大富豪メディリアス家のお嬢様であるユラシェは、心臓発作を起こして昏睡状態となった。
目覚めたのは一年後。
愛情深い家族、思いやりある友人、美しい街並み。
なにも変わらないように思えていたけれど、たった一つだけ変わったものがあった。
それは—
—頼りになる優しい婚約者。
ユラシェは知らない。
実は婚約者が別人であることに!!
婚約者であったヨルン王太子は、ユラシェが寝ている間に結婚してしまった。
穏便な婚約解消ができるよう、恋愛経験のない魔法使いリオンハールがヨルン王太子に変身しているのだ。
そのことを知らないユラシェは、偽者ヨルンに困惑しながらもときめいてしまう。
心優しいお嬢様と天然魔法使いの恋の行方は?
キュートで可笑しさ満載の、ピュアラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 09:00:00
106066文字
会話率:47%
【毎日17時 更新】
「どうして連絡をよこさなかった?」
「……いろいろあったのよ」
「いろいろ?」
「そう。いろいろ……」
「……そうか」
◆◆◆
俺様でイメケンボッチの社長御曹司と、家が貧しいけれど頭脳明晰で心優しいヒロ
イン。
同じ高校のクラスメートであるにもかかわらず、話したことすらなかった二人だったのだが……。
キャラメルから始まる、素直になれない二人の身分差ラブコメディーです!
※カクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 23:46:13
6596文字
会話率:43%
「僕は盗人を妃にするつもりはない。この婚約を破棄し、お前を魔の森に追放する!」
侯爵令嬢ヴィオネッタは、婚約者の王子から死の宣告を受けた。全ては何かの間違いだ。乙女ゲームの悪役令嬢に転生したとわかった時から、こうならないよう今まで必死に
頑張ってきたのに!! 魔の森に追放されて、生きて帰った者はいない。悪役令嬢は必ず死ぬ運命なの!?
その時、心優しいヒロインが走り寄る。ヴィオネッタは助かったと安堵し、感謝の目を向けた。
ところが――。
「ふふ、哀れね。ゲームの世界に転生したのは、貴女だけではないのよ」。
かくして悪役令嬢のヴィオネッタは、ヒロインに婚約者の王子を奪われ、家族からも見捨てられ、魔の森に置き去りにされた。さらには狼や魔族に襲われて、とうとう美貌の魔王の前に引きずり出されてしまう。「最期に言い残すことは?」「私、お役に立てます!」
果たして悪役令嬢は、魔王の心(胃袋?)を掴んで生き延びられるのか? もふもふ達との交流と魔界を住みやすくする秘策とは? そして、自分を嵌めたヒロインや冷たい王子への復讐は成るのか?
テンプレ、てんこ盛りでお届けします。
久々の新作投稿で緊張しています。
お楽しみいただけますように……(*^-^*)♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 08:17:57
139251文字
会話率:43%
ここは剣も魔法も存在する、乙女ゲームの世界。
国に背いても愛に生きる情熱の王子に、そんな彼に守られるか弱くも心優しいヒロイン。結婚式中に婚約破棄を申し渡された悪役令嬢は、自らの名誉を守るために口を開く。
ーー突然に訪れた愛の悲劇に、観衆はご
くりと唾を飲み込んだ。
「こんな絶好の舞台なんだから、華麗に、愛らしく、鮮やかに『ざまぁ』しないとね!」
その日、「ざまぁ」するためだけに緻密な計画を練ってきた少女たちは、それぞれ「ざまぁ」するそれなりに正当な理由と、多少の傲慢さを持っていた。
ひとりは運命に抗うために、ひとりは運命を自らが作るために、そしてひとりは運命なんて言葉をあざ笑うために。
決戦の場に会した少女たちは、二転三転する状況の中、敵ながら互いの力を認め合い、そして考えた。
なぜ自分は「ざまぁ」を求めるのか。いったい「ざまぁ」とはなんなのか。なにをすれば「ざまぁ」となり、なにをしなければ「ざまぁ」ではなくなるのか。「ざまぁ」をしたあと自分はなにをするのか。そもそも、自分はなにに対して「ざまぁ」したいのか。
少女たちが知略を競う中、真の「ざまぁ」を手に入れるのは、果てして……。
※元が短編の予定だったものを長くなったから分けただけので、サクッと終わります。
※一応恋愛要素があるつもり、です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-18 15:40:36
34057文字
会話率:20%