ダニエル・ブラック伯爵令息は幼少期に訳ありの王女殿下であるローズメリアの婚約者となった。
「ごめんなさい……! でも私、真実の愛を知ってしまったの!!」
そう宣う王女殿下。そして婚約破棄。
それはともかく、すぐに辺境伯家に婿入りすることにな
ってしまったのはどうなんだ……そう思いながらも、馬車に揺られて辺境伯家へ。
結婚相手は『アマゾネス』という噂の令嬢アデレード。
だが自分こそ所詮はモブ的見た目とスペック、という自覚のあるダニエル。見た目などいいから、良識さえあればいい。多分愛せる。
乙女脳王女殿下のお守りに疲弊していたダニエルが望むのは、平穏な日々のみ。辺境伯邸までの長い道中、解放感と心地好い空気に疲れた心を癒していたものの、それはただの現実逃避。結局のところ格上への突然の婿入りである。
自分は良くても相手はどうなのか。婿入り先で虐げられやしないだろうか……と徐々に不安になっていく中、ようやく入った辺境伯領。
案内役として現れたのは物凄いイケメン。
「僕はロマンス小説のヒロインか!?」
それは、ウッカリあらすじでタイトル回収してしまうほど。
襲い掛かる魔獣に、なかなか会えない未来の妻。
次々浴びせられる辺境の洗礼に、か弱い都会っ子のダニエルはどう立ち向かうのか?!
※世界観はユルユルです。
※ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 00:00:00
218592文字
会話率:30%
最恐ドラゴンとして名高いファフニールは、最強賢者として世界に君臨するアストリッドに敗れ、殺されそうになる。
だが、恋愛について教えれば生かしてくれると言う。
死にたくないので従うファフニール。
果たして、ファフニールはアストリッドの彼氏を
作る事が出来るのか⁉︎
これはドラゴンなのに常識的で、乙女脳の持ち主ファフニールが、常識が通じない人間達を相手に涙ぐましい努力するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 12:00:00
104849文字
会話率:39%
私は今、大変困った状況にいる。
彼氏についてあることに気づいてしまった。
どうやらこいつは、肝の据わった男でもなんでもなく、ただの勘違いバカ野郎かもしれない。
ブラック企業で消耗しきったOLが念願かなって退職して自由の身になったと思ったら、
彼氏が依存系のメンヘラなのではないかと疑い穏便に分かれる方法を模索することに。
主人公は無職の身で偉そうなこと言ったり、対比構造のためにちょっと過激なこと言ったりします。
ご注意あれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 06:00:00
1746文字
会話率:49%
ときとして右手と左手がケンカすることもある。脳は右脳と左脳で別人でもある。ちょっとした脳のお話。男脳と女脳の違いは時代遅れになった?
最終更新:2019-11-25 14:49:10
3994文字
会話率:3%
別れた男女のお話。
恋を手放す悲しみや苦痛
恋を手放された寂しさと虚無
思いやれれば、きっと人生の糧になる。
※この話だけで完結してますが「風詠と蟲姫」本編の外伝でもあります。造語が登場するのはその為です。
最終更新:2018-01-02 13:47:11
10746文字
会話率:47%
季節外れの夏の夕立ちの一コマ。
失恋女の子と、文学乙女脳な男の人の話。
最終更新:2014-11-18 19:15:43
3001文字
会話率:50%
「私には、無理しなくていいんだよ?」
高校最後の地区大会、弱小野球部のわが校は一回戦でコールド負けだった。弱小でも、それなりに一生懸命やってたから悔しかったさ。そんな俺に、宮原真桜は優しく微笑んだ。人呼んで乙女ゲーム脳。俺は攻略対象にされて
しまったらしい。お前この間別のやつにも同じこと言ってたろ、知ってんだぞ!俺には好きなやつもいるんだから、とっととあきらめてくれ!
乙女ゲーム脳の美少女宮原真桜にターゲットにされてしまった男栗原京佑の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-09 14:00:00
1406文字
会話率:20%
少子化と高齢化が行き過ぎた近未来の話。そこでは、減った労働力をまかなうべく、人工人間「ビースト」を生み出す会社が存在していた。そしてそんな鬼畜所業の会社で平社員を勤める、見た目は男装の麗人風、心に乙女脳を隠し持った主人公の光。業務の最中、
彼女はべらんめぇ口調の野良ビースト・メフィストと遭遇した。世界のあり方を変える等々といった大志もなく、黙々と仕事をこなす主人公と、不平をこぼしながらもダラダラと生きる少年の、地味時々血なまぐさい日々。
※第19回電撃小説大賞で落選した作品を、サルベージ&手直しいたしました※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 12:19:58
128212文字
会話率:41%