素直になれない不器用な中学生の少女・灯里は、帰宅途中の電車で痴漢に襲われたところを、幼馴染の少年・奏に助けられる。三年ぶりの再会を果たした奏は、かつて灯里が初恋に落ちた相手だった。羞恥心と動揺のあまり灯里は奏を突き放してしまうが、いやに積極
的な奏の態度にほだされ、やがてなし崩し的に親交を取り戻す。
なぜ彼は疎遠だったはずの灯里にこだわるのか。分からないながらも付き合いを続けるうちに、いつしか灯里の初恋は穏やかに息を吹き返してゆく。どうか、この片想いに気づいてほしい。制御不能の感情に翻弄される灯里には、しかし誰にも明かせない、本心をさらけ出せない理由があって──。
“もしも素直になれるなら”。
これは、どこまでも不器用な少女の織り成す、痛ましく拗(こじ)れてゆく恋と祈りの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 19:08:08
159195文字
会話率:41%
コロナに振り回される売れないギタリストとさえない奴ら
最終更新:2021-05-30 19:55:08
1161文字
会話率:27%
2004年に「シャボン玉」が駅メロディに採用された常磐線湯本駅。
サビの部分だけが流れるはずの発車メロディですが、年に一度だけ2番までの全曲が流れることがある、という噂を聞きつけた僕は、その噂を検証しようと常磐湯本町を訪れます。
最初は普通
に行き交う列車を観測していただけの僕、次第に何か違和感を覚えるようになってゆき…。
…物語は切ない結末を迎えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 16:00:00
5750文字
会話率:27%
「架空の財閥を歴史に落とし込んでみる」内で紹介した大東京鉄道。
史実では計画止まりに終わったこの路線だが、この世界では紆余曲折を経て開業した。
東海道本線の鶴見と常磐線の金町を荻窪、川口経由で結ぶ環状線であり、戦後には大手私鉄クラスの重要な
路線となっただろう。
これは、そんなもしかしたらの歴史である。
※注意
●この小説はフィクションです。しかし、史実を基とする為、実在する・した企業・人名が出る可能性があります。不愉快になる方がいるかもしれませんが、寛大な心で見てください。
●読みづらい・更新が遅いなどがあるかもしれません。その為、感想を書く際もその点を考慮してくれれば幸いです。
●ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 08:00:00
40368文字
会話率:0%
上野発常磐線成田行き快速電車内で
殺人事件が発生。
警視庁捜査一課の佐久間警部と山川刑事コンビで、東京都・静岡県・熊本県を舞台に捜査を広げていき、犯人像に迫る。
事件の謎を紐解いた時、複雑に絡み合う事件関係者の心の動きや世の無情を感
じる推理小説作品。
佐久間警部が最後まで、守ろうとした
被害者の秘密とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-10 22:56:05
14429文字
会話率:60%
ある小春日和の日、僕は一人、終着駅へと向かった。『東京』を見学することが目的だ。 東京は『汚染』によって、人の住める土地ではなくなった。
やがて、列車は走り始める。
最終更新:2017-01-13 11:00:00
2393文字
会話率:0%
運命の調停がお仕事の神様と使徒たちは、最近とっても忙しい。それというのもここ数年あまりにも転移だの転生などが多いせいで……
プロット練習用の習作です
よろしければどうぞ
最終更新:2016-09-21 22:52:57
3648文字
会話率:25%
・この作品は2014年3月15日に投稿者が電車などに乗っていったところなどの体験記である。
・ノンフィクションであり、出来るだけ自分でしたことを再現してみた。
最終更新:2014-11-29 21:09:15
8555文字
会話率:0%