多くの民が敬愛する女神パパルテルパナリオンの加護を受ける聖女リマリーローズ・ティアラはそれを理由に王子ガオンと婚約したが、愛されることはなかった。
なぜならガオンは幼馴染みルルネを愛していたからだ。
ただ、無関心だけならまだ良かったのだ
が、ことあるごとに嫌がらせをされることにはかなり困っていて……。
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
※2025.3.13~2025.4.22執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 18:40:13
35839文字
会話率:47%
両親が離婚するのは目に見えていたので、自立する為の準備をずっとしていた。
母親の方についていったのは、娘として母を愛していたから。
しかし、二人暮らしの生活は一方通行だとすぐに思い知らされた。
お弁当美味しい?
ボタンつけるの上手でしょ。
手伝ってもありがとうの言葉がないのは悲しい。
不満もあったけれど、共に暮らせるだけで良かった。
なのに、家族だと思っていたのは私だけだったみたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 06:00:00
7040文字
会話率:23%
子爵令嬢マリア・クロッカスは王命により、公爵子息イーサン・ディアスと結婚し、幸せになれる筈だった。しかし蓋を開けてみればイーサンには他に愛する人がおり、政略の相手でしかないマリアのことを愛するつもりなど一切なかったことを知る。
マリアは愛し
ていたからこそ憎しみがつのり、復讐を決意する。
泥中より咲く花は、蓮か百合か薔薇か、それとも徒花か……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 23:40:24
39058文字
会話率:27%
戦闘狂で狂戦士と呼ばれる中年騎士団長のバーレットと、彼を支える若い副団長のクレア。子どもの頃に誘拐事件に遭ってバーレットに救出されてから一途に彼を想い続け、魔物討伐専門で荒くれ者が多いと有名な『黒獅子騎士団』の副団長にまで上り詰めたクレアの
想いの行方は?そんなとき普段と変わらないはずの魔物の討伐任務が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 23:35:22
8574文字
会話率:28%
およそ20万年。途方もない年月を歩き続けた不老不死の女性、エドナがいた。
エドナは幾多の出会いと別れを繰り返していくうちに、いつしか人々から『死神』と呼ばれるようになるが、それでもエドナは微笑いつづける。彼女は、この世界の全てを愛して
いたからだ。
そんな彼女が旅の途中、ふとした拍子に頭の中に浮かんだ声が誰のものか、記憶を辿ってみることにした。彼女は思い出す。愛しい人が生きていたこの世界を。愛しい人が生きていくこの世界を。
家族を失った者、家族を置いていく者。
夢を叶えた者、夢に殺された者。
欲望のままに生きた者、夢のために生きた者。
何もかも失った者、何かを手に入れた者。
あらゆる『人』が、彼女の記憶の中で生きていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 19:45:40
180032文字
会話率:37%
「ごめん、リア。出かける直前に、アビーの具合が急に悪くなって」
これが、公爵家令嬢リアの婚約者である、公爵家令息モーガンがデートに遅刻したときにする、お決まりの言い訳である。
モーガンは病弱な妹のアビーを異常なまでにかわいがっており
、その言葉を決して疑ったりはしない。
リアが怒っていなくても、アビーが怒っていると泣けば、モーガンはそれを信じてリアを責める。それでもリアはモーガンを愛していたから、ぐっとたえていた。
けれど。ある出来事がきっかけとなり、リアは、モーガンに対する愛情が一気に冷めてしまう。
「──わたし、どうしてあんな人を愛していたのかしら」
この作品は、アルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 17:23:19
31088文字
会話率:54%
愛していたからこそ無理だったお話と、愛される幸せと安心感を知るお話。
主人公は、浮気未満とはいえ他の女性からたくさんアプローチされる恋人にいい加減に限界を感じていた。そんな主人公が選ぶ道は?
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-06-26 21:09:56
2119文字
会話率:75%
ヒロインのJKセツナは恋愛に対し異端な固定観念を持っている
年上の恋人カイリもセツナと同じ価値観で
結婚願望はない
カイリはセツナと人妻 二股かけていたが
セツナにとっては どうでも良かった
ある日 カイリが突然人妻と別れセツナに
プロポー
ズする
セツナには結婚願望はなかったが
カイリと別れたくなくて結婚する
浮気性のカイリだったが
結婚後に浮気することはなかった
それなのにセツナはカイリを裏切ってしまう
浮気相手のルカとは身体の交わりはなかった
ルカは浮気じゃないし付き合ってもないというが
セツナはルカに脳内を侵食されていた
そして ルカは自分のバンドが宗教プロジェクトを始めた事をセツナに説明する
セツナは興味はないと言ったが
教祖様ガラちゃんの動画を観て
協力はしないけど好きにすれば?と言う
その後 ルカとガラちゃんが心中
二人の代わりにルカの嫁のアヤちゃんの教祖になる
セツナの教祖様はカイリだけだ
おかえりと言うカイリに
セツナは ただいまと答える
絶望と化した幸福に抱かれ
セツナは やっと背徳の沼に沈んで逝った
まだ ルカを愛していたから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 08:09:22
5625文字
会話率:0%
フルバート侯爵家長女、アロナ・フルバートは、婚約者である国の第三王子ルーファス・ダオ・アルフォンソのことを心から愛していた。
両親からの厳しすぎる教育を受け、愛情など知らずに育ったアロナは、優しく穏やかなルーファスを心の拠り所にしていた。
彼の為ならば、全て耐えられる。
愛する人と結婚することが出来る自分は、世界一の幸せ者だと、そう信じていた。
しかしそれは“ある存在”により叶わぬ夢と散り、彼女はその命すら失ってしまった。
はずだったのだが、どういうわけかもう三度も同じことを繰り返していた。四度目こそは、死亡を回避しルーファスと幸せに。そう願っていた彼女は、そのルーファスこそが諸悪の根源だったと知り、激しい憎悪に囚われ…ることはなかった。
愛した人は、クズだった。それでも確かに、愛していたから。その思いすら捨ててしまったら、自分には何も残らなくなる。だから、恨むことはしない。
けれど、流石にもう死を繰り返したくはない。ルーファスと離れなければ、死亡エンドを回避できない。
そう考えたアロナは、四度目の人生で初めて以前とは違う方向に行動を移したのだった。
「辺境伯様。私と契約、致しませんか?」
そう口にした瞬間から、彼女の運命は大きく変わりはじめた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 18:55:42
144441文字
会話率:43%
魔王の娘で魔侯爵の妹であるレモネッラ・ド・セッテマーリは、人間界のブルクハルト王国第二王子アルトゥーロ・フォン・ブルクハルトから婚約の解消を宣言される。
さらに兄の魔侯爵アンリには、魔界からの追放を告げられた。
しかしレモネッラは悲し
むどころか、二人に礼を言った。
なぜならレモネッラは、彼女の護衛を務める白銀の騎士ジュキエーレ・クレメンティと幼馴染みで、ひそかに彼を愛していたからだ。しかし二人は、魔界の姫と護衛の騎士という身分の違いから、お互い恋心を隠してきた。
アルトゥーロ王子と政略結婚させられることになったレモネッラは結婚式の前日、
「一緒に魔王城から逃げよう」
とジュキエーレを誘うが、彼の答えは、
「護衛としてあなたを守り続けるが、一人の男としては愛さない」
というものだった。
レモネッラはショックを受けるが、ジュキエーレの言葉の裏には彼の苦悩とレモネッラへの深い愛情が隠されていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 02:55:16
26166文字
会話率:47%
複雑な境遇に置かれながらも、その令嬢はとても満ち足りていた。
幼い頃からの婚約者の事を心から愛していたからだ。
彼を思えば、どんなに辛い事でも耐えられる……はずだった。
歯車は狂っていく。そして、歪は大きくなっていく。気付いた時には手遅れ
だった。
※『ある男の悔恨』の婚約者視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 01:00:00
5338文字
会話率:12%
魔女が愛した男と、魔女を愛した男達とその他の物語。
その国には魔女がいた。透き通るような歌声をもつ美しい魔女だった。
魔女は色々な男達に愛されたが、決して振り向くことはなかった。
何故なら魔女はたった一人の男をずっと愛していたから。
最終更新:2021-09-20 19:19:31
8946文字
会話率:51%
【活動報告に最終話の後の小話を完結記念として上げています】乙女ゲームのヒロインに報われない愛を向け続けた炎王と呼ばれる炎の魔法師。 彼を愛し続けた氷姫と呼ばれた氷の魔法師に彼は愛してると口にし、抱いては氷姫の名ではない名前を口にした。 そし
て、氷姫は気づいてしまうのでした。
この作品には短編の他の氷姫と炎王シリーズの内容が重複しています。続きをお求めの方が続きを読みやすいようにと短編集だと思ってください。
続きも短編のように1ページ1ページで文字数多く書いております。
視点変更がありますのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 20:52:23
53129文字
会話率:36%
乙女ゲームのヒロインに報われない愛を向け続けた炎王と呼ばれる炎の魔法師。
彼を愛し続けた氷姫と呼ばれた氷の魔法師に彼は愛してると口にし、抱いては氷姫の名ではない名前を口にした。
そして、氷姫は気づいてしまったのでした。
最終更新:2017-03-04 22:08:46
2234文字
会話率:32%
愛する妻に本当に愛している相手がいることを知ってしまった俺は道路に飛び出し、車にはねられ死んだはずだったのに、なぜか学生時代にタイムリープしてしまう。
本当に妻を愛していたから、俺は妻のしあわせを願って妻とともに歩く未来を諦めることにした。
最終更新:2021-03-29 18:00:00
6925文字
会話率:16%
好きで一緒にいて
愛していたから結婚した。
毎日一緒にいるのが当たり前で、
それが幸せだと思っていた。
神様、出会わせる順番を間違えさせたのですか?
最終更新:2020-11-30 20:52:50
846文字
会話率:11%
私の大叔母様は好きな人が出来たからって婚約破棄された。大叔母様はその人を愛していたからそのショックは大きかったらしい。私は男なんて信じませんし、好きにもなりませんわ! 男なんかに振り回されてたまるものですか! これは私、ユリアナ・アンダーソ
ンの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 13:42:56
20329文字
会話率:51%
蓮の話をひとつ。ふたつ。ばかり……。
都に住むやんごとない身分の男は、仲間内では池見草(いけみくさ)と呼ばれていた。桃色のその花をたいそう愛していたからだ。
最終更新:2020-07-09 17:57:28
4940文字
会話率:16%
信じていたから苦しい。
あなたに恋をしていたから辛い。
裏切られていたから悲しい。
愛していたからあなたが憎く、復讐をしたい。
女子大生×お医者様な恋愛物語。
甘く、切なく、激しく。
あなたのラインの返事が遅くてイライラして
あなた
が何を考えているか分からなく不安になって、
あなたの一言一言に一喜一憂して
私はこんな私が嫌いです
あなたに会わなければ私は私でいられる
だけど会うたびにあなたに惹かれる。
メンヘラって言われるけど、ここまでされたらメンタル強くてもメンヘラになります。
きっとこうなることは最初から決まっていたのかな。
最初からなんとなく私もわかっていました。
だからあなたのことも嫌いにならずに諦めもつくよ。大丈夫、だって私は強いから。
だから最後までやりとげます。
おろしてしまったら私とあなたの間には何も残らない
いたって事実もなくなり、いつか消され、忘れられて
私に対しての罪悪感も責任も薄れていく
わかっていたよ。
でも過去の女性をあなたは選ぶのですね。
でも、そんなあなたでも私は好きでした。
そんな恋愛したことがありますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 00:40:09
10562文字
会話率:18%
「私ね、結婚するの」
ルームシェアしていた女友達から突然、そんな言葉を告げられた「私」は、内心ひどく狼狽することとなる。何故なら「私」は、彼女のことを、愛していたから。
彼女のそばにいられるだけでよかった。心の底から愛していた彼女の存在を奪
われてしまった「私」が、行き着いた答えとは―。
※こちらの作品は、カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 17:27:09
6814文字
会話率:6%
「学園にいる間だけで良い。愛する人との思い出が欲しいんだ」
真面目で清廉だと謳われているサミュエル王子は、残酷にも己の婚約者であるユリアに自分の本懐を告げた。
ユリアは頷いた。頷くしかなかった。
サミュエルを愛していたから。
注意
事項
・作者の好みを詰め込んだ話です。(ご都合展開)
・拙い文章です。
・暇つぶしとしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 17:12:34
12536文字
会話率:21%