聖女召喚に巻込まれ、自分は英国人とのハーフだから、黒髪・黒目ではないので
王城を追放される? と思った。
しかし、この国の王女(金髪・菫色の目)に似てるから身代わりって?!
追放を逃れるため、淑女教育をビシビシと叩き込まれ、生き残りに必死
になる。
ところが、王女専属の侍女達の磨き上げと詰込み教育の成果で、
王女は無事に毒から回復したと思われ、(再び)臣下達に慕われてしまう。
え、私でいいの?
この王女、現王妃(国の乗っ取りを企んでいる)に、
毒を盛られたが、驚異的回復で、本国から任務失敗と勘違いされる。
現王妃牽制のため、身代わり→特別任務(式典に出て本物とみなされよ)
というムチャ振りを受ける。期間は1週間! 更に必死に頑張る。
ところが、更に臣民に慕われる。私、こんな経験なかった...。
王女専属侍女達・監視人、詰込み教育で、逃亡の準備も出来ない。
頼みの綱は、ある風景をキッカケに、懐かしい記憶が少しづつ湧きでたこと。
別の異世界にいた、その知識で日本へ戻れない理由を理解...。
この能力で、やっと情報集めを開始。更に、専属侍女長が格別な報酬を受ける
ようしてくれた。周りの人達の好意も感じ、役に埋没してゆくが...。
逃亡資金も稼ぎながら、式典も無事に努め始めるが...。
王弟・王太子殿下は聖女披露に、逆転劇を目指し一国を掌握する狙いが...。
事件発生で、私に幸運(悪運?)転がって...。
王女の実情を知る一部の者は、本当の王女は...。
式典を無事進めて行くにつれ、薄々、王女を傀儡政権の道具と企む勢力も...。
そして、この国の動乱が始まり、これに巻込まれ王弟直轄領に幽閉?...。
北隣の大国の王子(王女の婚約者)も動き出し...。え、私、結婚させられる?
更に、周辺国からの侵攻も始まった。
その後、王位継承権3位の立場の為、味方側(王弟・王太子)から、国盗りの
傀儡化を防ぐ為に殺処分の連絡が...。
さてこの先、
・この窮地から起死回生、できるのか?
・この動乱との関わりはどうなっていくのか?(王子と結婚させられる?)
・または逃亡して、安住の住処を見つけ、自由に生き延びることができるのか?
今の私では、ハピーエンドなど、考えられない!...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 06:10:00
157282文字
会話率:35%
魂を操り、霊術を得意とする女王メリバが治めるモルス国。ケルベロス族の生き残りであり、呪術を得意とする女王テレネッツァが治めるローシュ国。隣接する二つの国は、数百年に渡って敵対し続けていた。
モルス国の女公爵ハリエット・ルフェールは、その圧倒
的な魔力と統率力から、女王からの信頼も厚く国民達からも慕われていた。
しかしある時ローシュ国に攻め入った際、罠に嵌められ魔力を奪われ、捕らえられてしまう。壮絶な拷問と劣悪な牢獄生活の中で、テレネッツァの弟からの暴行によりハリエットは子を身ごもってしまう。
その後、助け出されてモルス国に帰還したが、敵国の王族の子を身ごもった事や国家機密漏洩罪、国家反逆罪等のいくつもの罪を言い渡されメリバの手により処刑されてしまった。
次にハリエットが目を覚ました時、彼女は三つ子の子狼の一人"モール"として生まれ変わっていた。三つ子の子狼は、臨月であったハリエットの遺体から取り出された赤ん坊だったのだ。
――これは最も憎い者に転生してしまった子狼の、前世の自分の復讐の為、憎き敵国を滅ぼす為の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 00:35:42
48075文字
会話率:31%
「学校では目立たない男子が、バイト先ではS級美女から頼りにされる」
秋月(あきづき) 雄飛(ゆうひ)は平凡な高校生だが、父が経営するカフェの店長をしている。
ある日父が雇ったバイトは、なんと同じ高校の「トップ3美女」と呼ばれる容姿端麗な女
子たちだった。
・明明るく天真爛漫でアイドルみたいなハーフ女子
・知的でクールなモデル級美人
・優しくおしとやかだが、なにか秘密がありそうなロリ系美少女
クラスでも多くの男子が話しかけるのも畏れ多い存在の彼女達。
「平凡男子の俺が、そんな高嶺の花をスタッフとして使うって!? そんなのハードルが高すぎる!」
だから彼は一旦は彼女たちを雇うことを断わった。するとなぜか美女たちは必死になって雇ってもらいたがる。
「今日一日私たちの働きぶりを見て、雇うかどうか判断してください」
ミスをして客から怒られたり、男性客からちょっかいを出されたりして四苦八苦する美女たち。
だけどそれでも一生懸命な彼女たちを、彼は雇うことに決め熱心にフォローする。
そして──気がついたら彼は学園の三大美女から頼られ、慕われていた。
これは学校では目立たない存在の男子高校生が、バイト先で高嶺の女子たちから頼られて好感度が上がっちゃう!?──ってなラブコメ。
<波瀾紡の過去作をご覧いただいている皆様へ>
本作品の設定は過去の「ある作品」の続きのように感じるかもしれませんが、本作品はパラレルワールドのようなものです。
必ずしも「あの作品の未来」ではありません。気軽にお楽しみください。
なおその作品を読んでいなくても、本作は問題なく楽しんでいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 20:00:58
98976文字
会話率:44%
【ゲーム世界に入り込んだ俺。脇役なのになぜかモテる!?そして現実世界でも!?】
真面目で女子と話すのが苦手な高校生・時任(ときとう)悠馬(ゆうま)は、クラスでも目立たない存在だった。しかしある日、昔ハマってたギャルゲーの世界に脇役キャラとし
て入り込んでしまう。
(異世界の魔法学園を舞台にした美少女ゲーム。)
主人公キャラの引き立て役のはずなのに誠実に行動していたら、主人公キャラのイケメン男子を差し置いてヒロインから慕われた。
/////そして現実世界に戻った悠馬。/////
入り込んだゲーム世界での経験のおかげで、現実世界でもクラスの美少女から好意を向けられ、迫られるようになる。
ゲーム世界と現実世界を行ったり来たりしているうちに、ゲーム世界でも現実世界でも高嶺の花の美少女からモテまくる。そんなラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 18:10:00
139670文字
会話率:36%
両親を亡くし、京の下町で暮らしていた少年・神谷慶太。
喧嘩の腕っぷしと人情で、町の人々に慕われながら生きていた。
しかし、突如現れた“仮面の男”により、幼馴染・翡翠が連れ去られた瞬間、慶太の中に“虹の幻気”が覚醒する――
妖怪を討伐する
ために結成された七つの部隊“天”。
その中で最も謎に包まれた伝説の力、“虹”。
幻気を武器に、少年は父の意思と“鍵となる力”を継ぎ、裏の世界と向き合っていく。
宿命・剣・友情・闘志が交錯する和風異能バトルファンタジー、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 19:09:38
8545文字
会話率:40%
高校生である倉元武はとある休日の日、突然見知らぬ世界へと飛ばされた。
よくある異世界、人間以外に溢れる亜人、当然あった魔法、ここはまさに絵に描いたようなファンタジーの世界だったーーーが?
どうも異世界への呼ばれ方がオカシイ!!
女神がいねぇ!! 誰も説明しねぇ!! 何故か我が家のリビングごとすっとばされた!! だから当然いるよね武の家族も!!→ 『倉元詩織(32) 倉元亮平(38) 倉元櫻(1) 倉元武(16) 』 これが、思ったより武よりも魔法世界に順応しちゃう曲者家族!! 強いッ!! モテるッ!! 慕われるッ!! 武を軽く差し置き、この家族は無駄に個性が強すぎた!!
これはけして倉元武だけの物語ではなく、倉元一家が異世界を翻弄させるッ!! そんなハートフル家族ファンタジー!!…………な、筈である。
※のんびりまったりお読み下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 16:50:00
305317文字
会話率:58%
目を覚ましたのは、誰も到達したことのない『塔の最下層』。
名前も記憶も失った俺を出迎えたのは、銀髪紅眼の美しい少女と、恐るべき力を持つ階層ボスたちだった。
彼女たちは口々に俺をこう呼ぶ――『主』と。
かつてこの世界を創り、封印された『原
初の王』。
塔の頂上を目指す者たちにとっては、『最悪の災厄』。
しかし、ボスたちにとっては、五百年の時を超えて帰還した『唯一無二の創造主』。
世界中が俺を恐れ、討伐軍を送り出す中、
なぜか全階層のボスたちは全力で俺を甘やかし、過剰に忠誠を誓ってくる。
「主の命令が絶対です」「撫でてください」「あの国、滅ぼしますか?」
俺の目的はただひとつ。
自分が何者なのかを知るため、この『終焉の塔』の謎を解き明かすこと。
けれど、塔の中には忠臣(?)たちの愛と執着が溢れていて、シリアスに進むはずがどこかおかしい。
これは、世界に封印された『創造主』が、
己の正体を探しながら、ボスたちに振り回され、
それでも最強の力で真実へと至っていく物語。
――『主』って何だよ。
俺はただ、目を覚ましただけなんだが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 15:00:00
17836文字
会話率:39%
中央ヨーロッパのとある都市。この街には、人間の濁った魂を食らう悪魔が現れていた。その悪魔を祓い、濁った人間の魂を救う特別な力を持つ『使徒』と呼ばれる者たちは、人々にヒーローのように慕われていた。
ある日、使徒の戦いに遭遇したペトロはユダ
に声を掛けられ、仲間になってほしいと誘われる。使徒にはなれる条件があり、それを自覚するペトロは使徒になることを決意する。
使徒の一員となったペトロは、仲間たちと共同生活を始める。世間に存在を認められている使徒は企業のイメージキャラクターを生業にするモデルの一面もあり、事務所も立ち上げていた。戦いの経験を積み、使徒とモデルの二足のわらじが始まると、記憶喪失でありながらも社長を務めるユダが自らマネージャーとなり、二人三脚で仕事をしていく。ペトロに恋愛感情を抱くユダは少しずつ思いを伝え、優しいユダにペトロも次第に心を許していくが……。
ある時、悪魔とは違う存在が現れる。その名前は『死徒』。この世に彷徨う怨念の集合体で、『ゴエティア』という悪魔を使役する彼らの存在は新たな戦いを呼ぶとともに使徒の精神を脅かし、ユダとペトロの運命を動かし始める。
ユダの記憶喪失と関係する、彼に課せられていた“責務”と、死徒との“因縁”。それが明らかとなった時に突き付けられる現実とは。
使徒は亡き者たちの思いを受け止め、未来を切り開けるのか。そして、ユダとペトロの未来は……!?
この世界はいったい誰のせいなのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 13:10:00
171675文字
会話率:60%
「俺はどうすればよかったんだ……?」
ブリテンの第二皇子であるアーサー=ペンドラゴンはギロチンにかけられながら己の運命を嘆く。度重なる重税や貴族の横暴に激怒した民衆の革命によって彼はその命を落としたはずだった。
だが、次に目が覚め
た場所は自室のベッドだった。しかも、自分の姿は五年前の少年だったころに戻っていることに気づく。
処刑から逃れるのはどうすればいいのか……?
悩んでいた彼が何とはなしに、メイドに親切にすると脳内に不思議な声が響く。
『善行ポイントが加算されました。未来がわずかに変動したします』
その声を救いと知ったアーサーは己の命のために人々に優しく接し、善行をつくしていった結果、歴代最高の王……『聖王』とまで呼ばれるようになる。
これは世間知らずで人の心がわからなかった少年が己の命のためにがんばっているうちに様々なことを知り成長するやりなおしの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 12:10:00
312410文字
会話率:48%
SRPGゲーム世界の序盤に殺される悪役貴族に転生!?
「やったぁーーーーーーー!!! 推しキャラに転生したぁぁぁぁぁ!!」
やりこんでいたゲーム『ヴァルハラタクティクス』の悪役貴族のヴァイス=ハミルトンに転生した俺は、あまりのクズ
領主っぷりに切れた領民に刺されて、大けがをした直後の肉体に目覚める。
しかし、領地は荒れ放題な上に、不正が横行し、領民の我慢は限界状態。
このままでは反乱がおきそうな上に、がんばって回避しても、主人公に破滅される運命にある。
「任せろよ、ヴァイス……俺がお前を救ってみせるからな。安心しろ、俺はお前を救う方法を常に妄想してきたんだ!!」
悪役好きの俺は絶体絶命な推しを救って幸せになるために転生したのだと思い込み、ゲームの知識を駆使して、彼やその仲間を救うために全力を尽くして、最強国家をつくることにした。
その結果、ゲームとは違う物語展開となり、ヴァイスと同様に本来は非業の死を遂げる悪役令嬢や、偽聖女も救った上になぜか、主人公にも慕われるようになっていく。
小説投稿サイトのカクヨムにも投稿しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:03:27
351768文字
会話率:54%
グレイブ=アンダーテイカーは、『爆乳ファンタジー』というエロゲに登場する悪役領主である。彼はハーレムを築くも、メインヒロインの一人にも手を出そうとして、破滅するゲーム序盤の雑魚敵なのだ。
ある日、頭をぶつけたことによって、前世の記憶を
思い出したことによってグレイブに転生したと知った俺は一つの目標を立てる。
「せっかくエロゲの世界にきたんだ、破滅フラグなんぞしったことか!! 俺は巨乳……いや、爆乳ハーレムを作って好き勝手するぞ!!」
前世、童貞のまま死んだ俺は、異世界に転生をきっかけに自分の望むハーレムをつくるために、努力することにする。
真の目的を隠しながらおっぱいの大きな使用人たちには優しくし、爆乳メイドが困っていたら助け、爆乳騎士をピンチから救い前世では不可能だったハーレムをつくることを目指すのだった。
「ふははは、これで俺はついにおっぱいを揉めるんだぁぁぁ!!」
だが、グレイブは知らない。爆乳な少女を救うための行為が、評価されすぎてしまい、やがて救世主とよばれることになってしまうことを……そして、評価が上がりすぎてクズなことがしにくくなることを……
挙句の果てに、頑張った功績が認められこの世界を救う戦いにもかかわることになってしまうのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 12:11:33
128113文字
会話率:51%
気づけば森の中、俺は――パンダになっていた。
元50代サラリーマン。
どうやら事故で命を落とした俺は、異世界でまさかの転生を果たす。
しかもその姿は、もふもふ&重量感ばっちりのジャイアントパンダ。牙も爪もない、戦闘向きとは言いがたいボディ
。でも、なぜか妙に強いし、やたらモテる……?
森で出会ったのは天真爛漫な少女リオナ。彼女をきっかけに、のどかな村で第二の人生(?)が始まった……と思いきや、魔獣の襲来、騎士団との緊張対立、そして“喋るパンダ”にみんなの反応は騒然!
「……人間の言葉が分からんと思ったか?」
そう、俺は喋れる。渋くて、ちょっとダンディに。
食っちゃ寝しながら、村を守り、子どもたちに慕われ、時々バトルで本気を出す。
自分でもよく分からないが、前世より人間関係が円滑だ。ていうか、前より明らかにモテてないか?
これは、世界の理不尽さにちょっとだけ文句を言いながらも、もふもふボディで優雅に生きる、“男前”なパンダの異世界スローライフ。
今日も肩にカワウソを乗せて、俺は言う――「昼寝の邪魔だけはするなよ?」
ゆるっと癒され、時々熱くなる、もふもふ系ダンディファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 12:00:00
57792文字
会話率:43%
「ずっと好きでした!お付き合いして下さい!」
酒場の喧騒の中、その声はいやにはっきりと響きわたった。
「え…………」
言われた“彼女”は、驚きに固まってしまって咄嗟に反応ができない。
周囲の酔客たちがニヤついて口々に囃し立ててくる。
そんな中、真っ赤にした顔を下げて右手を差し出す彼と、その彼を見たまま固まってしまった彼女だけが、微動だにしていなかった。
「えええええ——————っ!?」
やがて発せられた彼女、つまり7年もの間男所帯の騎士隊の生活を続けるうちにすっかり女らしさを欠片も残さず失ってしまった自覚のある騎士隊長の声は、それまでのどの野次よりも大きく響きわたったのだった。
「そ、そもそも君は私の一体どこをそんなに!?」
「えっだって隊長さんは美人だし気立ては穏やかだし」
「そ、そうか……?」
「町のお年寄りや子供にも慕われているし」
「ま、まあ、職務だからな」
「死にそうな仔猫を拾って看病するくらい優しくて」
「待ってどこで見てたの君!?」
「笑顔が爽やかで素敵で」
「そそそそんなことは……!」
「いつでも元気で明るくて」
「ききき気のせいでは……?」
「僕にとって天使のような人です!」
「うわあああああ!もうやめてくれえええ!」
これは小さな町の騎士隊長を務める彼女が、町唯一の酒場の給仕の青年に、抵抗むなしく口説き落とされるまでのお話。
◆一途で真っ直ぐでグイグイ来る年下青年と、自分の幸せを半ば諦めているちょっとワケあり騎士隊長の彼女の、ドタバタすったもんだラブコメディ。見てお分かりの通りハッピーエンド確約です!
でもちゃんと(?)波乱もあるよ!
◆今回、キャラの名前や舞台設定の組み立てを中心にChatGPTを活用しています。作者初の試み。なおプロットおよび本文は基本的に全部作者が考え書いていますので、そこをAIに頼ってはおりません。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、地域、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆この作品はアルファポリスとカクヨムでも同時公開します。更新は3日ごとに1話の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:00:00
11074文字
会話率:59%
ハンブルトン伯爵令嬢アデラインは、長年の婚約者であったリッチモンド侯爵家の嫡子デイモンから非情にも婚約を破棄されてしまう。
ハンブルトン伯爵家が、リッチモンド侯爵家の求める農業収穫高を達成出来ないから、というのがその理由だ。だが婚約期間の5
年程度では達成できるわけがないとアデラインは知っている。
しかもハンブルトン伯爵が不慮の事故で亡くなってしまったこともあり、リッチモンド侯爵家は農業提携の継続は不可能と判断したのだ。
父を失い、婚約者にも捨てられる事になって絶望しかないアデラインに、デイモンはさらなる非情な仕打ちを言い渡した。
「まあそう不安がるなよ。君の次の婚約者はライデール伯爵にお願いすることにしたんだから、何も心配は要らないさ!」
なんと彼はまだ17歳のアデラインに、30歳以上も歳上の、今まで一度も結婚できずに悪い噂ばかり聞こえてくる、あの“偏屈伯爵”に嫁げと、そう言ったのだ。
侯爵家の脚竜車に半ば無理やり乗せられ、ライデール伯爵領まで連行されたアデラインは、もはやヤケクソだった。
彼女は出迎えたライデール伯爵ブライアンに対して涙目で叫ぶ。「お嫁に来ました!」と。
だがブライアンは噂と違ってとても穏やかな、領民にも慕われる立派な領主だった。アデラインのことも主のいなくなったハンブルトン領のことも気遣ってくれて、いつかリッチモンド侯爵家に仕返ししようとまで言ってくれた。
感激したアデラインは、父よりも歳上の新たな婚約者に対して、少しずつ心を開いてゆく。⸺そして、その過程で気付いてしまった。
「…………あら?この方、もしや誰かがお世話しないとダメなのでは?」
◆理不尽でしかも覆せない婚約破棄から始まる、実に31歳差の凸凹カップルが幸せを掴むまでのドタバタラブコメディ。と言いつつも実はダイジェスト版だから糖分は控え目。
作者史上最大歳の差記録更新です(いらん)。多分なろう史上でも最大では?(亜人や人外系除く)
◆タグに不穏なものがありますが、まあお気になさらず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 19:00:00
11125文字
会話率:57%
バイト歴10年のベテランアルバイター、鳥越鷹雄(とりごえたかお)が働く『カンガルー書店七姫店』に、3人の新人美女バイトがやってくる!
妹系甘えん坊新人バイトちゃん・卯月兎紗梨(うづきうさり)、お姉さん系サバサバ新人バイトちゃん・獅戸玲
緒奈(ししどれおな)、清楚系陰キャオタクバイトちゃん猫屋敷宮緒(ねこやしきみやお)。個性豊かな新人の指導係を任されることに。
一癖も二癖もある新人バイトちゃんたちの指導に悪戦苦闘するも、なんだかんだいって職場に行くのが楽しみになる。
癒し系おしごとラブコメスタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 22:00:00
118209文字
会話率:42%
【来世は幸せでありますように】
【来あり】とも慕われているこのゲームは、123通りものルートがあり、内正規ルートは1つのみという伝説のクソゲー。
こんなクソゲーを製作した株式会社パワフルVは、10年前に続編を販売していた。
その名も【今世は
幸せでありますように!】
VR型ゴーグルを用いたドラマチックアドベンチャーゲーム。
幸先が悪かった【来あり】の影響で、一部ゲーマーやマニアにしか目に止まらなかった。
本作も主人公有海浩太は【来あり】をクリア出来なかった代わりとして、【今あり】をプレイする。
しかし、【今あり】も問題のあるゲームだった。
それは完全クリアしないと【今あり】の世界からは出てこられないというものだった。
有海浩太はどのようにプレイしていくのか。
そして、現実世界に戻る事はできるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:03:13
73392文字
会話率:34%
28歳、社畜課長・上南誠司(通称うえちゃん)。
部下に慕われながらも、地味で慎重な毎日を過ごしていた彼は、ある日事故で命を落としてしまう。
……気づけば、そこは魔法の世界。そして、赤ちゃんとして転生していた!?
今世の名前は「セイジュ=ル
ミナス」。
元聖堂騎士と元近衛騎士団副団長という規格外の両親のもと、貴族の御曹司として育ち、やがて魔法学園に入学するセイジュ。「火」「聖」「神」――伝説級の属性を持ちながら、彼の性格は相変わらずのビビりで慎重派。だけど、いざという時には誰よりも熱く勇敢に立ち向かう!
元社会人スキルと丁寧すぎる敬語、そして不器用な優しさを武器に、
セイジュは仲間とともに“神に選ばれし勇者”への道を歩んでいく――
笑って、泣けて、胸が熱くなる。
異世界ファンタジー×転生成長ストーリー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 15:00:00
7000文字
会話率:17%
耳が聞こえない主人公とみんなから慕われる彼女との甘くも切ないラブコメディー。
最終更新:2025-05-15 21:51:03
1057文字
会話率:29%
親もいない兄と妹だけの家族。その妹が異世界召喚によって連れ去られた兄・五十嵐類は、それを見ていた神に交換条件で異世界転生させてもらった。
召喚ではなく転生なので0歳で妹の五十嵐澪に出会う……という事態を避ける為、神に懇願して18年前に時
間を遡って転生した。
そして転生する前の年齢に戻った時に召喚される妹を出迎える為に、神との交換条件である『とある魔物』を討伐するべく冒険者となる。
しかし出発前に家族の問題が起きて、解決をしたら妹に懐かれたり。
冒険者になってからは一癖ある仲間に慕われたり。
見た目美少女の最強生物に目をつけられて弟子にされたりと、多くの人に出会って彼は少しずつ成長していく。
そしてついに『とある魔物』を討ち、妹の澪を迎える頃には最強の冒険者となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 11:48:41
96033文字
会話率:44%
学校の生徒から『女神』と呼ばれて慕われる朝陽さん。
そんな朝陽さんは同じクラスのひとつ前の席なんだけど、ふとした会話をきっかけに目をつけられた。
陰キャだと自覚してる俺としては目立またず静かに暮らしたいのに、朝陽さんは執拗に絡んできて……
あの、朝陽さん?なんだかキャラ違いませんかね?
そうなんです。これは、俺の穏やかな学校生活が崩れ去るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 22:00:36
12819文字
会話率:29%
『ドキドキ乙女の異世界ライフ〜大切な人をこの手に〜』
主人公(プレイヤー)である枸櫞 聖良(くえん せいら)は、ある日の学校の帰り道に謎に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
戸惑いながらもキャラクターたちと魔法学校で生活し、いつか来る日
の戦のために修行をしていた。
聖女の力でたくさんの人たちを助け、たくさんの人たちから好かれ慕われ崇められる生活を送る。
そして来てしまった戦いに見事勝利をし、聖良は帰りたい場所に帰る。
その場所とは────
あなたがキャラたちの手を取り、見事、戦いに勝利した暁には、キャラとの結婚が待ち構えているでしょう。
さあ、あなたは誰の手を取る?
私が選んだのは────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 12:00:00
9564文字
会話率:35%
「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われ
る一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
~ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】です~
※ムーンライトノベルズにて先行して第4章投稿中٩( 'ω' )و
内容はムーンとほぼ変わりませんが、一部改稿してあります
ムーン版の方がおもしろいと思うので、抵抗がなければお立ち寄りいただければと思います!
(ムーンライトノベルズは18歳以上(高校生不可)の方のみ閲覧可能です)
※アルファポリスでも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 02:00:00
1918127文字
会話率:44%
この国の王妃様は、毎日のんきに刺繍をしたりお茶会をしたりして、のんびり暮らしています。
ろくに政務にも関わらず、ただ遊んで暮らしているように見える王妃様は、その人当たりの良さで皆に慕われつつも、残念王妃、と影で呼ばれています。
王妃様に
は一人息子の王子がいます。
この王子、母親を甘く見て、なにやら画策しているようですが……。
短編の王妃様シリーズ(1000文字縛り)1〜5の再録です。
続きの王妃様のお話は、今後連載としてここに追加していきます。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 19:06:21
7510文字
会話率:46%
少し先の未来――反政府組織『猟道衆』は内閣官房直属の武装治安隊『特装戦志団』に敗れた。
猟道衆の幹部であり、特装戦志団と熾烈な戦いを繰り広げてきた猟鎧兵ヒストリーハッカーも斃され、日本には平和が戻った。
が、ヒストリーハッカーは、ただでは死
ななかった。
改造手術によって時間を操る能力を得ていた彼は自分自身の魂の歴史を大きく巻き戻し、過去10年間の記憶と共に、時間操作能力をもかつての自分に託した。
そして現代。
何の取り柄も無い陰キャなぼっち少年である叶邑泰時は、突如として今後10年間のあらゆる出来事の記憶と、時間を操るというほとんどチートに近しい能力を未来の自分から託され、大いに困惑していた。
その中で彼が何より驚いたのは、未来の自分が反政府組織へと走った事実と、その原因がこの先の高校生活の中で過酷ないじめに遭い、世界の全てを呪う様になったからであるという二点だった。
しかし、まだ高校一年生になったばかりの泰時には世間への恨みなど欠片も無く、ただひたすら、これからの新たな高校生活に期待を抱くだけの無垢な少年に過ぎなかった。
そこで泰時は考えた。
10年後の自分から託された未来の記憶と時間操作能力を駆使すれば、この先の悲惨な高校生活を改変し、自らが悪の道に染まる未来を回避出来るのではないか、と。
ところが予想外のことが起きた。
ひょんなことで命を救った同級生の美少女が、実は10年後に自分を殺すことになる特装戦志団の紅一点、東崎瑠菜だったのである。
この予想外の事態に、泰時は違う意味で戦々恐々な高校生活を送る破目になってしまった。
未来の宿敵から次々と慕われる泰時に、安寧の時は訪れるのか。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★評価やブクマは頂けると嬉しいのは嬉しいですが、気に入って頂けたらで結構です。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 19:41:18
56116文字
会話率:16%
とある国の王様は、民衆に深く敬われ、慕われていた。
だがある日、その王様が「う~ん」と唸り、実に悩ましげな表情を浮かべていた。重く沈んだ顔には、いつもの威厳がない。その様子を見た忠実な臣下が、心配そうに声をかけた。
「王様、いかがなさ
れましたか? どこかお身体の具合でも……?」
王様はゆっくりと首を横に振り、ぽつりと答えた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-06 11:00:00
1565文字
会話率:48%
狂った。村長が狂った。いや、酷いモノの言い方かもしれないが、我らが村の長は狂ってしまった。
この村の村長は代々続く大地主で、誰からも一目置かれる存在だった。権力を振りかざすこともなく、公平で穏やかで、みんなに慕われている立派な人だった。
そう、“だった”のだ。
彼は狂ってしまった。突然、こんなことを言い出したのだ。
「村の名前を『おちんこ町』に変える!」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-06 11:00:00
3364文字
会話率:48%