多摩地区の三流私大に通う長谷川真治は、大学4年生の1月になってもいまだに就職できていなかった。彼の究極の目的は仕事もせずに家の中にいる引きこもり生活だったが、そんなことが叶うわけもなく。日々悶々としていた。
そんな真治の趣味はミステリー
小説で読むこともそうだが、書くことも好きで、文筆業への憧れがあった。大学に入ってからは新人賞などに応募していたが、才能の無さもあり、応募は軒並み不合格となっていた。
そしてその落選した小説を投稿サイトに載せたところ、ある出版社から引き合いが来たのだ。出版の方向で検討させてほしいという。真治はその編集の依頼に対応するのだった。
その出版しようとしている小説『黄金ハンター』は日本三大埋蔵金伝説を発掘する伊瀬知悠なる探偵の活躍を描くものだった。
そして不思議なことが連続して起き出す。真治の小説黄金ハンターが現実となるのだった。まずは彼の目の前にその探偵伊瀬知悠が現れる。彼女は小説通りの凄腕埋蔵金ハンターでなおかつ探偵でもある。そういった設定が容貌も含めすべて一致しているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 13:18:53
114945文字
会話率:55%
悪性の病で死を待つばかりであった少年は、妙ななりゆきで戦国時代めいた異世界へと転移する事になった。なぜか若返って健康な肉体を手に入れた彼は、病院暮らしで何もできなかった前世の轍は踏むまいと、色々な事に積極的に関わっていこうという意欲を燃や
す。
ところが……彼が手に入れていたのは健康な肉体だけでなく、妙に扱いに困るユニークスキルも手に入れていた。そのせいで人間離れした――文字通りの意味――数々のスキルを獲得し、自活の手段には不足しない身になったものの……今度は妙に〝色々な事「が」積極的に〟彼に関わってくるようになる(第一部)。挙げ句になぜか囚われのお姫さまを奪還する羽目に(第二部)……。
なりゆきでお姫さまから謎の埋蔵金探しを託される事になった主人公は仲間たちと旅立つのだが、何しろアクシデントの神に愛されたが如き主人公の道中が無事に進む筈も無く……(←イマココ)。
一話の長さは基本的に短めです。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 20:00:00
99440文字
会話率:59%
第1章は、竹田城の紹介と伝承。第2章は、竹田に伝承されている唄をヒントにして作った物語です。城にご興味が無ければ、第1章を読み飛ばしてもかまいません。
竹田城に伝わる謎の唄。金持ちの祖父に話したら、祖父はその唄を知っていた。若い時にその唄を
手掛かりに埋蔵金探しをしていたらしい。もしかして、祖父は宝を探し当てたのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 18:00:00
10197文字
会話率:51%
長屋に住む男二人は、大岡越前守が埋蔵金探しをしているのを知り、一儲けをたくらむ。果たして成功するのか。
最終更新:2019-06-21 12:00:00
3947文字
会話率:64%