「兎と亀のレースで、勝った亀の魂を探してほしい」
学校図書館に勤めている「私」は、便所の中でたまたま出会った「兎」から、そのような依頼を受ける。「兎」によれば、その「亀」の甲羅が何者かによって砕かれたことで、そいつの魂が彷徨い始め、そのま
ま放置しておくと、「私」自身もさらにヤバいことに巻き込まれるのだそうだ。……いや、だがどゆこと?
自身をとりまくあらゆる状況が、いつ音を立てて崩れ去ってもおかしくない不安定な状態の中で、ひとまず「兎」に従って行動を開始した「私」は、果たしてそれで本当に「亀」を見つけ、人生に平穏を取り戻すことができるのだろうか。……いや、無理だろうなあ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 22:35:49
140629文字
会話率:38%
司書として働くかたわら、一応こうして小説も書いている者として、本や教育などについて思うことをつらつらと。単なる本の感想にもなる場合もあります。不定期更新。
学校図書館に務める司書であるため、学校に関することもときどき。とは言えプライバシ
ーの関係上、個人名や学校名はすべて伏せ字あるいは仮名とします。
まだ司書としてはほんのヒヨッ子なので、仕事内容に関しては特に見るべきところはないかと思われます。
※アルファポリス・カクヨムにても公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 00:39:21
183127文字
会話率:5%
現代の高校に通う田中翔太は、歴史好きで特に江戸時代の名君・保科正之に憧れている。しかし、彼の日常は、クラスで起こるいじめ問題によって影を落とされていた。
ある日、翔太は、いつもクラスで孤立している加藤が、数人の生徒からいじめられている現場
を目撃する。過去のトラウマから行動を起こせず葛藤する翔太だが、学校図書館で偶然見つけた保科正之の書簡集から、公正さと人々への思いやりを学び、加藤を助けることを決意する。
翔太は、保科正之の書簡を参考に、加藤を助ける方法を探し、クラスメイトたちとも協力していく。学級委員長選挙では、責任感の強い佐藤美咲が候補者として悩む姿を見、保科正之の公正な統治の教えを伝えて励ます。文化祭の実行委員会では、几帳面な山本大輝が予算配分で苦労する姿を見て、保科正之の財政改革の経験から協調性と柔軟性を教える。
また、熱心な環境保護活動家の井上涼子が、エコクラブのイベントで困難に直面する際には、保科正之の自然への思いやりや地域住民との共存を重視していたことを紹介し、彼女の活動を後押しする。さらに、中国から来た転校生・李明華が、言葉の壁や文化の違いに苦しんでいる様子を見て、保科正之の異文化理解を重視していたことを伝え、クラスメイトにも明華を受け入れるよう促す。
翔太は、保科正之の教えを実践することで、自分自身も成長していく。そして、周囲の人々も変化し、学校全体に温かい空気が生まれていく。
この物語は、現代社会で直面する様々な課題に対し、歴史から学び、行動することで、未来をより良いものに変えていくことができるという希望に満ちた物語である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-17 01:25:42
10279文字
会話率:47%
高校1年生の九重天花は毎日学校図書館である本を借りては翌日返却していた。その行動を知る図書委員の一人は彼女の事を「オカル子」と陰口を言っており摩擦の種になっていた。その彼女を標的にした嫌がらせがエスカレーションしていく中で、何故そんな行動を
彼女が取っているのか、司書教諭の音田しのぶは図書委員長で2年生の古城ミアキと共に天花をめぐる問題と謎に気付いた。
(2022年3月7日〜10日19時更新)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 19:00:00
16491文字
会話率:46%
今思い出しても笑えるしまたあの仕事やりたい。
最終更新:2021-08-14 14:10:03
773文字
会話率:0%
学校図書館司書になってた10年前、生徒にSFを読もう!と呼びかけた私が通りますよー
キーワード:
最終更新:2021-01-02 19:50:52
394文字
会話率:0%
『もっと「好き」は大切な宝物であってほしい』
学校図書館司書の宇治川先生に好き……ではなく、心を惹かれている岸辺涼。広大な学校図書館という静謐な舞台、10歳の年の差、教師と生徒という立場の違い、先生の過去、彼女と関わる人たち……。そん
な彼女を取り巻く様々環境から、「好き」を考え直す物語。
*本作品は連作短編集となっています。しかし全て読んで分かる要素も含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 20:00:00
125106文字
会話率:51%
彼女は普段、教室のゴミ箱をそっと片付けたり、誰も綺麗にしない黒板消しのチョークの粉を吸い取ったり、朝早く来てみんなの机を拭いていたりする。詩や小説が好きで、教室の自分の席でひとりぼっち寂しそうに本を読んでいるか、そうでなければ長い廊下を本
をいっぱい抱えて学校図書館に通っている。たぶんクラスには友達がいないんじゃないだろうか。同じ文芸部の物静かなハルカさんだけが唯一の友達なんだと思う。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-10-13 21:00:00
15167文字
会話率:66%
読書好きの高校生ーー笹崎歌音は、ある日突然、放課後の学校図書館から別の世界に召喚されてしまった。
見知らぬ山の中を彷徨い歩いていた歌音は、冥界の従者カルロイラの封印を解くことになる。
カルロイラ曰く、歌音が元の世界に帰るためには帰るためには
、歌音を召喚したと思われる『英雄ユアル』を探さなくてはいけないという。
精霊術に、召喚術、様々な出逢いや妨害に向き合いながら、歌音のユアル探しの旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-24 16:34:56
44631文字
会話率:43%
昼休みだけに学校図書館に訪れる地味少女草真と、図書委員会の人気者な鳴神の、誰もいない図書館内で交わるちょっとした出来事
最終更新:2018-11-03 08:25:44
2957文字
会話率:22%
図書委員長、本田赤哉。
図書委員副長、本条黄色。
図書委員書記、本郷緑音。
図書委員会計、本間青悟。
図書委員庶務、二本木橙馬。
彼ら、東城大学附属萩原高校図書委員中央係のことを、人は“BOOKS FIVE”と呼ぶ。――――――
とある私立
高校の学校図書館をめぐる、白川栞(17)のドタバタ恋愛劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 10:13:58
48801文字
会話率:46%
とある高校の、ただの学校図書館司書、実は最強です。
「すみません、僕はあなたのように強くないので」=「あなたは弱すぎて、僕が相手したら死にますよ」
ときどき閉館する高校の図書館。閉館の理由を「体調がすぐれない」と話す図書館司書の男(年齢
不詳)。無口で冴えないその男に疑問と興味をもった、現役高校生ながら国家直属のエリート戦闘集団のNo. 1スナイパーである藤沢あかりは、帰り際にこっそり男を尾行するもあっさりバレてしまう。細い体に考えられないほどの筋肉を持ち、初見の武器も図書館の本で培った知識をフル活用して使いこなす。この謎の男の正体とは?なぜ高校の図書館で司書をしているのか?
「本気、出していいんですか?」
そう言って彼は、メガネを外した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-22 18:57:39
17665文字
会話率:43%
無頓着な生き方にこだわる少年、唯宏太。
同じ文芸部の部長である浅井ゆいの前に慌てた様子の園田真穂がいた。
浅井ゆいは話を聞くと、学校図書館の本が校舎裏で燃やされていたのだ。
燃やされた本の犯人を突き止めるために文芸部は立ち上がった。
この
作品は「小説投稿サイト カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 21:11:49
18768文字
会話率:41%
好きになるのは当然女。そんな“当たり前”の男子高校生・山城は、ある日週番の仕事をサボって図書室─学校図書館─へと逃げ込む。そこで眠りこけてしまった。
肩を叩かれて目を覚ますと、そこには美形の男子高校生・黒田がいた。
山城は初めて、男に恋をし
た。果たして、“初めて”の恋はどうなるのか……
※この作品は、pixivにも掲載する予定です。ただし、作者名が佐伯晶ではなく、別の名前を使っていますので、pixivで同タイトルの作品を見かけましたら、一言ご確認ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-13 20:49:19
934文字
会話率:45%
J.GARDENのチラシに載せたお話です。
桜葵学園高等学校に入学した有沢光。図書館のオリエンテーションでレクチャーをしてくれた畠山先輩にあこがれて、自分も図書委員になる。先輩のことを知れば知るほど好きになっていく光だが……
最終更新:2016-03-22 23:06:52
10405文字
会話率:24%
一冊の本を巡る高校生男女四人の話。
季節は夏。夕方の学校図書館。閉館準備を進める図書委員アキラの元へ一冊の本を探しにクラスメイトのユウコがやってくる。聞けば部室の窓から誤って本を落とし、紛失してしまったのだという。そんな二人の前に、水泳部の
ケンジが一冊の本を持って現れる。さらにそこへ、文芸部のカナコが乱入し、事態は一変。四人の夏休みが、ほんの少しずつ動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-21 20:00:00
9098文字
会話率:63%
これは、少女と少年とひとつの謎の物語。平凡な生活を愛する高校生のゆたかが、奇妙なクラスメイト、永井鐘と出会ったとき、ひとつの謎が幕を開けた。何故か探偵役を押し付けられるゆたかは平穏な日常を取り戻せるか?※タイトルはこれですがファンタジー要素
はまったくありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-03-17 02:44:12
21910文字
会話率:37%
転校して以来親しい友人を作れないでいた祐一郎は、通い続けていた学校図書館で受付をする汐里《しおり》と親しくなる。しかし彼女もまた、学校内に親しい友人はいなかった。◆◆◆メールのやり取りだけの友達『メル友』と通じ合う事で心の隙間を埋めていた汐
里。しかし些細な事がキッカケでその相手とトラブルを起こしてしまう。◆◆◆◆やがてそのメル友たちは、怒りを露に過激な文面を彼女に送りつけてくるようになった。汐里に相談された祐一郎は、次第にそのメールの相手の存在そのものに、不信感を募らせるが……【短期連載】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-26 00:20:41
28529文字
会話率:41%