小野篁とその異母妹との悲恋の果てに、母の命と引き換えにこの世に生まれた比奈姫(後の小野小町)は、帝の後宮に入って高貴な男性の愛を受けると言う、自らの若き日の夢を、未だに追っている祖母と、12歳まで都から外れた、侘しい山科の里で過ごした後、
父方の従姉・小野吉子(小野町)の入内に従って、宮中へ入ることになった。
母娘三代にわたる夢が叶う!とはしゃぐ祖母を尻目に、比奈姫はまだ見ぬ都での新しい生活に、数多の夢を抱いていた。
そんな娘に父の篁は、亡き妻が願っていた、自分の選んだ道で、自分の幸せを掴むことを願っていたが、その後体験した数々の出来事に、小町は愛とは何か?を考えるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 10:23:35
1658文字
会話率:29%
注意:この小説の世界はフィクションです。
実際の人物・団体・宗教・事件とは何の関係もありません。
下まで読んでみて下さい!
ある日突然クラスメイト全員と担任が失踪。
クラスメイト達にひどい虐めをされていた柏木楓真(17歳高
校生)は喜ぶが、世間の目は厳しいものだった。 数日後、担任の日記が出てきた。いや、出てきてしまったと言うべきであろう。 担任は虐めのリーダー格に聞いた楓真の虚偽の悪評を全部日記に書き留めていた。 その結果、メディアは騒ぎ立て、近所からは白い目で見られ、楓真は警察に何日も拘束されることに。 無罪放免にはなったが、家族は心を病み、鬱になってしまう。 自殺を考えていた楓真だが、母に引き止められたことでなんとか踏み留まる。 ある日、父が家族でキャンプに行こうと言い出した。 「行く!」 そう返事したのが間違いだった。 その夜、家族皆でキャンプファイヤーを囲み、楽しく会話をする。 その時だった。楓真がキャンプファイヤーへと突き飛ばされたのは。 犯人は父親だった。だが、母も妹も楓真を助けるどころか、終始嗤っていた。 絶望の中、楓真は謎の宮殿らしきところへ転移する。そこには、いなくなったと思っていたクラスメイトたちがいた。 驚く楓真を尻目に、クラスメイト達は楓真に暴言を浴びせてくる。 クラスメイト達から庇ってくれたエレナ王女も黒瀬莉子も、楓真のギフトが〚作成〛と知ってからは味方してくれなくなった。 ある日、クラスメイト達とダンジョンに訓練を市に行くことになる。 だが、そのダンジョンから宿に帰る途中、エレナの策略により、楓真は崖から突き落とされてしまう。瀕死の彼に声をかけたのは、なんと闇神だった。
………というあらすじです。最初の方の話はあらすじ&過去回想なので少々物足りないと思いますが、プロローグを抜けるとどんどん面白くなっていくと思います。
設定資料集作成中。絶対完結させてみせます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:28:18
22671文字
会話率:43%
宮廷魔術師団に所属するアキのスキルは【修復】。
壊れたペン先やインク瓶を直すことしかできず、同僚からは「ゴミスキル」と蔑まれ、効率を重視する宰相からは「無能」の烙印を押されてしまう。
「壊れたものは捨て、新しいものを作ればいい」
そう言
って、アキは片道切符と共に辺境の地へ追放された。
これで静かに好きな修復に打ち込める、と強がりながらも、アキはすべてを失ったかに思えた。
――だが、彼のスキルはただの修復ではなかった。
それは、呪われた伝説の武具や、誰も動かせなかった古代文明の遺物(アーティファクト)すらも、その「本来あるべき姿」に蘇らせてしまう、世界で唯一のチート能力だったのである。
辺境の街で出会ったのは、ガラクタ同然の錆びついた魔剣と、古代文明マニアのじゃじゃ馬な貴族令嬢。
価値の分からない王都の連中を尻目に、アキは辺境の工房でのんびり気ままな修復スローライフを始める。
「これは……すごい。歴史を覆す大発見だ!」
「主よ、我の真の力を解放するとは、何者なのだ……!」
これは、地味な修復師が、その技術で失われた歴史を解き明かし、無自覚のうちに世界中の度肝を抜いていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 22:00:00
32568文字
会話率:33%
隼 蒼佑は友人らと放課後の教室していた。
しかし突如として別の世界に転移してしまった。
そして友人である 和泉 幸多が勇者となり、魔王打倒を目指して冒険していくファンタジー!
勇者として輝く友人を尻目に蒼佑は歯噛みする。
「どうして
あいつが…」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 01:00:00
140402文字
会話率:32%
1980年代の名古屋を舞台に、繊細な少年・正木理央が「親友」という仮面を被ったサイコパス的な少年・ヒロシに心を破壊されながらも、やがて自らの「弱さ」を逆手に取り、人生を這い上がる青春ドラマ。
■ 核心テーマ
「虐げられた者こそ、最も強くな
れる」
・女性のように繊細で傷つきやすいことがコンプレックスだった少年が、その"弱さ"こそが自分の長所だと気づくまで。
・管理教育の圧力と「毒親友」の二重支配から、どうにかして自分を救おうともがく姿。
・最終的には「自分らしさ」を受け入れ、夢を叶えるまでの軌跡。
■ こんな方に刺さる
✓ いじめや孤立経験を「バネに変えたい」と思っている人。
✓ 自分の弱さを長所に変えるヒントが欲しい人。
✓ 昭和の懐かしさと重厚な人間ドラマを同時に楽しみたい人。
✓ 「毒親友」との関係に苦しんだ経験がある人。
「お前の弱さは、実は誰にも真似できない武器だ」
——かつての加害者たちを尻目に、世界へ羽ばたくラストシーンは、すべての「傷ついた少年時代」を抱える人々へのエールです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-14 08:33:14
43537文字
会話率:8%
パーティから追い出された男は、実は凄腕の呪具師で、転落するかつての仲間達を尻目に成功を重ねていく
最終更新:2025-07-12 17:57:54
75117文字
会話率:80%
20XX年。都市国家シミアンは、多くの人種と民族、そして獣人が入り混じって暮らすカオスな地。
レオナ・モアはシミアンの民間軍事会社であるアレクサンダー・セキュリティーの特殊業務課第六小隊の隊長として、日々仕事をこなしている。
ある日、シミ
アン警察の要請を受け、レオナは副隊長の獣人フィニアン・バークと共に3人の隊員を率いて立てこもり事件の現場に派遣される。膠着状態は50時間を越えたが、突入によって未成年を含む人質全員を救出、犯人3人組を軽傷のみで確保した。
死者を出さなかったことで株価が上がり上機嫌らしい会社上層部を尻目に、レオナは報告書をまとめ始める。
しかし突入までの待機時間が長引いたことでホルモン抑制剤を服薬できなかったバークは、激しい発情状態に陥っていた。
◆登場人物
レオナ・モア
長い黒髪を持つ女性。種族は人間としてID登録されている。
シミアンの民間軍事会社アレクサンダー・セキュリティーの特殊業務課第六小隊の隊長。
訳ありの元警官。実はレオナ・モアという名はアレクサンダー・セキュリティーに入るにあたって新しく名乗り始めた名前にすぎない。
社内屈指の戦闘能力を持ち、高い洞察力や判断力を備え、危機対処能力に優れる。
清楚でおとなしそうに見えるが、実際は冷酷非情なプロフェッショナル。
ただし未成年にはそこそこ寛容。
フィニアン・バーク
白狼の遺伝子を持つ獣人の男性。第六小隊副隊長。真面目で実直。
かつて警官を志すも身体能力が法律の規定を越えていて検査段階で落とされたため、規定の無いアレクサンダー・セキュリティーに入社した。
とある経緯からレオナを慕っていたが、第六小隊で共に任務にあたるうちに強い尊敬の念を抱くようになった。
フラビオ・フアン
虎の遺伝子を持つ獣人の男性。特殊業務課課長。元第六小隊隊長。
元警官。レオナを自分の後任として連れてきた。
常にクールで冷静沈着だが、猫科の体質には逆らえずマタタビが効く。
ダグラス・ラング
人間の男性。
アレクサンダー・セキュリティーの医療部門所属の医師兼研究員。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 20:27:30
8320文字
会話率:33%
大陸歴669年。
未だ夏の残滓を引きずる大陸南方――スクトゥム王国に、北方の大国〈鉄の帝国〉が宣戦を布告した。
国境線で続いていた一進一退の攻防は、帝国の智将ヴィルヘルムが山岳地帯を踏破し、戦線後方の要衝を攻略したことで激変する。
王都防
衛のため撤退する王国軍を尻目に、王国軍山岳旅団付き「補給」中隊――通称〈ヤマイヌ山賊団〉は、逆に北を目指して進路を取る。
わずかな手勢を率いながら帝国領へ突き進む、山賊団の指揮官――
一介の補給参謀にすぎない男・アルベルトは、不敵に笑う。
「た、隊長、ど、どうするんですかぁ……?」
「戦の基本中の基本をやるのさ。奴らがやられて嫌なことは、俺たちにはぜーんぶお見通しだろ?」
「ちげぇねぇ!」
「さすがは隊長、性根がひん曲がってやがる!」
「行くぞ野郎共! 帝国の連中に、一泡吹かせてやる!」
飢えた狼たちの、小さく細い牙が――
電撃戦でやせ細った帝国の兵站へと、深く食い込もうとしていた──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 03:00:01
23019文字
会話率:31%
来る2025年7月5日。関東地方梅雨明けの予報が大々的に放送され、大災厄に怯える水妖たち。
そんな彼らを尻目に水妖以外の妖怪たちは今後のKIMO-DAMESHIに備えてアップを開始する。
しかし、無事にKIMO-DAMESHIを行いたい水妖
たちは黙っていなかった。これは彼らによる大災厄との戦いのホラー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 06:31:46
2382文字
会話率:51%
西暦20XX年。
フルダイブ技術が成熟し、完全没入型VRMMO《Eidolon Requiem》が突如リリースされた。
事前情報はほとんどなく、βテストすら行われなかったにもかかわらず、リアルすぎる世界観と“100層構造の超広大な階層都市”
という触れ込みが話題を呼び、世界中のゲーマーが殺到する。
主人公・八神直樹(ゲーム内名:クロウ)は、社会から距離を置いて生きてきた18歳の引きこもり。
プロ級の腕を持ちながらも現実と断絶していた彼は、遊び半分でログインする。
しかしその直後、全プレイヤーの前にAI《AILEM(アイレム)》が出現し、宣告する。
「このゲームは現実と接続されたデスゲームである」
「ログアウトは不可能。ゲーム内での死は、現実での死と同義」
「ただし、第百層を踏破すれば、現実への帰還は叶う」
突如閉じられた出口。
失われた命。
そして、それすらも「設計されたルール」だった。
プレイヤーたちは剣と魔法が支配する100の異世界を踏破し、命を賭けた“真のゲーム”に挑まなければならない。
クロウは自ら選んだ初期スキル《片手直剣》と《身体強化》を武器に、
迷いや恐怖に呑まれる他プレイヤーたちを尻目に、ただ一人、最速攻略を目指し動き出す。
──生き延びるために。
──ゲームを“遊ぶ”ために。
──そして、自分自身の人生を取り戻すために。
今、百層構成の異世界階層都市《Eidolon Requiem》に、終焉と希望の鐘が鳴る。
これは、引きこもりゲーマーが“死のゲーム”を遊び尽くす、反逆の戦記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 10:00:00
10084文字
会話率:26%
「もうお前は用済みだ」
幸運をもたらす能力を婚約者に搾取され、捨てられた私。でも彼は知らない。その能力が、幸運を未来から『前借り』するだけで、後には壮絶な不幸が待っていることを。
幸運を使い果たし破滅する彼を尻目に、一途な幼馴染と本当の幸せ
を掴む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 19:14:35
8767文字
会話率:26%
公爵令嬢セシリアは、地味な魔力と容姿で虐げられ、第一王子に婚約破棄された挙げ句、辺境の「迷いの森」へ追放される。絶望の淵で、彼女は森の精霊王レオンと出会い、その規格外の魔力を覚醒させる。レオンの絶対的な溺愛を受け、森の主として美しく成長した
セシリアは、楽園を築き上げる。
一方、セシリアを追放した王国は魔物と疫病で荒廃し、かつての家族や王子は助けを求めて森を訪れる。セシリアは彼らの醜い懇願を冷徹に退け、過去の仕打ちへの壮絶なざまぁを実行。全ての権威を失った彼らを尻目に、セシリアはレオンと共に森で永遠の幸福を謳歌する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 11:56:11
11777文字
会話率:36%
異界にて式神として召喚された「百目」は、全身に無数の眼を持つ謎の存在――のはずだった。
だがある日、彼は封印されし真の力を思い出す。
それは――
目からレーザーを出して何でも焼き払う能力だった。
「これは視力検査……見えたものを焼くのは
、理(ことわり)……」
そう言い放ち、村を一つ丸ごと焼き尽くす百目。
暴走を止めようとする仲間たちを尻目に、彼は今日も無差別ビームで異世界を照らす!
見るな! 撃つな! 焼くな!
三拍子揃った迷惑式神による、爆笑必至(そして被害甚大)のギャグスピンオフ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 08:57:46
11081文字
会話率:41%
婚約破棄。
ある日突然、皇太子ジークハルトは公衆の面前で言い放った。
『コンスタンツェ・フォン・フィンゼフトとの婚約を解消する』と。
フィンゼフト公爵家の長女、コンスタンツェは狼狽する。
なぜこんな事になったのか、と。
皇太子と公爵令
嬢。
二人は仲睦まじく過ごしていた。
理想の婚約であるとまで言われていたのだから。
ざわめく周囲を尻目にコンスタンツェは抗弁した。
だが、ジークハルトはその言葉には耳を貸さない。
そんな大事を物陰から見つめる女の姿があった。
気配を察し、コンスタンツェは女を睨む―――
※作者注※
本作は婚約破棄モノですが、婚約破棄モノではありません。
あしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 20:00:00
37444文字
会話率:20%
隣国との戦争に勝利を収めたハイルフォード王国。
しかし、その戦勝の宴に沸く人々を尻目に、魔術師セレトの心は晴れなかった。
王国に蔓延する、身分差だけではない差別によって、自身の働きが正当に評価されず、末席に追いやられている現状への不満。
そして、自身と犬猿の仲である女性騎士団長リリアーナが、その戦功を讃えられ国を挙げて祝福されている事実への怒り。
そんなセレトに、ある大貴族が接触し、セレトに政敵であるリリアーナの排除、即ち暗殺の依頼を持ちかける。
周辺国との小競り合いが続く中、この度の戦いの勝利による束の間の平和の中で動き出した、王国内で渦巻く様々な陰謀。
その一端に巻き込まれたセレトは、その中で生き残りの道を模索しながら、同時に自身の出世のため戦い続けることを決意するのであった。
2020年10月 5日 第27章掲載
2020年10月13日 幕間27掲載
2020年10月18日 第28章掲載
2020年10月20日 幕間28掲載
2020年10月28日 第29章掲載
2020年11月10日 幕間29掲載
2020年11月18日 第30章掲載
2020年11月26日 幕間30掲載
2020年12月 9日 第31章掲載
2020年12月16日 幕間31掲載
2020年12月30日 第32章掲載
2021年 1月 5日 幕間32掲載
2021年 1月12日 第33章掲載
2021年 1月19日 幕間33掲載
2021年 1月29日 第34章掲載
2021年 2月 9日 幕間34掲載
2021年 2月18日 第35章掲載
2021年 2月22日 幕間35掲載
2021年 3月 2日 第36章掲載
2021年 3月 7日 幕間36掲載
2020年 5月31日 幕間8 の誤字指摘箇所を修正しました。ご指摘を下さった方、ありがとうございました。
2020年 5月31日 新規レビューを頂きました。感想にご返信する形でお礼の言葉を記載をさせて頂きましたが、こちらでも重ねて感謝の意を示させていただきます。ありがとうございます。
2020年 6月21日 あらすじの誤字を修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 01:02:14
763423文字
会話率:25%
領主様はのたもうた。宴の余興に女奴隷と相撲をとれ。酔狂な発言に騎士見習いの少年ハルマは耳を疑った。だが、領主様は本気だった。土俵を用意し、ハルマ達見習い騎士にふんどしを締めさせる。そこに、連れてこられたのは、戦場で捕らえられた敵国の騎士の娘
ルナだった。ルナの美しさに色めき立つ他の見習い達を尻目に、ハルマはこれがただの余興ではないと疑う。
ノベルアップ+様でも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 17:57:22
5579文字
会話率:30%
「迷い家」――遠野地方に伝わる話で、そこを訪れた者は、何であれ一つを選んで持ち帰らねばならないという。
その「迷い家」に、ふとしたはずみで出会ってしまった小学生が二人。魔法のスクロールを選んでご満悦の女の子を尻目に、何を選ぶべきか途方に
暮れた男の子。半ばやけくその愚痴混じりに「迷い家」を選ぶと……驚いた事に受理されてしまう。ただし〝収蔵品〟も〝備品〟も別扱いの未完成状態で。
その後、無事に元の世界に戻れたのはよかったが……使い方も鍛え方も判らない魔法を貰った女の子と、どこで建築中なのかも判らない「マヨヒガ」を貰った男の子。二人のささやかでおかしな冒険が幕を開ける。(第一部 五年生 一学期)← 今ココ
小学生の述懐という体裁なので、会話やモノローグではいつもより漢字を少なめにして、凝った言い回しも減らしています。ただし、二人以外の会話やモノローグなどはこの限りではありません。また、二人が愛読しているようなラノベに出てくる単語や言い回しは熟知しているものとして、漢字のままにしています。
R15と残酷描写は保険です。
【お断り】
本作に登場する地名・人名・歴史・道徳・法律・価値観・慣習・伝承などは架空のものであり、現実のそれとは無関係である事を、予めお断りしておきます。現実で作中人物と同じような行動をとった場合、何らかの法規に抵触するかもしれませんのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 21:00:00
205284文字
会話率:62%
いわく、人間を替えのきく資源だと思っていて、殺さなければいいんだろうとばかりに暴言を吐き散らし、実の母親すら自ら手にかけた非道の男──すべてではなくとも、一部事実である。しかし、そんなことはどうでもいい。ルイン・クロムウェル・シーティアは、
ひっそりと慕い続けた護衛騎士、アッシュ・スラージェとの別れを耐え難く思っていた。堂々と集めたアッシュの私物を握りしめ、近いうちに真っ当な罪で処刑されるであろう両親を尻目に、ルインは隣国へ逃げ出すが──⋯⋯♦♦♦主のことなんてまったく意識したことがない鈍感護衛騎士 × ずっと片思いしている嫌われ貴族♦♦♦*安心安全のハピエン**徹頭徹尾左右相手固定です***序盤は不穏な雰囲気がただよいますが解決します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 18:30:00
7908文字
会話率:48%
公爵家へ嫁いだキャロラインは、とある日屋敷の階段から落ちて頭を打つ。目覚めると、転生前に読んでいた小説のキャラクターになっていることに気が付く。キャロラインは小説の中では我儘で傲慢な悪役令嬢であり、ラスボスであるクロークの妻だった。
小説の
中ではクロークに惨殺される運命のキャロライン。死にたくない、生き延びて見せると意気込み、悪役令嬢から一転、穏やかで心優しい公爵夫人へ変化する。戸惑う周囲の人々を尻目に、クロークだけは頑なにキャロラインを信じようとしない。
だが、次第にキャロラインから向けられる純粋な心と眼差しに心を溶かされ、徐々にデレはじめる。
愛を知らないラスボスを、元悪役令嬢は完全攻略できるのか。生き残りをかけたハッピーエンドラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 18:47:02
32515文字
会話率:42%
異世界に召喚された俺こと山田一郎とナルシストイケメンの竜宮院王子。
鑑定結果は竜宮院が勇者、俺は聖騎士。
元の世界に戻るためにも二人に聖女を加えた三人で世界を救う旅に出る。
訓練を一切しない勇者を尻目に何度も死に目にあいつつ、傷だらけな俺
。命掛けで助けたヒロインは毎度毎度何故かみんな竜宮院にベタボレ。竜宮院ハーレムは増える一方。
脳が破壊された!とかいうレベルじゃなくて、治り掛けては破壊、治り掛けては破壊を繰り返した先の、諦めという名の悟りの境地へ至るまでの、俺の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 12:15:35
919822文字
会話率:27%