紀元前後のヘレニズム世界――
アルサケス朝パルティアと共和制ローマ、二大勢力の緩衝地帯に位置するペルシア系の小国アルドヴィ・スーラーの王子イラージュは、「女神の子」と呼ばれていた。
国内に聖域のある女神アナーヒターの巫女と国王とのあいだ
の聖婚儀礼によって誕生したためである。
第二王子ながら王の後継者と目されていたイラージュは、十八歳の春、女神の託宣を受けた父王に命じられて、王国南部の山岳地帯にすむ《山の民》の野営地を襲撃し、一族を全滅させる。
その帰路、祝宴中のイラージュのもとに、都に残した親衛隊長が早馬で駆けつけてくる。
隊長はイラージュの父王の急死と異母兄の即位を告げた――
*紀元前後のヘレニズム世界をイメージした架空の小王国の物語です。もうかなり昔に書いたものが、部屋の大掃除中にプリントアウト版で出てきたため、一からリライトしてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 13:48:29
96490文字
会話率:36%
魔王討伐の旅に出る前日、暗い過去を抱えた女神の子が、少し抜けてる泥棒少女に盗まれるまでの物語
最終更新:2024-08-25 14:17:02
5261文字
会話率:50%
「貴様のせいで! 俺の嫁探しが! ちっとも捗らんのだ!」
「えええっ!?」
成金男爵の娘クラウディアは彼女が生まれてから途端に商売繁盛しだしたことから商人の父に商い成功の『女神の子』と呼ばれ、ちやほやされて育った。
平民の生まれながら魔力
のある彼女はやがて別名・貴族学園とも呼ばれる魔術学園に入学した。が、しかし、クラウディアの学園生活はけして楽しいものではなかった。
校舎裏呼び出し! 壁ドン! 告白! 「ちょっとあなた、彼は私の婚約者ですよ!」 ――修羅場!
クラウディアは誰かに告白されたり迫られたりするのを繰り返す日々を過ごしていた。なんだかコレ、さすがにちょっとおかしいな? そんなふうに思っていたある日のこと。なんと国の王太子殿下から直々に呼び出しを喰らう。
自分の嫁探しにクラウディアの存在が邪魔だという殿下。なんでも彼いわくクラウディアは『魅了魔法』を無意識に使っているらしい。
「俺には魅了魔法は効かん!」とマントの下にビシリと並んだ破邪グッズをジャラジャラさせている王太子殿下と共にクラウディアは己の魅了魔法を制御するために日夜修行することになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 17:21:38
88484文字
会話率:39%
円状大陸の中心部にある空に浮く島には、神々の国がある。女神の子であるニニリナは、空島にある学園でアルトリニア王国の王子であるアルトリウスと出会い、恋をして、恋人同士になって、卒業と同時に降嫁した。つつがなく王となった優しい夫のアルトリウスの
愛をニニリナは疑ったことはなかったけれど――あるとき、そこに疑念が生じて……?
※スパイスていどに敵キャラクターが出てきますが、ざ/ま/ぁはほぼないです。方向性としては単純な勧善懲悪風味という感じです。
※他投稿サイトにも掲載。
※全7話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 00:00:00
13370文字
会話率:24%
「ユウヤ、お前は弱くなりすぎた。パーティーから追放だ」
「あんたはただのお荷物なのよ」
「洗濯物溜まってるのよ、雑用しなさいよ」
レベルが下がる奇病に冒された俺は幼馴染パーティーから追放された。
追放をきっかけに、俺は自称女神と名乗る少女
と出逢い、奇病が治った。
「レベルが存在しない? ……経験値がそのまま強さに変換されていく」
俺だけがレベルの概念がない世界で新しい仲間ととも成り上がる。
そして、幼馴染パーティーは俺に抜けた事により……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 01:57:10
12252文字
会話率:31%
女神の三姉妹には、それぞれ、戦、財貨、豊かさの加護がありました。三姉妹は、この加護をもって、ツェッペリン国に嫁ぎ、子々孫々、国を繁栄させました。
女神の三姉妹の子孫たちは、揺るがない加護でもってツェッペリン国を豊かにしましたが、豊かさの加護
持ちである男爵令嬢ユメールは、女神の子の子孫でありながらも、蔑まれていました。そのため、同じく豊かさの加護をもつ女神の姉妹の子孫である子爵令嬢アイナこそ相応しいとされ、とうとう、ユメールは家族ごと、ツェッペリン国を出ることとなりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 21:00:00
129162文字
会話率:49%
サポナリア王国の第二王女リアラニィは、幼馴染のゾイシムと公認の恋仲。平民出身のゾイシムは、王族に求婚するための最低条件である爵位を手にするため武勲を重ね、第一騎馬連隊長として頭角をあらわしていた。彼は国境を侵攻してきたランテマ帝国との戦いに
身を投じ、リアラニィは「王女である自分にできること」を模索し始める。
第一王女フェレイニィは、ルザディラ教の特別な存在である「女神の子」として人々から崇敬を集めていた。彼女は隠棲した女王に代わり王太子として国政を背負っていたが、ランテマ帝国との不利な戦いで次第に追いつめられ、王族の誰かを政略結婚させる必要に迫られる。そんなとき、お忍びで訪れた海辺の洞窟で自身と同じ「女神の子」である青年レオと出会い、互いに素性を隠したまま恋に落ちる。
王女姉妹がそれぞれの役割を見つめながらも、たったひとつの恋と向き合うお話。
※戦争・残虐描写があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 01:46:26
96255文字
会話率:46%
かつて、邪神によって作られた生物『ノーネーム』。理性も無く同族だろうが殺して喰らい、喰らう度強くなる。そんなノーネームを他の神々が管理している世界に放ち、そこにいた遊び半分で人を皆殺しにしようとした。それを恐れた神々は人に力を与えた。それ
は神または神の使徒である天使との『契約』。契約することで身体に神または神の使徒である天使の血を力を得た人々はノーネームを滅ぼした。
それから500年後の世界で邪神と女神との間に生まれた子供、主人公レイヤ。神の子である為、神と契約できず通う学校では自分が神だということを隠しているため無能のレッテル貼られる。
しかし、神の子もまた神。契約無しで神の力を使う。本来契約は一人につき一体なため、授かる能力も一つだが両親が神であり、レイヤも神なため二つの能力を持って生まれた。
無能のレッテルを力でねじ伏せる最強のレッテルを勝ち取れ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 22:03:41
22229文字
会話率:48%
主人公
藍原和幸は、事故で死亡し、
魔王と女神の子に転生して宿り生まれる。
智ものちのちでてきて
波乱万丈の無双記録。
冒険
ダンジョン
最終更新:2021-06-18 18:17:12
3473文字
会話率:0%
勇者の村の村長の息子の俺は、10年に一度の勇者選定の儀で、勇者と言う形式上の仕事ではなく、村を守るために戦士や狩人、薬師、医師などを望んでいたが、祭殿で神に授けられたのは、
『踊子』
役に立たない職と追い出された俺だったが、王宮で医師の
卵と騎士の見習いに雇われた年上の幼馴染みたちと共に旅に出た。
『踊子』というのは、今まで現れた職ではなく、追い出した村でも王国でも調べるが、実は『神子』だったことが判明。
『神子』は豊穣の女神の子供であり、ごく稀に現れる存在。
それを問答無用で追い出したことで、女神の怒りに触れた。
数年後に大規模な飢饉が起きると女神に告げられた王国は村をあげて、少年を追う。
一年後少年は、髪の色を変え、名前を変えて幼馴染みの先輩の実家の医者の家で見習いをしていた。
これから、どんな人生を送るのか……それは神にもわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-15 21:53:14
752文字
会話率:12%
月に住む女神の子供の話
最終更新:2017-08-03 02:18:01
548文字
会話率:0%
人間を嫌い世界を恨んでいたごく普通の女子高生、華元愛乃は、ある日謎の安心感のある人間に出会い、引き付けられるようにして赤信号を渡り、車に引かれてしまう。
次に目覚めたのは、見たことも無い《異世界》で、その世界での彼女の設定は『16年間眠り
続けていた女神と人との間に生まれた女神の力を引き継ぎし王女』。
女神の力を手にする事になったアイノ・フルーレ(華元愛乃)は、何の為に呼ばれたのか、誰に呼ばれたのか分からない広く深い《異》世界へ、スピア(守護隊)とともに長い旅に出ることになる___折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 01:03:46
29297文字
会話率:18%
いつの間にか「精神」だけの存在となっていた私は最初にいた「森」を眺めること300年、もうすっかり仲良くなってしまった動物たちを大嵐から守るため真っ白な岩に乗り移り実体を得ることに成功、見事助けることができた。人間たちは私を「守り神」と祭り、
岩だけなんていやなので途中出会った彫刻家の青年に「九尾」の姿に彫ってもらう。
そして私はこの世界を作った女神の9つ目の子供でその大陸を守ってほしいこととたまに自分に会いに着てほしいというお願いをされる。
これはいつの間にか「女神の子供」となった九尾に転成した者の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-10 22:52:05
1585文字
会話率:0%
世界的最高峰の魔術幼女。
人では最強のやる気無き図書館の司書。
時の女神の子孫で血筋を受け継ぐ女王。
暇人にして目新しい男の娘。
魔法と機械が同時発達した、
謎多い異世界の産物。
いろんな出来事、パロネタも含み、寄り道して、交錯してゆ
くありきたりの中、善也はこの先どうなるのか?
緩~い冒険が、今 始まってます。
※
上のとおりで嫌気を指しているのかもしれません。
タイトルは仮です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-23 14:23:11
10153文字
会話率:40%
今世界は壊れつつある。
崩壊を止める為には『女神の子』の力が必要なのだ。
僕はリィリ。
人間になりすまし『女神の子』を探している。
今回もいままでと一緒なはずだったんだ、
桜が散るあの日、君と出逢うまでは…。
人間に恋してしまった哀れな神
の使い、リィリと
優しくて爽やかだけどドジな優李。
二人の淡く切ない純愛ストーリー。
叶わないけど、愛おしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-04 22:19:50
722文字
会話率:52%