太古の昔、ある大帝国が世界を支配した。自分たちが生まれ育った星を出て、宇宙を支配し、次元を超えてパラレルワールドすら支配した大帝国があった。だが忽然と大帝国が消滅した。歴史に残っていない国が滅ぼしたのか、それとも自滅したのかはわからなかっ
た。だが確実に大帝国は消滅した。それもほぼ跡形もなくである。
それを示唆するのは大帝国の物と思われる遺跡の記録が唯一の情報源だった。しかしどの国でも遺跡の記録を集めては解析をしても、全く解析に成功した事例は存在していなかった。ただ一つの王国を除いてである。
その王国の名はカルデラ王国。カルデラ王国は遺跡の記録を元に文明を発展させ、他の追随を許さないどころか、思いっきり突き放す勢いで急激な文明発展をした。しかし遺跡の記録を元に文明発展をしたカルデラ王国を不愉快に思った隣国は、すぐさまカルデラ王国に宣戦布告をした。しかし軍事的な面でも圧倒的であった。だがその軍事力が火種となり、宣戦布告をする国が増えていた。
カルデラ王国は戦争を続け、ついに宣戦布告をした国は五十を超えてしまった。戦争になれば確実に敵国を滅ぼして、占領することが簡単にできる。だが戦争が続くに連れて、大局的に平和を求めるようになった。だが平和を敵国に求めても一向に受け入れることがなく、戦争が長引いてしまった。
カルデラ王国は平和を求めて国の方針を変え、戦争から次元移動への技術開発に尽力した。なぜなら今の世界より、別世界の価値観や交渉術を持っているであろう世界に賭けるしかなかったのだ。
そんな平和を求める物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 10:10:00
50919文字
会話率:26%
日本各地で少年少女達が、光に呑まれ、消えていく事件が増えていた。
が、すぐに、事件は止まった。
少し、特殊な生い立ちを持つ少年(?)。月城一葉は編入初日、クラスメイトに紹介されるため、教室に入った。
すると、足元に魔法陣が現れ、光に、
呑まれてしまう。
気がつくと、異世界召喚されたらしい。…………………おまけとして。
他にも召喚された人が7人いたのだ。どうやら、魔王を倒すために力を貸してほしいらしい。
しかし、もともと、7人だけ、召喚される予定だったらしく。イレギュラーな一葉には、なにも力を与えられなかった。
これで、どうしろと? 一葉は、他の7人と行動をともにするが、完全なるお荷物。それでも、所に必死についていく。
これから、何を考え、何を成すのか。また、魔王を倒し、無事に元の世界に帰れるのか。
と、まぁ。よくある、異世界召喚ものです。
初投稿で、ほとんど、衝動的に書いたものですので、拙い文章でしょうが、お付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 12:01:00
538340文字
会話率:52%
高校生の橘 透真(たちばな とうま)は、特別仲がいいわけではないが、どこか気になる同級生柚月(ゆづき)と偶然放課後の帰り道を共にすることが増えていた。
しかし、ある日、ふとした拍子に彼女の鞄の中から一冊の闘病日記を見つける。そこには衝撃的
な事実が記されていた。
「肺がん」——。
ドナーが見つかる見込みもなく、余命は1年持つかどうか。
その事実を知りながらも、透真は何も言えず、普段通りの帰り道を歩く。
しかしその最中、柚月がふらりと道路へと踏み出してしまう。
猛スピードで迫るトラック。
咄嗟に透真は彼女を突き飛ばし、代わりに轢かれてしまう。
意識が遠のく中、透真の脳裏に浮かんだのは、柚月の病気のこと。
そして、彼女が日記に綴っていた言葉だった——。
「……俺の肺を、柚月にあげられたら……」
命を懸けた選択の先に待つのは、希望か、それとも——。
交差点での決断が、二人の運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 21:12:15
14408文字
会話率:38%
魔法使いたちが、かつて「神の業(わざ)」と言われたその力を隠して生きている現代。
力に溺れた者たちによって解決困難な事件が人知れず増えていた。
そんな魔法犯罪の調査を生業とする如月灯真(キサラギ トウマ)は、
ある時一人の女性の命を救
う。
それによって自分がどんな運命の渦に巻き込まれるのかも知らずに……。
*アルファポリス、ノベルアップ+でも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 12:10:00
500162文字
会話率:59%
七不思議や怪談、逸話、噂話。人々の間で語り継がれるものはいくらでも、どこにでもある。
今日もその大学で学生たちが口にする。
あの教室には自殺した学生がいまだにいる。
この木の下で告白をすれば結婚ができる。
裏の門から夕五時ぴったりに出ると財
布を落とす。
眉唾な話はいくらでも。
ねぇねぇ、きいた? ねぇねぇ、これ知ってる?
口元に手を寄せる人々の口から様々な逸話が繰り広げられる現代。
そういえば知っているか、あいつ、幽霊の声が聞こえるらしい。
今年になって、また一つ噂話が増えていた。
渦中の人物は境初(さかえ はじめ)。
「ねぇ、きみ、本当に幽霊の声、聞こえるの?」
怪異譚はいつだって好奇心から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 10:00:00
103577文字
会話率:59%
偶の休日に、暮らしの住処であるアパートの近辺にある喫茶店に行くのが好きだった。
老人が一人でやっている物静かなその場所は、私にとっては安息の地であった。日頃の喧騒から離れて、そこで静かに読書する。それが私の楽しみだった。
「いらっしゃいま
せ、お一人様ですか?」
「ええ、そうですが……」
しかしそんな私の日常は、一瞬にして崩れ去ることになってしまった。
老人が一人だけでやっていたその喫茶店には、店員が増えていた。それも、ここには似つかわしくないと思ってしまうような、明らかに染めた金髪の派手な女性店員である。
日常において、彼女の存在というものを咎めようなどとは思わない。個人の趣向に、文句を言うつもりはない。それは自由にすれば、良いと思っている。
ただ私が思う理想の静かなる休日には、彼女の存在というものはない。
見るからに明るく天真爛漫である彼女は、この喫茶店を華やかに――悪く言えば騒がしくしている。コーヒーを飲みながら読書をする場所として、ここは相応しくないと思ってしまう。
こうして私の安息の地というものは、なくなってしまったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 19:12:06
6851文字
会話率:51%
唐突にダンジョンがこの地球上に出現し始めてから、もう三年が経つ。
当初はこの奇怪なる現象に混乱しっぱなしだったが、やがてダンジョンで生計を立てる者が増えていた。
モンスターを倒してダンジョンを踏破し、お宝を手に入れる冒険者。踏破済みのダン
ジョンを運営・管理する運営者。そしてダンジョンの中を実況する配信者などだ。
高校二年になり、俺も小遣い稼ぎにダンジョン配信とやらをやってみることにした。
しかしその時は考えもしなかったのだ。難易度が低いはずのそこに超レア級なモンスターが生息しており、それに襲われていた超絶美少女な冒険家を助けることになるなんて。
そして俺は、冒険者の女子高生・栗瀬光留と共にダンジョン配信し、有名になっていくのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 08:00:00
106000文字
会話率:41%
かつて魔法、剣術、体術すべてを世界トップクラスの当主が率いる鬼龍院家一族がいた。
鮮血の一族と呼ばれ一族が住んでいた和光帝国の300年に起こったすべての侵略戦争、防衛戦争に関わり多大なる活躍をしていた。
和光帝国以外の国の民からは畏怖と恐
怖を和光帝国の民からは尊敬と信頼を集めていた。
だが伯爵家であった鬼龍院家の存在力と発言力が大きくなりすぎ和光帝国を統べる帝ですらも鬼龍院家の意向を無視できなくなっていた。
やはり、そんな鬼龍院家を恨み、嫌うものが和光帝国内でも全貴族の過半数を超えるほどに増えていた。
それでも鬼龍院家の力は衰えず繁栄の一途を辿っていたが一族の血の流出に加えて当主がある呪いに侵された。
呪いの名は破魔の呪い。
呪いをかけられた人間は魔力を体の外から吸収し体内で外から吸収した魔力を自分が魔法を使うための心魔に変換することが出来なくなる。
それによって魔法を打つことは愚か身体強化して戦うことも出来なくなった。
呪いをかけられた19歳だった当主も今代の自分だけにかけられた呪いだと思うが破魔の呪いは24歳になってできた子供にも受け継がれ、今まで戦場を常に渡り歩くことはできなくなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 00:00:00
310文字
会話率:0%
最近野犬が増えていた。
最終更新:2024-04-17 19:01:28
1126文字
会話率:29%
地域で猟銃免許を取る人が増えていた。あれこれ考えた。
最終更新:2024-03-26 13:19:11
2169文字
会話率:0%
大店の一人娘である5歳のひろは、母親の顔を覚えていない。ひろがよちよち歩きの頃に「若い男と逃げた」らしい。父親はひろを可愛がってくれているが、商いに忙しく、世話係の下女がひろに見せる態度はそっけない。次第に1人遊びが増えていた。
そんな
ひろのここのところの楽しみは、傀儡師でもある飴売りから飴を買い、人形芝居を見ることだ。
飴売りから飴を買うようになってからは、優しそうな頬にえくぼのある女が頭に浮かび、母親に違いないと喜んでいた。
そうしたひろの寂しくはあるが平凡な日々は、旅に出た父親の死の知らせで一変する。
大店内で突如起こる刃傷沙汰。
呆然としているひろを助けたのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 19:03:02
28562文字
会話率:31%
現代日本でありきたりの日常を送っていた男は、日に日に夢を見る頻度が増えていた。
夢の中ではレオと呼ばれ、平凡とは遠い戦乱の中を必死に生きている。
超常の力を使いこなし成り上がっていくその夢は酷く甘美で、同時に死にあまりにも近すぎる。
心はすり減り、やがてどちらが夢なのか、その境界線は曖昧になっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 14:01:45
1506文字
会話率:40%
将来の夢が抱けず、悩む紅月 昴。ある日、昔やっていたゲームを起動すると見慣れぬメニューが増えていた。
そのメニューを選ぶと、昴はゲームの中の異世界に飛ばされてしまい、世界を救う為にカードゲーム戦争「ブレイブハーツウォーズ」に参加することに!
カードゲームで世界を救う、RPG小説!!
作中で風間アミの歌う「Brave Hearts -勇気ある者たち-」とテレビゲーム版ブレイブハーツのテーマソング「Brave Hearts -夢の在処-」を「イメージソング集」に掲載しておりますので、興味がありましたらそちらもご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 09:00:00
392590文字
会話率:46%
平凡な生活だけを夢見ていた高校生 斉藤正満。
しかしその望みは学年1の美少女である白川香織との出会いによってぶち壊されるのだった。
──私と一緒に部活を始めませんか?
動かなかったはずの世界の歯車が動き出した瞬間だった。
一人だけの
世界にひとり、またひとりと個性的な人が増えていく。
勉強の申し子 北本雫。
活力の化身 佐々木南。
深淵に佇む女 三田順。
気づけば部員は5人に増えていた。
彼女らに振り回され、彼女らに助けられる日々を送るうちにその男は理解し始めるのだった。
他人を、世界を、人生を、心を。
これは何も知らなかった男が自分の無力さを知る、ただそれだけの日常譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 00:00:00
438814文字
会話率:43%
同居する五人の義妹は同一人物?
中橋広至と愛沢美空は義理の兄妹だ。二人は同じ高校に通い、ごく普通の日常を過ごしている。
……はずだったのだが、ある日、広至が家に帰ると美空が五人に増えていた。過去から小学生と中学生の美空が、未来から大学生と
社会人の美空がタイムスリップしてきたのだ。
こうして異なる年齢の同一人物が同居するからこその、不思議な同居生活が始まった。広至としては好きな子が増えたから、幸せ五倍のはずだが、そう上手くいかない。
小学生は純粋無垢でなついてくれる。
中学生はトゲトゲツンツンしていつも冷たい言葉を投げてくる。
高校生は優しくフォローしてくれる。
大学生は年上の余裕を活かしてからかってくる。
社会人は誰よりも知識が豊富なことを活かして全員をからかう。
同一自分の筈なのに五人は微妙に性格が違ったり、広至に接する態度が違ったりする。
果たしてこの同居生活はどうなってしまうのだろうか。
カクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330649402611034折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 17:00:00
100500文字
会話率:35%
子爵令嬢のリリアンは最近困っていた。従兄の伯爵令息ライナスが、市井育ちの男爵令嬢に首ったけで婚約者のガートルードを蔑ろにしているからだ。実は、男爵令嬢をちやほやしているのはライナスだけではなく、第二王子やその側近もであり、悲しい思いをして
いる令嬢は増えていた。
それに対して何もできないリリアンは、せめて大切な友人であるガートルードを励ますため、ある場所へ連れ出すことにした。
※ふんわり中世ヨーロッパ風異世界です。ゆるっと読んで下さると助かります。
※よく悪役令嬢もので見られるような設定ですが、悪役令嬢はいません。
※主人公自身の恋愛要素は薄めかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 15:00:00
11383文字
会話率:39%
気がついたら知らない場所にいた。
ここは何処だろう?
知らない事が多すぎた。
ここで僕は何をすればいい?
元いた世界へ戻る方法を探しながら……。
最終更新:2023-03-31 18:16:54
27781文字
会話率:29%
父親の戦死によって騎士爵家を継承したロドニーは、最北の辺境にある寂れたデデル領の統治者になった。
しかし、騎士爵家には膨大な借金があった。利子を支払うだけで精一杯で、借金は雪だるま式に増えていた。
父親が残した本を開いた瞬間、ロドニ
ーは光に飲み込まれた。気づけば前世の記憶を思い出しているが、それは別の世界のものだった。前世の自分の名前も親兄弟の情報も思い出せないが、高度な文明の知識を得ることができた。
借金苦のロドニーは産業を興して、ラビリンスに入って根源力という特殊な力を入手する。
幸いにも母方の祖父が商人だったので、その協力を得て特産を売りさばくことができた。なんとか借金を返し、これまで低かった領兵の賃金を底上げし、装備を整えて領兵の強化に取り組んで富国強兵を実現していった。それがいつしか国王の耳に入り、『最北領の怪物』と言われるようになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 18:00:00
321171文字
会話率:43%
七瀬世羅、彼女の人生は後悔の連続。一度選択肢した人生は巻き戻す事の出来ない現実。
何度だってやり直したいと願い夢見た。その度に砕けそうになる思い。
この世界にはダンジョンと呼ばれるモノが存在し、全ての人間にレベルシステムとスキルシス
テムが適応される。
まだ謎が多いシステム達、世羅はとある日に〇〇を獲得する。
日頃の生活で培った耐性スキル以外に一つだけ、スキルが増えていた。
それをきっかけに、家の前にあるダンジョンに挑戦する。
ただの高校生だったのに、小さなきっかけでダンジョンに挑む。
そこで見た光景は、想像を超え、そして再び後悔する光景。
なんで来てしまったのか、どうしてこうなったのか、焦る思考の中考える。当然答えは無い。
足はすくみ、腰は抜け、動けないでいた。
恐怖の塊が近づいて来る。自分の彼女達と同じ経験をする──そう感じた時、颯爽と空を飛び恐怖の塊と戦おうとする勇敢な───枕が居た。
彼女の人生は【枕】から始まる。
いじめられっ子からの脱却、毒親からの脱却、貧乏からの脱却。
この世界はレベルシステムにより簡単に強さの優劣が決まる。
分かりやすい世界だ。
あとは、運と実力と、最高の相棒(枕)が居れば十分だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 00:00:00
103731文字
会話率:32%
もしあなたが父殺しの仇人のお母さんになった時、皆さんは何を考えますか?
思いきり復讐するか、ゆっくりと心を苦しめて崩壊させるのか。
白雪姫のお母さんの考えが少し理解できたような気がした。
しかし--
私は男です。
一人の男がお母さんになるの
はちょっとおかしいじゃないですか?
いいや…
「ママ~アバアバ…」
「はいはい~来た来た、またおしっこをしたでしょう。あなたはもう27歳です。自弁を身につける時ですよ~」
天が私を呪っているかのように、私のもともと悲惨な人生には、わけのわからない娘が増えていた。
27歳、ハンバガーやアイスクリームが好きで、嫌いなものはニンジンと注射です。
一番好きなことはお母さんのそばに寄ってお母さんに物語を読んでもらうこと。
しかし私はまだ20歳になっていません
若い男の人と年上の娘のホームコメディーが、今開幕しています。
「お母さん、言うことを聞かない子供が大嫌いですね」
「うえ……うわっわ!!」
結婚が破裂し、感情を傷つけられた27歳の女性編集者は、大量のアルコールや薬物の刺激で脳が損害を受け、精神が幼児レベルに退化した。そんな彼女は落ちぶれた夢家に、小説で自分を変えることを期待していた男が、19歳の悪を拾ってしまい、悪は女性編集者のお母さんになりました。しかし彼はその後、この女性編集者が自分の20回の投稿を拒否した邪悪な編集者であることを知った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 23:45:13
2910文字
会話率:29%