流行り病で死の淵から戻った公爵令嬢イグリットは、乙女ゲームの悪役令嬢として目覚めたことに気付いた。それも、ラスボス級の悪事を働き、どういうエンディングを迎えるにしても、デッドエンドしかない「希代の悪女イグリット」として。
死亡原因である夫に
なる予定の攻略対象との結婚を阻止したまでは良かったが、そこは既に、様々な攻略ルートの悪役令嬢たちがいない状態で始まっていた世界であり、自分の登場ルートではない攻略対象の婚約者となったり、降臨した聖女であるヒロインの「逆ハーレムルート」のために、無実の罪で断罪されたりと、原作ゲームをどんどん離れ、予測のつかない展開になっていた。
その断罪の地である〝帰らずの森〟で魔女に助けられて暗殺を逃れたイグリットは、エインセルと名前を変え、姿も変えて魔女としてひっそりと暮らしていた。
ある日、森でとんでもなく整った顔立ちの幼児(男児)を拾った。何故か大人の服に包れて倒れており、どう見ても訳アリの幼児は、かつて結婚を回避した「北部公爵」と瓜二つであった。
そして、その幼児の本当の秘密が明らかになった時、エインセルを取り巻く環境が、また大きく変わるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 12:00:00
28190文字
会話率:12%
くたびれたOLだった主人公は、プレイしていた乙女ゲームの世界の悪役令嬢に転生する。
推しの攻略対象の婚約者であるものの、様々な悪事を働いて断罪される役回り。しかし疲れ切っていた彼女は頑張ってそれを回避することもなければ積極的に悪役になる気も
なかった。
だって――。
「今世こそ、だらだらできる」
頑張って頑張って頑張り続けても報われない人生を生きてきた彼女は、身分を笠に着てただただ怠惰に過ごし、『ヒロイン』が画策したらしい断罪の時を迎える。
冤罪の否定? もちろんしない。だって面倒臭いから。
そして追放された先で自由を謳歌する……はずが、なぜか新天地に婚約破棄してきた王子(推し)が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 18:02:11
6200文字
会話率:22%
ボブゲーの攻略対象の婚約者に転生していることに気づいて、婚約解消されるんだろうと思いつつ婚約者とそれなりに仲良くやっている話。
J.GARDEN55で配布したものです。
最終更新:2024-03-16 10:31:18
4928文字
会話率:29%
バツイチのアラフォーおばさんが転生したのはお嬢様学校時代、夢中で遊んだ乙女ゲームの世界だった。
ただし、誰得かわからない百合とBL要素が追加されたスマホ版の負け組サブヒロインの娘として。
聖女を輩出する伯爵家の令嬢エスティアとなるも、攻
略対象の婚約者は浮気者のクズ男。しかも結婚当日に親友王女に寝取られて婚約破棄になってしまった。
クズ男と婚約をまとめた父親もクズだ。前世の推しキャラだったけど萌えはとっくに吹き飛んだ。
「本当に好きだった人は別にいたのに。こうなったら再攻略してやりますともー!」
言葉にしないだけで両片想いだった隣国王弟、攻略し直します!
※百合とBLはネタ扱い。ヒロインとヒーローは巻き込まれません。
※完結保証。11万字ほどの作品です。ラストまで是非お付き合いください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 18:12:09
109056文字
会話率:37%
マーガレット・モルガンは、ただの地味なモブだ。前世の最推しであるシルビア様の婚約者を選ぶパーティーに参加してシルビア様に会った事で前世の記憶を思い出す。
前世、人生の全てを捧げた最推し様は尊いけれど、現実に存在する最推しは…。
ヒロインちゃ
ん登場まで三年。早く私を救ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 08:15:29
14722文字
会話率:19%
洗礼を受けたことで、乙女ゲームの聖女のヒロインに転生していることに気づいてしまったクレア・バートン。
乙女ゲーム『はぁれむ・ちゃんす』は魔法学園で攻略対象全てを落として逆ハーレムにするのがノーマルエンド!?
しかも、攻略対象の婚約者や幼馴
染が悪役令嬢として闇落ちして魔物化したのを倒して、攻略対象と結ばれるとか、控えめに言ってクソ案件なのでは!?
彼女らは攻略対象が好きなだけなのに!
略奪愛繰り返して逆ハーレムって誰が幸せになるの?
そんな心から喜べない逆ハーレム嫌だ!私は普通に恋がしたい!
決めました、私、攻略対象の恋愛フラグも折りまくって、悪役令嬢の闇落ちフラグも折りまくって、逆ハーレムエンドを回避してやります!
婚約破棄サレ令嬢も裏切り捨てられ令嬢も絶対作らないもんね!
――聖女として魔法学園に通うクレアは、果たして逆ハーレムエンドを回避できるのでしょうか?
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※この作品は「小説家になろう」と「アルファポリス」で同時投稿です。
※R15設定は念のためです。性描写はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 15:00:00
194852文字
会話率:52%
アレクサンドルは公爵家の跡継ぎだ。父親譲りの見目の良さと母親譲りの穏やかな気性で、同年代の女性達の憧れの的だった。
けれど彼は絶望していた。何故なら婚約者に会えないからだ。
彼女はアレクサンドルにまるで興味を示さない。
「すみま
せん、観劇には行けません」
「すみません、オペラには行けません」
「すみません、急に来ないで下さい」
「すみません、帰って下さい」
どんなに愛を伝えても婚約者の凪いだ瞳はアレクサンドルを映さない。
彼女はどこか別世界で生きているような女性だった――。
※他作『乙ゲーの世界に転生したけど攻略対象の婚約者ぶっちした。』に出てくる、婚約者ぶっちされかけていたアレクサンドルのお話です。
エレオノールの本音はそちらです。こちらで語られるのは完全に語っている人の勘違いです。
メインのアレクサンドルが転生者ではないので、乙ゲー要素も転生要素もほぼありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 02:43:41
17283文字
会話率:44%
エレオノールは思い出した。ここは前世でやっていた乙ゲーの世界だ。
でも絶望は無い。だって私はテキストで数回ほど存在を仄めかされた程度のモブ令嬢。
攻略対象? どうぞ持ってって。
浮気? どうぞご自由に。
恋人? どうぞお好きに囲っ
て。
「エレン、観劇に行こう」
「エレン、オペラの予約が取れたよ」
「エレン、泊まっていってもいい?」
「エレン、君に似合うドレスを選ぼう。母上のお古も良いけれど、きちんと仕立てたい。これは僕らの結婚式なのだから」
……あれ?
ヒロインはどこ? 攻略対象はなんで恋人のところに行かないの?
※最初はヒーローがちょっとクズいです。恋人がいるのに主人公に婚約を申し込むところから物語は始まります。
主人公が淡々とし過ぎています。絆されない子です。
以上の設定が苦手な方はお気を付け下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 01:03:58
12292文字
会話率:40%
婚約破棄。ヒロインが選んだ攻略対象の婚約者に起こる最終的なイベントだ。ヒロインにとってはハッピーエンドとなる大事な場面で、攻略対象の婚約者にとってはバッドエンドとなる最悪の場面。だけど、モブである俺にとっては最大のチャンス。だから、跪いて誰
よりも一番にプロポーズをしましょう。
「好きです。私と結婚して下さい」
そんな乙女ゲームの後日談を変える一言を言ったことで、俺達の運命は変わった。ただそれだけだったはずなのに……お前らマジで何で絡んで来るの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 18:00:00
21111文字
会話率:39%
セレストラル伯爵家の長女、フィリアーレは前世の記憶がある。日本で生まれ育った記憶が。
その記憶と折り合いがついたある日、フィリアーレは父に婚約者を紹介される。
相手の父親の後ろに隠れる黒髪の少年。その黒髪を見て、フィリアーレは思わず言った。
「すごーい! からすのぬればいろだー! きれい!」
※この小説は「カクヨム」「MAGNET MACROLINK」「セルバンテス」にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 23:25:23
20919文字
会話率:53%
ある日目覚めると記憶をなくしていた伯爵令嬢のアレクシア。
家族の事も思い出せず、けれどアレクシアではない別の人物らしき記憶がうっすらと残っている。
過保護な弟と仲が悪かったはずの婚約者に大事にされながら、やがて戻った学園である少女と出会い
、ここが前世で遊んでいた「乙女ゲーム」の世界だと思い出し、自分は攻略対象の婚約者でありながらゲームにはほとんど出てこないモブだと知る。
関係のないはずのゲームとの関わり、そして自身への疑問。
記憶と共に隠された真実とは———
※アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 10:11:15
88431文字
会話率:46%
『モブ令嬢は攻略対象の婚約者』のスピンオフです。
三十年後のミシェル視点で書いてみました。だいぶ、別物になったようなきもしますが読んでいただければ幸いです。
最終更新:2019-12-31 02:19:08
6808文字
会話率:3%
わたくしはどうやら乙女ゲームの世界に転生してしまったようなのです。それも乙女ゲームのモブ。名前も容姿も何も出てこないクリストファー様の婚約者というだけのモブ。モブなのに婚約破棄されてしまう哀れな令嬢。それがわたくし、ルーシェ・アリスベルガー
子爵令嬢。モブなのになぜかイベントに巻き込まれてしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 21:00:00
30374文字
会話率:65%
乙女ゲームの攻略対象の婚約者として転生した私、ディアナ・クリストハルト。
ただ、ゲームの舞台は他国の為、ゲームには婚約者がいるという事でしか登場しない名前のないモブ。
私は、ゲームの強制力により、好きになった方を奪われるしかないのでしょうか
――?
これは、「あなたを忘れる魔法があれば」をテーマに書いてみたものです――が、何か違うような??
R15、残酷描写ありは保険。乙女ゲーム要素も空気に近いです。
※アルファポリスにも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-24 17:00:00
38843文字
会話率:36%
「こんなはずじゃなかったのに。」
そうして今日も、私は頭を抱える。
※転生少女が攻略対象とお近づきになろうとして、気がつけば攻略対象の婚約者たちが落ちてた話。
最終更新:2017-05-23 08:00:00
4038文字
会話率:5%
私は大好きだった乙女ゲームの大好きな攻略対象の婚約者。だけれど彼にはヒロインとくっついて貰わないといけないの。
最終更新:2016-09-18 12:34:58
2080文字
会話率:36%
ゲーム制作会社で働く真一郎は、気が付くと悪役令嬢もライバルキャラもいない乙女ゲー『恋はロンド輪舞曲』のヒロインになっていた。このゲーム、攻略対象の婚約者や妻の一族やら娘の夫にと狙っていた親たちによって、ヒロインに死亡フラグが乱立するのだ。そ
れを回避するには32人の10代半ばから50代の攻略対象を姉の推奨する通り逆ハーするしかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 18:00:00
1882文字
会話率:44%
乙女ゲームに似た世界に転生した少女が見たゲームとは違うことを愚痴る話です。ー前作も見た方が話しは分かるかもしれません。一応モブの立場から見た世界の説明と攻略対象の婚約者のその後の話。
最終更新:2014-08-02 22:48:27
2434文字
会話率:0%
乙女ゲームに転生した少女が攻略対象の男性達を虜にした。しかし、逆ハーレムを完成させるには悪役からのいじめが必須であるにも関わらず、悪役である攻略対象の婚約者は動かない。仕方なしに少女は自分から行動したが……。
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こんなあらす
じですが、目線は攻略対象の婚約者です。
転生者はヒロインの少女だけです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-26 19:55:09
3388文字
会話率:66%
転生したら乙女ゲームのメイン攻略対象の妹かつ他攻略対象の婚約者にされそうだったので全力で抵抗しました。でもなに、私の家族を逆ハーレム要員にすんの? 何の冗談ですか?
最終更新:2014-06-28 11:22:31
4283文字
会話率:42%
九条麻衣子シリーズ第二弾。
結局連作になってしまいました。
元ヒロインの九条麻衣子と、攻略対象の婚約者である御園静佳が、現ヒロインである愛川妃芽に復讐するお話。
最終更新:2013-10-27 22:00:18
3512文字
会話率:22%