新作VRMMO『無色聖域 ─Achromatic Sanctuary─』のキャラクリでは、0.0000625%の確率で出現する残念アビリティが搭載されていた。
その名も『シャドウアイ』
射程・命中率・攻撃力……、あらゆるステータスを
弱体化させるという残念すぎるアビリティだった!
生涯セルフアバター・システムにより、やり直しができない無色聖域の世界で、最果ヒジリはなんと幻の『シャドウアイ』を引き当ててしまう。
シャドウアイを持った最弱のガンナーとして爆誕したヒジリは、Lv.1クラスのモンスターや、強スキルの恩恵を受けた他プレイヤーに手こずりながらも、シャドウアイの隠された能力に気付いていくことに。
その隠された能力とは、構築されたゲーム世界の【ほころび】、いわゆる【システムバグを視つける】というものだった!
【ほころび】を狙うことでチート級の戦闘が可能になり、たくましく成長していたヒジリは、ひょんなことから管理者が隠していた無色聖域の【真実の世界】を視つけだしてしまう。
『ネザーワールド』
そこはバグ世界でありながら無色聖域の【真実の世界】であり、そして悪魔たちが棲みついた廃都市、ディストピアだった。
なぜ無色聖域はバグ世界を隠してまでリリースされたのか。
この日を境に、現実世界で何者かに狙われることになったヒジリは、生き残ることができるのか。
謎に次ぐ謎に迫るSFダークストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 12:34:13
7296文字
会話率:26%
いつの頃からか、この世界以外にも別の世界――多世界というものが存在するということが判明していた。
その多世界の数々を管理している三人の神の恩恵を受けて、数多の世界の人々は穏やかな平和を享受していた。
しかし、異能力を持つある一族が強い力を欲
するあまり、三人の神のうち、最強の力を持つとされる神『破滅の創世(カタストロフィ・リバース)』の力を手に入れようとしたことで事態は大きく動き出す。
絶望と希望が交錯する中、封じられた記憶の向こうに、少年は行き場を失った数多の悲しみを見る。
これは三人の神のうち、最強の力を持つとされる神の魂の具現として、ありえざる形の生を受けてしまった少年を主体に、とある一族と神の渦巻く謀略が世界を駆け巡る物語。
☆がついている話数には挿絵があります。
この小説は、エブリスタ様にも投稿させて頂いております。
9月1日から9月30日まで1000文字ほどで毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:37:35
250039文字
会話率:34%
――――2050年。
科学が発展し、ソーラーパンク(自然と科学技術が共生する社会)に行きついた日本。
人々はみな、迷信や魔術を忘れ、最先端科学の恩恵を享受していた。
そんな時代に一人。
古びた魔導書や奇妙な骨董品に囲まれた部屋
で魔術の鍛錬に励む少年――骨喰加那太(ほねくいかなた)――通称、カロ。
カロは高校生でありながら、同時に政府が認めていない黒(違法)魔術師であった。
ある日、そんなカロの元にとある正体不明の小包みが届く。
それは、先日亡くなった叔父から送られたものだった。そして――その中から現れたのは、物言わぬ土人形の少女――玉砂シズクだった。
犬に吠えられただけで身体が弾けたり、感情の読めない行動ばかりとる玉砂シズク。
カロは、手紙伝いで叔父からその少女を守るように頼まれるも……。
果たして、カロはそんな彼女を政府組織やシズクを脅かす存在から守り抜くことは出来るのか?
王道学園ファンタジー、ここに開幕――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:23:23
52202文字
会話率:32%
精霊の力を借りて奇跡を起こす、それが精霊術。
雪に閉ざされた村に住むステラは、精霊術士に憧れつつも、自分にはその素質がないと諦めていた。
――だが、旅の精霊術士から一縷の希望がもたらされる。
「君は精霊に怖がられているせいで術が使えない。怖
がられている理由が分かれば使えるようになるかも」
素質がある者を見つけて術士として育てるために各地を回っているというその男によれば、精霊術士の都市『レグランド』へ行けば理由がわかるかもしれないという。
貧しい村とは違って、精霊の恩恵で豊かなレグランドなら仕事にありつけて家族に仕送りも出来ると聞いたステラはレグランドに向かうことを決意する。
そこで出会ったのは、精霊に愛された美少女――ただし、小声で暴言を吐く――だった。
(R15、残酷描写は念のためです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:08:42
535624文字
会話率:47%
魔暦。
誰もが当たり前のように魔法を使い、魔法の恩恵を享受している時代。
万能の力たる魔法、その大いなる力が真理の如く君臨する時代。
生まれながら魔法を使えない者は、魔法不能者と呼ばれた。
あるいは、無能者と。
そんな時代にあって、皆代幸
多は、完全無能者の烙印を押されていた。
ただの無能者ではない、完全なる無能者である、と。
魔暦222年、皆代幸多は十六歳を目前に控えていた。
人類生存圏・央都を守護し、人類復興を目指す戦団と、人類の天敵たる幻魔、その熾烈な戦いの中に見を投じるべく、彼は、勇躍する。
その先にどれほど過酷な運命が待ち受けていようとも、彼は、ゆく。
魔法不能者が無能ではないことを証明するために。
大いなる目的を果たすために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:10:00
4085677文字
会話率:27%
リヒター帝国の末姫ヴィクトーリアは、隣国アディソン王国のスチュアート伯爵に嫁いだ。彼は帝国の皇妹を妻にした恩恵で、侯爵に叙爵される。
騎士団長を務める夫は優しく、可愛い娘も生まれた。何もかもがうまく行っていたある日、ヴィクトーリアはあり
得ない事実を知る。婚姻届が出ていない? ということは、私は未婚で私生児を産んだ? 驚いた彼女は、すぐに実家へ戻った。
強大な帝国は、戦争以外の方法で報復に出る!
主人公はハッピーエンド確定
【同時連載】小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、エブリスタ
2025/05/29……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 23:48:12
83208文字
会話率:43%
「フランシスカ・セラ・ソシアス、罪人である貴様に名誉ある死を与える。古代竜ギータ陛下の血肉となり、その恩恵を我らに授けよ」
元婚約者に死を宣告され、私は古代竜ギータ陛下の生贄として捧げられる。純白のドレスを纏う私の口から吐き出されたのは呪
いだった。
突き落とされるなんて御免だわ。呪いを吐いた私は神殿騎士に刺された槍を引き抜き、自ら身を投げた。転生した異世界は最低だったわ。転生した二度目の人生はこうして幕を閉じた……はずが?
目が覚めるとタイムリープしていた。それだけではなく、周囲の私への接し方がおかしい。疎んで蔑む私への溺愛、浮気したはずの婚約者の執着。変化した状況が恐ろしくて逃げ出す私を、古代竜が受け止めた。
――そなたは、我の花嫁ぞ。誰も傷つけることは出来ぬ。愛され幸せになるのが、そなたの新たな人生だ。
古代竜ギータの言葉通り、フランシスカは愛されながら幸せに向かって歩み出す。
ハッピーエンド確定です。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/08/26、連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 21:00:00
117057文字
会話率:42%
── 『大昔、この世界には十人の神がいた。神は各々が収める街を作り、住まう人々に星神力という加護を与えた。その恩恵は世界を発展させ、人々に恵みをもたらした』
日々を退屈に過ごしていた一人の少年が、ある日突然「星神力」という特別な力に目覚
める。
少年は、その力で自身が何をできるのかを知るため、星神力を扱う星神術者を育成する学園に入学する。
そこで出会う友人たちと多くの困難に立ち向かう、学園ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:45:33
37975文字
会話率:46%
魔術師ギルドから無能の烙印を押され、理不尽に追放された青年レオン。
だが彼は、遺跡で発掘された古代AI〈アルフィ〉と契約を結び、“情報”を自在に扱う力を得る。
戦闘魔法の構造解析、敵の心理パターンの予測、都市経済の最適化――
知識と分析力
で圧倒的優位を築くレオンは、異端の力で再び表舞台へと舞い戻る。
だがこの世界は、女性が権力を独占する女尊男卑社会。
合理性を否定し、男に価値がないと切り捨てる体制に、レオンは静かな怒りを抱いていた。
そんな彼の前に現れるのは、知性と理想を併せ持つ貴族令嬢エリーゼ。
現体制に疑問を抱きながらも、自らもその恩恵を受けてきた立場である彼女と、レオンは激しく対立しながらも、やがて共闘の道を選ぶ。
しかし万能のように見えるAIの力にも、やがて限界と危険性が露呈していく。
チートに依存することで失った「人間としての成長」――
レオンは、自らの弱さと向き合いながら、真の自立を模索する。
「情報こそが最大の武器だ。でも、それをどう使うかは…人間にしかできない。」
仲間とともに旧体制の矛盾を暴き、AIと対等な協力関係を築き、
理不尽に支配された社会を“情報”と“信念”の力で変革していく――
これは、追放から始まる一人の青年と、古代AIの“共進化”の物語。
そして読者に問いかける、「本当の実力」とは何かを――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:10:00
141467文字
会話率:46%
星たちがうっすらと散りばめられた夜明けを、一隻の飛行船が翔けていく。針路の先、遥か彼方には逆さになった城が浮かび、まるで絨毯を敷くように無数の飛行岩が流れている。
舞台は、飛行石の恩恵を受けた、魔術と古代遺物の世界『レストリア』。
安住の地
を求めて追手から逃げ続ける少女イユは、異形の翼と耳を持った『龍族』の少年リュイスに助けられる形で、飛行船『セーレ』に同乗することになる。
『異能者』であることでセーレの船員たちから厭われつつも、少しずつ打ち解けていくイユ。しかし彼女は、リュイスたちには知られてはいけないある秘密を抱えていたのだった。
これは、思いのままに生きようと足掻く少女の、生き様を綴った冒険譚である。
※更新:火、木、土(火、木は19時or20時台、土は不定)
※感想、評価、ブクマ、誠にありがとうございます。非常に励みになります。頑張ります! 誤字報告もとても助かります。
※クリスマスショートストーリーは、一番下のリンクよりお読みいただけます。(2018.12.25/2019.12.24/2020.12.24)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 19:04:02
3112818文字
会話率:41%
自前のパソコンが更新不可になり、会社のパソコンが交換となった。
その為、パソコンのセットアップと業務を並行して行う事になる。
それでも上手く行ったのは、ただのまぐれである。
それでも人間関係よりはマシか。
注意事項1
起承転結はありませ
ん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
コメディーから、緩やかにシリアスな話。
最近はクラウドを利用したセットアップが楽なそうで。
もー、マニュアル作った人だか、会社のパソコンのクラウド設定弄った人に感謝したーーーーーーい!!
※恩恵を爆受けした人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:08:00
1082文字
会話率:35%
東京湾上空へ現れた巨大建造物に世界は震撼する。
全長十数キロに及ぶそれは、なんと攻略するごとに日本領内へあらゆる恩恵をもたらす不可思議なダンジョンだった。
効能は様々で、エリアのボスを倒すごとに日本領のあちこちに天然資源が溢れ出したのだ。
しがないヲタク陸上自衛官、新海トオルは第一次調査隊の一員として全世界に生配信される中、成り行きで莫大な成果を上げ、そんなダンジョンの効果を世界中に知らしめた。
これは、責任を全うする真面目な性格の日本人が、短期間の内に冷え切ったこの国を世界一位にまで昇らせてしまう物語である。
※ミリタリー知らなくても楽しめるように構成しています。
戦闘シーン多めで、様々な日本の強いところや自衛隊の活躍シーンを描いていきたいです。
好評であれば書き続けたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:20:00
806184文字
会話率:37%
「――えっ!? じゃあ俺は……ッ」
『ハブられました』
女神様にそう告げられて。
ゲーム好きの少年、黒江幸輝(クロエ・ユキテル)は、本来学校のクラスメイト達と共に召喚されるはずだった異世界へ、勇者召喚とは別のルートで転移する事になっ
た。
勇者としての恩恵を受けられぬ彼を見かねて、女神様は神の力の宿った聖装備『神装』を与え、クロエは清く正しい心を持って、異世界へ旅立つ。
道中、閉ざされた地に彷徨う女騎士ブランと主従の契りを交わし。
明日の笑顔を護る為、今日もクロエたちは困難に立ち向かう。
さあ、悲劇を喜劇に塗り替えて。異世界おパンツ無双の始まりである。
「行くぜブランさん!」(←パンツを振り回しながら)
「ああ。行こう、クロエくん。……これが終わったら説教だ」
※本作はカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:01:53
240131文字
会話率:41%
魔素、それは魔力の根源。
そこは遍(あまね)く魔素の揺蕩(たゆた)う世界。魔物や魔石、そして、魔法の存在する世界。
人は時に命を懸けて魔物と闘う。魔石は倒した魔物から得られる勝者への褒美。その表面に虹色の紋様が妖しく揺らめく、何とも
不思議な石。
偶然の巡り合わせにより、魔物の棲み家である魔の森の中に造られた開拓村。
そこは、他所とは一線を画す濃厚な魔素の漂う場所だった。その村で生まれ育ったレオは、魔物同様に魔力持ちとなり、やがて魔力による身体強化に目覚める。
都会とは桁違いに濃厚な魔素が漂う村で、レオは世の魔導師たちが想像すら出来ない速さで己の魔力を増大させてゆく。しかし、濃厚な魔素とは裏腹に文明の恩恵が最も希薄な辺境の村には、魔法の知識など皆無だった。
他者の遠く及ばぬ文字どおり人外の魔力を体内に宿しながら、魔法を使えぬ歪(いびつ)な存在となったレオ。それでも己に降りかかる理不尽に抗い、必死に足掻き続ける。
やがて放浪の果て、とある魔導師との邂逅はレオに・・・
レオの生きる世界は魔物が咆吼し、王侯貴族が支配する “力こそ正義” の世界。
そして、不条理の世界。その長き停滞の時代、レオの活躍はやがて彼の意志を越え彼の起こした波紋は、いつしか世界の隅々へと拡がってゆくのだった。
それは時に、魔石が浮かべる妖しくも美しい紋様のように。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
212158文字
会話率:12%
勇那は気が強い少女だった。
やられたらやり返すをモットーに、短気は損気と言われようと納得いかないことには徹底的に抵抗した。
だから、勇那は今回だって絶対に許さない。どれだけ建設的じゃないなんて諭されようと、泣き寝入りなんて冗談じゃない
。
女神から与えられた力で望んだのは、何よりもスピーディーな報復、そして逃亡。
与えられる恩恵を報復に全振りした勇那は、数々の困難に見舞われながらも異世界生活を始める。そして、報復された側もまた……。
※思いつくままに、不定期にて更新していきたいと思います。
※恋愛要素は今のところ薄く、ほぼありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:59:16
25677文字
会話率:41%
世界中に存在する塔。古より存在し、世界に恩恵を撒き散らすそれが何なのか、私たちはまだ知らない。
最終更新:2025-07-23 23:32:41
8243文字
会話率:29%
国家に見放された“灰色の都市”で、魔術とサイバネ技術が支配する近未来。
大学生・神代澪奈は、正義感の強い兄の突然の失踪をきっかけに、世界の裏側へと足を踏み入れる。
消息を絶った兄は、巨大複合企業《シグマ・テクノロジーズ》と政府の癒着を告発
しようとしていた──。
手がかりを求める澪奈の前に立ちはだかるのは、シグマ社戦闘部隊《グレイウルフ》、改造兵士《レヴナント》、そして人知を超えた異能の力。
だが、澪奈にもまた、電子を操る「恩恵〈アルカナ〉」という切り札があった。
彼女はまだ知らない。
この戦いが、“自分が何者であるか”を問う旅になることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:12:00
140598文字
会話率:36%
普通に社会人をしていた俺はとある日の友人を庇って死んでしまった。と思ったら異世界転生!?そして俺は神様から謝罪と恩恵をもらって、新しい世界でノアとして生きることになった。
その後俺は夢の結晶というパーティに入って頑張っていた。
神様にもらっ
た恩恵『成長促進』と全属性魔法適性レベルマックスだったけど、なぜか初級魔法しか使えない!?
ということでパーティも追い出されたノア。
途方にくれていると突然神様に呼ばれ、調整ミスっちゃたごめん〜と軽い謝罪を受けそのお詫びに『融合』というスキルをもらい⋯
その、スキルは何でも融合できるスキルだった。
それ使って魔法を融合したノアの無双劇なスローライフじゃないスローライフが始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:39:50
151481文字
会話率:51%
バセレシウ王国。神テアディースが最初の人間を創ったとされるテアディース大陸の大部分を支配する王国は今、大きな火種を抱えていた。
バセレシウ王国の国教であり、神テアディースを唯一神として崇めるテアディース教の教会が内部分裂を起こし、そのうち
の一つである原理主義派が台頭、王政への発言力を強めてきたのである。
王族派はそんな教会原理主義派の力を削ぐため、神テアディースが与えたとされる三つの恩恵のいずれかの不存在を証明しようと考えていた。
時を同じくして、王都ヴァシーリオにある三つの大学のうちの一つであるヴァシーリオ学術大学に通う少年、アスティニース・イオルもまた教会によって人生を大きく狂わされようとしていた。
史上最年少で難関と言われる試験に合格した彼は、学術大学でテアディース教から危険視されている天文学を専修していた。ある日、同級生の友人であり、王国第四王子でもあるソフィロス・バセレシウからとある頼み事をされる。アスティニースはその頼み事を解決するため、持ち前の知識を使い王都の詳細な地図を作成したのだった。
ソフィロスからの頼み事は無事解決したが、この地図作りによってアスティニースは教会から狙われることになる。強硬な手段を使われ次々と居場所を追われていく彼を、その能力を見込んだ王族派が呼び出し密命をくだす。
「テアディース大陸の地図を作れ」
王族派は神テアディースが与えた三つの恩恵の一つである”正円の大陸”が存在しないことを、アスティニースに地図を作らせることで証明しようと考えたのだ。
アスティニースは世界の真実を知るため、仲間と共に長い大陸地図作成の旅に出る。
そして、旅の中で彼らは想像をはるかに超える真実に出会う。
王国の成り立ち、大陸の歴史、神テアディースの存在。
これは、一人の少年が「世界を作る」物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 15:53:49
119773文字
会話率:49%
ある日、唐突に異世界トリップを体験した香坂御月。彼女はオタク故に順応も早かった。仕方が無いので魔導師として生活中。
本来の世界の知識と言語の自動翻訳という恩恵を駆使して異世界で生きる彼女。ところが現実は厳しかった。
癖があるどころか乙女の夢
をぶち壊す美形連中と異世界人の扱いを知った彼女は痛感する。
「恋愛フラグは立たない、絶対に……!」
……保護された国は天才(=非凡)+異様に綺麗→壮絶なマイナス要素あり、という実力至上主義な国だった。
――これは何の役目もなく異世界に辿り着き、これまでの知識をフル活用して障害を取り除こうとする枯れた女性の物語である。
※基本的に主人公最強です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:00:00
3780067文字
会話率:35%
知り合いの山林の整備を終えた帰りにキャンプをしていた東雲義教たちは、キャンプ場で不思議な嵐に遭遇し、気づけばそこは先史時代であった。
「文明を築くがよい」
女神(?)に宣告されていきなりフロンティア生活がスタート
無くして分かる文明の恩恵、
大自然の猛威、次々と襲い掛かってくる障害を知恵と工夫と技術で乗り越え生きるために開拓に励む
「これ何て『無人島ストーリー』?」
「いや『文明』じゃないか?」
「ベリーハードの『鉄腕疾走』や」
文明的な快適な生活を目指して義教たちの挑戦が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 06:00:00
1299329文字
会話率:31%