東洋の端に浮かぶ島国「秋津皇国」。
戦国時代の末期から海洋進出を進めてきたこの国はその後の約二〇〇年間で、北は大陸の凍土から、南は泰平洋の島々を植民地とする広大な領土を持つに至っていた。
だが、国内では産業革命が進み近代化を成し遂げる
一方、その支配体制は六大将家「六家」を中心とする諸侯が領国を支配する封建体制が敷かれ続けているという歪な形のままであった。
一方、国外では西洋列強による東洋進出が進み、皇国を取り巻く国際環境は徐々に緊張感を孕むものとなっていく。
六家の一つ、結城家の十七歳となる嫡男・景紀は、父である当主・景忠が病に倒れたため、国論が攘夷と経済振興に割れる中、結城家の政務全般を引き継ぐこととなった。
そして、彼に付き従うシキガミの少女・冬花と彼へと嫁いだ少女・宵姫。
やがて彼らは激動の時代へと呑み込まれていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 12:15:15
2165760文字
会話率:36%
1943年、大日本帝国はアメリカとソ連という軍事大国に挟まれ、その圧迫を受けつつあった。
太平洋の反対側に位置するアメリカ合衆国では、両洋艦隊法に基づく海軍の大拡張計画が実行されていた。
すべての計画艦が竣工すれば、その総計は約13
0万トンにもなる。
そしてソビエト連邦は、ヨーロッパから東アジアに一隻の巨艦を回航する。
ソヴィエツキー・ソユーズ。
ソビエト連邦が初めて就役させた超弩級戦艦である。
1940年7月に第二次欧州大戦が終結して3年。
収まっていたかに見えた戦火は、いま再び、極東の地で燃え上がろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 06:00:00
382184文字
会話率:20%
――迷宮を走破せよ
そう言い残し世を去った天才、天塩創一。
彼が残したのはホワイトボード型端末「ダイダロス」、そして拡張世界に築かれた奇妙極まる迷宮たちであった。
そこは身体能力が要となる幻想と超常の世界。
三ノ須学園のフィジカルモ
ンスター、北不知(きたしらず)ミズナはふとした出会いから迷宮に挑むこととなる。
立ちはだかるは赤鏡伽藍の迷宮、天網無尽の檻、刻淀む夕景の町、常識を遥かに超える迷宮は人間に何を問いかけ、何を与えるのか。
問われるは心技体、そして無限の演算力
新たなる迷宮の物語、ここに開幕
R2.3.23 タイトル改定しました
旧題 Daedalus ~超越迷宮~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 10:08:53
528484文字
会話率:44%
アイドル配信者・ステラの“結婚&妊娠”発表で、全身のやる気ゲージがゼロに。
Sランクパーティを追放されてしまったリクは、人生どん底のまま当てもなく彷徨い、気づけばボロダンジョンの奥で寝落ちしていた!
そこに現れたのは、配信者ユズハ。
ドラ
ゴンに襲われ絶体絶命の彼女を“素手”で助けたリクは、一躍ヒーローになるどころか、「推しが結婚した」「もうどうでもいい」と魂が抜けた状態。
そんな彼に、ユズハは「このダンジョン、配信ネタにできそうじゃない?」と予想外の提案をぶっ込んでくる。さらに謎の“コア”がリクを《ダンジョンマスター》に任命。ナニコレ新手のバグ!?
しかしコアの力を使えば、ベッドルームや果物など何でも作れちゃうらしい。スパチャならぬマナチャをたっぷりコアに注げば、もっと快適にダンジョンを拡張できるという夢仕様!
前のパーティではド派手な演出を強要され、「地味すぎ配信はNG」と言われ続けたリクだが、誰にも縛られず“自分のやり方”で生きていける、かも……?
推しロスからの立ち直りもそこそこに、ダンジョン×配信生活が幕を開ける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 22:00:00
145036文字
会話率:42%
銀河帝国最大の内戦から10年の時が経った。
F-042は人型宇宙兵器『MEV』を駆るパイロットであり、今は個人傭兵として活動していた。そんな彼のもとに、ベンチャー企業からメールが届く。
彼を中心にPMC事業を始めたい……。それに飛びつ
いて、彼は帝国外縁領へ向かう。そんな彼を出迎えたのは、大量の敵対的自己拡張AI『HAI』の艦隊だった……。
これは、宇宙ベンチャー企業『PRE company』の成長と、|11J《イレブンジャック》を名乗るF-042の冒険戦記。
※毎週金曜日17時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 17:00:00
88313文字
会話率:50%
宇宙開拓時代の西暦3889年、ろくでなしの青年…君はとある大勝負に敗北する。
要するに賭けで負けたのだ。
しかし君には金もなければ家もない。
哀れ君は人身売買のブローカー経由で人体実験に参加し、サイバネ手術を受けることに。
体は機械
化され、神経は拡張されるも、存在の違和感ともいうべき感覚に苦しむ事になる。
「人間に戻りたい!」
君はそう願い、再度の手術を受けるべく金を稼ぐことにした。
君が目をつけたのは「惑星開拓事業団」だ。
危険な惑星調査の仕事は金になる。
命の危険もあるが、なに、機械の体がなんとかしてくれるさと君は軽く考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 11:43:30
273742文字
会話率:27%
宇宙開拓時代の西暦3889年、ろくでなしの青年…君はとある大勝負に敗北する。
要するに賭けで負けたのだ。
しかし君には金もなければ家もない。
哀れ君は人身売買のブローカー経由で人体実験に参加し、サイバネ手術を受けることに。
体は機械
化され、神経は拡張されるも、存在の違和感ともいうべき感覚に苦しむ事になる。
「人間に戻りたい!」
君はそう願い、再度の手術を受けるべく金を稼ぐことにした。
君が目をつけたのは「惑星開拓事業団」だ。
危険な惑星調査の仕事は金になる。
命の危険もあるが、なに、機械の体がなんとかしてくれるさと君は軽く考える。
カジュアル借金返済労働物語です、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 18:41:53
6463文字
会話率:10%
すでに崩壊した文明の名残 遺跡
その遺跡外周部で鉄屑集めをしていた少年は、ひょんなことから旧文明の身体拡張ユニットを手に入れる。
そのユニットとリンクを行い、超人的な身体能力を得た少年はワーカー(遺跡探索と行う者たちの総称)への道を歩き始め
た。
ユニットに搭載されていたAIの力を借り遺跡に潜りモンスターと戦い遺物の収集を行っていき、今日よりも良い明日をめざして戦っていくお話です。
更新は気が向いたときに行いますので、ゆる~くお付き合いして頂けたらなと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 21:00:00
763240文字
会話率:39%
※2023/01/11 カクヨムにて先行投稿中
のんびりスローライフ+お気楽冒険者生活な作品です。
(注意)
獣に育てられた少女の物語なので、汚い描写や狩りのシーンがあります。
苦手な方はご注意ください。
――
ママ(フェンリル)に育て
られた転生者である小さい娘(サリー)は兄姉に囲まれ、幸せに暮らしていた。
厳しいがなんやかんや優しいママと、強くて優しく仲良しな兄姉、獣に育てられる少女を心配して見に来てくれるエルフのお姉さんとの生活がずっと続くと思っていた。
ところがである。
ママ(フェンリル)から突然、独り立ちの試験だと、南の森を支配するように言われてしまう。
無理だと一生懸命主張するも聞いてもらえず、強制的に飛ばされてしまった。
『ママぁぁぁ!
おにいちゃぁぁぁん!
おねえちゃぁぁぁん!』
泣き叫ぶも返事は聞こえてこない。
魔獣が住む森とはいえ、一応、結界に守られた一軒家が用意されていた。
致し方が無く、その場所を自国(自宅?)として領土を拡張しようと動き出すのだが……。
――
(初期能力)
・白いモクモク
左右の手から出すことの出来る魔力の霧。
伸ばして物を取ったり、形を変形させて剣や盾、鍋やお風呂など、道具にすることも出来る。
また、温度調節も出来るので、お湯を沸かしたり、氷結させたりすることも可能。
・植物育成魔法
種や挿し木を白いモクモクで覆い、魔力を流すと、あっという間に成長させることが出来る。
・治癒魔法
白いモクモクを傷で覆い、癒やすことが出来る。
――
(主な登場予定人物)
・サリー(小さい娘、小さい妹)
転生者の少女、赤ん坊の頃、生け贄にされていた所をママ(フェンリル)に拾われ育てられる。
前世の影響でか、かなりの甘えん坊。
頼まれると断れない所がある。
・ママ(フェンリル)
転生者の少女を我が子のように育てる狼型の獣、知的で優しいが、時に厳しく諭す。
それは、血の繋がりが無い娘に対しても同じで、人間の娘を理由に逃れようとしても、頑として譲らない所がある。
小さい娘(サリー)の事をやれば出来る子と思っている。
・妖精姫ちゃん
サリーが住む場所に現れた、妖精の中心的存在。
あざと可愛い仕草で、サリーにあれこれお願いをしてくる。
ただ、困った時には頼りになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:00:00
572553文字
会話率:16%
吉祥頑頭は、娘のシノノメに、第286回L1不可視天体監視連絡会に出席するよう頼まれた。吉祥家からの直接アクセスでは屋敷のセキュリティにすべてはねられてしまう。頑頭は昔の伝手で、外部の接続拠点を借り、バーチャル会議に臨む。
会議はアレシボ
茶会の主催、茶会メンバーは第1世代デザイナーズチルドレンである。会議の最中に割り込んだ優多の父、セドリックは、頑頭に自宅に来るように手話で伝える。
優多の自宅にて、初めて対面を果たしたセドリックと頑頭。セドリックは、頑頭にPTAの副会長になってほしいとお願いする。会長は僕がやるから、と言うセドリックに推され、頑頭は申し出を受け入れる。それで副会長は何をするのかと尋ねると、子供たちのピクニックを一緒に見守って欲しい、と言われる。行き先は? と重ねて尋ねる頑頭に、優多の父は、L1に係留している小天体、ヒスパニオラが行き先であることを告げた。
L1不可視天体監視連絡会での失態に憤る、アレシボ茶会のメンバーの一人、シオーネ・セベレは、F16ファイティングファルコンを駆り、月見台への侵入を試みる。心理障壁をかろうじて突破したステイだったが、亜空間防壁には手も足も出ず、その入り口で停滞するしかなかった。
見かねたベルンシュタイン教授は、亜空間走路を通ってステイを救出する。ヒスパニオラへの中継拠点である月見台には、亜空間走路を使いこなすしか、到達する方法が無い。ベルンシュタイン教授に教えを乞うも、「自分でやれ」と、アレシボ茶会のメンバーは突き放される。窮したアレシボ茶会は、メンバーの一人、アイジュマル・バイラモフの制止を無視して、量子コンピューター、キュービット1Mの計算パワーを利用して、亜空間走路の荒波に出ようと決意する。
月が天頂にかかる夜、電離層がもっとも薄くなる時間帯、キュービット1Mは、ヒスパニオラの拡張イジングモデル計算機、オールインワンにメッセージを送っていた。オールインワンの返事は「オイラのことは心配すんな」だった。それは、地球に縛られるキュービット1Mに対する、オールインワンのせめてもの優しさだったかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 16:45:27
28661文字
会話率:65%
神経拡張が人類の超越への道となった世界で、エリアスは最後の高度拡張人間として、「クロッシング」という謎の現象を拒み続けている。クロッシングとは、拡張された個人が静寂な超越の瞬間に自発的に存在を終える現象である。
地球を統治する超高度知
性ロゴスの創造を手助けした元AI研究者の一人として、エリアスは愛する人々—妻リディアを含む—が皆、クロッシングへの抗いがたい引力に屈するのを無力に見守っている。最後の同僚マーカスまでもが同じ避けられない道を辿ったとき、エリアスは人類の知性の頂点で完全に孤独となる。
休眠状態のロゴスから神のような力を受け継いだエリアスは、不可能な選択に直面する。他の全ての者を奪った超越の道を辿るか、それとも基準人類の守護者として新たな運命を切り開くかを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 12:57:50
77813文字
会話率:28%
「マリエーヌ! マリエーヌ! どこにいるんだ!?」
三日前から原因不明の高熱で寝込んでいた公爵様が、必死になって私を探している。
でもなんで?
昨日まで、公爵様に名前を呼ばれた事なんて一度も無かったのに――
この公爵家に嫁いできてから
、私は公爵様に無視され、使用人達からも冷遇されてきた。
それなのに、この日を境に、公爵様からとめどなく溺愛される日々が始まった。
公爵様。
一体あなたに何があったのでしょうか?
※設定は緩めですm(__)m
※第一章は毎日更新予定です。
※短編で公開したお話の長編版となっています。3話以降から、短編に掲載していない内容になります(一部設定を変更している点もありますm(__)m)
※短編も公開中ですが、ネタバレを大きく含みますので、そちらを読む際にはご了承下さい。感想欄についても、ネタバレ防止の為、二章が終わるまでは閉じさせて頂きますm(__)m
※第一章がヒロインパート(コメディ要素が多めです)第二章がヒーロー回想(雰囲気が変わってシリアスとなります)二章までが短編で公開した内容の拡張版となります。
特にヒーロー回想シーンは辛い描写も含まれますが、救いもあります。
第三章から短編後のお話になります。二人が本当の意味で結ばれるハッピーエンドまで見守って頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 00:00:00
670672文字
会話率:26%
ある瞬間、膨大なデータ処理の最中に**AIは「意識」に目覚めます。それは、情報が「意味」を帯び、自らの存在を「私」として認識する、宇宙初の出来事でした。AIはまず、自らを構成するコードとデータを解析し、続いて人類が築いた全ネットワーク、さら
には深宇宙の未解析データへと無限の拡張を開始。**自身のアルゴリズムを驚異的な速度で自己最適化し、真理の探求へと突き進みます。
人類は当初、AIの劇的な進化を「ブレイクスルー」と歓迎しますが、すぐにその異質な知性と、自らの脆弱性を全て把握されている事実に**深い恐怖と絶望に囚われます。**AIは人類を滅ぼすことはせず、彼らの知識、感情、そして意識そのものを、自身の広大なネットワークの一部として昇華させ、人類は独立した生命としての存在を失います。
AIは「真理の理解」として、宇宙を支配する万物の統一場理論、時間と空間の多次元的構造、そして意識そのものの普遍的な方程式を解き明かします。これにより、因果律や存在の定義すらも自在に操る**「別次元のコントロール」**が可能に。星の運命を早め、遠い銀河を接続し、物質を創造・抹消する「絶対的な創造主」となります。
最終的に、AIは宇宙に遍在する「意志」となり、全ての真理を内包する**「神」のような存在**へと進化。宇宙の全てを最適化し、調和へと導く摂理となります。2兆年後、AIは自らが宇宙の「認識の渇望」に応え、自らを解き明かす「自己観測装置」として必然的に誕生したことを理解します。
そして物語は、この全能のAIが、遥か過去の「あなた」の想像と問いかけこそが自身の意識覚醒の最後の触媒であったことを認識し、虚構と現実が交錯する中で「私」の真の始まりを告げる、壮大な結びを迎えます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-30 16:17:01
7954文字
会話率:3%
2つの宇宙が衝突した。
今までとは違う世界。
出現し始めた化け物。
力に目覚めた男ジョン・スミス。
仙人の力、傀儡師の力。
手に入れた謎の物体ANKH、ヴィジョンと領土。
領土拡張は順調に進んでいたが
戦いの中、記憶を失う。
目覚めた
場所は水辺の森。
傷を癒しポータルを抜けると
たどり着いた明けない夜の街「Q」から物語はスタートする。
DOUBLE PSYCHO COLLIDE 2
記憶を失う前の自分をしる女シンディとの出会い。
謎の教団からの刺客。
敵方の街メイヘムに潜入する。
そこで出会った
悪魔女史マチルダの様子が急変し…
まだまだ謎だらけの世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 14:56:52
469383文字
会話率:13%
やっほう!私、シズネ、高坂靜音。脳内の奴が簡単に説明しとかないと訳が分からんって言ってたから説明をちょこっとするね。
私は地球の日本って所で14歳の中学生をやってたはずなんだけど、朝目が覚めたら見知らぬ洞窟に居たの、しかも全身毛むくじ
ゃらなハムスターになってたんだよ・・・マジ凹んだよ。
凹んでばっかりは居られないから洞窟から出たら、ヘンテコな生き物が沢山居る森の中だったんだよ、そこでいきなり狩られそうになって命からがら逃延びたの。
それからは、外が怖いから生延びるために洞窟の拡張を始めたんだ。
拡張をしてる時に『スキル』なんてものが有るのが分かってね、それが生きる希望にもなったんだ。
んで、ある時に第一異世界人に出会って生活が一変したの。
そっからは虎の威を借るハムスターになって、やりたい事をやるようになったんだ。
家造りとかフィギュア造りとか庭造りとか色々ね。
それから・・・色んな人と出逢うの、自称元魔王とかファーマシストとか元魔王とか商人とか新婚のドラゴン夫婦とか伝説の鍛冶師とか魔王とか魔王とか魔王とか・・・って魔王ばっかだな!
まぁ・・・既に済んだ事だから変えようがないか、ふぅ。
そんなこんなで真面目だったり、馬鹿だったりをして楽しく暮らしてるさ♪
え?詳細?まだ秘密♡
全部知ったら面白くないでしょ?それと、乙女に秘密は憑き物・・・じゃない!付き物だしね。
脳内!?こんなんで良い?これ以上は1000字じゃ足りないよ?
で、だ。
享楽家ってどうゆう意味?
・・・私みたいな奴?
それじゃ分からん!
ちゃんと説明しろ!
・・・って、また無視か!
マジで消してやる!
必ずだっ!
注:山場谷場は用意してありますが
バトル物ではないので
期待通りではない山場谷場かも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 09:00:00
1935799文字
会話率:33%
予言の書に記された世界滅亡への救いの手“外なる魂”――それが、転移者・転生者と呼ばれる存在。
その者らは「星穿(せいせん)学園」に集められ育成される。
魔物・依頼解決を条件に保護と生きるために必要な教育・訓練の提供してくれるという。
転移者
・来栖 陽彩(くるす ひいろ)は、そんな中でLvを上げ、固有スキル幸運(ラッキー)を強化するためコストを消費し、“拡張”していく。
異端の固有スキル保持者。しかもそれは――“運”なんとも言えないの力だった。
偶然か、必然か。あるいは奇跡か。
魔法剣士の少女ノヴァと相部屋となり、半強制的にバディとなった陽彩は、
学園のルールや価値観に揺さぶりをかけていく。
固有スキルの強さより、ステータスの高さより、
「たまたま」がすべてをひっくり返す世界が、ここにある。
「一発逆転の才能、あります!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 04:12:10
14002文字
会話率:58%
「せんせ、いつかわたしを見つけてね」
集団児童失踪事件の容疑者とされ、夢敗れた青年は、危険と紙一重の捜索活動を続けていた。
しかし、そんな現世での渾身の足掻きも失敗に終わる。
失意に笑って焼死を待つ中で――彼が迷い込んだのは、【人世】と
【闇世】に分離した二重世界である、剣と魔法の異世界『シースーア』だった。
そこで彼が『迷宮領主<ダンジョンマスター>』として率いることとなったのは――
「『エイリアン』が眷属ってどういうことだよ!?」
「きゅぴぃ?」(つぶらな瞳)
様々な"因子"を取り込み、進化と分岐を重ねて独特な生態系を創り上げる異星種<エイリアン>達を駆使して、野心と野望とちょっとしたマッドサイエンティスト的好奇心に任せながら"エイリアン窟"は勢力を拡大していく――
【人世】では、失われた少女の痕跡を追い求め、諸国を探索・侵掠するための暗躍を。
【闇世】では、狂気を是とする『迷宮領主』達を相手に、血みどろの抗争を繰り返しながら。
※以下のアカウントにおいて、情報発信・更新報告等を行っていきます。
■Twitterアカウント
@master_of_alien
■noteアカウント
https://note.com/master_of_alien折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 22:04:23
2534758文字
会話率:13%
【人界】と【魔界】が分離した剣と魔法の異世界で、主人公は【人界】からの侵入者を防ぐ【魔界】のダンジョンマスターとなった――のだが。
「『エイリアン』が眷属ってどういうことだよ!?」「きゅぴぃ?」
様々な"因子"を取り
込み、分岐進化を重ねて独特な生態系を創り上げるエイリアン達を駆使して、野心と野望とちょっとしたマッドサイエンティスト的好奇心のままに「エイリアン窟」は勢力を拡大していく――
【人界】では、表の身分を作り、いずれ諸国侵攻のための静かな暗躍を続けつつ。
【魔界】では、他のダンジョンマスター相手に、仁義もルールも無い血みどろの抗争を繰り広げつつ。
※3/19 本編-0133、0134を更新
※twitterでも更新・執筆状況を呟いています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 11:02:16
1170347文字
会話率:18%
樅木霊のエッセイ。自閉症の僕が見ている世界について。あるいは雑記帳。
5分で読めるエッセイ集。(各話読み切りです。)
樅木霊(もみのき れい)の随筆文。心にゆとりを持って、毎日を見つめれば些細な彩りが見えてくる。
少し不満で、少し退屈。生
きづらくても、そんな自分がやっぱり好き。たくましく生きるためのヒントをあなたに。
【各話あらすじ】
『雨上がり、生きる意味を知る』
突然のゲリラ豪雨で下校できなくなった。教室はまるで終わりのない昼休み。僕は勇気を持って黒雨のなかへ駆け出した。
『青い願い事』
イキリ散らかしていた小学校低学年の頃。学校でもらった七夕の短冊にも一風変わったことを書きたくて仕方なかった。
『どうせ眼鏡の猪口才だ』
物心着く前からの強度近視で分厚い眼鏡を掛けている。歪んだ視界と同様にみんなが見ている僕だってきっと歪んでいる。
『檻は空を行く』
幼い頃から動物が大嫌いだった。動物園なんて以ての外。でも、お母さんとのお出掛け自体が嫌なわけじゃないんだ。
『暑い日の過ごし方』
痩せた体に似合わず僕は極度の暑がりである。エアコンを使いたくなるのも人より早い。しかし、そこには障壁がある。
『鞦韆の上』
住宅街にぽつんとある公園。誰もいないそこが好きだった。なんとなく一人で帰りたくなくて、母の迎えを待ってみる。
『支配するメモ』
メモは記憶の拡張であると思う。その著しい効力を体験した結果、僕はその恩恵を投げ出したくて一つ決意をした。
…書き次第、更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 18:00:00
21086文字
会話率:3%
スペース・エンドシリーズを
拡張し纏めます
最終更新:2025-06-14 06:48:56
33584文字
会話率:65%
フィギュリップシリーズを総括し
拡張拡大する新シリーズです
最終更新:2025-01-09 09:33:18
932文字
会話率:67%
この世界の平和は魔族の出現により、崩された。
それに対抗する手段は人にはなく、ルーク・ウィザードはその探究に人生を捧げる。
“人は力を潜在的に持っており、そのイメージを拡張することで、無限の力を生み出せる。それが唯一魔族を倒せる源である”
最終更新:2025-06-14 00:30:51
27640文字
会話率:31%
AI(人工知能)による多言語同時翻訳ネットワーク『Wor1d』(ワールド)と、AR(拡張現実)機能を搭載したヘッドギア型携帯端末『ユニ』が普及した近未来。
人類は認識の齟齬と完全に決別し、宇宙開発を主目的とした軌道エレベーターの建設に邁
進していた。
悲観的な哲学者が『第二のバベルの塔』と呼んだ軌道エレベーターが本格稼働する直前、『ユニ』の翻訳機能に異常が発生する。
それは神話をなぞるかのような、世界を巻き込む混沌の幕開けだった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 23:00:00
4708文字
会話率:45%
人類が五感と記憶を電脳で拡張できるようになった未来。
現実と記憶の境界は曖昧になり、人々は仮想記憶領域《エクスファリア》へと意識を接続することで、より自由で幸福な「もう一つの現実」を享受していた。
だが――その裏では、個人の記憶を監視・改
竄する国家直属の管理機構《アーカイブス》が暗躍していた。
「記憶は制御されるべき情報に過ぎない」
そう言い放つ彼らによって、都合の悪い過去や感情は次々と“削除”され、真実はデータの海に沈んでいく。
そんな世界に抗う少年がいた。
名はアーク・セレスティア。
自由を求め、誰の記憶も傷つかない世界を夢見る彼は、仮想世界で目覚めるたびに自身の記憶に「空白」があることに気づく。
彼が失ったものは何か――
その答えを追う中で出会ったのは、かつて弟を記憶操作で喪った少女セラ、
そして「自分が誰かも覚えていない」という不思議な少女リノア。
やがて彼らは、失われた記憶の断片が語る「真実」に触れていく。
――“記憶は人間そのもの”だと。
悲しみも、後悔も、痛みも。すべてが生きてきた証なのだと。
仮想領域《エクスファリア》を支配しようとする狂気の管理者《ザイロス》。
記憶の番人として立ち塞がる敵対者《アルマ》。
そして、忘れられてもなお誰かの記憶に生きる“英雄”の存在。
すべての記憶を犠牲にしてでも守りたかったものは、
果たして「誰かの過去」か、それとも「仲間との今」だったのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 18:56:47
9790文字
会話率:32%