西暦204X年。
火星と木星の間にある小惑星帯から発した小惑星アポカリプスは突如地球へと進路を変えた。
それは約6600万年前に落下し恐竜を絶滅させたチクシュルーブ衝突体と同じ規模の被害──すなわち、人類の絶滅が予測された。
人類の存亡への
望みをかけて人型マニピュレーター、アメノミナカを高度400kmの上空に打ち上げる計画が練り上げらっれた。レーザー射撃で小惑星の軌道を地球外へ逸らすというミッションである。
パイロットに選ばれたのはただの学生の壱馬。そして、自我を持つストロングAIのオウカだった。
壱馬はオウカの中に人と変らない思いがあることを知る。そして、二人は宇宙へと旅立つ。
──人類の滅亡まで12時間。カウントダウンは続く。
「じゃあ、どうしてミッションを続けたの! 拒否したんじゃなかったの!」
『私には、もうミッションを拒否するという選択肢は──ない』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 19:10:00
21499文字
会話率:53%
死を超えて響く、桜のメッセージ
満開の桜の下、前世で果たせなかった愛が時を超えて交わる。
病を抱える少女と、失意に沈む教師が再会するとき、
二人の命と記憶は切ない軌跡を描き出す。
桜に託した想いは、どこへ届くのか。
最終更新:2025-01-29 16:36:37
54999文字
会話率:33%
秋から冬になりますね。
最終更新:2024-11-23 08:20:00
216文字
会話率:0%
聖徒会花見に行くの巻。
戦いなし、日常系、少しホラー要素アリです。
三宅先輩のお弁当の中身は想像してはいけません。
最終更新:2023-08-29 15:16:48
15439文字
会話率:63%
和歌を題材にした千字短編です。受験勉強にいそしむ男子生徒「川瀬」と、古文の担任「小西」との、ちょっとした心の交流を描いた作品。
近日創作短編サイト「短編」さまに投稿予定ですが、一足早くこちらに掲載することにしました。
最終更新:2020-04-05 20:38:48
997文字
会話率:20%
つばさ、散るらむ、粘膜の曠野に。
最終更新:2019-10-21 22:57:54
205文字
会話率:0%
幼い頃、神隠しにあった佐倉郁(かおり)は、不思議な青年から秘密の名前をもらった。数年後、郁は幻の銘酒を求めていくうちに真木薫という男性に出会う。真木は青年にうりふたつだった……。
最終更新:2016-08-13 13:49:46
16886文字
会話率:35%
狂おしき慕情を抱いて、白き娘は水底に沈む。
高邁に、純真に、卑俗に。
――これより語られますのは、欲と虚と美の終幕。
“先生は私に深淵を見せてやろうと言った”
(純文学三連作『華燭』第二作)
最終更新:2015-03-31 00:00:00
1000文字
会話率:0%
明治維新後の江戸。
時代の流れに取り残された姫君と商人らしからぬ青年が居た。
彼らの愛は彼らだからこそ実現されず、また彼らだからこそ存在しうるものだった。
矛盾を「死」によって受け入れるまでの、可笑しからざる御話。
最終更新:2010-12-22 18:23:51
7389文字
会話率:27%
取り残され続ける者、見送り続ける者。求め続ける者、奪われ続ける者。俺はどちらも知って居る。俺だけは、必ず、側に居る。
最終更新:2008-08-06 04:08:54
2796文字
会話率:25%