広大な後宮の奥深く、蒼の国の翠苑宮で仕える侍女・真珠(シンジュ)は、国王蒼王の第4妃・翠珠(スイジュ)様のもとで、振り回されながらも静かに日々を過ごしている。
ある日、蒼王の第3妃・椿(ツバキ)様とその妹君・富貴(フウキ)様を迎えるための
茶会が計画される。しかし、訪ねてきたのは椿様のみで、富貴様の姿は見えない。さらに、富貴様の異変が明らかになり、普段の彼女とはまるで別人のように振る舞う様子が周囲を驚かせる。椿様はその変貌に困惑し、翠珠様と真珠に助けを求める。
そして浮かび上がってきた真実とは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 11:10:02
10138文字
会話率:43%
家賃回収代行業者の私がナイトクラブを訪れたのは家賃を滞納している少女を見つけるためだった。少女の代わりに家賃を払っていた〝右手薬指に指輪をはめたその人〟の元に辿り着いたけれど、そこには老紳士と二人の少女の死体が。
〝右手薬指に指輪をはめ
たその人〟と二人の少女が死んだ理由、そしてナイトクラブで出会った少女が後を追って死のうとした理由とは。そして、私が〝右手薬指に指輪をはめたその人〟を裏切った理由とは――?
***
12000字ほどの一話完結のお話。
カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817330665430066957)、pixiv(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20562828)でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 22:12:44
11964文字
会話率:48%
一つの和歌。
そこから読み取れることはなんだろうか
最終更新:2021-11-22 23:29:43
1226文字
会話率:46%
大切な女の子を失くし、失意に捕らわれ、神様を恨む生活を送っていたひとりの少年。
ある夏の花火大会の日、彼のもとに現れたのは……。
香月よう子様ご主催、『夏の夜の恋物語企画』参加作品です。
最終更新:2021-08-03 17:15:17
2380文字
会話率:23%
それは、明るい満月の夜のことでした。
町外れの一軒家の庭のかたすみに、色のあせた
リボンを、頭の後ろにつけたおばあさんが座
っていました。
おばあさんの前の小さな花だんには、まっす
ぐ伸びた一本の草が、古ぼけたヒモのような
もので物干
し台に結ばれていました。
おばあさんは、想い出していました。遠い
昔の、まだおさげの似合う女の子だった、あ
の日のことを…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-08-04 19:12:54
3130文字
会話率:29%
喫茶店を経営する久瀬 咲夜(くぜ さくや)25歳の思い出語りです。
咲夜(16歳)。ある日友人たちとボーリングへ行った。その時に友人と面白半分で『学校でモテ無さそうな女子に告白する』と言うかけをする。その賭けに負け、仕方なく自身で選んだ白
井 月(しらい るな)を呼び出し告白をする事に――。
自分以外の他人が傷つこうと、自分さえよければそれでいいそんな風に考え生きていた咲夜が、心臓に爆弾を抱える月と出会い気づかぬうちに恋をして……自分せいで彼女が傷つき自分自身を見つめ直す。
二人の描く、ほんのりと笑える優しい初恋の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 16:00:00
9988文字
会話率:22%
誘いて…夜に咲く花の溜息
小さきものの
言葉のかけら
手のひらの中に集めてみれば
大きな想いになる…
最終更新:2019-09-08 19:47:48
231文字
会話率:0%
兵隊と市民の出会いです
最終更新:2018-11-27 15:29:32
1935文字
会話率:11%
花と人間は何時もそばにいた。
花は夜に咲く花。
短い間に咲く花も時をかけて育てた。
私は貴方の為に貴方は私の為に......
最終更新:2018-10-02 18:18:21
917文字
会話率:0%
そのあでやかな容姿ゆえに光中将と都びとに持てはやされながらも、虚無感の中で刹那的な日々を送る男。託された文を携え伊勢に向かった道すがら思いがけぬ出来事に遭い、土地の娘に助けられる。都から遠く離れた鄙の地で、秘された過去と真に大切なものを知っ
た男は───
平安時代を舞台に満たされぬ心を持て余す貴なる人々の物語『たぎつ瀬の』の断章です。2016年6月7日、完結いたしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-07 21:00:00
24509文字
会話率:36%
よくあるサラリーマンの夜遊びライフ。
こんなつもりじゃなかった‥‥いや‥‥でも……やっぱり‥‥
初めて局面する、理想と現実‥‥
心境の変化と葛藤を描いた
リアルベースの物語。
ウソ‥ホント‥好き‥嫌い‥オレは誰だ‥‥
最終更新:2016-01-01 22:15:09
2205文字
会話率:21%
第一部終了後のエピソード。
ロゼルタが城をこっそり抜け出して花街に繰り出し、そんな彼をユトナが追いかける。
そんな、いつも通りの日常の筈だったのだが──…
ロゼルタ×ユトナの短編です。
最終更新:2015-09-12 21:53:20
19340文字
会話率:46%
高校二年の夏、親友としていた『恋バナ』で、私はどうしても会いたい人のことを打ち明けた。
「またね!」
彼にそう言われてから、五年。
顔も名前もわからない彼に、私は会うことができるのだろうか――
お祭りを舞台とした、恋愛物語です。
最終更新:2013-08-08 16:26:04
9156文字
会話率:54%
死に至る病を患う龍守瑞希は、終わりの予感を抱いていた。
病室に飾られた花々は、どれもこれもが夜に咲く。
夜空に咲いた月を見て、瑞希は何を思うのか。
最終更新:2012-04-25 05:46:58
3244文字
会話率:0%
魔法世界の裏側で生きてきた少年は魔法都市に左遷されることになった。魔法学園ファンタジーの開幕。改訂することにしました。再びよろしくお願いします。
最終更新:2011-03-22 18:00:00
38505文字
会話率:43%
若すぎた故に、魔法都市に左遷された少年。それによって始まりを迎える物語。そんな少年の行く先は冷たき闇か明るい未来か。学園ファンタジーが始まる。第三章《会長のお見合い編》開始
最終更新:2009-07-31 21:21:45
125586文字
会話率:41%