勇者を倒すため、魔王城にて構えて待つ魔王と側近の魔術師。
しかし何か月待っても勇者は一向に来ない。
玉座に座ったまま無為に時を過ごしていた魔王は今の日常に退屈し、自分を見つめなおす。
最終更新:2025-01-21 17:50:00
2975文字
会話率:76%
ある日突然、視線のガタツキを覚える様になった。
眠くはない。心身共に疲れている訳では無い。
『置いてかないでね』
『こればっかりはね』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
短いですが
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 21:31:01
593文字
会話率:47%
「異世界商人レオンの時短魔法 ~忙しき者のためのエクササイズ物語~」
商いに明け暮れる若き商人レオンは、旅の疲れから体力の衰えを感じていた。そんなある日、「時短の魔法」と書かれた一冊の書を手に入れる。
本に記された簡単な動作のエクササイ
ズを実践するレオン。座ったままのストレッチ、ベッドを使った腕立て伏せ…。わずかな時間で効果てきめんのエクササイズの数々に、彼は感銘を受ける。
商売の合間に時短エクササイズを取り入れたレオンは、心身ともに充実した旅を続けていく。時短の魔法は、多忙な商人の強き味方となったのだ。
異世界を舞台に、エクササイズの大切さを説く、健康ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 23:00:11
1191文字
会話率:34%
「課長、お先でーす」
「あ、うん……ちょっと早いけど、まあ、お疲れ様……」
「え? 今何か言いました?」
「いや、いや全然……」
「そうですか。まあいいでしょう。あ、それでなんですけど来週、私、休みを頂きたく」
「え、ええ!? き
、きみ、先月も一週間休んだじゃないか!」
「ええ、ですがどうも新しく医者に診てもらったところ、あなたは働きすぎだと言われましてね……」
「そ、そうか、いや、うーん……」
「何ですか? お疑いになるのならお見せしましょうか?」
「ああ、いい、いい! 出さなくていい! わかったよ……でも君、再来週は頼むよ? 大事な取引があるんだ。君に休まれてしまうと困るんだ……」
そんな言い方すると、それがまたプレッシャーになって良くないですよ。と、おれは言おうとしたが、そうなると今度は課長の奴が参ってしまう。課長もそれが分かっているからせめて少しでもやり返してやろうとそういう魂胆なのだろう。額に汗を浮かべながらもニヤッと笑みを浮かべているからわかる。
虚勢も虚勢だが、ここは一つ、顔を立ててやることにし、おれはわかりましたと素直に答え、会釈し会社を出た。
コンビニに立ち寄り、水と缶コーヒー、それにオニギリ一つを手にレジの前へ。が、店員は椅子に座ったまま立ち上がろうとしない。
「すみません」
「……っす」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 11:00:00
3473文字
会話率:48%
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏ナム、ナ、ナムアミダブツ……」
「時間だ。出ろ」
「ひゃ、は、はい……」
独房で正座をし、唇を震わせて念仏を唱えていた男は刑務官の声に驚き、座ったまま飛び上がった。
それを見た刑務官はニヤッと笑う。
最終更新:2023-10-23 11:00:00
2510文字
会話率:52%
少し認知症の入ったその老人は、夜な夜な窓に向かって車椅子に座ったまま外を見ていた。
一方街では、夜になると坊主頭の「白い少年」が空を飛び、悪を懲らしめ、人を助けていた・・・。
この小説は、2020年11月から2021年にかけてアメーバブロ
グに連載したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 10:00:00
63408文字
会話率:33%
前世の記憶がよみがえったのは無実の罪で幽閉された後だったユージニア・ダンカン侯爵令嬢。
引きこもり生活を苦としないユージニアはある日、壁の向こうの部屋を開けてしまうと、そこにはゴーストがいて…。
ゴーストと過ごす快適な生活!
…椅子に
座ったまま寝てしまった…
体が痛い。
昨日はオンライン飲み会をしていて、缶チューハイに酔って寝落ちしたみたい。
テーブルに突っ伏したまま目を開ける…
最初に目に入ったのは、栗色の波打つ髪の毛だった。
オンライン飲み会で、仮装したっけ?
これは、去年の忘年会で使ったウイッグを被ったまま寝てしまったのか…
ウイッグを取ろうと栗色の毛を引っ張る。
痛い!
なんで痛い?ウイッグなのに!
顔を上げると見たことない部屋だった。
まるで明治や大正時代の迎賓館の内装のようだ。
古びた壁紙に、昔は高級であったであろう絨毯、古い洋書が並んだ本棚に、古めかしいカーテン。
この部屋、何?
昨日の記憶を辿る。
自粛期間で在宅ワークをしていた私は、同僚とオンライン飲み会をする事にしたんだ。
飲み会中に、お酒がなくなってしまって、コンビニに行く途中の横断歩道で、トラックが…
いや。待て待て。
昨日は、それどころじゃない!
昨日は私の裁判だった。
裁判長は叫んだ
「ユージニア・ダンカンは幽閉だ!連れて行け!」
私は断罪された。
ユージニア・ダンカン侯爵令嬢として。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 07:11:55
16946文字
会話率:16%
....ここは何処なのか?
長い間、座ったままボーっとしていた主人公シルクは様々なことを思い出せないでいた。場所、時間、自分がここにいる意味さえも....
....まぁ、いいか。
細かいことは気にしない。たとえ体が1ミリも動かなかっ
たとしても、今日も元気に生きている。そんな主人公が送る冒険ファンタジーが今、始まる....折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-13 23:54:13
8033文字
会話率:20%
まさか自分の母校に赴任してくることになろうとは…。
あの子に気が付いたのは入学してしばらく経った頃だった。
窓際の一番後ろの席。
いつも静かに座っている。
授業中も休み時間もずっと座っている。
僕が登校した時には席に着いてい
る。
僕が帰る時も席に座ったままだ。
そう言えば、トイレに行くのも見たことが無い。
給食はどうだっただろうか…。
小学校一年生の時の想い出…。
今、その教室に僕は立っている。
窓際の一番後ろには…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-10 17:00:00
31736文字
会話率:58%
無人島に行ってから変わってしまったイケメンの叔父さん
とお嬢様姉妹の話甘い毒の想い出、夢をたまま一日中座ったままの叔父さん 猫は何に役立つのか?
無人島の秘密と旅立ち
最終更新:2016-05-27 11:23:33
16248文字
会話率:65%
この数年地方では、雨が降らない日々が続いていた。
それが原因で、大干ばつが起こり。小さな村から少しずつ病に倒れ。人が死んでいった。小さな国々は瞬く間に。経済は破綻。多くの難民を抱えることになった。
空砂(からさ)という名の小さな国が
ある。村が2つあるだけの国は、広大な荒れ地と僅かな肥沃な山岳地を領土にしていた。国はクレイバレスと呼ばれる。幅広の大剣(クレイモア)に似た切り立った山々に囲まれた高知にあって、中央の魔境グランデに一番近い国でもあった。
ただ間には、炎の森と呼ばれる。一年中灼熱地帯の枯れた森。燃える川と呼ばれる危険な川を隔てていたが、徒歩で中央に向かう唯一の国境である。近年多くの死を振り撒く飢饉は、地方に戦乱を招いたのだ。
「無いなら奪えばいい」
誰が言ったか分からないが、座ったまま死に絶えることなど日常茶飯事。それどころか一個のパンのため。子供すら殺す現実……。最早幸せなど夢物語にしかない。大人達は希望を失って。座りながら死を選ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 19:45:33
132342文字
会話率:44%
ゴーストタウンに暮らす少年と、突如現れた記憶を失った少女。
少年は身寄りのない少女をかくまうことに決めた。
最初こそ身寄りを探したり手掛かりとなる街を散策したりしていたものの、絶望感からか段々と二人はただ共にいるだけで口もきかなくなって行
く。
散策に出よう。
暗い表情だが久しぶりに話しかけてくれた少年に手を引かれ、少女は海へ辿り着く。
そこで少年は様々な自分語りを始めた。
自分は孤児であること、街が何故ゴーストタウンと化したか、自分がすべて失い、その後に少女が来たこと。
少年はひとしきり語り終えたが、海辺に座ったまま動こうともしない。
「綺麗..だね。海は」
彼の視線に違和感を感じつつ、わたしは隣に座り、手を重ねた。
そしてただ流れ行く時間と余韻に身を委ねた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-01 08:37:13
4092文字
会話率:19%
楽ですよね、安楽イス。座ったままで、何もしたくなくなりますよね――
最終更新:2011-02-08 06:00:00
1782文字
会話率:71%