小国ハイドランドに舞い込んだ縁談は、ソフィーナの初恋の相手、大国カザックの王太子フェルドリックから。
美貌で名高い姉姫への求婚と思いきや、兄の政務を手伝うことだけが取り柄の、冴えない妹姫ソフィーナあてだった。
本人も含めて、誰もが「人
違い」と思う中、やってきたフェルドリックに「一目惚れした」と言われ、舞い上がって承諾を返したソフィーナだったが、実際は、政略+着飾らせる必要がない地味姫だから――
結婚を「仕事」、ソフィーナを「都合のいい相手」と言い放つフェルドリックに、これ以上みじめになりたくないソフィーナは、公務と引き換えに契約結婚を願い出、カザックでの生活を開始する。
不釣り合いだと皆に嘲笑され、辛辣なフェルドリックに振り回される、真っ白な新婚(?)生活の中、フェルドリックがソフィーナにつけてきた護衛騎士2人は、なんだか妙。
その上、隣国からやってきた愛人候補には正妃の座と一緒に命を狙われ、挙句、祖国にまで不穏な気配が……。
「生憎だったね、それでも君はここに――僕に縛り付けられる」
やるべきことを終えたら、認めよう、あなたが好きだ、と。
そして、伝えよう――だからこそ、あなたに縛り付けられてなどやらない、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 10:30:53
317930文字
会話率:45%
エルメリアは魔王に攫われました。まあ、美女の姫だから当然よね。でも、なんでおまけとして教育係が付いてきているのよっ!!
まあ、いいわ。きっと、すぐに我が国の最強の騎士であるシュタインさまが助けに来てくれるはずだから……。
と思っている問
題ある姫の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 13:00:00
5727文字
会話率:51%
かつては救国の勇士とまで言われたものの、
諸事情により気ままな浮浪旅をする中年浪士・善之助。
山賊を退治して徳でも積もうと入った山で、
彼は予想だにしない存在と出会う。
その名は侵略者・アリスちゃん!
なんと宇宙の果てにある別の星のお姫様
!
なんでもこの星を侵略にきたそうで。
でもただ侵略するだけじゃナンセンス!
悪い支配者をブッ倒してその領地をブン奪り
尚且つ良い感じに支配してあげたいと。
どうせ姫だからどっか治める事になるんだし、
治める場所は自分で選びたい的な気分もあるらしい。
じゃあ丁度良いから、
この山を支配している悪い山賊とかいっとく?
かつて英雄だった浪士(おじさん)と
宇宙の果てからやってきた侵略者(姫)
凸凹コンビによる侵略系(?)コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 19:40:38
12574文字
会話率:42%
わたし、小田野姫がこの世で最もかわいい超絶美少女であることは今更語る必要のないほどの事実ではあるけれど、その事実を知っている人間はあまりに少ない。
だってわたしはオタサーの姫だから。
おっとそこのあなた、今わたしを小馬鹿にしたわね? オ
タサーの姫こそが最高の人生を送るのに最も適した職だというのを知らないのかしら?
女性と接する機会のないオタクたちは少し優しくすれば簡単に尽くしてくれる。しかも顔しか取り柄のないイケメンとは違い、変に遊んだりせずに勉強ばっかりしてるから将来高給取りになる可能性が高い。わたしはその配下のオタクの中から最も優秀な人と結婚するだけ。そうすれば一生働きもせずに遊んで暮らすことができる。
まさに完璧な計画! はぁーあ、わたしってば顔だけじゃなくて頭もいいのかしら!?
ほんっと、人生ってチョロ。
って思ってたのになんでわたし殺されたの!? しかも殺したのは悪魔で地獄に異世界転生させる!?
ふふ、甘いわね悪魔。地獄だろうがオタクさえいればわたしはこの美貌と愛嬌で最高の人生を送れるのよ。
しかも転生先は中世。そしてわたしは一国のお姫さま。これのどこが地獄なのかしら?
ってちょっと待って! 中世ってことはアニメも漫画もアイドルもないじゃない!
つまり、オタクがいない!?
そんな世界でオタサーの姫だったわたしはどうやって生きていけばいいの!?
※カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 15:26:20
11077文字
会話率:38%
夏に突如、異世界へと召された高校2年生である葉山 結城(はやま ゆうき)は何も知らないこの世界で生きていく為に、異世界で初の劇団グループを作る事を決意する。
そして、この世界をある程度知った彼はこの世間で批判されている者ばかりを劇団メンバー
に勧誘し始める。
殺戮の歌姫だから?奴隷だから?犯罪者だから?ふざけんじゃねぇ!!演劇っていうのはそういうの関係ねぇぇぇぇぇぇんだよぉぉぉぉぉぉぉぉん!!っていうのを伝えていく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-10 14:53:14
22501文字
会話率:56%
魔王城に住む魔界の姫、アソビタ姫は魔王城の娯楽のなさを憂いていた。
インドアの娯楽をこよなく愛するアソビタ姫は、人間界のガンガン王国と戦争ごっこにあけくれる魔王城の魔物をよそに邪神と交信し、せっせと異界のいろんな遊びを仕入れていた。デュエル
したい、ぷにょぷにょしたい、格ゲーしたいと望むアソビタ姫だが、魔界には異世界の遊びを実行する道具がない。つくれる技術もないと諦めていた姫だが、自分が極めた闇の魔術(洗脳、呪術、封印、生贄による悪魔召喚などなど)を使えば夢にまで見た異界の遊戯が実現ができると確信した。
パンがなければケーキを食べればよい。
遊び道具がなければ、そこら辺の魔物を遊び道具に仕立て上げればよいのだ。
姫的発想で遊戯姫となるべく動き出したアソビタ姫により、魔王城で闇のゲームが開催するために、魔界は勇者の進撃と無関係に阿鼻叫喚の地獄絵図へと塗り替えられることになる……!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-08 17:38:14
51131文字
会話率:35%
幼い頃「大きくなったら星の王子様が迎えにくるよ。おまえは星の姫だから」と言われた天里妃芽。15歳の誕生日。気付いたら見知らぬ場所。
迎えるのはプラチナブロンドの超美形の王子様ならぬ星帝様。星が星妃を選ぶ?額の痣がその印? いくら好みのタイ
プ(?)でも愛のない結婚。しかも15歳でするものですか!
エコを唱えながらも壊れゆく地球に反し、自らの意志を持つロクーム星。人の運命すら星が決める世界で妃芽は何を思うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-28 13:21:45
13229文字
会話率:16%
おてんば娘で王位継承者第一位の王族の姫、ファーラ。
彼女は自分なりの生き方を王族という地位を関係なしに生み出していた。
そんな彼女だったが、無理やり他国に潜入させられることになってしまう。
しかもそれは、ファーラが最も嫌う“王族で姫だから”
という理由で顔も知らない王子のもとへ嫁がなくてはならなくなった。
そんな姫がどのようにして変わっていくのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-16 19:20:32
46404文字
会話率:56%