女の嫉妬は怖い!
付き合っている彼女にプロポーズしようとした朝に元カノに殺された俺は子供の頃に助けた蛇神に恩返しだ、と異世界に転生させられた。
そこは彼女がハマっていた乙ゲーの世界そのものだった。攻略対象も悪役令嬢もヒロインも勢揃いのなか、
俺はヒロインと恋に落ちるヒーローたちのクラスメイトの一人として学園に通うことになるのだが、
「ごめんね、ちょっと手違いだったかも!」
と笑う蛇神のイタズラによって、転生したのは物語に関わることのないトップオブTHEモブ、名前があったのかよ?!とツッコまないではいられない伯爵令嬢パトリシア·バーナーだった。
なにもかもが平凡な俺は脳内が男のまま、突然14歳の令嬢としてわけもわからない世界で生きていくことになる。
せっかくだから彼女が
「くっ!なぜダク様だけバッドエンドなのっ!!」
と嘆いていた騎士で第二王子側近でもあるダグラス·モーティマー侯爵令息ルートを攻略してやるわっ!となけなしの乙女心を燃やしてみよう、と決意した。
氷の騎士よ!
男脳の俺様が絶対に堕としてみせる!わ!
待ってろよ、ですわ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 08:00:00
131362文字
会話率:35%
ときとして右手と左手がケンカすることもある。脳は右脳と左脳で別人でもある。ちょっとした脳のお話。男脳と女脳の違いは時代遅れになった?
最終更新:2019-11-25 14:49:10
3994文字
会話率:3%
別れた男女のお話。
恋を手放す悲しみや苦痛
恋を手放された寂しさと虚無
思いやれれば、きっと人生の糧になる。
※この話だけで完結してますが「風詠と蟲姫」本編の外伝でもあります。造語が登場するのはその為です。
最終更新:2018-01-02 13:47:11
10746文字
会話率:47%
「船を降りるなら嫁に来い」なんて事を言い出した海の国の王に、かつての仕事の相棒である海姫シーアは「会食3万、夜会5万、式典10万。功績に応じて臨時手当を要求する」と返答した。
半商半賊ドレファン一家の養女で、海に関して天賦の才を持つシー
アはやる事なす事男前でフェミニストな仕事大好き人間。地味顔を「海の国の黒真珠」と称されるほどに装い、国家間レベルの仕事や降りかかる面倒に非常識で時としてえげつない奇策で挑む破天荒な半商半賊娘と、そんな彼女を海よりも広大な包容力と海よりも深い理解で野放しにする海の国のワケあり美丈夫。
嫁の貰い手の無い女と、まともな結婚は諦観の域に達していたはずの男の、純愛と呼べそうなのにヒロインが男脳かつひたすら逞しいが故そうは呼べない残念な物語。
第1章はヒロインが15歳から始まりますがすぐに大きくなります。(旧題;海の国の物語)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-02 14:51:40
236807文字
会話率:19%