ベースは病み系で悪役のように倫理がちょっとズレた、童話要素有りの19世紀風ゴシックなダークファンタジー。
『呪術師』と称される異能力者である十三歳の少女メロは、『兄』と共に『祓魔師』の登録のための試験を受けた。祓魔師とは、人の心の闇から
生まれる『悪魔』を祓う者のことである。
無事に合格した二人は、さっそく依頼を受け始める。他のチームと組んで悪魔を討伐していく中、己の欲に負けて悪魔につけ込まれる人間もいれば、悪魔がいなくとも自ら一線を越える人間がいるのをただ見ていった。悪魔と関わるからには、見慣れた光景だった。
とはいえ、メロ達も組んだ相手のチームも、どこか仄暗い部分やズレた部分の鱗片が見え隠れしており――――。
※感想欄での考察や展開予想は禁止です。また、特定のページは出来る限り手を加えません。
※主人公からして病み気質。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 20:00:00
242779文字
会話率:38%
(どうしようかなー。枝鹿木の花と春の子、……あと高豆の採取なら、鷲啼山で集められるし、あの三つにしようかなー)
両の腕には短い羽毛、鱗で覆われた四本指の手足、獣人の一種たる翼人に似た種族の少女、素楽(そら)。
小柄な彼女は冒険者組合の掲
示板で、目当ての依頼を剥ぎ取っては、受付へと駆ける。
呼び鐘をカンカンと叩き 組合の職員を呼ぶ。
「依頼請けまーす!これー!」
早朝。人のごった返す組合には、よく通る少女の声が響き渡る。
冒険者らからすれば、毎朝の見慣れた光景だ。
職員から依頼紙の控えを受け取った素楽は、人並みを掻き分け外へ飛び出してゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 20:11:49
645977文字
会話率:48%
有栖和花は、平和な乙女ゲームの世界に主人公の聖女として転生した。
しかし、何かがおかしい。実際のシナリオにあるイベントが発生せず、さらには本来起こり得ないはずの『婚約破棄』さえ言い渡されてしまう。和花は聖女アリスとして、その原因を探ろう
と行動を開始した。――その矢先である。
「おやすみなさいませ。……永遠に」
アリスは、親友であるはずのエリカに刺されて死亡してしまった。
だが次に目を覚ました時、彼女の前に広がったのはゲーム開始時の見慣れた光景。訳も分からず死に戻ったアリスは、策謀渦巻く物語の中で奮闘する。
誰よりも貴方を愛している。
だからこそ、この『カーネーションに口づけを』……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 21:04:47
3058文字
会話率:37%
フォークギターを用もなく持ち歩いてました。
本作では、余裕あるように描きましたが、
かなり、緊張します。
最終更新:2023-02-22 11:00:00
220文字
会話率:0%
《ヴァルハラ・オンライン》のサービスが終了し、世界は光に包まれた。
目の前が見えてくるとそこは、よく見慣れた光景が広がっていた。流暢に話すNPC、見たこともない外の世界。
ここは、《ヴァルハラ・オンライン》ではない、全く別の世界だった。
最終更新:2022-05-06 10:00:00
19130文字
会話率:30%
引きこもり生活を続けてネトゲをやっていた彼は、突然パソコンの画面に吸い込まれてしまう。
目が覚めると、見慣れた光景が広がっていた。
そこは彼がやっていたネトゲの世界。
武器や防具は初心者専用装備になっていて、5千万ロンド近くあった金は1
500ロンドになっていた。
ついでに能力も無くなっていた。
英語で言えば、no abilityだ。なんかすげーかっこいいだろ。
この新しい世界で彼にどんな出会いがあるのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-13 08:10:23
1089文字
会話率:22%
2027年、日本はステータスオープンが当たり前の世界になっていた。
サラリーマンは障壁を張って通勤し、奥様方は転移をしてお買い物、などというのはもう見慣れた光景だ。魔物が出れば蟻のように群がって倒してしまう。
そして彼はというと「勇ちゃ」―
―つまりは勇者の偽者だ。とはいえ勇者さえ出てこなければ彼の独壇場になるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 13:12:45
13458文字
会話率:20%
超常的な怪物と関わるようになってから、予てより抱いていた疑問が揚子
の中で大きくなっていた。今ならこの天使から答えを得らるかもしれない。
「ねぇ死後の世界ってどうなってるの?」
「知らない。第一、私は死んだことないのだから知りようがないよ。
」
意外な返答に、思わず揚子は思わず吹き出してしまった。
こと生死観に関してはヒトと天使の見解はおおよそ一致しているようだ。それが
とても可笑しく思えた。揚子の中で天使はこの世とあの世を往来するものだという
固定観念があったが、どうやらそれは偏見であったらしい。
アーミカは声を出して笑う揚子をまじまじと見つめていた。ヒトの歴史が点に見
えるほど永く生きた彼女にとってとの偶像との相違から天使に失望する人間など見
慣れた光景であるが、天使との問答に笑って返す人間は珍しい。
結局、求めていた答えは出ないままただ時間だけが過ぎていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-22 20:24:08
777文字
会話率:25%
罪を背負った者。有馬紗理奈。彼女は罪の意識から逃れようと毎日のように麻薬を摂取していた。ある日のこと、彼女は眠りにつき不思議な夢を見ていた。夢に出てきた謎の少年島猫が過去に戻って罪を消そうと提案してきた。そして彼女が目をさますと目の前には見
慣れた光景が!母、父、そして南。懐かしいメンバーだ。少女は過去を変えられるのだろうか。
※作者の気分で文の長さが決まる。すごく短い時もある。
※凄く下手。※三話からネタが入るかもしれない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-18 02:59:47
3592文字
会話率:24%
目が覚めたら幼少期に見慣れた光景が広がっていた。なんだか知らないけどありがとう神様。俺は今度こそ頑張ります。
最終更新:2014-05-01 21:53:49
823文字
会話率:0%