約30年前。かつて、世界最強と謳われた民族 桂の一族の亡命を受け入れた東国は、「盗賊の国」と呼称されるほどに治安は最悪を極めた。
そんな退廃国家の衛兵隊には、東国の元第三皇女という特殊な遍歴を持った、香月と言う女性兵士がいた。
ある
日、とある理由から、来国した隣国の皇帝 来儀の専属護衛に選出された香月は、不服ながらも彼と行動を共にすることとなる。
しかし、その采配が、いくつもの思惑が複雑に絡んでいることによって成されていることを、香月は知る由もない。
『積年の恋心』『行き場のない家族愛』『一方的な友情』に、『託された願い』……それぞれの片オモイを紡いだ時、秘められた一つの真実に辿り着く、中華風ファンタジーなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 01:00:00
37458文字
会話率:50%
まるで泡立てたミルクのような、ふわふわの白い毛を持つネコの男の子・ミルク。
元気いっぱいのミルクくんは、今日も妹のココアちゃんと冒険の旅に出かけます。
最終更新:2024-12-20 20:59:46
1975文字
会話率:46%
※第12回スーパーダッシュ小説新人賞、二次選考通過作品。
埼風(さきかぜ)には、アミダくじの結果を現実のものに出来る能力があった。
友人の不破(ふわ)の提案で、アミダの能力を使って『交通事故で亡くなった不破の妹が蘇る』というアタリ
を引く。
『人の蘇り』という大きすぎるアタリを引いた反動で『裏設定』という異世界からの刺客が埼風たちの元に現れて……?
異世界で流通する『バランセ(呪文や速攻技を使用可能にするカード)』を駆使する刺客たちと、『アミダの能力』を使う埼風の戦いが始まったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 22:09:43
37153文字
会話率:38%
清水アラタは悩んでいた。
自分が、実力にそぐわぬほど有名なギルドに所属していることに。
仲間のお陰で強敵を倒してきて、最強クラスの装備品を身に着けていたが……。
つい先日『シンドラゴン』とかいう良く分からないやつとやり合っ
た時、清水は限界を感じていた。
『このままだと、俺の実力がバレる……』
王立図書館にて、清水はどうすれば良いのか悩んでいた。
そんな時、『異世界』で流行っている『追放モノ』の本が目に入った。
タイトルと序盤までしか目を通さなかった清水はこう思った。
『自分もいずれ、コイツらのようにクビを宣告されるのかな……』
清水の中に、そんな不安がよぎった。
その時、『ヲタ』という謎の人物が接触してきて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 20:48:15
5623文字
会話率:39%
1話完結のショートショート集です。
最終更新:2024-10-13 21:41:20
4337文字
会話率:25%
異世界に召還されたと思ったんだよ。俺も勇者……とか賢者とかになれると思ったんだよ。
でもどうも様子がおかしい。この世界には魔法なんかなかった。
役に立ったのは「物理」的になんとかするってことだけ。インドアで「貧弱な坊や」扱いされてた俺が、脳
筋な世界で生きていけるとはとても思えねぇ。思えないけど、絶対に生き延びてやる!
というわけで、ホムンクルス(有機的アンドロイド)諸君、俺に力を貸してくれ!
ムチャ振りしてくる召還主連中とのジェネレーションギャップどころじゃ済まない「時代ギャップ」すらも乗り越えて、見事にミッションをクリアしてみせるからな!!
これは未来に召還された主人公が、時代ギャップに苦しみつつも、
「進んだ科学は魔法と見分けがつかない」
を合言葉に、同じく召還された仲間達や、手下のホムンクルス達と協力しながら、脳筋な感じの「物理的解決」が必要な状況を何とか乗り切っていくという物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 18:00:00
273846文字
会話率:62%
色々あって人間不信になった魔法使いのお姉さんと
過去のトラウマで高所恐怖症のまま竜騎士になった坊やのお話
最終更新:2024-10-30 18:00:00
135813文字
会話率:34%
母と喧嘩をしてしまったみのりは、離れて暮らす父の元へ行こうと泣きながら荷物を纏め、疲れて眠ってしまう。
ふと気が付くと、そこは雲の上に広がる不思議な世界。そこには小さな赤ん坊や、赤ん坊を世話する少年少女がいた。少年の一人、真と出会い、ここが
生まれる前の赤ん坊を世話する場所なのだと教わる。みのりも生まれる前はここに居て、空の上から母の事を見ていた事、今みのりがここにいるのは、色々な事を思い出す為の里帰りをしているからだという事を教わる。
真と話をするうちに、みのりはどうして自分が母の元へ生まれたのかを少しだけ思い出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 22:52:23
9840文字
会話率:51%
月にうっすらと雲がかかる、薄暗い夜。風を切り、闇に覆われた大地を駆け抜ける一頭の馬。その背中には父親と息子が乗っていた。
父親は腕に抱きかかえた息子にちらと目をやり、訊ねた。
「坊や。どうして顔を隠しているんだ?」
息子は答えた。
怯えたように、体と声を震わせて。
「お父さん……見えないの……? 魔王がそこにいるんだよ。ぼく、怖いよ……」
「魔王? これはただの霧だよ。だいたい、どうしてそれが魔王だってわかるんだ? 幽霊ならまだしも……」
「名乗ったからだよ……。魔王がぼくを誘惑してくるんだ……。面白い遊びとか、綺麗な服に花とか、女の子がどうのこうのって……でも、ぼく、はっきり断ったんだ……。だって嫌だもん、お父さんと離れるのは……。ん? お父さん、聞いてる……?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-13 11:00:00
1308文字
会話率:89%
「……ん、坊や。どうしたんだ? さっきから落ち着きがないし、顔を隠すようにしてさ。ほら、料理が冷めるぞ」
「……お父さん。なんか、なんか変だよ……」
「変? 変ってなんだ?」
父親はそう言い、辺りを見回した。なんてことはない。昼時で
賑わう、ただの飲食店。いつもの光景だ。
「わからないけど……ぼくらを見てるよ。視線を感じるんだ……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-24 10:40:00
807文字
会話率:89%
「はぁい! 彼が今日からこの家で暮らすことになったぁぁぁ……テムくんです! ささ、テムくん! ご挨拶は? あ、あはは、オホン、『ゴ・ア・イ・サ・ツ』」
『ア、テム……テム。テム、ダ。テム、デス……』
「はぁい! よくできました! みんな
拍手! あらぁ? どうしたの坊や。拍手は? もしかしてぇ、やり方が分からないのかなぁ?」
……ぼくの無言の抗議もママの前では無意味。いっつもママのしたいようになるんだ。うちはママ中心で回っている。ママは人権意識が高いんだって。パパが昨日、ママの話のあと、ぼくにそう説明してくれた。
ぼくらの家で一緒に暮らすことになった彼、移民のテム。本当は彼がもともと住んでいたところへ強制送還されるはずだったけど、ママが声を張り上げてそれを止めて、あれこれ手続きして一緒に暮らすことになったんだって。
テムをうちに迎える前、昨日の夜にしたママの話によると彼はとっても可哀想なんだって。頭が悪くて弱くて満足にご飯を食べられなくて、元居たところから逃げて、ぼくらの国に不法入国したんだって。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 11:00:00
3356文字
会話率:79%
高慢ちきな坊やは、古びた蔵の中で一つの、喋るドールに出会う。瀟洒で、意地悪で、そして優しい人形。呪いの女人形。生涯を人形への愛で呪われた少年の話。
旧題が『古い蔵の奥から出てきた呪いのゴシック・ドールに愛される話』です。
大体のことは旧題
通りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 19:30:44
28927文字
会話率:40%
「ブランコ坊や」と呼ばれる子供が、指で作ったピストルで僕を狙い撃ちしようとするので困っています。
最終更新:2024-04-21 11:20:00
11601文字
会話率:45%
僕は、勤めている造園土木会社の上司の勧めで、マイホームを購入をした。
我が家の目の前には公園があって、その公園には「ブランコ坊や」と呼ばれる、一日中ブランコを漕いで遊んでいる、一風変わった男の子が頻繁に目撃された。
ある時、僕は、ひょん
なことから、何故かブランコ坊やが右手の指で作ったピストルで狙われる、格好の標的となってしまった。
それからというもの、ブランコ坊やの指の銃口に狙われないように注最新の注意を払って生活をするという、妙な生活が始まる。
時は流れた。
ブランコ坊やが、中学三年生になる年、その公園の老朽化した遊具を撤去する工事を落札した会社の任務として、僕は工事監督に配置をされた。
僕は、ブランコ坊やが大好きなあのブランコを、この手で撤去しなくてはならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 21:11:43
5586文字
会話率:46%
世界の人間を一掃して、赤ん坊や子供しか残らなかったので、天使が世話する話。
最終更新:2024-03-15 16:45:16
1827文字
会話率:34%
「昨夕、こぶまんが投稿した内容ですが、やはり、アナグラムでした。」
高遠は、ホワイトボードに書き出したメモを見せた。
『坊やから三部』という文字の下に、アナグラムの解が書いてある。
『藪から坊さん』と書いてある。
最終更新:2024-03-09 11:43:49
4597文字
会話率:17%
高遠がスマホでEnter gramを起動すると、リール動画のアバターがしゃべりだした。
《
ハーイ。早速クイズでーす。『坊やから三部』。ちょっと考えて見て。EITO諸君。
》
最終更新:2024-03-08 10:23:13
4353文字
会話率:14%
♂を♀に。♀を♂に。
一錠服用しただけで約一ヶ月の間、完全に性転換したままでいられるQ極TSカプセル。
そんな超絶技術がもたらされて世間は何やら大騒ぎ。
だけどこのオレ、高波 三五は生まれついた性別に非常に満足しているから関係無いのさ。
それよりも今のオレは遂に始まった夏休みを幼馴染みといかに楽しく過ごそうか、ということで頭が一杯なのだ。
幼馴染みの 繊月 湖宵。
コイツはハイスペック王子様系男子……なのだがもの凄くお調子者の親しみ易い坊やだ。
湖宵「今からQ極TSカプセルで♀になりマース♪」
何言ってんだオメ~はw ま~た身体を張った一発ギャグなんぞしよってからにw
だがオレは気付いていなかった。Q極TSカプセルは本当のトランスジェンダーにしか処方されないことを。
そして思いもしなかった。Q極TSした湖宵……こよいがそこらのアイドルの超無限倍可愛い世界一の美少女になるなんて!
一生忘れられないドキドキものの夏休みが今、始まるぜ!
● 本編はTSしたヒロイン・こよいとの恋愛模様がメインでBL要素は少ししか有りません。
● 【裏話】ではヒロインがTSしていません。ヒロイン♂との楽しい学校生活がメインとなります。
● 【IF話】 に至っては本編 ・ 裏話に登場した他の女の子達がヒロインだったら……というもしも話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 20:32:54
877908文字
会話率:34%
対魔戦闘員養育所である富嶽には、徹底して守るべき三原則があった。
第一原則、酋長の指令は絶対的である。
第二原則、第一原則に反しない限り、富嶽総員に危害を加えてはならない。
第三原則、第一原則第二原則に反しない限り、自身を守らなければならな
い。
そして、この絶対服従令とも言うべき第一原則により、酋長は第二原則を犯してよい者を指定した。
それを処刑刀という。
罪を犯した者、仲間を危機的状況に晒し出す者、内通者、嫌疑の掛かる者、気が合わない者、殺したい者。
酋長の判断を仰ぐ前に、己の意思を以て処断を下すことができる。
名もなき少年は、心の準備も整わないまま富嶽に迎えられ、処刑刀の任を司るよう絶対服従令を授かった。名を問われ、大昔に母が「坊や」と言っていたことを思い出し、自らを坊と称するほど何もない少年だというのに。
富嶽の改革には処刑刀が必要だ。
富嶽に在籍する処刑刀はただの一振り。
彼は全ての重責を、たった独りで背負うことになった。
※仲間はすべて処刑刀に好意的です。それぞれの愛の形があります。
※残酷描写あり、ご注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 21:00:00
24226文字
会話率:33%
魔術大国であるオスマンサスで生まれた主人公・柊颯斗は、物心ついた時から町外れの小さな孤児院にいた。
そんな颯斗に転機が訪れる。五歳の誕生日の前夜。
いつものように一人寂しく窓の外を眺めていた颯斗は、三十代半ばくらいの、眼鏡をかけた男性が歩
いているのを見た。この辺りで知らない人を見ることはめずらしいので、興味をそそられじっと見つめていると、ふいにその人が颯斗の方を向いた。
颯斗は驚いて窓際から逃げ出しそうになったが、
「まあ、待て坊や、少し見ておいで」
その言葉には魔法のような力があり、自然と足を止めてそちらを向くことができた。
その様子ににっこりと笑った彼は、自然な仕草で腕を前に出し、その周辺のあらゆるものを凍らせてみせた。
「これは、《氷》という魔術だ。君は【まだ】魔術は使えないだろう。魔術は限られた人にしか使えない。使えるようになったら、魔術学校においで。待っているよ」
あの人の言葉に励まされて、魔術を使えるようになりたいと、強く願い続けることができたのかもしれない。
その結果、今、僕は…
ずっと、もし魔術が使えるようになったら魔術学校に、今はもう顔も覚えていないあの人を探しに行こうと決めていた。そして、あのときには伝えることのできなかった、感謝を伝えよう。
その後は…
なるべく静かに学校生活を送れたらそれでいいかな。
これは、一人の孤独だった少年の波乱の人生の一幕を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 19:38:20
2171文字
会話率:14%
ある坊やの視点から見た、親というもの。
キーワード:
最終更新:2023-09-23 09:34:53
795文字
会話率:0%
ウィスパーボイス、先生に捧げます。
最終更新:2023-08-29 14:30:20
204文字
会話率:0%
裸の男「今からピアノを触らずにピアノ演奏するぜ!」
演奏は、性器で演奏しているように見えバカ受け、
裸の男は、ウ国の大統領になりました。
ウ国は、ウ国内のロ国の人種を虐げ、ロ国は怒り
戦争になりました。
ウ国大統領「リメンバ
ーパールハーバー!」
アメリカではアメリカの戦争の歴史で戦争支援をつのり。
日本でも、しれっと戦争支援をつのり、日本はなぜか
ウ国の借金の保証人にされ、莫大な返済は日本がする事に
なりました。
マスメディアに踊らされた日本国民は、戦争をしかけた
ロ国が悪いと思い込み、ウ国を応援します。
裸の大統領「戦争の最中でも笑いが必要だ!」
戦争の経費でお笑いのプロパガンダ映像に大金をかけ、
戦後処理の難しい不発弾の多いクラスター爆弾を
自国で使うよう呼びかけ、支援金で外国に高価な家をいくつも持ち
国民には、戦争をするよう呼びかけます。
日本の総理大臣と多くの国民は、こんな大統領を応援します。
イギリスやNATOに大金を配り、仲間に入りたそうにしています。
まるで不良にたかられる金持ち坊やのよう。
教訓、借金の連帯保証人になるのは人を選びましょう。
ウ国の借金の連帯保証人になった日本の運命やいかに?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 12:01:11
489文字
会話率:15%
土日は、雨が降るらしい。雨降り坊やが居るのかい?笑笑
キーワード:
最終更新:2023-05-12 19:25:27
937文字
会話率:6%
お前の坊やの魂を頂きに行くぞ!
私の名前は、『北山 加奈美』39歳、やっと待望の子供が私の
お腹の中にデキたのよ!
最終更新:2019-06-15 03:00:00
1985文字
会話率:20%
「生きる意味なんてない 生きる価値のないただの弱虫」いじめられる毎日が限界に達してつぶやき、首を吊るす決心をした、しかし...
「おい、坊や... 」
首を吊ろうとした瞬間 謎の声に止められた
最終更新:2023-03-11 08:47:32
125250文字
会話率:54%
今日も村の周りでウロウロしてる八尺様は、誰もいないはずの河原である不思議な坊やに出会った。
母国語は日本語ではないので、きっと文法にガバが出ると思います、良ければコメ欄で問題点を教えてください。
読んでいただきありがとうございます
最終更新:2023-02-13 21:35:29
12285文字
会話率:56%