おおつき・もよひこ)、
型破りな同級生・千歳佐菜子(せんざい・さなこ)らと出逢う。
だが、生徒会は彼らの結束を許さなかった。
それは『スクールメーカー』と『二號教育委員会』の代理戦争へ。
この戦いに、大義はあるのか?
そして脩太が曾祖父から受け取った『遺言』とは――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 01:27:04
113889文字
会話率:40%
悪行三昧の魔法使いの家系に生まれたワズンが催眠魔法で世界を正す。
――これぞ正しい催眠魔法の使い方、というやつだ。
とある魔法科学者の家系に生まれたワズン・ノックス。
その家系は遡ること曾祖父母にいたるまで全員が歴史に名を連ねる魔法犯罪者
。
中でも近世最悪の犯罪者とも言われる両親の下に生まれたワズンは、サラブレッド悪として悪の世界に君臨することが約束されていた。
しかし、家族の期待も何のその、当のワズンは魔法少女が大好き!
今日も魔法少女を助けるため、ワズンは催眠魔法を使う。
※一章完結まで平日に毎日投稿予定
※別媒体でも重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:40:00
104372文字
会話率:34%
悪行三昧の魔法使いの家系に生まれたワズンが催眠魔法で世界を正す。
――これぞ正しい催眠魔法の使い方、というやつだ。
とある魔法科学者の家系に生まれたワズン。
その家系は遡ること曾祖父母にいたるまで全員が歴史に名を連ねる魔法犯罪者。
中でも
近世最悪の犯罪者とも言われる両親の下に生まれたワズンは、サラブレッド悪として悪の世界に君臨することが約束されていた。
しかし、家族の期待も何のその、当のワズンはヒーローが大好き!
今日もヒーローを助けるため、ワズンは催眠魔法を使う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 11:10:00
7155文字
会話率:54%
生前、俺はAI技術者だった。
ある日、女子中学生を助けて命を落としたが、管理者から告げられた事実は衝撃的だった――
「彼女は助けなくても救われていた。そして、生前、俺の構想していたAI技術で人類に革新をもたらす存在になった」
この功績によ
り、俺は転生の選択権を得る。
AI技術者として再び人生を歩むことを望んだが、転生先は――
過去の転生者が歴史を改変した世界。華族制度が存続し、俺の曾祖父は転生者として時代を築いた一人だった。
そして俺にも、「未来を変える使命」が課されていた。
日本の命運を握る 軍事とAI技術。
士官学校での挑戦、仲間との交流、そして戦場での決断。
俺は曾祖父の遺産を引き継ぎ、この異なる世界の未来を切り拓く――。
しかし、プロローグ1とプロローグ2の記憶の相違点。
俺の記憶は2024年のはずだった。だが、目を覚ますと2023年……。
そして「知っているはずの未来」と「目の前に広がる現実」が食い違っていた。
UCAV(無人戦闘機)の戦場投入は、本来の歴史よりも早すぎる。
それだけではない。
俺が過ごしてきた過去と、美樹との出会いも「微妙に違っている」。
彼女は一体……? 俺の知る彼女と、何が違うのか?
俺が生きていた未来とは異なる、もう一つの歴史。
この世界の真実を解き明かすことが、俺の使命なのか?
未来を知る者として、世界を導くべきなのか。それとも、既に変わり始めた歴史に身を委ねるべきなのか?
俺の葛藤は、やがて世界の選択へと繋がっていく。
華族×軍事×AI技術×転生×歴史改変! 前代未聞のスリリングな戦記がここに開幕!
(SNSでの拡散力も実証済み!Xプロモーションで1,000いいね・62万インプレッション達成!)
※本作品はフィクションであり、登場する人物、団体、事件などはすべて架空のものです。
Xアカウント:@kanepi_tt折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 21:00:00
321383文字
会話率:42%
ある日、祖父の最期の夢を見た少年「古畑前作」
前作はこれをきっかけに祖父の謎について調べようと曾祖父に会いに行くもなかなかいい情報が聞き出せない。そして年末の大掃除をしていると秘密の地下室が現れてきて……?
最終更新:2025-03-03 00:32:23
34274文字
会話率:46%
戦国時代、一色龍興という武将がいた。後世には斉藤龍興の名で知られている。
戦国三悪人の一人にして織田信長の岳父として知られる斎藤道三の孫であり、弟と父が病死したことで期せずして美濃50万石を継ぐことになった。
しかし彼の最も有名な逸話は
、「酒色に溺れる龍興を諫めるために竹中半兵衛がたった17人で難攻不落の稲葉山城を乗っ取った」というものである。
そしてその3年後、織田信長は稲葉山城を攻略し龍興は美濃から追われることになった。
ここまでが彼について広く知られる"風説"である。
だが実は、彼は美濃を去った後も戦いを続けていたのだ。
一向一揆の拠点伊勢長島を巡る長島合戦
信長の不在時に将軍足利義昭を襲撃した本国時の変
浅井の裏切りにより信長が窮地に立った金ヶ崎の退き口
信長が摂津で三好・本願寺と戦っている間に浅井・朝倉が京を目指して攻め上がった志賀の陣
浅井・朝倉と織田・徳川が激突した姉川の戦い
彼はこれらの名だたる戦いに信長の敵として参戦し続けた。……負けたけど。
そして武田信玄が上洛の兵を挙げた。誰もが信長の敗北を信じ、あの足利義昭さえもが挙兵した。だが突然信玄は死に、武田軍は撤退してしまった。
それを知った時、龍興は信長の持つ天運を確信した。そして信長に抗うしかないかった自分の生まれを呪った。
――大名など馬鹿らしい。そのような立場に縛られず、曾祖父のように一介の武士として生きたかった。
そして彼は刀根坂の地で奮戦の末に討ち死にした。
……はずであった。
気付けば彼は若返り、父の葬式に参列していた。桶狭間の戦いの翌年、清洲同盟の前年である。
つまり翌年から織田は後顧の憂い無く攻め寄せてくるのだ。このままではまた同じ事になってしまう。
――信長には勝てない。ならば……
こうして龍興は、(10年ちょっとだけの)未来知識を使って新たな歴史を紡ぎ出すのだった。
「弾正殿、なにとぞ教えを賜りたい」
龍興は朝倉氏滅亡時に死んだので、松永弾正が三度も謀反を起こした上に自害(爆死)することを知らない
「荒木殿、謀反など止められよ」
龍興は朝倉氏滅亡時に死んだので、荒木村重が謀反した挙げ句に説得に来た黒田官兵衛を石牢に閉じ込めることを(以下略
「さすが光秀、見事な腕じゃ!」
龍興は(以下略折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 00:00:00
127087文字
会話率:50%
巳葺山の事件から十日。登山計画中に聡史の発案で決まった海合宿に向う神崎翔と仲村聡史は伊那美濱の駅で再び嵐に遭遇して目的地『須佐之原海岸』へのバスが運行不能となってしまう。
一方、横浜に残った雫は謎の『声』と不可思議なビジョンを受け倒れてしま
う。
雫の不調と同時期に伊豆半島東海岸から相模湾沿岸と三浦半島、房総半島の沿岸部で同様の幻聴と幻覚を見た多数の人間がその影響から錯乱状態に陥ってしまう。
特殊事例と判断され、秋月楓が呼ばれ事態の鎮静に動くが、その症状を診た楓により過去に世界規模で起こった類似事例を指摘され深山を通じて青嵐学院大学に調査依頼を行う事となる。
調査依頼を受けた水橋寛美により約百年前の大正期に寛美の曾祖父である水橋創玄教授が纏め、歴史の闇に葬った「調査書」が存在することが発覚する。
雫の介抱に現れた森澤麗香と、幻聴の除去法を教えにやって来た楓の弟子である深山忍を交え青嵐三女神により、隠蔽された「報告書」の発見と解読が成される。
嵐の海岸から山越えの道を選んだ翔達は途中、不思議な空間に入り翔が『神託』を受けそこで倒れていた少女をすくって空間を抜け出る。
再び幽玄世界とまみえる事になった翔達に待ち受ける出来事とは・・・
朧シリーズ第二段
※この作品は(株)東京創元社 著者 H・P・ラヴクラフト 訳 宇野利泰 「ラヴクラフト全集2」に掲載されている『クトゥルフの呼び声』をモチーフ・アレンジしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:00:00
254904文字
会話率:38%
「天界の塔」それは西暦2050年長野県の諏訪湖の真ん中に突如として現れた縦穴形ダンジョン、全500階層からなっており中には巨大な空間が広る。また環境に適した未知の魔物や植物が階層ごとに生態系を築いている。人類が未だ1人だけしか攻略できていな
い太古から存在し続けるレジェンドダンジョン。
ハルノブ「よぉみんな!俺はハルノブ・ミナカタ考古学専攻の大学2年生だ!俺の憧れる曾祖父がが天界の塔を制覇してからもう200年!未だ人類は天界の塔の攻略に手こずってる。というのもあろうことか、あの爺ちゃんは天界の塔最上500階層の記録をまるまるどっかに隠しちゃったんだ!それに層を上がるごとに強くなる魔物の厄介さから各国も攻略は難航し、曾祖父以外は先進国のアメリカでさえ軍を投入して25階層までしか到達していない」
ハルノブ「だから俺が曾祖父の次に天界の塔を完全制覇してみせる!これは神代考古学者として俺が天界の塔を制覇するまでの物語!そして世界の真実を発掘する物語だ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 14:15:52
202989文字
会話率:46%
腫瘍除去手術の若きホープと期待される女性外科医の芹目アリサ。
彼女が医学の道を志す切っ掛けとなった医学博士の曽祖父は、既に故人となった。
そんな曾祖父がアリサに遺した物とは?
(本作品は、しいな ここみ様御主催の「500文字小説企画」の参加
作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 06:41:40
500文字
会話率:15%
曾祖父の代から日本家屋に住む一家だったが、祖父母の死を契機に家を手放すことにした。しかし、家の相続人は長女となっていたため、彼女の意志を確認することにした父親。長女は祖父と一緒に庭の薔薇の世話をしていたこともあり、祖父に対しても家に対しても
、ほかより思い入れがあると家族に思われていた。そんな夏のある日、長女が姿を消す。思い当たる場所はないかと両親に相談された妹は、姉が去る前に「実家を見に行く」と言っていたことを思い出し、両親には秘密で自身もまた姉の後を追って実家に帰った。
※別サイトに掲載している作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 22:37:40
6249文字
会話率:33%
1月後、世界は滅びるらしい。
2116年3月、人類に激震を与える出来事が起きる。なんと1月後の4月3日、地球に隕石が衝突するというのだ! テレビやネットはパニック状態! けれども社会は今日も回る! 人々はいったい何を選択し、何をするのか?
一方、山奥の屋敷に住む無気力で刹那的な、典型的な22世紀の大学生の瀬戸楓は、ひょんなことから曾祖父の日記を見つけ、その内容に共感し、人生の答えを探すことを決める。
これは、滅亡を1月後に控えた人々の、ちょっと不思議な群像劇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 20:58:39
2907文字
会話率:18%
初めて知った祖父の実家に行った華藤桜は、日本有数の大企業を持つ名家の後継者争いに巻き込まれてしまった。
けれども、それはただの相続争いなどではなく、祖父たちから叔父たちまでの、恋愛暴走がもたらした騒動に辟易した曾祖父の苦肉の策。彼らの訳は
ぶっ飛んでいた。
「金持ちのやらかしって怖い…」
そして、桜の方にも面倒はまとわりついていて、どんどん事情がややこしくなっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 12:00:00
48746文字
会話率:44%
怪盗稼業を引き継いだばかりの『フローライト』は、三度目の失敗でついに心が折れた。
相棒のアウィン(猫)が気分転換に提案したのは、美術館がひしめく『アシャンゴラ・ビ・アゲート』へ息抜きがてら行くことに。
数多の美術品を目にしている内に、本来自
分が成すべきことを思い出すかと思いきや、連日ここに届く予告状の多さと連日逮捕される同業者に、警官になった方が張り合いのある生活が遅れるのではと本末転倒な考えに至るフローライト。
アウィン(猫)の説得も虚しく、アシャンゴラ・ビ・アゲートの警官になるフローライトだったが、まさかのここに来たばかりのラミナ・クロスフィードの元に配属されてしまう。
三度も彼に捕まったため、トラウマであり天敵でもある相手だ。――その時の悔しさを思い出し、敏腕刑事の元で動向を見つつ攪乱してやろうと奮起する。
そこで『深海の星』に関わる者に死者が出たという話を聞く。それまでは金が盗まれる、側に居る人間がおかしくなるとか、大怪我をするなどいくつもの不幸が持ち主の周りで起きると言われているいわくつきのものだった。
曾祖父が一度その『深海の星』を持ち主に返したことがあったそうだが、今はアシャンゴラ・ビ・アゲート内の美術館を転々と移動しており、不吉なことが続くため、近隣の美術館へ何度も移動された。
ついにすべての美術館を巡ったそれは落ち着くと思いきや、殺人が起きていたという。その解決のためにラミナがこの地に配属されたのだ。
その事件を刑事と元怪盗のコンビが追っていく――。
※コメディ要素多めの短編の予定です。
※念のため『残酷な描写あり』にチェックしていますが、第一話以上のことはないかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:00:04
52038文字
会話率:43%
ヤマト帝国建国の英雄、ウマシマジの孫は双子の男子だった。彼らは生まれながらに帝国を護る影の集団に入ることが運命。双子の片割れ珠水彦(スミヒコ)は夢を操る能力があり、葉矢彦(ハヤヒコ)は武芸に秀でていた。ある夜、珠水彦は建国の伝説である曾祖父
の速玉と長曽根の姿を夢で見る。夢で告げられた速玉の指令とは?
そして、長曾根にまつわる秘密とは?
謎を追いかけて珠水彦は北へと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 12:00:00
21039文字
会話率:33%
曾祖父の遺品に残っていた手紙です。
最終更新:2023-11-24 06:33:16
8329文字
会話率:0%
滋賀県のとある山にある噂の人魚の社。
その噂を調べるために男は山へ訪れた。
誘われるままに山奥へと足を進めた男はその噂の正体を目にする。
女の声を聞いた瞬間に意識を失った男は夢のようなものを見た。
近江という人魚と藤嶺碧という男が出会い、そ
して2人は段々と惹かれあっていった。
しかし、死というものが2人を蝕んでいた。
最期の時まで2人は一緒にいることを望み、その望みは果たされた。
男は最期を見届けると目を覚まし、山を降りる。
【藤嶺碧過去作展】で曾祖父があの夢に出てきたあの2人の友人だということが発覚する。
あの後のこと、噂の始まりを男は曾祖父から聞かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 00:00:00
50363文字
会話率:48%
俺は男槍太郎、ブス、剛毛、ゴリラの非モテの高二。美人のミカに告白されるが、源五郎丸に片恋中で断ると、これは罰ゲーム、男の槍、やりたろう、卑猥と名までディスられる。その後、源五郎丸とイケメン四宮が一緒にいるのに会い、消えたいと思う。次の瞬間、
知らない街に、そこにいた女達が次々に迫って来る。また揶揄いかと逃げる途中、源五郎丸そっくりな葵と出会い、一一〇年後の未来だと知る。男のホルモンバランスが崩れ、中性化、性欲、生殖能力も衰え、男臭い剛毛ゴリラがモテタイプに。医大生の葵の中性化研究の検体になる事を条件に世話になる。非モテから大モテに。危機を助け親しくなった清純な女子高生の渚、密入国者と間違え、戸籍捏造するから付き合えと言うクールビューティーなカリア、大金を提示してくる実業家で肉感的な麗華、そして、源五郎丸似な葵。素朴な渚に惹かれるが、全てが登録管理の世界で無登録者に将来はない。カリアは裏社会の女。麗華は好みでない。葵に匿って貰うしかと思った時、葵が俺の男性ホルモンから生殖能力を復活さす薬を開発。が、内密で完成させるには大金が。葵の為に大金を手に入れようと、麗華に接触するが、麗華が絞殺。犯人は麗華の男で、別れを言われ殺害。自分の接触のせいで起きた事件だと知り苦しむ。居ない筈の時代に居る事が他人の運命を狂わせている。心底、帰りたいと。苦悩を見た葵が実は帰り方を知っていると。少し前、実家に戻り曾祖父の遺品を受け取り、そこに戻る方法が。その曾祖父こそが俺。そして、曾祖母は源五郎丸。曾祖父だと知っても、心の整理が付かず黙っていたと。薬開発の金は遺品のレアな本やフィギュア等で大丈夫に。健気に強がる葵に見送られ、元の時代に飛ぶ。源五郎丸と四宮の二人に会った時点。二人はラグビー部の部長とマネージャー。ゴリラ体形を褒め、勧誘してくる。益々ゴリラになりそうで逃げていたが、やってもいいかなと思い始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 16:00:00
40632文字
会話率:56%