いつだってそうだった。
俺が好きになる子はみんな好きな奴がいて、その相手は俺の友達だった。
毎回『あの人が好き』『あの子が気になる』と言われるたびに、ツキリと痛む胸を抱え、俺は笑って言う。
『応援するぞ』
主人公とヒロインをくっつけ
る役の友人A。
それが俺の役回り。
そんな俺にある日呼び出しが来る。相手は同じクラスの佐々木さん。
呼び出し場所はまさかの校舎裏。
オイオイまさかだよな?俺は友人Aだぞ?
どうせ『告白手伝って』とかそんなとこだろう?
期待するだけ無駄無駄無駄〜!!
…………期待するだけ無駄なんだよ。
どこかやるせない気持ちのまま、俺はその呼び出し現場まで向かう。
そこに待つのはクラスでも地味で目立たない、黒髪ボムヘアの女の子。
『茹で蛸かっ』とツッコミ待ちかと思うほどの赤面をした、一人の女の子。
─────────────────────────
続きたい。続きを書きたい。
……っでも余裕がない!!
というわけで短編として出しますが、もしかしたらまた別な出すかもです。……いつか。
来るといいな『いつか』。
(中途半端供給乙。……泣いたほうがいいでしょうか)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 18:00:00
2735文字
会話率:43%
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ィはうさぎに変身してかろうじて逃げることができた。急いでその場から離れるため走った。気が遠くなるまで、ずっと、ずっと……。
次の日、目を覚ますといつもとは違う場所にいて――。そして、なぜか助けてくれた?男性と一緒に暮らすことになったのだった。ただし、うさぎとして――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 22:44:16
103802文字
会話率:29%
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会話率:26%
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最終更新:2013-12-25 20:00:00
114023文字
会話率:39%
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最終更新:2013-10-31 22:48:10
43049文字
会話率:46%