高校2年生の宝生陽菜は、夏休みを目前にバイト先の喫茶店を辞めた。店長からの嫌がらせにブチ切れて店を飛び出したのだ。
落ち込みつつ公園で次のバイトを検索していたら、そこに店の常連だった椎名和泉が現れた。20代半ばと思しき文学青年風の彼に、
陽菜はほのかに憧れていた。
その彼から、陽菜は意外な提案をされる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 09:38:49
10848文字
会話率:24%
大学卒業後、就職に失敗。淡い恋心を抱いていた友人には社会に向いていないとまで言われてしまい、メンタルと体調に不安を抱えた女主人公、恋沼ひかる。親友に拾われて就職したのはまだ無名に等しいVtuber事務所だった。
新人イケメンVtube
rユニットのマネージャーを任されるも、ただでさえ飽和気味と言われるVtuber業界。無名企業の、しかも男性Vtuberは、デビューしてすぐ、大人気……とはいかず。
ここでユニットを軽く紹介。その1、ガワはかわいすぎる犬耳合法ショタ多声類、中身はコミュ障でちょっと(?)暴走しがちなメガネ年下文学青年。その2、ガワは黒髪赤目のツノあり美青年、中身は口の軽い元バンドマンのチャラ男。顔と歌声はいいのに残念な彼らに振り回され、時に振り回しながら、ひかるはマネージャーとして社会人として成長していく。
元ニート女と事情アリな男2人の人生大逆転、もう遅いと思っていた青春満喫お仕事ときどきラブコメディ。スパダリの溺愛も、派手な成り上がりもなくたって、幸せにはなれるものです、案外。
*同じ内容をノベルアッププラス、カクヨムでも掲載しています。小説家になろう、カクヨムに掲載している旧バージョンの改稿版です。Vtuberとしての成り上がりではなく、ラブコメ・人間関係要素に重きを置いています。旧版とは並行世界的な扱いです。
*実在の団体、企業、その他もろもろと関係があってたまるか。実情とはかけ離れたフィクションとしてお楽しみください。様々なトラブルを扱いますが、作者にはそれらを肯定する気はございません。配信内でのルールやオタクのマナーを扱う話もございますが、これらはあくまで作中のルールであり、実際にVtuber様の配信を視聴する際は枠主のルールにしたがってください。お互いを思いやって幸せなインターネットライフを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 17:00:00
117542文字
会話率:51%
ある料理店に行った男だが、ことごとく「多様性」を主張するメニューを出され…(「多様性の多い料理店」)。キリスト教系小説を書いてる文学青年が、突然、可愛いミニ虎に変身してしまい……?(「満月記」)。奇妙な飯テロショートストーリー集。※ノベルバ
より転載作品。パロディ、ブラックジョーク、風刺要素が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 04:43:52
26395文字
会話率:35%
月が綺麗な夜。深い深い森の中。一人の文学青年が、「物語」を終えようとしていた。ふと、自分で全てを終わりにしようとする青年が声を聞く。その声の「おかげ」か「せい」か、終わる事が出来なかった青年は、生きる意味を手にした。
最終更新:2022-03-18 13:44:21
19531文字
会話率:19%
FF様のひなたぼっこさんのイラストから刺激を受けましたアナザーショートストーリーでございます。
文学青年、優哉は文学仲間の沙織から、ある相談を持ちかけられる。
弟の和彦が1枚の絵画を家に持ち帰った後、不可思議な事件が起こり始めたと
いうのだ。
優哉は超常現象に詳しい従姉妹の純子の助けを借り、事件を解決しようとするのだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 12:19:24
6038文字
会話率:32%
本土より南の果てにあるリゾート地、国津島の高校に季節外れの転校生がやって来た。
それは射干玉のように艷やかな黒髪と、物静かで神秘的な雰囲気を持つ少女、塔ヶ崎杏(とうがさき あんず)だ。彼女は教室に現れるなり、瞬く間に学内の話題の渦となってい
った。
そんな彼女に読書家の青年、聡(さとし)は放課後の教室に呼び出される。話を聞くと杏は、聡の兄の博嗣(ひろつぐ)に一目惚れをしてしまったという。
しかし聡はこの思わぬ展開に落胆するどころか、深く感激していた。博嗣は自慢の兄だったが、コミュニケーション能力が非常に乏しい、いわゆる陰キャと呼ばれる残念な人種だったからだ。
「俺の自慢の兄に惚れてくれてありがとう、塔ヶ崎さん! 相談だけと言わず、俺が二人の関係を取り持つよ! 兄貴のことなら俺に任せて!」
その日から聡と杏の奇妙な関係が始まった。
ギラギラと輝く南海の夏島で、街を歩いて、話して、笑って、目的を共有して、いつか二人の恋を成就させよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 19:21:33
58431文字
会話率:48%
おれはアパートの隣人である長阪さんという高齢男性と仲良くなった。
そのうち彼の部屋に招かれ、コロナ禍にもかかわらず一緒に食事をしたり、酒を酌み交わすようにまでなった。
83歳になる長阪さんは、見た目おじいちゃんおじいちゃんしていなく、いか
にも昔は文学青年だったのだろう、インテリジェンスに富んだ紳士的な老人だった。
とはいえこの人、酒が進むにつれ、女々しい地金をさらすようになる。
やたらと過去の話を蒸し返し――あのときこうすればよかった、ああするべきではなかったと振り返ることが少なくない。
おれは何度も部屋へ誘われるたび、その手の話を聞かされ、うんざりしてしまう。
こんなネガティブ思考の人こそエナジーバンパイアという人種だそうで、おれは彼に会うたび、げっそりやつれていく思いをするのだった。
やがて長阪さんは言うのだった。――君の若さが羨ましい、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 11:01:21
27277文字
会話率:19%
高校三年生の頃、受験に備えて塾に通い始めた。パソコンを使った遠隔授業で、私は某私大に通う大学生に画面越しに現代文を教わっていた。大学生講師の一人である某文学青年と言葉を交わしながら、自らの学びを深めていく。
最終更新:2021-02-28 09:30:25
3633文字
会話率:10%
作家とその友人の会話。
明治くらいの雰囲気です。
日常系の、文学青年版だと思ってもらえればよいかと。
なろうラジオ大賞2に応募してます。
最終更新:2020-12-06 07:00:00
952文字
会話率:40%
三百文字程度のショートショート。大正〜昭和期の文豪のエッセイを読むうちに着想した、レトロな掌編です。
台本としてご使用の際は、動画と宣伝文の両方に作家名を明記して下さい。本作に基づく音声の有料販売を禁じます。
最終更新:2020-11-28 06:45:26
324文字
会話率:0%
私が友人、青木に連れられて、森先生の家にお伺いしたのは、八月の暑い盛りのことだった。
その時から『新生』の同人になった。
『新生』に入ってから最初の同人会は、第三日曜日に開かれた。
私が岬百合香を知ったのは、この日からである。
最終更新:2020-09-22 20:05:01
8435文字
会話率:36%
幼年期をとうに終わらせた薪ストーブのある自宅兼古書店で、三十路手前の冴えない店主、二階堂と。
幼馴染で近くの大学に通う学生の明石の、ラブといったらラブかもしれない話。
最終更新:2020-03-25 12:43:04
4603文字
会話率:33%
エアコンの壊れた古書店で、三十路手前の冴えない店主、二階堂と。
幼馴染で近くの大学に通う学生の明石の、ラブといったらラブかもしれない話。
最終更新:2018-09-02 18:37:30
2908文字
会話率:42%
異世界空間に『事故』として『召喚』された青年『草市』。
彼は『召喚主』によって万能感覚や、千人力に能う異常筋力、破格の身体能力、魔法理力を付与された代わりに、生殺与奪の状態に陥っており、『召喚魔法』にて随時、邪神退治のための『屠殺場』に
召喚されうる隷属者の状態に堕す。
青音ーブネーと言う十一、二、歳の少女の外貌を備えた謎の『召喚巫女』の命ずるままに、異能の怪獣・怪人ー『邪神』ーと戦闘を展開していく。
筆者は不器用であるので、こうしたフォーマット・ガジェットに近寄ると大怪我する予感から、全く手をつけずに参りましたが、トライしてみます。
ご笑覧ください。
書けたら即アップして参ります。
詰まる可能性大ですけれども。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 08:27:23
995文字
会話率:10%
告白の答えを聞きたい文学部男子の話。
PCゲーム会社のライター募集で「5k以内でオリジナル作品」という課題を出されたときに書いたもの。
エブリスタで同様の作品を投稿しています。
https://estar.jp/novels/25184
367折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-08 20:14:31
2318文字
会話率:35%
ボーロンには野望がある。それは、勿論!出版である!ネット小説に応募したボーロンは、遜り謙遜する作法は知ってはいるが、それは無意味だと考える男であった。ボーロンは変名であり本名は峰良也という。
峰良也には相当の社会的影響力があり、出版社に自分
の「文学」作品を出版させ二万部程度であれば売り切れる程の知名度はある男であったのだ。右翼と呼ばれたりインテリ八九三と言われたりもしたが、彼が街頭に街宣車を走らせ演説をする時、警官たちが彼を護衛するかのように周りを固めて立つのだ。壇上に英雄のように立ち、演説する彼は「国家意志」と「天皇意志」を同一視して熱く語り、そしてその話は筋が通っており、多くの聴衆を魅了するのだ。彼は実際には真正の民主主義者であり自由主義者なのだ。共産党員でありながらもカトリック教徒である矛盾した美しい妻を持ち、「僕は女の魂の美しさを純粋に愛するのだ。君の姿は美しく光り輝いていて君の魂も美しい。次の世があれば次の世も、その次の世があれば、その次の世も、僕は君を愛し続ける事を誓おう」そう誓った彼はロマンチストでもあった。
君ねむる あはれ女の 魂の なげいだされし うつくしさかな この前田夕暮の歌に自分の恋愛経験を重ね、深いシンパシーを感じる峰良也は、若いころ文学青年だった。だからこそ、自分の「文学」の実力でその価値を認めさせるために、ボーロンという変名でバッシャ船の物語をネットで書き続けていたのだ。
バッシャ船はバッシャブネと読み、峰良也の故郷の方言で、バッシャの語源は判らない。江戸末期のころから大正時代くらいまで、朝鮮沿岸、台湾、ルソン島あたりまで漁に出る七~八人乗りの漁船であったらしい。今はもう存在しない。
その峰良也がまさか異世界に転生するとは、未だ知る由もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-02 06:49:09
2215文字
会話率:10%
大学四年生で就活中の小野寺隆は、企業からお祈りメールを受け取る日々が続く。
サークルの飲み会帰り、酔い覚ましに寄り道した先で、深夜の焚き火に遭遇する。誰もいない寂しい空き地で男がひとり、炎を見つめていた。
憂鬱な夜の出会い。ぬるい缶コー
ヒーと、黒い猫。夜の底でもがく、二人の青年の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-08 19:20:45
24402文字
会話率:39%
文学青年の私は、池袋で餓死した後、荒廃した文明末期の土地に転生する。
人権などないその他で俺が生き残る術は、武器を手に取り、返り血を浴びることに他ならなかった……
最終更新:2018-08-09 04:16:26
679文字
会話率:0%
芹澤馨は少年の頃より絵が得意だった。しかしあることからそれを隠すようになりやがて絵を描くことを忘れてしまった。しかし年月が過ぎ青年になった彼は詩人を目指す文学青年になったがやがて失意のうちに、文学を志すことを止めた。そんな彼がやがてあること
を契機に再び絵画に向き合うことになる。この物語はそんな芸術と向き合った青年の人生を見つめる物語である。そしてそれは三部作の最後へと向かう序章である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-14 23:39:52
34308文字
会話率:11%
文学青年・金田一、クールビューティー・氷室、マスコット・大山、ヤンキー風・根津、小動物・雛山――個性豊かな5人のミステリーオタク達「白霜高校ミステリー研究部」は、今日も今日とて推理ゲームを始める。
しかし、事件は迷宮入りの危機を迎え――
最終更新:2017-11-12 19:07:02
6451文字
会話率:55%
恋人に振られた文学青年と、喋る食虫植物の物語。
各話、お堅い文章なのは冒頭だけで、スクロールしていただけると、しようもない喜劇が始まります。
恋人に振られた青年は、園芸店で「ヒメアシナガムシトリスミレ」という種類の食虫植物を購入する。する
と、なぜかそれは喋り出し、青年と食虫植物との奇妙な生活が始まるのであった……。
引用したものについては、各話の「後書き」欄に記します。
引用はすべてパブリックドメインからのもので、特に記載がない限り、青空文庫閲覧のものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-02 21:09:29
10189文字
会話率:42%