俺は動物に興味がない。仮に犬か猫かと聞かれたら、犬かもしれない。動物を飼う事に意味はない。そんな俺の家には猫が居る。
最終更新:2024-07-02 23:10:31
165617文字
会話率:42%
私はきっと幸せな女の子だったんです。
お母さんと、名前は忘れてしまったけれど、可愛い可愛い赤い猫と一緒に暮らしていました。私はきっと、幸せでした。
けれども、嫌なことはあります。しょうがないことなんです。
最終更新:2024-04-13 00:00:00
4083文字
会話率:23%
射的で景品も心も撃ち落とす話。
最終更新:2024-05-26 20:09:30
3371文字
会話率:49%
周辺を山や川、湖に囲まれた自然の中に立地する貿易の中継地点、大都市エガリテを王都とする国、イリアス王国は、その立地を利用した魔法の学術研究が盛んにおこなわれている、いわば魔術大国だ。
そんな国で下級貴族として生まれたミナは、下級貴族にある
まじき才覚と謙虚さを持ち、奨学生として魔法学院に入学した後、常にトップの成績を維持していた。一言で表すならば、天才だった。
当代きっての成績と研究功績を残していたミナは、通常よりも三年早い、その上主席での卒業が決まっていた。しかし、それを快く思わなかった上級貴族、アンナ・ロザリアによって、第2王女殺害を計画したとして学院を永久追放されてしまう。
その帰り道、奨学生、そして才覚溢れる学院の首席卒業生としての地位を奪われ路頭に迷っていると、街はずれで魔物に襲われている女の子を見つける。
戦う事が好きではないミナだったが、反射的に魔法を放ち魔物を退けると、襲われていた少女がイリアスの第三王女、アイリスであることが分かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 10:25:02
2752文字
会話率:21%
復讐を終えて燃え尽きた男は、自ら死ぬ覚悟を決意した。生きていても何も感じず、なぜ生きているのかと自問自答を繰り返し、彼は自ら死ぬことを選んでしまう。両親は既におらず、育ての親に育ててもらった恩を返しに行くが、喧嘩別れをしてしまう。ここには
もう用がないと、久しぶりに街から外に出て、森の奥深くへと足を進める。自ら死のうとしているくせに、魔獣に襲われれば手が反射的に出てしまう男は、そんな自分に嫌気を差しながらも、歩き続けた。 そして、自らの死に場所を決めた男は、最後に景色と酔えない酒に呑まれる振りをして、崖の上から飛び降りた。飛び降りたと同時に、女の叫び声が聞こえる。そして男が見たのは、自殺を止めようと一生懸命崖を走る女の姿だった。これは、自ら命を絶とうとして、とある女性に拾われ、男が……いや、出会った2人が幸せになっていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 15:30:20
81958文字
会話率:38%
「俺は真実の愛を見つけてしまったのだ。だからアリシア、お前との婚約を破棄する!」
学校のパーティー会場で、ルクト第一王子が私に向かって宣言した。
だから私は反射的に、近くにいた男子の手を握ってこう言ってしまった。
「かまいませんわ。私も今真
実の愛を見つけたところでしたので!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:10:00
2032文字
会話率:60%
秘境。というほどではないが、人里離れたとある山奥。その男はかなりの時間を費やし、崖の上までやって来た。
なにも自殺しようというわけではない。ただの趣味。湯を沸かし、コーヒーを淹れ、この景色を独り占めしたく……
――えっ
と、彼は
思った。一瞬、岩に見えたがそれは間違いなく人。人間が崖の先っぽに座っているのだ。
後ろ姿だが、恐らく男。そのボロボロの服の土汚れで周りと同化していた。
一体、あの男はここで何をしているのだろうか。それこそ自殺。で、あるならば人として見過ごすわけにも……。
そう思った彼がとりあえず声をかけようと近づいたときであった。
またしても彼は「えっ」と思った。まさかこんなときに、よりによってと。彼は躓き、転びかけた。そして、反射的に伸ばした手はその男の背を押し……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 11:10:00
2314文字
会話率:60%
『三番線、まもなく扉閉まりまーす。駆け込み乗車はおやめくださーい。はーい閉まりまーす』
「はぁはぁはぁ、ふぅ……あ」
その車両に乗り込んだ瞬間。おれは時間が止まったように感じた。針のような視線を突き付けられ、呼吸をすることさえも頭の
中から消え失せた。
そして電車のドアが閉まり、動き出そうとした瞬間。全ての楽器が音を外した最悪の演奏会のような不快な悲鳴が、おれの鼓膜を引っ掻いた。
おれがそのショックと電車の揺れでよろめき、反射的に手を伸ばすと女たちは、まるで保菌者かゾンビと相対したかのように、さらなる悲鳴とそしていやに尖ったヒールを履いた足で、おれに蹴りを放った。まるで足元をゴキブリが駆けまわっているかのように喚きながら足を上げ、倒れたおれに向かって執拗に振り下ろす。おれは堪らず亀のように体を丸め目を閉じた。
「おやめ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 11:00:00
4023文字
会話率:63%
良い文章とは、悪い文章とは何なのか。
作者なりの考えをまとめてみました。
【あらすじ】
とある作品の感想で「面白いです。続きを書いて」と言われて舞い上がり、翌日にそれとは別の感想で「文章力がクソ雑魚(要約)」みたいに書かれて溜息をつ
き、反射的に不快な方の感想を削除した。
今にして思えばネタにするなら消さない方が良かったけれど、まあそれはそれとして。
私はそんなことで傷つくほど柔肌じゃないけれど、こんなことを書く人がいるんだぁ。と面白い気分になったし、だとしたらこれで傷つく仲間もいるんじゃないかと思って、こんなエッセーを書こうと思った次第です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 13:11:28
4377文字
会話率:1%
クラスメイトの悪ふざけが原因で、崖の下へ転がり落ちてしまった少年、黒野士朗。気づけば帰り道が分からなくなっていた。そうなんだ。
あれよあれよという間に、ここが日本ではなく異世界だと認識した士朗は、その性格もあって流されるままに人助け。
喋る人形を木の下敷きから助け、魔物に襲われそうになった女の子を命がけでかばい、その勇気を称えられ真の勇者と賞賛される。
こうして頼もしい仲間(?)も増えて、誘拐された自身の娘を探す謎のプリティ&ダンディなマスコットと共に、元の世界へ帰る方法を探すべく、広大な世界を旅する事に。
やがて個性的な仲間たちと出会い、自身が数ある勇者の中でも特別な存在である事を、この時はまだ知らない。
※この作品はカクヨムでも掲載しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 22:03:35
42118文字
会話率:35%
言行不一致こそ正義。つもりがあればやったも同然。
なぜ酔っ払いほど、酔っていないと言い張るのか。
反射的な弁解の連鎖が、ゆるやかに家族をつなぐ……?
※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。
https:/
/tmykinoue.hatenablog.com/entry/2023/04/12/175854折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 14:22:40
1151文字
会話率:57%
ダンジョンと呼ばれる異次元への扉が開かれ、世界は混沌へと落ちていく。それらを照らしたのは、奇しくもそのダンジョンをエンタメとして活用した配信者たちだった。
雨宮蒼井の父は、かつて世界一のダンジョン配信者だった。しかしある日を堺に失踪、ダン
ジョン内での行方不明者となった。母は悲しみに暮れ、雨宮の夢に対して断固反対を示す。
しかし、雨宮はそう簡単に夢を諦めなかった。
こっそりと配信者としての試験に合格し、母親に内緒で初配信を試みる。サバイバルナイフ一本とスマホを握りしめた彼女は、突如ダンジョンの奥から悲鳴を聞いた。行くとそこには超有名ダンジョン配信者である『服部ナオトラ』と、それを追い詰めるミノタウロスがいた。
反射的にナオトラを助けてしまう雨宮だが、簡単にミノタウロスに追いつかれてしまう。絶体絶命……そんな雨宮に、一件のコメントがやってくる。
『助けて欲しいか?』
応えると、その場に突如天使が舞い降りる。
黒く、片方の翼を失った……片翼の天使が。
「我が名はサタン。ここに、お前への服従を示す!」
最強の悪魔と契約したこと、ナオトラを助けたことにより、初配信にも拘わらず雨宮は大バズリ!
しかもサタンが言うには、死んだはずの父親はまだ生きているらしくて──!?
あなたの心にバズること間違いなし! キリンがお送りする『本気』ダンジョン配信モノ、開幕っ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 21:02:57
12415文字
会話率:42%
どうしてもやめられない。
ついつい、やっちゃう「癖」って、誰しも何かしらあると思うんだけど。
自分は「車のナンバープレート」見ると、反射的にその意味考えてしまう癖があり。
運転に集中しないと危ないな―とは思いつつ、どうにもやめられない・・・
(;´∀`)
あなたにもありませんか、そんな「癖」
あっ、と言ってそのせいで事故したことは、モチロンありませんけれども(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 05:00:00
1451文字
会話率:3%
「ジェシア=カールスト!貴様はアンナを虐げた挙句、殺害しようとしたなっ!貴様のような暴虐を尽くす女を婚約していた自分が恥ずかしい!!よって貴様とは婚約破棄だ!!」
・・・・・・・・・・・何言ってんだこいつ??
そう反射的に言いそうになっ
た言葉を飲み込み、声を荒げる方に視線を向ける私。
そこには二人の男女がこちらを見てくる。
色々と言われている中、黙りこくる私に気に入らなかったエルドラ=ケフィンド公爵令息が怒鳴ってくる。
「おいっ!!何か言ったらどうだ!!」
「あら、よろしいのですか?」
では、一言。
「いつ私が貴方と婚約をしたのですか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 16:00:00
3248文字
会話率:33%
ある日、廃校になった小学校の廃墟で、夏祭りに遭遇する。
最終更新:2023-08-21 21:00:00
2796文字
会話率:55%
高校生の寛人には友達と呼べる人が誰一人として居なかった。寛人は教室の隅で気配を消し本を読むことが日課となっており、誰とも話すことがなかった。そんな寛人でも中学生の頃には友達と呼べる人が1人だけではあったが確かに居たのだ。その友達とはお互いの
趣味趣向があって仲が良かった。そしてそんな彼女に寛人は恋心を抱いていた。だが高校生になってからは話すことがなくなってしまった。彼女がクラスの中心人物になってしまったのだ。そこからは疎遠となり関わることがなかった。そんなある日、寛人は同じ本を読んでいる少女を偶然見つけた。そんな少女に寛人は反射的に声をかけてしまった。そこから彼の日常は変化していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 08:01:53
18459文字
会話率:50%
図書室 読み聞かせ
下手すぎる 本を読んでるふり
目より下は包帯で見えない
包帯の隙間から見える目はこちらを睨んでいた
後顧の憂いのないように
幻影の参考のために至近距離でその顔に近づき、匂いを嗅いだ
包帯の匂いがした
鼻が少し当たったが
それ意外に目的はない
手は縛らえているのか、そもそも無かったのか
窓を開けてベランダに飛び出た
こちらを睨みながら空に踏み出す
反射的に手を伸ばすがそれを避けて落下する
それは間違いなくこちらを殺すための行為
下で車椅子が衝撃を吸収する
こちらを殺そうとしていた
自分は屋上にとどまっていた折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 11:55:54
247文字
会話率:0%
「タイトル」俺のスキルが「配信」だった~
このスキルは基本的に常時発動型のパッシブスキルであり、元の現実世界とネットワークが繋がっています。
異世界生活を配信し、その視聴者のコメント数や視聴者数、高評価によってHポイントが溜まります。
そして、そのHポイントをコストとして武装を召喚することができます。
~カリスマ、ストリーマー、フォディンの異世界転移~
※(フィクションです、実際の人物団体とは何の関係もありません)
紹介文
オンライン対戦FPSゲーム「FPS」の生配信中、突然PC画面から強烈な光がほとばしった。光が収まると、登録者100万人以上を抱えるカリスマストリーマー
「フォディン」の目の前にVRゲームをやっているかの様な視界が広がった。
(異世界にインストールされました)突如、頭の中に音声が流れた。
(おはようございます、私は異次元宇宙の上位存在によりあなたを補助するために作られた依存型戦闘支援システムです)
(操作説明を行いますか?)
「ああっ!?」反射的にフォディンは叫んでいた。
(操作説明を行います)
(ユニークスキル「配信」
このスキルは基本的に常時発動型のパッシブスキルであり、元の現実世界とネットワークが繋がっています。
異世界生活を配信し、その視聴者のコメント数や視聴者数、高評価によってHポイントが溜まります。
そして、そのHポイントをコストとして武装を召喚することができます。
召喚できる武装は、これまであなたがゲームで使用したことのある武装となり、この会話もすべて配信されています。
そして重要なポイントですが、破ってはならない絶対的なルールが存在します。
それは配信のマナー違反や基本的なルールを守るというものです。
もしルールに抵触し一定のラインを超えた場合、永久的にBANされてしまい、即座に退場となってしまいます。
「フォディン」の異世界配信が今始まる、果たしてBANされず無事に異世界配信をすることができるのか!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 13:41:18
26236文字
会話率:23%
誰もが魔力を持つ世界で、エマ・ナルスジャックは魔力ゼロとして家族のみならず周囲から蔑まされて生きてきた。
そんなエマには心から推している憧れの人がいた。彼の名はレイン・バルドー。侯爵令息であり、文武両道、正義感に溢れていて、女性人気も高い。
そんな彼を子供の頃から大好きだったエマだが、カラスのように黒い髪、地味な顔、内気な性格、加えて魔力ゼロという無能な自分が、彼と釣り合うワケがないと。エマは自ら発明したガラス鏡(双眼鏡)で、今日もレインをストーカーしていた。遠くで見つめるだけで幸せだった。彼の隣に立つのは自分じゃない。そんな風に思っていたエマに、レインは衝撃の言葉を口にする。
「俺と結婚してほしい」しかしエマは反射的に断ってしまう。
「推しと結婚だなんて、解釈違いです!」
こじらせたエマと、一途に想いを寄せるレイン。そしてレインのファンクラブを創設した才色兼備の美少女ナターシャとの関係は、果たして?
*カクヨム様にも投稿しています*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 23:07:44
7347文字
会話率:36%
今年の夏は
夏祭りが無かった
再開すると思っていたのに
最終更新:2022-12-29 12:16:34
399文字
会話率:0%
夏祭りの屋台で少年は射的で的を落とせず、悔しがっているところに自信満々な少し年上の少女が現れた。
「そこの少年! 君の腕ではあの的を落とすのは十年早いわ」と。
代わりに見本を見せる少女だったが。
※この作品は「なろうラジオ大賞4」の参
加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 15:29:11
997文字
会話率:59%
薄暗い森の中、小鳥の囀りよりも不気味な怪鳥ががぁがぁと鳴き喚く、人も住まない未開の地ー。
じっとしているのも暇だからわたしは日課として散歩する。
目的地もなくだだうろうろと歩くだけ。疲れたら適当に横になるだけ。だけどこの森から出ようとは思わ
ない。ここはわたしには安全な場所だったから。
「そこの者!少し待つのだ!!」
突然の大きな声で散歩していたわたしはビックリして振り向いた。
反射的にその声のする方を見やると馬に乗った素敵な服を着た少年が居る。
なんかキラキラしてるなぁ~と一瞬見とれてしまったけど…
うわーーーわわわーー
わたしはずりずりと後退りし充分に距離を取ってから腰を90度曲げて頭を下げた。
どこからどう見てもエライ人ってのが分かるから。
なんでこんな場所に人が居るの?
迷子になった?
頭を下げたまま声も出せずじっとしていると、彼はどうも馬から降りたらしく草を踏む足音がこっちに向かってくるのが聞こえた。
勘弁してよ…
わたしはドキドキ早くなる心臓の脈動に恐怖を感じ冷や汗を吹き出した。
「お前…何者だ?」
彼の鈴を転がすような声が聞こえた。
何者とはどういうこと?
わたしは一瞬何を言われたのか分からなかった。
「わ、わたしはノイといいます…」
緊張のせいか声がちゃんと出ず掠れてしまった。
冷や汗は止まることなく流れ続けて体もわなわなと震え始める。
「……ふぅ…何者かと聞いたのだが答える気はないのか…」
えっ?
わたしはわたしなのに…ただのノイとしか言いようがないのに…もしかしてわたしは化け物か何かに見えてる?
どうしよう…もう人にも見えない姿になってしまったんだきっと…
もう終わったのね…
わたしはこのままこの薄暗い森の中に打ち捨てられると覚悟を決めたら涙がとめどなく流れてきた。
頭を下げたまま地面の草に雨の様にぽつりぽつりと雫が零れる。
「顔を上げよ」
「はい……」
彼は泣いているわたしに冷たくそう言った。
わたしは鼻声で返事をし、涙を拭うこともせずゆっくりと顔を上げる。
わたしの視線が徐々に彼の素敵な白地の洋服の足元から腰元へと上がり胸元で固定される。
汚れ元の色を失くし長い年月で風化し始めたわたしの服と違い綺麗な刺繍が施された洋服ー。
わたしには一生縁のない素敵な服を滲む目で見つめる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 08:26:46
1878文字
会話率:29%