感情を表に出せない人たちがいる。
東京で暮らす男子高校生の主人公は、妹が新種の病気を発症する。
絶望を感じた瞬間に夢の世界の住人になり、近づく人を夢の世界に巻き込む病気、「パラソムニアシンドローム」を。
発症した妹を最初に発見した主人公
は夢から覚める際の助けてという悲痛な叫びを聞き、妹を救うべく行動をしていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-13 01:44:32
220028文字
会話率:56%
【できれば最後の※まで確認下さいm(_ _)m】
「よってフローネ=アンカスの斬首刑を決行する!」
「嫌ぁぁぁー!」
――ガシャーン!
私の短い人生は、こうしてギロチンに首を刈られて終わった。
の、はずだったのに……。
「嫌ぁぁ
ぁー! どうしてですのー!」
死んで生まれ変わった私は、新たな体で野太く悲痛な叫び声を上げる。
「こんな……こんな薄毛斜め七三分けの、全てがたるんだオッサンに生まれ変わるなんてぇぇぇ!
うっ、おぇっ、くっせえですわぁぁぁ!」
これは女伯爵だった私が、あらぬ冤罪にかけられて処刑された悲劇。
かーらーのー。
悲劇と喜劇な臭い転生による領地発展物語。
※(中身はともかく)薄毛七三分けの、お腹でっぷりオジサンが、令嬢言葉でキャアキャアと騒いでは泣き叫びます。
令嬢言葉で誤魔化そうとしていますが、臭い話と消臭対策ばかりです。
嫌な気持ちになられそうな方、自衛して下さいm(_ _)m
※ある雨続きの日、作者は朝っぱらから奇襲をかけられた。
敵①玄関の子供靴臭
敵②洗濯物の生乾き臭
敵③子供部屋の雄臭
ブチッときて「臭い」「消臭」と検索→「加齢臭」のワードに、自分も年齢的に……ヒィ〜!? と、疑惑に駆られて生まれた作品です。
ちなみに加齢臭に性別はない模様。
とにかくあの日は深刻な激臭攻撃に「くっせえですわぁぁぁ!!」とお上品(?)に叫び、気持ちを紛らわせたくて仕方なかった。
やった……いや、マジで(余計、脱力した……何しとんよ、自分……)。
※なので完全に家で発生した激臭達への恨みと、勢いと、調べた予防対策を元に作成しています。
ただし効果は補償していませんし、臭いは感じ方も含めて個人差があるものとご理解下さい。
※カクヨムにて投稿中の新作です。
目標の10万文字が見えてきたので、こちらにも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 12:20:00
160886文字
会話率:24%
住んでいたアパートの一室の地縛霊になった霧島キリコは、ある日突然、自我を取り戻した。
自身が死んだ居室に入居する生きた同居人たちも変わり替わりとなる中で、キリコは寂しくなり話し相手を望むようになった。月日は流れて、盲導犬ユーリを連れた
橘まりながキリコがいる居室に入居を決める。
キリコは同居人のまりなをユーリと一緒に見守っていた。そんな何気ない日常のある日、ユーリは自身の死期をキリコに告げた。
《わたしの身体を差し上げましょう》
ユーリは嫉妬深くまりなが新しい盲導犬を飼うことには否定的で、自分以外はダメだと雄叫びを上げる。ユーリの悲痛で束縛的な感情にキリコは二つ返事で抱き締める。
死ぬ前よりも生きた感情を死後に取り戻した地縛霊と寄り添う人生に幕を閉じることでご主人様を残したくない盲導犬が見えない彼女のために贈る物語が、ここにはあるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 12:00:00
7291文字
会話率:32%
「いやいや、無理無理無理! なんで私が囮役なのよ!?」
夜の森にこだまするのは、エレナ・アストリアの悲痛な叫び声。
「だってお前、身が軽いし、魔法でバフもかけられるし、何より……バカ剣士だからだろ?」
「バカじゃないっ!!」
怒り心
頭のエレナだったが、背後の茂みを警戒することも忘れない。彼女たち冒険者は、今まさにギルドの依頼で山賊のアジトに潜入中。まともに正面突破などできるはずもないので、当然「囮役」が必要になるわけだ。
「なあ、エレナ。俺らは裏から奇襲をかける。その間、お前は正面で思い切り騒いでくれ。そしたら突入しやすくなる。」
「正面から、女の子一人で殴り込みしろってこと!? それ正気なの!?」
「もし本当にヤバくなったら合図してくれ。すぐに助けに行く!」
「最初から助けてよっ!!」
そう文句を言いながらも、エレナはすでに腹をくくりつつある。このギルドの荒仕事にも、いつの間にか慣れてしまった。加えて、いざというときに頼られるのは、悪い気分でもない。
「大丈夫、こないだの熊退治みたいにやれば平気だって!」
「あれは一匹だったでしょ!!」
「……一頭、な?」
「何それ!?」
エレナは大きく息をつき、剣の柄をしっかり握り直す。
「はぁ……分かったわよ。要は派手にやればいいのね?」
「助かるぜ、エレナ!」
「はいはい、行ってきますよ……《身体強化》!」
筋力と敏捷性を高める魔力の光が、エレナの体を包み込む。彼女は地面を蹴り、一直線に盗賊の拠点へと突撃した。
──そして数分後。
「ねぇっ!? なんか想定よりも盗賊が多いんだけど!」
四方から囲みかかる敵を前に、エレナは情けない声で叫ぶ。
「強化魔法って言っても無敵じゃないのよ! そもそも補助用だし、前衛なんか向いてないってばっ!」
口ではそう言いながらも、エレナの剣は盗賊たちの刃を次々と弾き、鮮やかに攻撃をいなしていく。本当に、どうしてこんなことになっているのやら。
「……はぁ、こんなところで時間を潰している場合じゃないのに。」
エレナには、やるべきことがある。父の魔法を完成させるためには、こんな場所で手間取っている余裕などないのだ。
(はぁ……本当にやれやれだわ……こうなったら……)
苦笑を浮かべながら、エレナはポケットに手を差し込んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 21:35:44
16454文字
会話率:48%
孤高の魔王と恐れられるノクティス・ヴァレンシュタイン。しかしその実態はただの超人見知り(ツッコミ担当)で、感情が昂ぶると魔力が暴走するポンコツ魔王だった!?
そんな彼の平穏な(?)生活は、ある朝突然崩壊する。
「誰だお前!? ていう
か、どうやって入ったんだ!?」
強固な結界を軽々と破り、彼のベッドに堂々と侵入していたのは、エミリアと名乗る見た目幼女(※18歳)。
彼女は 「魔王様を|溺愛《お世話》すること」 を目的に押しかけてきたらしい。
「俺は|溺愛《お世話》係なんて望んでない! さっさと故郷に帰れ!」
しかし、エミリアの猛攻(?)にツッコミを入れ続けていたノクティスは、気づけば 猫になっていた!?
「俺は魔王だ! こんな姿、認めるわけが──にゃああああ!?(ゴロゴロ)」
ノクティスの悲痛な叫びもむなしく、彼女は無敵の笑顔と謎の力で彼を完全に翻弄し、今日も甘やかしまくる。
逃げてもツッコんでも無駄! 猫になった魔王が、今日も最強ヒロインに甘やかされて尊厳を削られていく。
そんな 孤高ポンコツ魔王×最強(?)スパハニ幼女による、尊厳崩壊ラブコメの結末はいかに!?
とりあえず大丈夫だと思うけど、念の為レーティング入れてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 13:00:31
94856文字
会話率:46%
40歳、就職氷河期世代。
非正規雇用を転々とし、ついには老いた母の介護で働くことすらできなくなった俺――葉山義久。
父は災害で早くに他界。支援の網からも外れた母子家庭は、財布に十円すら残らない極貧生活へと落ちていった。
「お願い……わたし
を、殺して」
アルツハイマーを患った母の言葉は、悲痛の極みだった。
その願いを叶えた俺は、自責と絶望の果て、自らも命を絶つ。
だが――その瞬間、あの古びたお稲荷さんの祠が、青白い光と共に語りかけてきた。
「見とったぞ。ようがんばったな。ひとつ、来世をやろう」
気づけば俺は、代々総理大臣を輩出する名家の御曹司、葉山悠真として転生していた。
金も、地位も、未来も約束された“上級国民”。
使用人も教育も最高レベル。だが、そこに“貧困”も“痛み”もなかった。
幼い頃から前世の記憶を持ったまま育つ中、俺はこの社会の異常なまでの格差に気づく。
下級国民は存在しないことにされ、上級国民だけの「檻のような理想郷」が築かれていた。
でも――俺は知っている。泥だらけでも、必死で生きる子どもたちの存在を。
「今度こそ、誰かの“生きたい”を守れる社会を作る」
幼い俺は、AI〈chatGPT〉と手を組み、匿名で教育・医療・福祉支援の仕組みを構築し始める。
それはやがて、少年企業家としての伝説となり、政界への足がかりとなっていく――。
「おにぎりすら買えなかった俺が、総理大臣になって、この国を変える」
これは、ただの成り上がりではない。
絶望の果てに生まれ変わった男が、もう一度この世界を信じるために歩む物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 19:00:00
7456文字
会話率:23%
嘆きの絵馬に掛けられた悲痛な声を聴き、悪鬼羅刹を斬り捨てる白頭巾の義賊・葵幻之介-。深川八幡宮の寺・厳戒寺の麓にある古ぼけた屋敷に住まい、貧乏人ばかりを相手にする医師・森島玄洲。奇妙奇天烈な発明をしながら、薬品の調合や寺子屋の講師として日銭
を稼ぎつつも、一度患者を前にすれば長崎仕込みのオランダ医学を駆使する名医だ。この玄洲、蘭学書物閲覧を許される奥医師の名家・桂川家の御曹司だが、じつのところ養子。実父の名は徳川家斉…つまりは正真正銘、徳川将軍家の御落胤である。ある事件から大恩ある桂川家に火の粉が降りかからぬ様に家を飛び出し、市井において暮らし始めた。大槻玄沢や華岡青洲、そしてシーボルトに師事し蘭学を学び、名のある剣客に武芸を学んだ玄洲は悲惨な怪事件に巻き込まれる事になる。文武両道に秀でた学者が、二親を知らない捨て子と言う過去を背負いつつも医学と剣術で様々な難事件を解決する痛快娯楽時代劇登場!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 12:06:51
109027文字
会話率:60%
───世界を越えて、運命を凌駕して、焔が絆を結ぶ。
赤髪の少女・水薙浅陽は姉の仇と巡り遭う。その無慈悲で悲痛な遭遇は、彼女を苦悩の渦へと突き落とす。そして真実にたどり着いたとき、彼女の中の焔が覚醒する。
最終更新:2025-03-29 22:36:40
1163546文字
会話率:49%
渇奇夜村、ある孤島に位置する奇妙な村。
常に吐き気を催すような匂いに包まれ、家の窓からは大抵血の匂いがする。
この村の住民は人魚が大好きだ。
漁師たちは朝早くに起き、幸運の証と呼ばれる人魚に今日こそ出会えることを祈りながら丸一日船旅に出る
。
人魚に会えることを祈りながら網を張り、家族を養うための罠を張る。
もし人魚が網にかかれば、その村全体がお祭り騒ぎになる。
酒を浴びるように飲み、抱き合い叫び合い、みんなその人魚を人目見ようと夜中に集まる。
そして、人魚を捕まえることが出来た幸運な人は、真っ赤に染まった木の解体場に固定され、目に涙を浮かべ必死に命乞いをする人魚に舌なめずりをしながら。
そのお腹を包丁で捌いていく。
美しい人魚の悲痛な叫びを聴きながら、その美食を人魚の腹から乱暴に抜き出す。
この村の人気食材、人魚。
見つけた幸運な人は、それを生食する。
他のものでは比べ物にならない美味を、この島の全員は知っている。子供でさえも。
この村で人魚を食べたことがない人はいない。
たった一人を除いて。
稲穂ケイ、彼女はある日砂浜で小学生に襲われている人魚に出会った。
自分よりか弱いその存在、彼女は1ヶ月間それを匿うことを決意する。
島民にとって、それは殺されてもおかしくない禁忌だったとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 22:54:26
16849文字
会話率:27%
「私にはあの人の存在が全てだった……。」
王宮侍女として働くセレンの仕事は「北の塔」で幽閉生活を送る第八王女・アステリア姫のお世話をする事。
身寄りもなく孤独で臆病に生きてきたセレンにとってアステリアは自分を救ってくれた聖女であり、一生傍
で仕えたいと心に決めていた。
けれどある日、和平の同盟を破った隣国により国は侵略され、襲撃に巻き込まれたセレンはアステリアを目の前で失ってしまう。
自身も重症を負ってしまったセレンは悲痛な想いで神に祈った。
「せめてどうか、この悲劇が起きる前に戻れたら……。」
そう願いながら彼女は力尽き、滅んでいく国と共に息を引き取った。
ー……けれど次に目覚めるとそこはかつてセレンが住んでいた場所。驚いて姿を確認すると、どう見ても子供の頃の自身の姿だった。
セレンはなんと、国が滅ぼされる前の……10歳の姿まで時が戻ってしまっていて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 20:52:10
30046文字
会話率:34%
僕はごきぶりを殺そうと思った。
しかしそのときごきぶりから悲痛な叫びが……。
キーワード:
最終更新:2024-12-30 09:51:20
2459文字
会話率:49%
大学のSNSに寄せられた痴漢被害の悲痛な声に憤慨した俺は、痴漢を捕まえようと、美人で賢い後輩の女性に相談したのだが、さんざんに罵られることに。
それでも、なぜか二人で、痴漢が現われるという電車に乗り込むことになったのだが……
最終更新:2024-12-12 16:51:43
11263文字
会話率:51%
ここ最近SNS等でみていてつらくなったため書いた物です。
《小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラスにて掲載》
最終更新:2024-12-04 12:49:44
535文字
会話率:8%
【第一章】
2年前、実の兄と姉代わりだった幼馴染が揃って失踪した。高千穂ナオル(直)は慕情とコンプレックスを引きずったまま16歳の春を迎える。心の通わない父親にある決意を告げ、入学式へと向かったナオルは、突如白い靄に包まれ、気が付いたら見知
らぬ森の中に居た。
そこで出会ったマルヴァスと名乗る青年から、自分が異世界からの訪問者、“渡り人”であると聞かされるナオル。
自分の居た世界に帰る為、彼と共に王都へ向かう決心をしたナオルは、最初に訪れた街の宿屋で看板娘のサーシャと知り合い、心を通わせてゆくのだが…………。
過酷な運命に翻弄される少年の、絆と成長を描く冒険ファンタジー開幕。
【第二章】
竜のもたらした暴虐と破壊は、街に甚大な被害と深い傷痕を残した。
心身に受けた悲痛も癒えないまま、ナオルは領主イーグルアイズの要請で、彼の娘メルエットと共に王都へ赴く事となる。
異世界における最初の友マルヴァス、かつて争った相手のローリス、そしてサーシャの弟であるゴブリンのコバも加わり、一行は王都を目指して旅立つ。
無力な少年が大切な人々を守るため、徐々に自らに眠る力を呼び覚ましていく第二章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 17:43:43
934026文字
会話率:48%
雨の降る日には、いつも声がする。誰かを助けようとする悲痛な叫び声。けれど、そんな声はすべて雨音に流れていく_
最終更新:2024-10-28 17:30:28
6427文字
会話率:22%
【KADOKAWAエンターブレインさまより 『BABY編』上下巻にて書籍発売中! 電撃大王さま11月号(9月26日発売)より鳥生ちのり様によるコミカライズ開始! 無料公開分もあります。コミックウォーカーさまのフロースコミック、ニコニコ静画さ
ま、電撃大王さまサイト、等でご覧ください!】
108回、悪役令嬢人生を繰り返したスカーレット・ルビー・ノエル・ハイドランジア。
のちに熾烈な後継者争いを勝ち抜き、ハイドランジア王国の王位までのぼりつめ、冷酷な女王として国民を恐怖のどん底に叩き込む、燃えるような赤髪と瞳の公爵令嬢。
108回いずれの人生もその最期は、彼女を恨む5人の勇士達の誰かに、必ず惨殺される結末だった。
スカーレットは同じ人生を、何度も何度もループしていたのだ。まるで壊れたレコードのように。やり直すたびに、前の人生記憶はすべリセットされて。
そして、今回の109回目、偶然すべての記憶を取り戻した彼女は、ループからの脱却をはかる。
「悪役令嬢も、女王の座ももうまっぴら! あそこに私の幸せはない! 私、ひきこもります。望みはおだやかな老後を過ごすこと。あんな厄介な5人とも二度と関わらない!」
人生108回ぶんのチート知識は、すべてぐーたらのために!
もう無惨に殺されるのはたくさんだ!
しかしスカーレットの意気込みとはうらはらに、5人の勇士とスカーレットのくされ縁は続くのだった。
しかも、なぜか殺意から恋愛に形を変えて・・・・・・
急接近してくる5人の勇士たちに、トラウマがよみがえり、恐れおののくスカーレット。108回殺された体験は、冷静沈着無敵の彼女の唯一の弱点なのだ。
それなのに、ギャップ萌えにときめき、ますます彼女に心惹かれる勇士達という悪循環・・・・・・
「どうして、こうなったあッ~!?」
今日も公爵邸に、彼女の悲痛な叫びがこだまする。
はたしてスカーレットは、赤い呪いの鎖を断ち切り、幸せなぐーたら生活を掴み取ることが出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 15:29:03
1779232文字
会話率:24%
帝国には、魔女がいる。
名前も知られず、居場所も分からず、年齢も不詳。
初代皇帝が招聘した魔女が、国のどこかには確かに存在している。
彼女の耳には、真剣で悲痛な祈りが、時たま届く。
――ところで今、一人の少年が婚約破棄をしようとしていた。
「ヴェスタ侯爵令嬢ジャスミン、お前の傲慢な態度には愛想が尽きた!」
はたして、魔女はどう動くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 06:04:17
5747文字
会話率:21%
悲痛な声に導かれ、目覚めれば知らない天井が。いかにもファンタジーなこの身体、明らかに自分のじゃないんだけど…って、エルフ?しかも無性体?なんか色々面倒な事情があるみたいだけど、とりあえず旅に出ないといけないらしい。魔法使いと勇者+αが幼馴染
だとか、いったいどこのRPGですか?
――ワケありでハイスペックな魔法使いの身体に憑依トリップ(もどき)した挙句、身体の持ち主の幼馴染と『魔王』を倒すための旅に出たり何やらややこしい事情に強制的に巻き込まれちゃったりする、平凡だったはずの女の子の物語。
◆自サイトブログにて連載(序盤のみ)していたものの転載です。厳密にはボーイズラブ要素はありませんが、設定上それに近いものが感じられるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 21:43:56
169301文字
会話率:26%
すまない、アデリー。きみを愛することはできない。きみを愛そうと思ったが、私には荷が重すぎる。
堅物な騎士であるケイン様は悲痛な顔をすると、お義姉さまに婚約破棄をして欲しいと、深く頭を下げました。
しかし、お義姉さまに、ケイン様のお言葉
が通じているのかは分かりません。
だって、お義姉様はペンギンなのですから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 07:28:50
6282文字
会話率:40%
主人公のグレン少年は一人前の召喚士を目指している16歳の召喚士見習い。学費を稼ぐため冒険者も兼任しているのだが、その日は調子に乗ったパーティメンバーのせいで実力に見合わない下層ダンジョンにて強敵に遭遇。足止め係という名の生け贄としてその場
に取り残されてしまう。
逃げようにも仲間によって切りつけられた足を引き摺っており、とてもじゃないが逃げ切れない。そして屈強な魔物たちも逃がしてくれそうになく、もはや絶体絶命!
……が、グレンの悲痛な願いが通じたのか2人の美女美少女を召喚してしまう。
いや待て、女の子を召喚したところで状態は何も変わらない――
――なぁんて事はなく、女子2人は瞬く間に魔物の群を消し去ってしまう。恐る恐る問い掛けたグレンに彼女たちは向き直り、堂々と告げる。
「私は魔王ルシフェルだ」
「わたくしは魔王シャイターンですわ」
2人の魔王により私生活が激変。隙を見ては学園を――街を――国を――と支配を目論んでいく魔王様に苦労が絶えないグレンくん。1人でさえヤバいなのに、2人もいるのだからそりゃ大変。しかも派手に暴れるせいで余計な恨みをグレンが買うという理不尽さ。だけども未熟なグレンが召喚士として成り上がるには魔王の協力が必要不可欠。彼らの機嫌を損ねるわけにはいかない。
そんな破天荒な魔王たちとの生活に慣れてきたある日、グレンは自分が持つ召喚魔法がその他大勢とは大きく異なる事に気付き、これを機に世界へ名を轟かせていく事に。
果たして彼らの運命は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 13:00:21
7949文字
会話率:68%