春の放課後、ひとり文芸部室に残された高校生・日向沙希は、一編の詩に出会う。
書き手の名は、“花森結”──。
その言葉に惹かれた沙希は、彼女の足跡を辿ろうとする。
しかし、その名前は、学校のどこにも存在していなかった。
最終更新:2025-04-23 21:00:00
7036文字
会話率:22%
岡本美鈴と塚田宏治は幼馴染で親友同士、文芸部室を秘密基地に青春を謳歌していた。なつやすみ直前、塚田が女子から手紙を渡される。ラブレターだと勘違いした美鈴は、塚田に恋の練習をしようと持ちかけた……。
両片思いをこじらせたまま、演劇部との合同合
宿に参加するふたり。文芸部と演劇部、双方のプライドを懸けた麻雀が始まった。美鈴と塚田が賭けるのは、隠したつもりの恋心。はたして恋と勝負の行方は……?
※純愛両思いハッピーエンドです。
※キスとハグの直接的な描写があります。
※自転車のふたりのりなど、軽微な法令等違反行為の描写があります。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 17:56:50
14379文字
会話率:41%
放課後の文芸部室。いつも2人っきりで日常を過ごしているぼっちな先輩と人気者の後輩との、クリスマスちょっと前の話。
言葉にすればたった2文字。英語にしたってアルファベット4文字しかないその言葉には、だけどそれ以上の重みがある。人間とは素直にな
れないようで、そんな単語を伝える為にも言葉を巡らせる。なんて言えば伝わるだろうか、どう言えば表せるのだろうか、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 19:00:00
7924文字
会話率:47%
いつも通り文芸部室で本を読んでいると、同じ部活の峰岸さんに話しかけられた。話しかけられるのはよくあることなので気楽に聞いていたのだけれど……
「どうして『恋人が欲しい』といった発言が出てくるのでしょうか?」
カクヨムにも投稿しています
最終更新:2020-06-12 18:16:35
2430文字
会話率:40%
新学期を迎えたある日、本好きな少年坂本は校内に居場所のなさを感じ、とある思い付きから文芸部室へと足を運ぶ。
しかしそこで彼を待ち受けていたのは、1つ上の不良のセンパイ、小野寺だった。
物静かな坂本と対照的な性格の小野寺だったが、2人は徐々に
距離を近づけていき、やがて放課後に文芸部室にたむろするのが2人の日課になっていった。
そして、何かを変えたいと願う坂本は、いつしか小野寺の堂々とした姿に惹かれていく。
しかしそんな中迎えた夏休みのある日、坂本は夜道で偶然小野寺に出会うのだが……
──これは僕と、僕の日常を大きく揺るがした小野寺千歌という1人のセンパイとの物語である──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 22:00:00
24724文字
会話率:47%
とある高校の文芸部室に集う三名の、なんてことない晩秋の一コマ
最終更新:2018-08-16 02:19:47
4046文字
会話率:59%
文芸部室に所属する七瀬凛太郎は、最近ライトノベルやネット小説を読んでいて思ったことがある。
あれ、俺って異世界転生してね? と。
しかしながらそれを自覚し、特別な力はあれど、それを使う機会などほとんどない現実世界。七瀬凛太郎はそれ
に満足していたし、文芸部のもう一人の部員である咲良綴と過ごす当たり前の日常を満喫していた。
だが、ある夜そんな平穏な日常は突如現れた化け物との戦闘、そして学年のアイドル綾辻日々乃と影の薄い少女三神晶葉との邂逅によって崩壊していく。
これは望まぬ現実に向き合いながら、自らの力をもって正しい道を考える一人の少年の成長譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 12:11:34
266245文字
会話率:33%
とある高校。その文芸部室で、最後の部活動が開かれる。
最終更新:2017-09-24 13:48:18
10684文字
会話率:42%
「文芸とは引き算の芸術だ!」高校の文芸部室。執筆環境の喪失。それに端を発し、世界が崩壊しかけた事の顛末は以下の通り。彼女の下した決断は作品を書き上げることそして寝かし手直し推敲し、削りまくって鋭利な文章を彫り出すことだった──! 迷ったら書
け! 悩んでも書け!! 勢いだけで書き上げろ!!! ゆるふわ創作系ライトノヴェル。※短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-04 01:21:19
19008文字
会話率:57%
柳和哉は高校1年のある日、使われなくなっていた文芸部室で同学年の雪白ひょうに出会う。彼女に出会ったことで和哉の運命は変わり始める
最終更新:2017-06-02 20:01:44
1068文字
会話率:47%
僕は両親のいない孤独な人間。しかし幼なじみの夏野紗絵を始めとして優しい人に囲まれて何不自由なく暮らしている。そんな僕が巡り会った文芸部室にあった本を手に取ったことがきっかけで、僕の存在意義について考えるようになる。
最終更新:2017-04-10 21:30:40
23746文字
会話率:46%
とある高校の文芸部室。
「百合豚後輩」と「腐女子先輩」と呼ばれる二人の人物を中心にした、ショートストーリーでございます。
ある時は軽快な漫談のように、ある時はよくあるラブコメのように、クルクルと表情を変える二人の掛け合いを追ってまいります。
毎週金曜更新を目標に頑張って参ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-29 00:00:00
4674文字
会話率:18%
ある文芸部の十二月。部長の長峰あすかは高らかに宣言した。「タローさんを探しましょう」茶色の雪だるま状の正体不明のモンスター『タローさん』は文芸部室に現れた。タローさんを探して、捕まえて、倒したら勝ち。勝ったらご褒美。その不思議な追いかけっこ
を舞台に、文藝部員たちは翻弄されていく。全ての真実と、その行き着く先はタローさんのみぞ知る。
2016年1月5日完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-05 05:00:00
79334文字
会話率:33%
洋食屋の一人娘である葛篭 彩(つづら あや)は、学校帰りの電車の中で、なりふり構わず活字を貪る少年に出くわす。本を読み終わってしまったという彼に、彩は電車を降りるまでの間だけ、料理の本を貸した。
翌日。本好きの友人である指宿 恵里(いぶすき
えり)の話で、昨日の少年が文芸部の部員で行成 清三郎(ゆきなり せいざぶろう)という名前であると教えられる。
恵里のお膳立てにより、昼時の文芸部室で彩は清三郎と再会。これまた恵里が口をすべらせたせいで、彩の家が洋食屋と知られてしまい、料理好きの彼に「後学のために店にお伺いしても?」と頼まれて、渋々了承するはめに。
清三郎と文芸部の面々が自宅の洋食店にやってくる日まで、特訓を重ねる彩。なぜなら、彼女は『料理好きの人』に対して、どうしても知られたくない秘密があったからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 22:44:34
10227文字
会話率:57%
窓から差し込む陽光が憎らしく感じられる六月。
Tシャツが汗で変色してしまう程、ぐっしょりと汗をかき重たくなった服が熱でやられた頭をますます重くする。
そんな蒸し暑さの中、早々に音を上げ、息苦しい程暑い文芸部室からクーラーがよく効いている
コンビニへと逃亡、という名の買出しへと向かった僕。
そんな僕とは真反対にあんなに暑い文芸部室内で、汗一つかかず、むしろ扇風機の風に当たり涼しげな様子でもくもくと本を読み続ける二人の変な先輩。
これは、そんな僕と先輩たちのかなり変で、ちょっぴり背筋が凍るような大学生活の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-20 19:01:59
21492文字
会話率:30%
クラスの中で影に徹する少年、加賀幸太。彼が唯一学校内でリラックスできる場所である文芸部室に、ミステリー研究会という意味不明な部活を名乗る少女が乗り込んでくる。そのまま成り行きで、部室を賭けた推理バトルへ……。過去を背負い影に徹する少年と、名
探偵に憧れるクールな少女が織りなす学園ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-14 23:04:38
337文字
会話率:0%
春は、新しいものと出会う季節。
新しく高校に入学して、新しい友だちもできた。
新しい部活に入ろうとして、新しい恋が始まった。
文芸部に入りたかったのに、文芸部室にいた先輩に一目惚れした結果、なぜか「天文学部」と「読書研究会」に入ることにな
っちゃったわたし。
果たして先輩との恋は実るのか?
というか、「天文学部」と「読書研究会」ってなんですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-27 00:05:22
700文字
会話率:44%
どこにでもある高校の文芸部室。そこに二人の少年と少女がいた。
二人は誰から見てもかみ合わない。実際かみ合ってなどいなかった。それでも少年は少女のことが好きなので、今日も今日とてお喋りをする。
それでもやっぱりかみ合わない。そして少女は
、少年のことなどさしてどうでもよく思っていた。
それでも二人は離れない、争わない、進展しない。
そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-11 20:13:41
12541文字
会話率:33%
春休み。
僕と先輩は今日も文芸部室にいた。
僕が書いて、先輩が添削して。
ほとんど無言だけどその静けさは心地よく、何より先輩といられるだけで僕は幸せだった。……例えそれがいつまでも続かない幸せだったとしても。
ーーもし僕が作家なら、ここで
筆を置くだろう。変化なんていらない、終わりなんていらない、永遠にこの緩慢で幸せな日常に浸っていたい。
ーーもしこれが小説だとしても、きっと僕は主人公にはなれない。先輩とのハッピーエンドなんてない。だって僕は人に好きになって貰えるような男じゃない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-25 23:56:25
4022文字
会話率:26%
幼い頃に小説に魅入った宮本夏樹は、ごく普通の思春期を送ると裏でひっそりと万年筆を走らせていた。将来の夢からただの趣味へと変わったその創作活動は、幼馴染の百瀬さくらによって高校生活の一部となった。
教室と文芸部室。幼馴染と親友。物心ついたとき
から住んでいる小さな町。そんな狭い世界で送る彼の日常に異変が起こったのは、大学受験を控えた年のこと。
大きな桜の木のある近所の公園が住宅街の建設の為になくなってしまう。小さく狭い世界で生きてきた夏樹にとって、それが退屈なりにも幸福な日常を壊してしまうことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-12 15:05:08
119793文字
会話率:58%