浮気をされて心に傷を負った夏目十郎はあまりの惨めさから自殺を思う程追い詰められる。そんな時に出会った―――いや、出遭ってしまった女性こそ、祀火透子だ。
天候に拘らず日傘を差した姿が印象に残る彼女は、あまりに無様で情けなく閉じ籠っていた俺
を気に入り、完膚なきまでの復讐を果たそうと誘いかける。その手始めに、体裁として俺の恋人になってくれるとも。
その時は、まだ知らなかった。
局地災害指定、祭火透子。
彼女はどんな手段を経ても目的を達成する。たとえその周囲が瓦礫の山になっても関係ない。
それが出来るなら社会は、台風を法で罰する事が出来るだろう。
※当作品はカクヨムでも更新されていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 02:42:00
139679文字
会話率:66%
親元から離れる事に憧れた中学生、天宮泰斗は長年の説得が実を結び、高校進学と同時に離れの孤島で一人暮らしを認められた。家賃と生活費の為に島内の様々な仕事を掛け持ちするのに疲れつつも充実する毎日。
帰りの遅くなった泰斗はある夜、同級生の死体
を目撃してしまう。通報しようとした彼を止めたのは、直前まで死体になっていた同級生、国津守芽々子。敗れた制服から見える球体関節が、彼女が人間でない事を証明していた。
「立ち会ったのが運の尽きね。ご愁傷様」
彼女は俺に協力を求める。私を助けてほしいと願い出る。
断る余地はない。俺は手足を切り落とされたから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 03:06:35
528267文字
会話率:64%
この世界には、あらゆる非常識を世界各国から収集する裏機関が存在する。
隠蔽、確保、調査、利用。
その四つを信念として活動を続けるその機関は、ある日。天岬幸太を買い取り、その日から彼は特異ナンバー九九九として、非日常の世界に足を踏み入れ
る事になった。機関の職員となった彼が担当する事になったのは、特異ナンバー〇二三としてずっと孤独を味わってきた一人の少女。またの名を『クロネコ』。
彼は彼女と、彼女は彼と出会った事で、二人は故も分からぬ感情を育んでいく。時に別の特異と接して、時には機関の職員と接して。
「あ。取り扱い方間違えた」
日常から忘れられた二人は、今、青春を謳歌する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 02:48:09
68410文字
会話率:53%
中学校の先生に恋をした私。見事に振られたがなぜか先生との二人暮らしが始まる― 先生との時間を記した物語。
最終更新:2025-05-09 00:40:00
155398文字
会話率:60%
時が戻っても戻らなくても。
最終更新:2024-08-23 00:53:37
223文字
会話率:0%
人魚と過ごした秘めた青春時代。
この海で出逢い、別れを告げる。
あなたのきれいな歌声に溺れてしまいたかった。
最終更新:2024-05-19 22:15:32
9565文字
会話率:13%
「『私』の時はここまで歩めなかったから、進める所まで進もう。…常識の範囲内で。」
大体そんな感じな結構ノリの人を主人公が遂に社会人に。ファンタジーの世界でグダクダな彼女の相変わらずな日常や非日常をコメディやシリアスっぽく書いていきます。
【
学生編】を読まないと分かりづらいと思いますが、出来るだけこの【社会人編】だけでも成立出来る様頑張ります。※たまに、予告なしにあらすじや本文を加筆修正、キーワード追加や削除をする場合があります。ご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 23:56:07
4083249文字
会話率:38%
魔法使い見習いで少女泉と、同じく魔法使い見習いの時雨の、少々奇妙な現代ファンタジー風学園生活。※更新頻度遅め。
最終更新:2018-06-17 07:00:00
46882文字
会話率:53%
「其方が雨水《うすい》の孫か、よう来たな」
開いた口が塞がらない...とは誇張した言い回しだと馬鹿にしたことがあった。でも、実際目の前に真っ白の子供がまるで自分の部屋だと言わんばかりに迎えられたら驚くしかないだろう...
「雨水の孫にし
ては大きいのぉ、時雨《しぐれ》はもう50手前か、なら妥当か...お主、知っとるか。時雨が赤ん坊の時はずっっっと泣き止まなんで雨水と若葉が必死に機嫌取っての、特に...」
子供が急に近づいたかと思えば、じいちゃんとばあちゃん...そして父親が子供の話を延々と早口で話し始めた。小さい体を必死に動かしてる姿は女が見たら可愛いと言うだろうが、今は25時だ。
都内から県を跨いでの長旅で体力を使い果たしたからか、じいちゃんとばあちゃんの長話に付き合ったからか、頭がぼんやりしてきた。
子供が布団の上から移動した隙を見計らい、横たわる。
ゆっくりと瞬きすると、まだ熱中して話してる真っ白の子供の姿が映った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 23:41:57
62251文字
会話率:62%
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕
はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 23:23:31
4898057文字
会話率:34%
メロディ・ヒストリア伯爵は、類希なる容姿や実力をもって「氷柱の白百合」と謳われている少女だ。
幼少の悲壮な経験とともに順当に実績を積んできた彼女は優しい婚約者とともに貴族として果てると思っていた、のだが……「真実の愛を貫かせてほしい」と婚約
解消を提案されてしまった。
平然と受け入れてみせたものの、数少ない気を許せる存在だった婚約者の心変わりに動揺し、年若い乙女は人知れず涙を流した。
一夜明けて、ぐっすり眠ったメロディは気持ちを切り替えると憧憬を胸に真実の愛を解明しようと決意。周囲を巻きこんで研究を進めていく。
そんな彼女の言動に導かれるように時代を揺るがす大事件、運命の歯車は動き出した。
【エレアの子守唄】
綾なす波に誘われ
炎にくべた言葉 集めて旅路を紡ごうか
とこしえ待てず 影は征く
凍りついた静けさは 焦がれる地に綻ぶ花
あせない調べにつつまれて
ささやかな風にゆられよう
重なる季節の訪れを
八千代の夜をこえて 願う
昨日は 舞い降りた光抱き
あなたはひとりねむるのでしょう
夜のまにまによすが得て
涙雨がさらう心 奏でて記憶を綴ろうか
奮い立たせて こだま聴く
悠久に流るるは 宿木知らぬ渡り鳥
ちとせの灯に花が咲き
蝶はわらう宝に留まる
待ちわぶ季節の過ぐときを
八千代の時をこえて 祈る
明日は 光る風に迎えられ
あなたはひとりさめるのでしょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 22:00:00
545429文字
会話率:62%
読書の量も多くないし、理解力も人並み以下だと思う。でも、自分の中で読書を消化しようと考えた時、誰かにその本の魅力を伝えられればと思った。一人で孤独に本を読むのは好きじゃないし、気持ちを共有したいと心から思う。自分の心を伝えられる媒体が、偶然
目の前にあって、新しい習慣として、深みのある読書ができたらと願い、始めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 21:10:00
53044文字
会話率:9%
逆ハーレム異能力バトルものです。ラブ要素もあります。
ヒロインの周辺の男は大体ヤンデレになります。
※「カクヨム」にも投稿しています。カクヨムでは現在172話まで先行公開しています
【あらすじ】
憧れの想い人・志波高秋が所属する
異能力犯罪対策警察を目指す主人公・仄香は、異能力学校に入学してすぐ『未来視』の異能に目覚め、憧れの人が連続殺人及びテロ事件の犯人となる未来を視てしまう。
志波は仄香のイメージとは大きく異なり、生命の終わりに美を感じるサイコパスだったのだ。このままでは日本は最強の異能力者による過去最悪の襲撃を受け死者多数、仄香の親友まで殺されてしまう。
仄香は『未来視』の異能を使い、仲間と一緒に連続テロ事件を未然に防ぐことを目指す。
【メイン登場人物】
▶紫雨華 仄香
この物語の主人公。『未来視』の異能を持つ。
高秋に憧れて異能力犯罪対策警察を目指し、名門武塔峰異能力高校に入学。
遅れた異能の発現とともに高秋の連続殺人を予知してしまう。
▶志波 高秋
『切断』の異能を持つ。
異能力犯罪対策警察第一課エースであり感情が欠落しているサイコパス。
日常的に小動物を殺害して快感を得ている。
▶伊緒坂 尚弥
『電撃』の異能を持つ。
仄香の幼なじみで、武塔峰異能力高校でトップの成績。
仄香をいじめている。幼い頃“奴隷ごっこ”という遊びで仄香に弄ばれていた過去がある。
▶宵宮 千遥
『読心』の異能を持つ。
異能力犯罪対策警察第一課の高秋の同僚。
高秋の高校時代からの同級生。無能力者に両親を殺された過去と憎しみがある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 20:10:00
343636文字
会話率:40%
2200年――世界各国で人間の超能力開発が進められ、軍事、経済、あらゆる分野において超能力者の活躍が求められるようになり数十年が経った頃。
再び戦争の火種が燻り始めたこの時代に、一人の少女が陸軍超能力部隊に入隊した。
彼女の本当の目的は何か
?
これは第四次世界大戦に参加した軍人たちの、歪で真っ直ぐな恋の話だ。
※大昔(2018年)に他サイトで長期連載していたものの再掲です。
「カクヨム」、「魔法のiらんど」などにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 10:03:46
661517文字
会話率:43%
この世界には23の神器が存在するという。
これらは神話における『剣魔大戦』の最終局面において、剣神と魔神が相打ちの形で滅び、砕け散った欠片が姿を変えたものだと信じられているのであった。
神格一 ・神剣『カリバーン』
神格二 ・
神樹『ユグドラシル』
神格三 ・神機『クロノス』
神格四 ・魔空『ウラヌス』
神格五 ・神火『アグニ』
神格六 ・神剣『フランベルジュ』
神格七 ・神剣『インドラ』
神格八 ・神剣『水姫』
神格九 ・魔剣『血業』
神格十 ・神剣『シャルウル』
神格十一 ・神土『ガイアー』
神格十二 ・神水『ダイダル』
神格十三 ・神雷『ソー』
神格十四 ・疑剣『サナトゥス』
神格十五 ・魔龍『九頭竜布』
神格十六 ・魔竜『ブラッドドラゴン』
神格十七 ・神馬『ザンザス』
神格十八 ・魔珠『鳳玉』
神格十九 ・神風『エルウィン』
神格二十 ・神槍『ゲイボルグ』
神格二十一・神光『アフラ』
神格二十二・神剣『ハルペリア』
神格二十三・神氷『スカージズ』
神格に所有者と認められた者は大いなる加護を受け、超人と化す。
であるがゆえに誰もがその力を求めていた。
しかし、23の神器は帝国が分裂と闘争、統合を繰り返す中で多くが行方知らずとなっている。
これから始まるのは、神格を巡る物語。
あるいは真実と愛を探す、そんな話――
シント少年は【才能】がなかった。居場所をなくし、一人過ごす日々。
シント少年はある時、本を見つける。その本は不思議で、【才能】を持たなくとも、力が使えるものだった。
シント少年はそのうち、おとなたちの思惑で外へ放り出される。追い出されたのでなく、自分から家出をしたのだと、己に言い聞かせた。
シント少年は外が危険でいっぱいであり、【才能】が作り出した格差のある世界を目の当たりにする。
シント少年は自分が持つ術――魔法を活かすため、『冒険者』と呼ばれる稼業を始めた。人の役に立ちたいと思ったからだ。
シント少年はたくさんの夢ができて、大都市に行き、ギルドを作り、仲間たちを集め、事件に挑み、窮地を、そして【神格】をも覆していく。
シント少年は多くの出会いの中で、たくさんの感情を知り、自分がほんとうに欲しいものがわかって、大きな戦いに身を投じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 19:19:23
374088文字
会話率:46%
かつて世界を襲った《黒の災厄》──それは目に見えず、人々の呼吸を奪う「意思を持った空気の腐敗」だった。誰もが絶望したあの日、ただひとりその災厄を止めたのが、当時十三歳だった少年・風間空翔だった。
あれから七年。英雄として讃えられた空翔はし
かし、代償として外界の空気を拒絶する身体となり、自ら作り上げた完璧な換気システムを持つ密室から一歩も出られなくなっていた。
換気扇が静かに回る孤独な部屋で、日々、空気の流れを記録し、「空気日誌」を綴る空翔。彼にとって、この密室こそが生きる世界のすべてだった。だが、そんな静かな日常は、政府特殊部隊の突然の襲撃によって崩壊する。
「国家の危機だ。君の力が必要だ」
しかし空翔は動じない。この部屋こそ、彼が完全無敵となる唯一の領域──異能力《エアリアル・ドミネーション》が発動した瞬間、彼は圧倒的な力で襲撃者たちを退ける。
それでも、世界は再び空翔を求め始める。《黒の災厄》の再発生が世界各地で報告されるなか、彼は再び決断を迫られる。守りたい空気、守りたい記憶。そして、孤独に慣れた心に灯る、かすかな誰かとの繋がり──。
空気だけを味方に、世界に背を向けた男が、再び立ち上がる時が迫っていた。
※本小説は、ChatGPTとの対話の中で生成されたAI生成小説となります。AIが苦手な方による閲覧はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 18:10:11
27593文字
会話率:23%
何気ない日々を送っている日々にそれは突然現れた。
突如として現れた生命体『オールイーター』が世界を喰い荒らし始めた。
ある者は場所を、ある者は住処を、ある者は家族を。
人々はそれを『デイブレイク』と呼び、オールイーターに対抗するために軍や様
々な人たちが武器を持って対抗したが歯が立たず一方的に蹂躙され、世界の人口及び領土が3分の1を喰い尽くされた。
そんなある日、人間側にも転機が訪れた。とある科学者が発明した対オールイーター用決戦兵器『ARMOR(アーマー)』。人の何十倍よりも大きく、鋼鉄のアーマーに電子装甲や武装等々が搭載でき、人が乗り込むタイプの人型マシン。人々はこのARMORに乗り込み戦う者たちを『ARMOR”s(アーマーズ)』と呼ぶ。
そしてマシンがオールイーター達に有効打であることが判明。そのマシンを用いてオールイーターたちと戦い、しばらくの月日が流れ、オールイーターの繁殖は人を喰らい、体内で喰った人間にオールイーターの粒子を植え付け、そこから形を成し新しいオールイーターとして活動するのだが、何故か男性の対する感染力が物凄く高くそれに対して女性は極めて低い。
その影響により前線は女性が立つことが多くなり『ARMOR”s Training School』通称『AT学園』という育成女子学校も建てられ、その結果、女性の方が立場が強くなり男性の立場は弱くなった所もある。
そこから歳月を重ねたある日、AT学園の整備課に『鴉羽零亜(からすば れいあ)』という青年が入学する。
ある時にいつも通り他の機体の整備を行っていたらその学園にオールイーターの勢力が攻め込んできた影響で避難区画に向かっていた零亜だったが、逃げている最中、小型のオールイーターに追われ逃げていると突如床を爆破され何処かに転落してしまう。
目を覚ますとそこには…。
このお話はその整備課に入学した『鴉羽零亜』とその仲間たちのオールイーターとの激しい戦い、学園での奇天烈な出会い、前途多難な生活…そして彼自身の秘密が明かされていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 18:00:00
101673文字
会話率:51%
本作品は『インフィニティ・ギア』の作品登場人物の過去の掘り下げやその戦いが記されたお話になります。この作品を心からお楽しみいただくために、『インフィニティ・ギア』を閲覧することをお勧めします。
【EpisodeTURBULENCE】ではイ
ンフィニティ・ギアでの謎多き組織『タービュランス』の掘り下げや『ストリーム』に何があったのかという話で、【EpisodeZERO】ではまだ『九条春斗』がまだ生まれていない頃、インフィニティギアを開発した『九条克樹』と『九条夏樹』の二人をメインとしたお話。
この二つが展開されます。
なお、こちらにてインフィニティ・ギアのキャラクターの資料集などを展示します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:30:00
74537文字
会話率:56%
世界の常識を覆した神器『インフィニティ・ギア』
それらの影響で巻き起こってしまった戦争や犯罪組織壊滅のために開発された対人間兵器武装『アーマー・ギア』通常『AG』のおかげで世界はある程度平和へと一歩進んだが別の問題が
このAGは女性にしか活
性化できず男性が扱えば本来の性能は引き出せない、それがこのAGの固定概念であり常識
しかしそんな常識を覆すことが起きた、世界で唯一男性の中で活性化できる少年、名は『九条 春斗
(くじょう はると)』が現れる
彼の中学校にAGに身を包んだ無差別殺人者が侵入し間一髪のところで彼は友人を守ったがその時に握ったAGの武器が活性化し、検査を受けとんとん拍子でAG育成女子高校『Infinity Gear Defense School』こと『IGD学園』に強制入学
その結果彼は女子高の中で唯一の男子生徒となってしまいいわば興味の的となってしまう
この話は主人公こと九条春斗の様々な奇天烈な出会いや前途多難な日常生活…そして彼の戦いが記された物語である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 17:00:00
761330文字
会話率:55%
恋ではないけれど。
桜の季節の淡い思い出。
高校時代の苦い経験を忘れられない清水は、大学入学直前、駅前のバス停で見知らぬ女に道案内を頼まれる。断ろうとすると、
「ーー何か後ろめたいことでもあるの?」
と言われて、つい道案内を引き受けてしまう
。
恋愛未満とも言い難い、春のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 17:50:00
14687文字
会話率:37%
雨は、音もなく夜を沈めていた。
ぬかるむ土、ひっそりと濡れる石。
囲炉裏の残り火が、かすかに息をしている。
傘の影が、ゆっくりと近づく。
濡れた草履が土間を踏むと、
軒下にわずかな風が立った。
静かに、傘が畳まれる。
その所作は、懐かし
さに満ちている。
しずくが落ちる音に、
時がふと立ち止まる。
顔を上げたその人は、
何度もこの雨を知っている。
千利休。
この静けさと火の揺れを、
幾たびも見つめてきた人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 17:37:18
13169文字
会話率:42%
海軍に入ったら、配属先は特殊部隊で、なんと人魚とコンビを組まされる。これがまた遠慮のない口をきく人魚で、僕のプライドも何もあったもんじゃない。
趣味の多様化で、老人までがファンタジーを書く時代になった。
『なろう』におけるたぶん最高齢の作
者。
でも老人でないと書けないファンタジーもあるのですよ。
傑作か! 老害か!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 17:32:45
79680文字
会話率:48%
高校二年生の|棚谷流星《たなやりゅうせい》は、母親を亡くし、そりの合わない父親と生活し、鬱々とした毎日を過ごしていた。
流星の通学途中、子供が電車ホームから転落。子供が電車に轢かれそうになった時、黒原乙羽《くろはらおとは》が現れ、不思
議な力により生と死の狭間の世界から、子供を助け出す。
乙羽と出会いにより、共に行動することが多くなると、流星自身にも不思議な力があることを知るが…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 15:19:44
80126文字
会話率:25%
あなたの恨み、世の中へ晒してさしあげましょう。
<主な登場人物>
・柴田 理穂……サラシ屋へ依頼した就職活動中の女子大生。正義感が強く、すぐカッとなる性格の持ち主。
・灰本 誠一……灰本探偵事務所の代表。本業は、サラシ屋。冷静沈着で、見
た目もスマート。
<柴田理穂の友人>
・大久保 聡……大学の同級生。高身長。サラシ屋を理穂に紹介。
・松本 春香……愛犬ピーちゃんをこよなく愛する。理穂の親友。
・有島 亜由美……柴田理穂の高校時代からの親友。被害者。
<理穂のバイト先・居酒屋『晴天』>
・岩城店長……居酒屋『晴天』の店主。
・松井マネージャー……やる気のない大学七年生。三年間留年中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 15:37:33
80229文字
会話率:37%
いままで、わたしの人生は灰色だった。
なんの特技もなく。
なんの取り柄もない。
小学校のころに手に入れたこの変な苗字のせいで目立ったこと以外は、なにもない。
きたる、高校二年の梅雨。
わたしは視えるようになった。
その事実を受け入れる時間
はなかった。
そして流されていく。
狂気と、血縁の忌渦のなかへ——
【登場人物】
・闇口そぼろ……主人公。女子高生
・一十冬夜 ……心霊探偵
・シラツユ ……冬夜の相棒
・上田さん ……警察関係者
・一葉 ……そぼろの友人
・あづき ……そぼろの後輩
・マリ ……幽霊の少女
・マキ ……マリのふたごの妹
・堂々島霹靂……ミリオンセラー作家
・一十白夜 ……冬夜の弟
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 14:53:18
87017文字
会話率:42%
天の原みちるは、一人の女性に会うために、森の奥に足を踏み入れた。
最終更新:2025-05-08 13:20:44
6206文字
会話率:12%
富田真由美が浦野清くんと出会ったのは、小学校時代のある晴れた春の日の午後だった。
中学生になった真由美は清くんに告白をすることにした。
最終更新:2025-02-28 17:37:30
4570文字
会話率:24%
中学三年生の女の子、森三久は自分の将来の進路に迷っていた。
最終更新:2024-09-23 15:21:46
10335文字
会話率:22%
「オレの命と引き換えに、妻と子供、そして家臣を頼む」
愛する夫は、28歳の若さで争いに敗れ死んでしまった。
生き残った主人公 シリは25歳。3人の娘の母でもある。
結婚前に兄から乱暴され、その時の子供が長女。次女と3女は夫との子供だ。
3人
の幼い娘と共に実家 シュドリー城に戻ることになった。
愛する夫、義父母、義息子を殺し、自分を乱暴した兄と暮らすことになる。
平和な暮らしをしていたのに、突然兄が死んでしまう。
没落しつつある実家を助けるために、甥に頼まれ再び政略結婚をする羽目になった。結婚相手は25歳年上、それも妾が3人もいる領主だった。恋愛対象になり得ない年上すぎる夫、妾達との付き合い、亡き夫への気持ちを隠しながら新婚生活が始まる。再び始まった争いに巻き込まれながらも、妃として奮闘し、子供を守り、籠城準備をする。全力で生き抜く女性の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 10:20:00
18539文字
会話率:27%
心に傷を抱えた大人達の、最後の恋。
桜の季節。二十七歳のお局OL、白沢茜(しろさわあかね)はいつも面倒な仕事を回してくる「能面課長」本庄に頭を悩ませていた。
休憩時間のベルが鳴ると決まって呼び止められ、雑用を言いつけられるのである。
そして
誰も居なくなった食堂で、離れた席に座る本庄と食事する事になるのだ。
けれどある日、その本庄課長と苦手な地下倉庫で二人きりになり、能面と呼ばれるほど表情の無い彼の意外な一面を知ることに。次の日にはまさかの食事に誘われて―――?
無表情な顔の裏に隠されていた優しさと激情に、茜は癒やされ絆され、翻弄されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 10:00:00
71187文字
会話率:23%
私の恋は、雨が降る日に始まり、雨が降る日に―――終わった。
それは苦く切ない思い出。未だ忘れられない、心に降り続けている悲しみ。
突発でやる事になった仕事を終え、帰ろうとした時、誰もいない玄関ロビーに現れたのは、残業の原因となった後輩、上村
君だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 16:19:39
10534文字
会話率:20%
これは、【鎧の男】に人生を狂わされた6人の戦士たちの物語である。
時は今から約2XX年後。
地球全土に核の雨が降り注いだ大戦争が終結して100年の節目となる年。
人々は大戦争後の汚染された大地から離れ、日本のあちこちに建造されたリージョナ
ルタワーと呼ばれる多重積層都市で生活を営んでいた。
タワーを建造した“國”、そして5つの大企業が互いに互いを牽制しあい、協力しあいながら発展していかんとする世界で、1人の男の野望が動き出した。
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 10:00:00
125336文字
会話率:39%