貴族令嬢カプレー=クイントゥス、通称オコジョは、山や旅が好きなこと以外はこれといって特徴の無い地味な娘であった。だがあるとき「どこにでもいそうなつまらない女」と婚約者のケヴィンに言われて捨てられてしまう。
そのショックでオコジョは前世のこ
とを思い出した。彼氏に浮気されて婚約が白紙になり、そこから登山に目覚めて様々な山を制覇し、だが崖崩れに巻き込まれて死んだ日本人だった頃の自分を。
そして決意した。「だったら、なってやろうじゃない。誰も辿り着けない場所に行く面白い女に」と。
ただしこの世界の山には危険な魔物が存在しており、屈強な冒険者でなければ攻略できない。だが地球の知識や登山スキルを持ったオコジョにとっては、魔物を避けて登山をするなど簡単なことだった。
オコジョは登山用品や登山ファッションを開発したり、山小屋グルメや温泉を楽しみながらマイペースにこの世界の山を攻略して、周囲の人間を驚かせていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 12:00:00
383964文字
会話率:44%
王家の盾と呼ばれるブークリエ家の末子であるアドルフィーネことアデルは、幼い頃から王族を守るための術を学んできた。ブークリエ家でも稀代の天才であるアデルに9歳になったある日、第二王子との婚約話が持ち上がる。しかし、第二王子には本命の相手がいる
。なんとこの婚約はアデルを、反第二王子派の過激派に命を狙われた第二王子の本命の身代わりとするものであった。もちろん、王家の盾と呼ばれるブークリエ家のアデルには異論はない、がタダでは転ばない。国王から褒美をもらって、冒険者になるために反第二王子派を潰すと決めたアデル。ただし、第二王子と精霊神子には極力関わらない。そう決めていたのにいつの間にかイケメン二人から溺愛されていた美少年、そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 19:43:35
18707文字
会話率:47%
オーガスタの婚約者が王女のことを優先するようになったのは――彼女の近衛騎士になってからだった。
婚約者はオーガスタとの約束を、王女の護衛を口実に何度も破った。美しい王女に付きっきりな彼への不信感が募っていく中、とある夜会で逢瀬を交わすふたり
を目撃したことで、遂に婚約解消を決意する。
そして、その夜会でたまたま王子に会った瞬間、前世の記憶を思い出し……?
――病弱な王女を優先したいなら、好きにすればいいですよ。私は私で、好きにしますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 07:30:00
99572文字
会話率:44%
「【短編】断罪された悪役令嬢は、前世の記憶とチートスキルを思い出す」の長編版になります。
『魔女』の烙印を押され、王太子との婚約を破棄され、国外追放処分にされた公爵令嬢アンリエッタ・アグスティア。
しかし断罪の瞬間に目覚めた【錬金術の極
意】というチートスキルにより、快適生活を送りながら旅をする。
しかし元令嬢の一人旅は何かと不便。そんな時『瘴気の森』で瀕死の大怪我を負っていた冒険者ダリオンを、即席錬成したエリクサーで助ける。
もちろん善意(タダ)ではない。
助けるときに『運命の契約書』を交わし、エリクサーの代金を支払い終えるまでは従僕として働いてもらうことにする。
【契約内容】
・主の命令には絶対服従。ただし、自分の命を最優先にすること。
・絶対に主を裏切らないこと。主の秘密を誰にも伝えないこと。
・従の働きによって報酬が生じ、それを支払いに充てる。支払いが完了すると契約満了し、従は主に関するすべての記憶を失う。
そんな感じで錬金術アイテムを売りさばいたり、ユニークモンスターを倒したり、美味しく料理したりしながら華麗な生活を送るアンリエッタのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 12:01:24
115962文字
会話率:36%
――推しが死んだ。二次元ではなく、三次元の、だ。
その日、私こと限界OL宮内美奈は、推しである超人気声優「内藤春斗」が、ファンに刺殺されたというショッキングなニュースを目にした。
生きがいを失った私は、失意のままトラックに轢かれあっけなく
死んだ......と思ったら、目を開けるとそこは推しが出演していたアニメの世界でした!?
推しの声のキャラクターに翻弄されつつ、私はこの世界でどう生きる!?
まあ、まずは神に感謝したよね。また推しの声を聞かせてくれてありがとうって。
■設定甘め、ご都合主義です。ご了承ください
■R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 22:07:22
15446文字
会話率:40%
未成年の貴族子女が通う王立学院。
そこに在籍する子爵令息デズデモニーは、婚約者である伯爵令嬢ローズマリアに婚約破棄を叩きつけた――ただし、昼休みの大食堂で。
上級生が主役の卒業記念パーティーを潰したり、他家のパーティーで主催の顔を潰したり
なんて馬鹿馬鹿しい、そんなことして主役があっちに味方したら損じゃないか、と思う程度の頭はあるデズデモニー。
必要なのは既成事実であって、場所よりも「たくさんの人がローズマリアに非があることを認めること」それだけでいいのだから、食堂で充分だ。
はたして、ちょっとは頭を使った婚約破棄の成否は……――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 14:31:47
6086文字
会話率:28%
「侯爵家を継承できるという前提が変わった以上、結婚を考え直させてほしい」
マダレナは王立学院を無事に卒業したばかりの、カルドーゾ侯爵家長女。
幼馴染で伯爵家3男のジョアンを婿に迎える結婚式を、1か月後に控えて慌ただしい日々を送っていた。
そんなある日、凛々しい美人のマダレナとは真逆の、可愛らしい顔立ちが男性貴族から人気の妹パトリシアが、王国の第2王子リカルド殿下と結婚することが決まる。
しかも、リカルド殿下は兄王太子が国王に即位した後、名目ばかりの〈大公〉となるのではなく、カルドーゾ侯爵家の継承を望まれていた。
侯爵家の継承権を喪失したマダレナは、話しが違うとばかりに幼馴染のジョアンから婚約破棄を突きつけられる。
失意の日々をおくるマダレナであったが、王国の最高権力者とも言える王太后から呼び出される。
王国の宗主国である〈太陽帝国〉から輿入れした王太后は、孫である第2王子リカルドのワガママでマダレナの運命を変えてしまったことを詫びる。
そして、お詫びの印としてマダレナに爵位を贈りたいと申し出る。それも宗主国である帝国に由来する爵位で、王国の爵位より地位も待遇も上の扱いになる爵位だ。
急激な身分の変化に戸惑うマダレナであったが、その陰に王太后の又甥である帝国の第2皇子アルフォンソから注がれる、ふかい愛情があることに、やがて気が付いていき……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 22:10:00
231961文字
会話率:47%
婚約者に呼び出されたグレースは、突然、パーティー会場で大々的に婚約破棄された。
しかも「真実の愛に目覚めた」と、彼が連れてきたのは、グレースの友人。
……分かりました。どうぞ、真実の愛とやらでお幸せに!
ただし、慰謝料として『10億』いただ
きます‼
●本編5話と番外編3話、2万字くらいの作品です。
●朝と夜の7時20分に投稿します。
●他サイトでも公開中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 19:20:00
17512文字
会話率:44%
アルン伯爵令嬢ドロシーは唐突だが思い出した。前世は宇佐美唯という山城散策で滑落して死亡した歴女で、そして今は婚約者であるテーナー伯爵キャリックから婚約破棄を突きつけられている。そばには勝ち誇った顔のノルゼリン侯爵家令嬢アイナがいて、もう婚約
破棄は覆らない。大人しく帰宅したドロシーを待っていたのは、婚約破棄に怒り心頭の父アルン伯爵だった。結局ドロシーはアルン伯爵領にある聖ヘレナ修道院行きとなる。ところが、諦めて自ら向かった先は野生動物の宝庫となっており、常駐するにはあまりにも危険だった——!
そのころドロシーを守らんとする騎士がやってきて、隣国の公爵令息もやってきた。他にもいる。ただし、誰も彼もが武器を構えている。
どうなる、ドロシー。
※この作品は他小説投稿サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 12:00:00
22757文字
会話率:34%
結婚式を三日前に控えた歓迎会。
豪華なドレスで着飾り新婦アレクシス・バトレは浮かれに浮かれまさに人生の絶頂。
しかし突如として最愛の人であり次期国王であるカルロスから婚約破棄を言い渡されてしまう。
突如の婚約破棄、見たこともない侮蔑した怒り
の顔を前にした彼女は──
「怒った顔も素敵ですわ……」
──どうしようもなく面食いだった。
しかし彼女も怒る時は怒る。
ただし怒りの矛先はカルロスではなく隣にいた女へと向く。
「誰ですかああああその女はあああああ!?」
「誰って僕の幼馴染なんだが!?」
その後アレクシスは一瞬の隙を突かれ鉄檻に閉じ込められると風魔法で遥か南の辺境に吹き飛ばされてしまう。
なんとか地上に降りたつもそこは魔物が多く潜むフラッグモーリ森。
おまけに左腕には魔法封じの腕輪がはめられ、絶体絶命のピンチ。
「だからってあきらめません! 愛しのカルロス様の寵愛はわたくしのモノ! 復縁! 復縁! 復縁! 復縁! 復縁!」
復縁を標語に、愛(顔)を取り戻すために走る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 00:10:00
172375文字
会話率:56%
――アデラールは誰がなんと言おうと私の婚約者。つまりは未来の夫よ。
ウィリス王国の南にある深い森、通称『魔の森』に住まう28歳の魔女フルールはひょんなことから行き倒れた豪奢な身なりの青年を拾う。
このまま死なれたら寝覚めが悪いということか
ら、フルールは彼が自身の住まうちっぽけな小屋で介抱することに。
そして、無事目覚めた彼は自分がこの辺りの領地を治めている辺境伯爵家ローエンシュタイン家の元当主だという。
どうやら彼は異母弟に婚約者と家督を奪われてしまい、命からがら逃げだしたということだった。
そんな彼――アデラールを哀れに思ったフルールは彼をしばらくの間滞在させることに。ただし、きっちりと家賃として働いてもらうことを条件として。
こうして、アデラール(捨てられた伯爵)とフルール(魔女)は奇妙な共同生活を送ることになった。
これがまさか、南の辺境を揺るがす事件につながるなんて、思いもせずに。
◇掲載先→エブリスタ、カクヨム、小説家になろう、アルファポリス【外部投稿】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 21:52:50
63024文字
会話率:40%
とある王国の子爵令嬢で女神教の信仰が厚いマリアは婚約者の公爵令息ディエゴにあるパーティーにて大勢の前で婚約破棄を宣言されてしまう。傷心のマリアは暫く結婚を考えたくなくなるもののこれを機に長い間の夢であった隣国フターナ王国の女神教88ヶ所聖地
巡礼に出かける事を決意する。護衛の侍女カサンドラを連れフターナ王国に上陸したマリアは1番聖地で礼拝した際に不思議な青年ルイスと出会い旅を共にする事に。ルイスと巡礼を続け互いに仲良くなるがルイスにはある秘密があるようで……果たして巡礼の結末はどうなるのか!?一方マリアを捨てたディエゴの人生もその後のとある出来事から狂い始めていくのであった……
・話は前中後合わせて全3編でざまぁは後編です。前中編はすぐ投稿しますが後編は書きかけですので投稿まで時間が掛かります。保険としてR15指定しています。
・昔思いつきで書いた作品です。長らく放置していましたが勿体ないので投稿しました。稚拙な文章やベタなストーリーですが時間に余裕がある時に温かい目でご覧下さい。
・モデルは言わずもがな四国八十八ヶ所霊場巡りです。ただし設定などはなろう風にかなり改変しています(宗教の教義や巡礼の服装など)あくまでラブコメフィクションであり現実の巡礼地や真面目に巡礼者されておられる方々を冒涜する意図は一切ございません。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 10:24:03
12250文字
会話率:74%
金髪碧眼・眉目秀麗・成績優秀・魔術師としての才能を高く評価されている侯爵令息のリック。
そんな彼の婚約者のエミリーは、お菓子作りと裁縫が好きな平凡な子爵令嬢だった。
幼い頃から婚約者に不満を持っていたリックは、学園で出会った美少女
ミアと浮気してしまう。
ミアに唆されたリックは、公衆の面前でエミリーに婚約破棄を告げる。
失意にくれるエミリーだったが、リックがミアの魅了の魔法にかかりおかしくなっていたと知り、彼を許すことにした。
しかしエミリーの前に現れたリックは、「お前とは結婚してやる。ただしミアを愛人として囲うことが条件だ」と言い出して……。
「リック様が魅了の魔法にかかっておかしくなったというのは嘘だったの?」困惑するエミリーをよそに、事態は思わぬ方向に動き出す。
初恋の人に婚約破棄されたエミリー、美少女に誘惑されエリートの道を踏み外したリック、リックの兄で品行方正で苦労人のフォンジー、フォンジーの婚約者で裏表のある性格のデルミーラ……リックが人前で婚約を解消したことで、四人の人生が大きく変化していく。
※短編版としてアップした「夫婦にはなれないけど、家族にはなれると思っていた」と「愚か者でも可愛い弟だった」を大幅に加筆修正し、後日談を追加しました。
※エミリーとフォンジーの二人は、短編版とは別の人に恋をします。
※短編版はpixivにも投稿してます。
※連載版は小説家になろう先行投稿です。他サイトにも投稿予定です。
「Copyright(C)2024-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 12:21:47
167088文字
会話率:26%
侯爵令嬢ベアトリスの断罪と婚約破棄を望む者たちは、卒業パーティーに悪役令嬢《ベアトリス》が現れる瞬間を待ちわびていた。
しかし、いつまで経ってもベアトリスは現れない。
その時、それぞれの思惑を抱えた者たちが見つめるホールの扉が勢いよく開け放
たれ、一人の警備兵が慌ただしく駆け込んでくる。
「ベアトリス・テイマーズ侯爵令嬢が誘拐されましたぁぁ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 21:03:41
18229文字
会話率:29%
伯爵令嬢“ビビアン・ロッソ”は、侯爵家のガーデンパーティーの最中、婚約者である“カルロ”の口から突如として婚約破棄を告げられる。
その陰には、ビビアンの全てを欲しがる妹“テーゼ”の存在があった。
親同士が決めた政略結婚に未練はないが、公衆
の面前で吊るし上げられ傷付いたビビアンはその場を後にする。
空を覆っていた雲からは雨がポツリポツリと降り始めていた。
降り止まぬ雨の中、帰り道を馬車に揺られながら、外を眺めるビビアン。
そこには衛兵に追われる不思議な雰囲気を纏う一人の少年の姿があった。
ビビアンはその少年を救い出し馬車に乗せると、躓いた彼がふいにタロットカードにも似た“スマートフォン”と呼ばれる物を落とした。
好奇心旺盛なビビアンはスマホに興味を示し、その中にある配信アプリとの運命的な出会いを果たす。
配信アプリと出会ったことから始まる、伯爵令嬢ビビアンの新しい世界。
いつしかそこは、ただの“ビビアン・ロッソ”でいられる彼女の居場所となっていた。
リスナーに応援され、少年を巻き込みながら、身分を隠しつつ冒険者登録やクエスト攻略をする。
毎日が慌ただしく過ぎていく中
ツンデレ伯爵令嬢もとい、ただの冒険者となったビビアンは、惹かれ続けた彼との運命を迎える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 20:10:00
146951文字
会話率:19%
「あなた方を、らぶらぶカップル創設特別執行部に任じます」
稀代の天才にして筆頭魔術師であるアーネストと、その助手ラリサに課された新たな任務。それは「らぶらぶカップル創設特別執行部(命名は陛下)」だった。
その内容は簡単。王太子イヴァンが、
男爵令嬢にうつつを抜かし、長年の婚約者を蔑ろにしている現状をなんとかすること。つまり王太子イヴァンと、公爵令嬢アリーナをくっつけること!
ただし。
「それではラリサ。どんな理由があろうと、イヴァン殿下とアリーナ嬢が婚約破棄した瞬間に、あなたは解雇です」
とんでもない条件付きで。
宰相の立てた作戦に従って、ラリサたちは首のかかった無理難題に挑む。吊り橋効果。単純接触効果。魔法を使って色々仕掛けてみるも、ダメ王子はやっぱりダメ王子で……?
天才(変人)魔術師×突っ込み気質な押しかけ助手
ラブコメディの皮を被った純愛、のふりをしたコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 21:06:07
24862文字
会話率:50%
「……婚約破棄を、防いでほしいのです」
学園の天使と呼ばれるフレデリカ。彼女が頼ったのは、悪魔と噂される男、ロイだった。
何でも願いを叶えてくれる。ただし、それ相応の対価を持って。
その言葉で知られるロイが危険だとわかってはいても、王妃
になるのだと、ならなければいけないと、幼い頃から母に言い聞かされていたフレデリカは、婚約破棄される訳にはいかなかった。
ロイの手腕は驚くべきもので、平民の女に心奪われていた王太子も、フレデリカの元へ少しずつ戻ってくる。けれど。
本当に、これでいいの?
そう、自分自身に問いかける声があり。
「これで、しばらく俺のことだけを考えるか?」
ロイの様子もおかしくて。
天使と悪魔、2人の恋の行方の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 18:39:11
15455文字
会話率:45%
イクス王国には五人の姫がいた。
一番目の姫は戦姫。剣を取らせれば並みの男ではかなわない。
二番目の姫は歌姫。その声はセイレーンに勝るとも言われている。
三番目の姫は美姫。王子様に騎士団長、流した浮名は数知れず。
四番目の姫は奏姫。ピア
ノにヴァイオリン、彼女が奏でるは天上の音楽。
五番目の姫は――ええと、なんだったかな。
優れた姉たちに対し、何のとりえもない末姫メイベル。
ある日、推定年齢120歳オーバーの「仮面魔術師」との婚約が(勝手に)決まってしまった。
まだ恋もしたことないのに!と破棄してもらおうと乗り込んだメイベルだったが、そこにいたのはお爺ちゃんどころか、超絶美形!
ただし顔が良すぎるせいで、素顔を見ると「惚れてしまう」らしいのだが、何故かメイベルには全く効果がなく……!?
最初はとことん嫌われていたメイベルだが、彼女の真面目さやひたむきさに、やがて彼の方が惚れてしまう溺愛ストーリー。
ツンデレ魔術師と恋をしらない末姫が、魔法ではない本当の恋を探していきます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 19:45:46
172891文字
会話率:43%
悪役令嬢になるはずだった子を全力で可愛がるだけのお話。
ご都合主義のハッピーエンド。
ただし周りは軒並み理不尽の嵐。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-05-16 07:39:52
4063文字
会話率:50%
レオルディア皇国皇女ノエルレット・グランデ・エル・フォン・レオルディアは隣国ラトリア帝国のジニアス・オスロ―・エルク・ラトリアから、正式な婚約手続きを待ってほしいと懇願された。
懇願しても、問いただしても、説得しても、彼は答えようとしな
かった。その理由とは・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 15:48:56
8236文字
会話率:54%
【勝手にしろ、と仰ったのは貴方のほうでしたよね?】
子爵家の私は自分よりも身分の高い婚約者に、いつもいいように顎でこき使われていた。ある日、突然婚約者に呼び出されて一方的に婚約破棄を告げられてしまう。二人の婚約は家同士が決めたこと。当然受
け入れられるはずもないので拒絶すると「婚約破棄は絶対する。後のことなどしるものか。お前の方で勝手にしろ」と言い切られてしまう。
いいでしょう……そこまで言うのなら、勝手にさせていただきます。
ただし、後のことはどうなっても知りませんよ?
* 他サイトでも投稿
* あっさり終わります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:09:55
9349文字
会話率:57%