フェデルマ帝国の皇帝と皇后が、ある日火災で事故死した。
皇太子リューベルトはただ一人だけ、それが本当は何者かによる暗殺であった事実を知ってしまう。
見えざる敵に怯える少年は、婚約者と手を取って現実に立ち向かう決意をしたが、弑逆者が仕掛けた罠
に落ちてしまう--
これは帝都を追われた皇太子と、彼を取り巻く者たちの物語。
「遠国の魔導士と呪いの宝石」と同じ世界の過去が舞台ですが、物語自体は別個になっているので、これだけを読んでいただいて問題ありません。その場合、序章は前作との繋ぎ部分となっておりますので、流し読みにして(もしくは飛ばして)ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 08:36:06
366572文字
会話率:39%
450年もの月日を復讐に費やし、燃え尽きてメンヘラとなった最強バンパイアが最期の戦いの場に選んだのは『助太刀』だった!!!
新人グループホーム職員の瀬見須木奈が担当になったのは小柄で端正な顔立ちの青年、佐部昼人。統合失調症の彼は須木奈の手
をわずらわせてばかりだったが、ふとした事からある妄想話を語り出す。折に触れて綴られるその物語は、やがて現実とシンクロしていく。謎の男蒼介や少女マリアの登場によって昼人の世界は再び血に染まる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 21:00:00
52408文字
会話率:31%
テオドラ・ラノビアは思いだした。ここがかつて読んだ小説の世界であり、5年後、自らの婚約者でもあるカイル王子により、宰相の父ともども自分が処刑されてしまうということを。
父親が犯した王族弑逆の過去はいまさら変えられず、このままでは死が待つ
のみ。
「だったら、これから5年間でカイルを助けつづけ、媚びを売り、恩を売り、わたしの命だけは見逃してもらえるよう交渉するしかないわ」
しかし、彼女は王族と対立している宰相の娘。王族の領域となる王宮では、婚約者である王子はもちろん、信用できるものも、手を差し伸べてくれるものもいない。
政治権力をめぐる争い、暗殺、陰謀 、扇子の下の化かし合い。さまざまな思惑と欲望と嘘が渦巻く場所で、少女はたったひとり、自分の未来のために立ち上がる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 20:00:00
33955文字
会話率:20%
冤罪で剣奴にされ、500戦無敗。
最強の剣奴王となったダリウスは、たった一度のチャンスをとらえ皇帝を弑逆する!
囚われの身となり死を覚悟したダリウスだったが、しかし民衆評議会の思惑で〝圧政から帝国を救った英雄〟として次代の皇帝にされ
てしまう。
剣奴から皇帝になった彼は、名高き宮廷魔術師ロットナーと協力し、税制を改革、治水と物流を改善し、貴族を押さえ、人民への教育を行い、10年で帝国を変えてしまった。
だが、ダリウスにとっては宮殿こそが豪奢な牢獄だった……。
剣奴として10年、皇帝として10年。
名高き皇帝となったダリウスは、悪徳貴族による叛乱を利用してロットナーとともに宮殿から脱出し、20年ぶりの自由を得る!
おっさん二人の気軽なナンパ旅の筈が、なぜか困っている人や子どもばかりを助けることになり!?
剣奴帝ダリウスと賢者ロットナー。
はたして二人は貴族と評議会の追っ手から逃れ、良き伴侶に巡り会い、平穏無事なスローライフへと辿り着けるのか?
不良中年二人組、気ままでトラブルだらけの旅が、いま始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 17:10:00
70765文字
会話率:50%
色街の華と噂される用心棒の青年は珍しい瞳の色をしていた。
右眼が碧で左眼が緑のオッドアイ。
そして花街の花さえ放っておかない美貌の持ち主。
ついた渾名が「オッドアイのラス」
彼は来年成人する。
そのため都に職探しに出掛ける前夜、奇妙な男に人
違いされて迫られて?
そこから動き始めるラスを巡る数奇な運命とは?
自サイトpixivでも連載中です。
R描写ありバージョンをムーンライトノベルズ様にて先行公開中。
但し今の所はその描写は出て来ていません。
BLものなので苦手な方はご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:41:49
110356文字
会話率:43%
クリスタル辺境伯令嬢エルザは、“魔女”と呼ばれていた。それを気に病んだ幼いエルザは引き籠り、やがて家を捨て、森の奥でひっそり暮らすようになる。
しかしある夏、エルザの異母姉・ハンナ・クリスタル第一王子妃が弑逆を企んだとして、クリスタル一族が
処刑されてしまう。その事件については「ハンナは“魔女”であり、第一王子を惑わしたのだ」という噂が流れていた。エルザは、ハンナの顔に泥を塗られ聞くに堪えかね、仕事先で暴れてしまい無職になる。
そんなエルザの前にひょんなことから仕事の依頼が舞い込んだ。それは、非の打ち所がないのに致命的に頭が悪く”ぼんくら”と有名なシャルフ第四王子の妃――の身代わり。報酬は金貨三百枚、契約期間は二月、衣食住は最上級にて保証、ただし王子妃として命の危険アリ。
それでもエルザは、大好きな異母姉ハンナの汚名を晴らすべく宮殿に乗り込む決意をし、晴れて第四王子の契約妃となった。……ぼんくら王子の演技を越えた甘ったるい言動に苛立つ羽目になるのは、少々の誤算だが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 09:09:40
181353文字
会話率:61%
騎竜(きりゅう)の民ヒュンナグの王太子ボルドゥの寵姫(ちょうき)サラーナは、兵たちの忠誠心を試すためというだけの理由で矢の的にされた。
全身に矢を浴びたサラーナは、一族の守り神たる竜神に持たされていた鱗を身代わりの護符として、一命を取り留め
る。
父王を弑逆し王位を簒奪せんと目論むボルドゥに対し、サラーナと幼馴染ションホルの復讐が幕を開ける。
※本作は、拙作『ベルトラム王国物語』と、場所も時代も全く異なりますが同一の世界観です。
※主人公をはじめ、登場人物たちの倫理観はかなりぶっ飛んでいますが、この世界、この時代、この地域ではこういうものなのだと受け止めてください。まあこの世界以下略の中でも異常としか言いようのないキャラもいたりしますが(笑)。
※人によっては「寝取られ」と感じられる描写があります。ご注意ください。
※お気付きの方も多いかとは思いますが、匈奴(きょうど)の冒頓(ぼくとつ)単于(ぜんう)の鳴鏑(めいてき)の故事を元ネタに、「これってちょっとひどくね?」と思った作者によるざまぁが炸裂するお話となっております。冒頓(ぼくとつ)ファンの方ごめんなさいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 22:15:05
63828文字
会話率:34%
俺の名前は……。
本名を知られると色々と面倒な事になるのでここでは言えない。
白と……、いや、犬の名前のようではなく、白の勇者様と呼ばれている。
かなり恥ずかしい称号だが……。
本名を知られてヤバいという事は後で偶然に知っ
た事ではないので予め明記しておく。
科学者の卵である俺は、ある日、平安時代に似た別世界に勇者として召喚されてしまった。
召喚された理由は俺の前に召喚された勇者がやらかした為である。
何をやらかしたかというと、皇帝の弑逆に協力してしまったと言う事である。
そう、その敵を討つ為と帝位を取り戻す為に、皇帝の娘である姫宮に召喚されたのであった。
この世界は言霊という、念じれば具現化するという不思議な力が存在していた。
勇者はその言霊の力に長けており、それはこの俺も例外ではなかった。
召喚者である姫宮は美少女で、お付きの2人の美少女と、姫宮の母親である女御も美女だった。
科学者の卵である俺がその特長を生かし、言霊を使いこなして、敵をバッタバッタと薙ぎ倒す痛快な極まりない物語である。
また、美少女と美女に囲まれて、ウッキ、ウッキ、キャハハの生活を満喫する物語でもある。
そうなる筈である……。
そう強く希望する者である!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 16:04:51
237506文字
会話率:20%
現代社会で普通に生活をしていた少年、中辻冬夜(なかつじ とうや)は、ある日突然現れた謎の存在に家族と平和な日常を奪われる。
家族を失い失意の底に居た冬夜に、自らを魔女と呼ぶ少女アリスが冬夜の日常を奪った者の正体を明かす。
異世界。そこには六
の王が居て、その六王が王の器なるものの中身を満たすためにこの世界を襲ったのだと。
古龍ノ王。屍骸ノ王。巨人ノ王。精霊ノ王。魔獣ノ王。蟲毒ノ王。
冬夜はそれら六王を殺す事を決意し、アリスと共に異世界へ。しかし、異世界に到着した直後、冬夜の胸を剣が貫いて……。
これは、日常を壊された少年が、六王を殺す復讐の物語。
死んで戦って死んで戦って死んで死んで戦って戦って戦って戦って戦って――――――――――いつか殺す。
こちらは、カクヨム様にも投稿しています。https://kakuyomu.jp/works/1177354054893595900折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 21:02:42
134361文字
会話率:37%
ある冬の日に、圧政を敷いた王が弑逆された。
氷の魔女と称される冷徹な王女は、城の一角に隔離され、他国の兵士に見張られながら、過ごしている。
閉ざされた小さな部屋。
魔女の持ち物は、美しく豪奢な椅子。
そして、一匹の小鳥。
最終更新:2019-10-30 18:23:44
6749文字
会話率:21%
『皇帝を倒し、帝国を滅亡させる』
ーー少年が生きる目的だ。
『帝国に家族を、友を、すべてを奪われた』
ーー彼の血がたぎる理由だ。
彼の名前はデュラン・ダン。他人の心を操る精神術士ーー禁忌の魔導士。
精神術士は見つかり次第、排除される
異物ーー生きることを許されない存在だ。
デュランは辺境に潜み、正体を偽り、生き延びる。そして皇帝の命を狙い続ける。
「帝国に従う者たちよ、おまえらの命をよこせ。歴史に名前を残してやる……皇帝陛下の弑逆者としてな!」
本作は幼くして戦乱に巻き込まれ、愛するすべてを失ったデュラン・ダンの復讐劇。
そして、心に深い傷を負った彼の魂が救済される物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-01 20:15:36
32161文字
会話率:27%
ピディアト王国では士気の低下を防ぐため、兵士の婚姻は禁じられていた――。
金髪金眼の美貌を誇るフルール・ホワイトは、貴族の男に娶られぬうちに自ら王国騎士団へ志願。
頭脳明晰の変わり者ディアナ・ヴァレンタインは、修道女の立場を利用し人生
から婚姻の選択肢を排除。
こうして互い以外と結ばれる道を絶ったフルールとディアナは、女性同士でありながらも密やかに恋人として愛を誓い合っていた……。
――が、王国は帝国と対立しついに敗戦! 陥落!
フルールの戦死を知らされ嘆くのも束の間、ディアナは理不尽な罪を着せられ投獄!
革命、陰謀、弑逆、脱獄――。
「私達さえ幸せで平穏なら問題ないわ。他の人は、まあ残念だけど……ね?」
これは、戦闘力だけが取り柄の脳筋騎士と、知恵も口も悪い生臭聖女が、手段を選ばず運命に立ち向かう物語である。
※『カクヨム』にも同時掲載いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 16:43:24
53740文字
会話率:48%
捨てられた物語、諦められたキャラクター達の怨嗟を声を聞くといい。
それがお前の捨てたものだ。お前たちが蔑ろに諦めたものだ。面白半分に書いて、完成させずに捨てた思い出の弑逆だ。
存分に味わえ神よ。此処にはお前の大好きなファンタジーが溢れている
ぞ。
さあ、存分に堪能してくれ。………これはお前が私達に押し付け諦めた物の果てだ。
ゴミ箱の底で、貴様は端役の如く主役として生を味わい、そして死ね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-15 01:32:58
4937文字
会話率:12%
読むな、危険。
クズ・最低主人公の異世界転移って、こんなものだよねという偏見と弑逆心に満ちた物語。
つまり、読むな危険。
思いついた短編をまとめたもので、どこから読んでも問題ありません。
読者の正気度ダメージ以外は、多分。
気分転換に書
いていた産廃ですので、まともなものと思わないでください。
というか、投稿というより投棄。
読んだらもれなく気分が悪くなります。
その旨了承の上、著者をいじめないでください。
というか、なんでこんなものを書いたんだろう?
つまり、読んだら精神の健康は保証出来ません。
何度も言うくらい、読むな危険。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-02 12:30:23
20109文字
会話率:35%