日本のとある場所で眠りから目覚めた少年マシロは、なぜ自分がそこにいるのか、さらには自分の名前まで、ほとんどの記憶をなくしてしまっていた。
そこに現れた謎の黒い"カゲ"と、それを"舞刀"を使った舞によっ
て鎮める二人の少年。
少年たちは"痣子"と呼ばれ、普段は普通の学生生活を送りながら、夜は人知れず舞を舞い、放っておけば地を腐らすというカゲの暴走を食い止める責務を担っていた。
やがてマシロもその一員となり、舞を舞うようになる。
そんなマシロと彼を取り巻く人々の、苦悩と成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 12:17:03
612934文字
会話率:37%
側室の子供として生まれてきた王女クラリスは忘れ去られたまま奥宮で薬草を育てる暮らしをしていた。
長じてから、若き辺境伯カールに嫁ぐことになった。
王宮では王女らしからぬ暮らしをしていたが、辺境伯領では一変する。
辺境伯領には飛竜がいて、ク
ラリスが育てる薬草に興味を示した。
クラリスは必要とされ、役に立つことで、自分を取り戻していく。
カールと気持ちを通わせる。そんなある日、カールがふと不思議に思うことがあり、ふたりは事実を少しずつ手繰り寄せて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 10:40:11
114624文字
会話率:42%
文芸部の先輩、「奥宮かさね」に告白された高校2年生の「ハルト」。返事はまだいいから、と夏祭りへ誘われた。着物の「かさね先輩」と夜店を巡り、おそろいのピアスをつけて、花火を見た。
「オレだって先輩のことが……」ハルトは先輩に告白するが……
※なろうラジオ大賞4応募作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 17:17:05
995文字
会話率:58%
瀬田は仏師である。飯田地方の展示即売会に誘われて仏の彫刻展示会を見に行く。そこで安曇ちかという不思議な美女に出会う。彼女をモデルに観音像を彫ることを決意する。制作のため、彼女の家に一泊する。
彼女の住まいは飯田地方の山奥、風越山の麓の白
山社奥宮の西側にある。山深い茅葺きの田の字型の粗末な住まいだが、瀬田は、妙に懐かしい気分になる。
安曇ちかは酒を買ってくると言って、家を留守にする。奥の部屋を覗かぬようにと言い残す。好奇心に負けた瀬田は部屋の中を見てしまう。そこの床下に3体の白骨死体があった。びっくりして部屋を飛び出した瀬田が見た物は荒れ立てた家と、鬼と化した安曇ちかであった。
鬼と化したちかは瀬田を五助と呼び、彼を殺そうとする。瀬田は必死に何故殺されるのかその理由を問う。瀬田の意識は過去生に飛ぶ。
瀬田の前世は新潟県糸魚川市、姫川の本流近くにあった梶谷村の五助だった。安曇ちかの棲む白山社奥宮を中心とした上下部落に塩の行商に行くのを、生業としていた。
ちかは下部落に住み、両親と3人暮らし。狩猟を生業とし、五助と婚約していた。
その年の3日間の秋祭りが終わる日、神の嫁取り神事(神への生け贄行事)として、安曇ちかのに家の屋根に白羽の矢が立った。これは翌年の秋祭りにちかが神の嫁になる(殺される)事を意味し、家から出る事を禁じられる。
その事を知った五助は早朝に安曇ちかを家から連れ出して、村の総代に駆け込む。
「神の嫁は家を出た。もはや神の嫁ではない」五助は昔からの言い伝えを声高に主張する。その上で白羽の矢を射たのは上部落の旦那衆からわいろを貰った神主だと暴露する。
しかし、総代の家に駆けつけた行商の親方が五助を叱りつける。いつまでもその事を言い張ると、お前の家族は梶谷村から追放され、お前はこの部落の者に殺されると諭す。
五助は愛する安曇ちかの前でちかは家を出ていないと主張する。ちかは家に閉じ込められ、来年の秋祭りを待たず、家の中の穴倉に生き埋めにされる。
その事実を知った五助は各地を放浪して仏様を彫り、ちかの霊安かれと、祈りの生涯を送る。
自分の前世の事実を知った瀬田は、鬼と化した安曇ちかに殺してくれと願う。そしてちかの霊が慰められるようにと、死の直前まで念仏を唱える。瀬田の首を絞める鬼のちかの眼から涙が流れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 10:02:40
31370文字
会話率:8%
VR技術が進歩して早数十年、学校や会社での仕事など色々な物が仮想現実で行われる様になりVRマシンは一人一台の時代になった。
奥宮新(おくみやあらた)はアイドルをしている妹に虫除けとして一緒にゲームしよ!と言われゲームの世界へ入り時には妹の
護衛、時には攻略、時にはNPCとのふれあいや散歩をして旅をしていく、、、トラブルを起こしながら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 10:02:50
32726文字
会話率:54%
白陽国奥宮に勤める高位女官紫鈴に突然婚約者が現れた。婚約者フル族シルバが言うには紫鈴が求婚したと言う。
そして一族の掟に従い三月の間側で過ごすのだと。反発する紫鈴、何を考えているか分からないシルバ。
紫鈴の双子の片割れ緑栄の出会いや親友の青
蘭、主の張煌明も絡みながら物語は進みます。後半シリアスの中にコメディ要素有り。
「蕾」第二部です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-19 22:29:26
75470文字
会話率:37%
――王妃と王女の身辺を調査せよ。
なにやら、奥宮にて、王妃と王女に近寄る怪しい女官がいるらしい。近衛隊のジャスティンとクリストファーは上官に、奥宮への潜入捜査を指示される。二人は女官に扮し、奥宮の人々に紛れる事になったのだが……。美貌の公爵
令息と、性別を隠しているわけでもないのに男だと思われている伯爵令嬢の、女装?コメディ。(多分)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-01 13:26:26
3291文字
会話率:46%
パソコンだけは好きだが他は何事にも冷め切った性格の主人公、奥宮蔵人。
いつもと同じようにつまらない日常を送るのかと憂鬱になりながら学校に行っていたが、突然魔法陣が出てきて異世界へ召喚!?
「俺は俺のやりたいようにする。」
これは力もなく、他
者に興味もない少年が力を得て少しずつ人と触れ合いながらも傲慢に世界を掌握する話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-22 15:46:48
8619文字
会話率:26%
片瀬杏梨(かたせあんり)は東京の大学に通う20歳。ある8月に休日を満喫していたところ2歳上の先輩でありながら親友の奥宮紗恵(おくみやさえ)からの結婚報告後、高校時代に自身にトラウマを植えつけた張本人の春川暁斗(はるかわあきと)と再会する。彼
はあの日のことをはっきりさせたいようで色々と杏梨に関わろうとするが彼女は拒否。しかし、杏梨も予想していなかった事実が隠されていて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-06 02:20:45
2726文字
会話率:55%
奥宮の変わり種の女性と、生真面目な第四王子の恋路に周り(主に殿下)が巻き込まれたでござるの巻。
※ご都合主義です
※作者の趣味によりヒロインが獣人です。
※ヤマもオチもありません。
最終更新:2015-01-12 02:20:31
13825文字
会話率:28%
重い女と軽い男の話です
最終更新:2014-12-29 03:15:28
451文字
会話率:17%
短編作品です。
一人の男の人の妙に納得する経験のお話です。
最終更新:2014-06-17 23:29:06
1167文字
会話率:16%
犬と老人の、老人側のおはなし。
キーワード:
最終更新:2013-10-14 04:51:46
828文字
会話率:5%
ラーガラース烈王国の世継ぎの王女
ニーシェル・ラーガラースは対ファモウラの戦場で魔剣姫(マケンキ)と知られている。
最近、衝撃の事実を知らされた。
すなわち、自分には生まれた時から許婚がいると。
ムリュフ精霊国の三の若君だと言うその相手を見
極める為
ニーシェルは身分と身元を隠しムリュフ精霊国の城の奥宮に潜入することにした。
さて、ニーシェル(偽名で活動中)は無事に若君にあって見極められるのか?
まあ、順調にいかないのが世の習いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-23 20:10:02
46935文字
会話率:32%