死んだとある青年は、転生した先の世界で魔王に見初められた。
英雄。そんな呼ばれ方をされ始めたのは、その何年か後。
国土を広げる一方で、民の格差も広がっていた大帝国。聖女だ勇者だと、限られた人間がもてはやされる中で、英雄は真逆の声を浴びせら
れる。
革命の、無慈悲の、魔王幹部の。罵倒のあだ名は数知れず、帝国内で名前を挙げれば、冷めた目で見られるのが世論の流れ。
……どうしてこうなったんだ! そんな苦悩に満ちた青年は、次第に世界への恨みつらみが止まらなくなっていた。
転生したら戦場を駆ける最強の英雄! でも上司は世界に恨まれる魔王様!?
魔王配下として聖女と勇者を討伐する、詠唱異能バトルのハイファン英雄譚!
©2025 薪原カナユキ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 18:00:00
4958文字
会話率:19%
夫が病で死んだ。
「これでやっと解放される」
そう思ったキーラの元に届いたのは、夫が生前、キーラに宛てて書いた手紙だった。死んでまで恨みつらみをぶつけてくるとは、なんという夫だろう。
絶望しながら手紙を開くと、そこには夫が死ぬ間際に震える
手で書いた短いメッセージが。
せっかく解放されたと思っていたのに。
私はどの道を選べばいいのですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 21:42:22
5075文字
会話率:15%
リディア・レストは、レスト神官家の長女で、王太子殿下であるステファン・ベルナールの婚約者だった。
けれど王立学園の卒業式の日に婚約破棄をされて、ステファンは腹違いの妹であるフランソワと結婚するのだという。
もともと魔力がなくおちこぼれとして
神官家でも捨て置かれていたリディアは、出奔を決意。
王都に逃げ出して半年。使用人から食事を作ってもらえなかったので、自分で料理を作っていたリディアは、食堂を開いて生活していた。
毎日恨みつらみと憎しみと悲しみを料理にこめていたら、気づいたらリディアの食堂は、『美味しい上に妙に力がみなぎる料理』を提供する店として評判になっていた。
評判にならなくて良いし、できれば静かに暮らしたい。それなのに、騎士団長様は毎日雇いにやってくるし、宮廷魔道士様は助けを求めてくるし、公爵様やら、果ては、隣国の王子様まで噂を聞きつけてやってくる始末。
おちこぼれだったリディアに、別に求めてもいないモテ期が到来しようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 11:34:15
889842文字
会話率:38%
幼い頃から幽霊が視えていた大城淳は、昼休みは屋上で読書をする時間にあてていた。
理由は単純で、校内よりも視界に邪魔なものが入ってこないから。
しかし、そんな屋上にも霊はいる。
それは、四年前に学校前で起きた交通事故で亡くなった笹木琴音。
最
初は霊と関わらないようにしていた淳だったが、琴音の姿形がはっきりしていて人間と遜色ない。
それほどまでの恨みつらみがあるのか。どうしてこの屋上にいるのか。
興味が湧いてきた淳はついに、琴音の呼びかけに答えてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 07:10:00
10000文字
会話率:45%
恨みつらみだけじゃなくて
キーワード:
最終更新:2024-10-06 18:01:16
301文字
会話率:0%
ダンジョン配信者をサポートするブラック企業『ギルモア』。
主人公ブレイは、そこに勤める会社員だった。
日々の過酷な労働から彼を癒す唯一の趣味は、恨みつらみを手帳に書き込むという陰湿なものだった。
しかしその手帳は、恨みを力に変える、狂熱
の魔女マリアの魔導書だった。
ある日、自身が担当するダンジョン配信にて、大人気の勇者フェリルがモンスターに襲われてしまう。
社長に安全に配慮できなかったお前が悪いと批難されるブレイ。世間も叩く対象を求めている。
ブレイは不満を募らせる。
そもそも安全な配信って何だ? なんで俺はこいつらにへこへこしてるんだ…?
「……そうか。世界が俺を嫌いなら、俺も世界が嫌いだ」
ブレイの溜め込んでいた怒りと恨みと『力』が、爆発する……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 19:17:26
6990文字
会話率:34%
医者の娘でありながら病弱であり、入退院を繰り返していた妙高佐久。彼女は一日遅れで入学した高校で、さっそくやらかす。病弱なため積もり積もった健康な人間への恨みつらみ、今までいじめられていた記憶のため毒を吐くクセがあった。
唯一の友人である榛
名望月のフォローで事なきを得るが、体育の授業で倒れた時心配してくれたギャルである氷川小梅にも冷たい態度を取ってしまう。
クラスで孤立しかけたものの、全員でファミレスに行き地雷注意のいじられキャラとしてかろうじてクラス内でのポジションを得た。その様子をクラスの地味系男子で登山やカメラが趣味である白馬峻が見ていたが、転校を繰り返し深い友人関係など築けたことのなかった彼はその輪に入らなかった。
後日、峻が山の写真をクラス内で眺めているところを見つけた望月は、佐久の運動のため近場の山にハイキングに連れて行ってくれるよう頼む。
霧去山という近場の山に三人で行き、写真のレクチャーを峻から受けながら楽しく過ごす。佐久は心地よい疲れのため食事睡眠ともに良好だった。
二回目の登山はギャル女子の小梅も同行することになる。やや険しい曇り空の山道を、山菜を採りながら登っていく。次の年も生えてくるような採り方、トリカブトとの見分け方などを教わりながら四人は山頂にたどり着く。その場で調理した撮れたての山菜は絶品だった。小雨が降り始めた下山中、アクシデントが発生。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 21:00:00
21428文字
会話率:48%
古き良き日から今に至る都会の片隅ボットン便所は王様の耳はロバの耳になる。今日もまた、汚物と世の中の恨みつらみにまみれた酔っ払いがやってくる。
最終更新:2024-03-11 21:03:05
713文字
会話率:0%
この世界に当たり前のように体現し、しかしほとんどの人間には視えない”霊”と呼ばれる存在。
生前の怨みや未練、その強い念から生まれた霊がもたらす災厄に対処する術が呪術であり、それを扱う人間を術師と呼ぶ。
時には悪霊を祓い成仏させ、時
には相手を呪い、時には増益や息災のまじないをかける。
それが呪術師の仕事であり、存在意義となる。
そんな非科学的な力と存在を相手取る術師でありながら、大学生でもあり、骨董品店の店主でもある叶堂千景は、視える人間、視えない人間、様々な人と関わりながら今日も平和な非日常を過ごしていくのであった──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 06:39:08
316982文字
会話率:28%
これは、異世界転生・転移に関わる神たちの会議である。
最近ちょっと……恨みつらみが多くない?
最終更新:2023-06-17 17:14:40
8052文字
会話率:49%
「もうあの人を殺すしかない」
家族にまで見放された主人公ミーナは婚約破棄された恨みつらみを呪物に込め、悲しみにくれていた。するとどこからともなく現れた一匹の大きな犬。泣いてたらなぐさめてくれるしお腹が空いたらパンをくれるし、雨が降ってきたら
どこかへ連れていこうとしているし……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 13:22:06
5890文字
会話率:43%
困ったな。
俺は、一人で自由気ままな学園生活をエンジョイしてたんだ。
それなのに、俺が教祖ってどういうことだよ。人間か、それ?
この物語にタイトルをつけるなら、そうだな・・・
「悪目立ちがすぎる空気読めない系美少女に、教祖と崇められて困
ってます。~俺を使って世界をひっくりかえそうとしないでくれ~;;《γvowel》」
ってところか。つまり何がいいたいのかというと、失われた宗教の教祖という十字架を背負わされた俺が、世界宗教キリステ教と戦いながら、なんとか平和に学園生活を送ろうとする話だ。
伝説の剣:あり
黒歴史:あり
平和な学園生活:なし折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 07:00:00
3939文字
会話率:21%
恨みつらみが長すぎて不思議な事が起きた事にもなんの感情も湧かなかった。
でもそれは現れた。
何故自分のところに?なんて考えても始まらない。
やってもらおうじゃないかと願いを唱える。
その結果、次々起こる出来事を知る事に。
そして最後には。
Ameba、FC2ブログ掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 16:50:47
1634文字
会話率:2%
恨みつらみを送りした方には人生やり直し棒をお送りいたします。
こんなラジオからの声をたよりにメッセージを送り、人生やり直し棒を手に入れた僕。
その僕が強制的に他のリスナーの方と実際の年齢がわからないまま、高校生にリセットされる
物語にしたい
と思っています。
一応ラブコメにしたいと思っていますが、まだ固まっていないのであらすじ変えるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 21:46:05
1226文字
会話率:19%
江戸時代中頃。
とある城下に突然現れた鎧武者。彼は城主の先祖に滅ぼされた一族の生き残りと告げ、様々な恨みつらみと復讐の念をまき散らした。
すぐに捕まり、頭のおかしい奴と町衆には笑われたが、城の者たちは彼の言うことのことごとくが当たっている
ことを確かめる。
ほどなく、獄死した彼の遺した言葉が現実になりつつあり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 23:03:34
3938文字
会話率:6%
巫山実琴の戯言で、あだ名が玄米になった伏見玄三郎。
GTOのような教員になる夢は儚く散った。
しかし、その根元である巫山実琴はクラスで浮いた存在だった。
伏見玄三郎もぽっちの経験があり、恨みつらみを水に流し、実琴を助けようとするが…。
最終更新:2020-04-05 05:56:57
6777文字
会話率:46%
王につかえた占い師のミーティアが処刑された。罪状は嘘ででっち上げられて魔女としてつるされた。王都の人々は度重なる不幸を、流行り病をすべて彼女のせいにした。彼女の身をもって人々はつかの間の安寧を手に入れたのだった。
納得いかないのは影なが
ら彼女を慕っていた青年ロン。彼女の無念を一人、静かに悼んでいたところになんと死せるミーティアが現れる。死してなおもその魂魄は恨みつらみで浄化せず、想いに引き寄せられてやってきた。そんな彼女の力を借りて復讐を代行することになったロン。
魔女の汚名を晴らすべく調査に励むロンなのだが、なんだか彼女の復讐はみみっちい…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 23:01:35
100701文字
会話率:50%
さて事の発端は、酔った勢いで華族の娘と関係を持ちそうになったことであるが、まさかそれだけで己が死刑囚となるなどとはつゆも思わなかった。
立って半畳とまでは言わないが、狭苦しい四畳ばかりの牢の中で今はその時を待つばかり。
せめてできることは
恨みつらみの獄中記を記すことばかりである。
・・・で、そんな俺に何をさせるって?
あ?鬼退治に行け?
はっ。笑かすな。
俺は桃から生まれたわけじゃないが?
あー、わかった。なるほど、俺の意思は関係ないと?
もういいさ、好きにしてくれくそったれ。
大江の山でもどこでも行ってやるよ。
・・・地獄とは、洒落た冗句だ。
地獄に鬼退治なんて御伽話にしても酷すぎる。
そうだな、お供には二個大隊くらい欲しいところだ。
は?未来が見える?
俺の仲間は喋る刀と狂犬一匹、後は猿知恵と雉団子?
おいこら、神主さんよ。お前面倒になって適当言ってるだけだろ。
つか雉団子ってなんだよ。
っと、急停車しやがって・・・あ?ここで降りろって?
全く身近な地獄もあったもんだ。
取り敢えず次会うことがあったら覚えてろよ糞野郎。
あーあ、なんでこんな事に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 23:57:38
43844文字
会話率:55%
世の中には悪党が多過ぎる。
人の世では裁けぬ悪党を裁いてやりたいと思う者もおりましょう。
この話は都市伝説のようなもの。
稲荷神社に恨みつらみを奉納すればそれを晴らしてくれる、と。
ほうら、今日もまた一人、おいでなすったようで……
最終更新:2019-05-29 01:54:57
6617文字
会話率:56%
俺の憎しみ、つまりは、《陽キャ》への恨みつらみ、不平不満、憤懣の全てをぶつけるべきなんだ。
「おし! 決めた! 勇者討伐しよう!」
インキャ帝国、二代目皇帝、星筵刀偉は声高らかに宣言する。
まずは手始めに勇者を打倒する!
最終更新:2018-12-31 22:47:02
9795文字
会話率:34%