アデゥ歴1763年、メィヴェの月。二人の出逢いにより世界は新たな物語を紡ぎ、綴り始める。
少しずつ運命という歯車が噛み合い、時代は動き出す。
原初にして最果て。新生する世界の行方は如何に。
最終更新:2025-01-10 00:00:00
717318文字
会話率:17%
自閉症、発達障がいー。小中学生の8.8%が発達障がいの可能性があると言われる現在においてもそれは僕自身にとって近くて遠い言葉でした。
実際に息子がその診断を受けるまでは。
2歳の誕生日を過ぎても発語がなく2歳半で「自閉傾向」の診断を受け
た息子は、家庭療育や支援機関、病院、学校のサポートを受けて中学で一般受験し現在は普通高校の1年生に通っています。診断を受けた時には「息子には青春がないのか」と悲しく思った子供と夕食のテーブルを囲んで勉強のこと、部活動のこと、好きな女の子のことを話すことができる幸せを噛み締めています。さらに欲を言えば僕がが好きな野球やサッカーやプラモデルの話もしたいのですが、そこはやはりこだわりがあって息子はクラシック音楽と世界遺産が大好きなのです。その分野については、僕が教えられています。16年間自分が療育、子育ての中心であったかと言えばそうでもなく仕事や忙しさに逃げることもしばしばありました。妻にはずいぶんと苦労をかけてしまったと思います。そして子育てはここで終わるわけでもなくこれからも続きます。知識ももちろん経験もない中からスタートした子育の記録を残したい、同じように悩むご家庭の道標になればと思い、これまでの子育てと息子の成長の記録を事実に基づく小説にすることにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 20:37:57
493文字
会話率:0%
リュウイチは鳴かず飛ばずの漫画家。
漫画家としての未来は無いに等しく、周囲からもどうして漫画を描き続けるのかを問われ続け、その問いに向き合うことは無かった。
ある日。
リュウイチは友人のリュウジ、シンイチ、トシの三人と「ある場所」へ赴くため
に待ち合わせをしていた、のだが・・・。
予定通り四人の行動がうまく噛み合わず、なかなか簡単に全員で合流できずにいた。
リュウジと。
シンイチと。
そしてトシと。
リュウイチは会話を重ねていく中で、どうして自分が漫画を描くのか、描き続けるのか、自然と向き合っていく。
その中で浮かび上がった高校時代の友人の姿。
彼の姿には、交わした言葉には、まだ”余熱”があり、その記憶が余熱の”火種”となっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 20:00:29
32176文字
会話率:55%
「ねえねえママ、これ、タイトルの時点で矛盾しているよ? やせい? じんこう?」
「そうだね。でも役立つことが書いてあるかもしれないから、読んでみようか」
こんな会話が発生するかもしれない、物書きと生成AIのダブル素人が、二つを
同時に攻略する奮闘記。 きっかけは、なんかすごいらしいと、生成AIを社内普及することを余儀なくされた一般人が、「彼を知り己を知れば、百戦殆うからず」と思い立ったこと。 半年で生まれた750万文字のデータを入出力した履歴と、その支援を得て書き進めている計150万字の執筆。 そのノウハウを凝縮した、これから何かを書こうとする方々、すでに書いている方々、手が止まりかけている方々のお役に立てるかも知れない、そんなあれこれです。
#第一部 1.付け焼き刃は熱いうちに使え? 2.キャラを動かす奇跡の六文字 3.プロットも勝手に動く 4.あいつは続きを描きたがる 5.石の上にも三年試行 6.あの真実の口は噛みつかない 7.子供が天才の理由 8.FLOW 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 19:42:47
49434文字
会話率:29%
ある日、公爵令嬢であるルイーズは街中でチェロ演奏をする男性を見かけた。彼は冴えない容貌だが演奏する姿がとっても素敵!一目惚れしたルイーズは、婚約者の王子が隣国の王女とイイ感じなのもあってバイオリンに没頭すると理由をつけて彼の所属する楽団の門
を叩くことにする。
身分に差のあるルイーズは正体を隠して接近するのだが............。王宮での演奏会では見つからないように変装したりいろいろと大変。でも、音楽に真剣に向き合ったり、チェリストの彼と徐々に信頼を深めることで幸せを噛み締める。だが、そんな平和な日々も王子がチェリストの彼を強制的に留学させると決定したことで波乱が。ルイーズはどうするのか。
ちょっと冴えない容貌のクールな男爵令息と生粋のお嬢様である公爵令嬢ルイーズのなかなか始まらない、音楽を交えたラブストーリーとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 19:20:00
17473文字
会話率:61%
──目が覚めると海の上だった!?
長年、虐げられてきた『役立たず王女』メイジーは異母姉妹であるジャシンスに嵌められて島流しにされている最中に前世の記憶を取り戻す。
前世でも家族に裏切られて死んだメイジーは諦めて死のうとするものの、最後ま
で足掻こうと決意する。
「く~~やぁ~しいいぃっ~~~~ばっかやろおぉぉっ!」
奮起したメイジーはなりふり構わず生き残るために行動をする。
そして……メイジーが辿り着いた島にいたのは島民に神様と祀られるガブリエーレだった。
この出会いがメイジーの運命を大きく変える!?
言葉が通じないため食われそうになり、生け贄にされそうになり、海に流されそうになり、死にかけながらもサバイバル生活を開始する。
ガブリエーレの世話をしつつ、メイジーは〝あるもの〟を見つけて成り上がりを決意。
ガブリエーレに振り回されつつ、彼の〝本来の姿〟を知ったメイジーは──。
これは気弱で争いに負けた王女が逞しく島で生き抜き、神様と運を味方につけて無双する爽快ストーリー!
*カクヨム先行配信中です
*誤字報告、内容が噛み合わない等ございましたら誤字報告や感想からお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 18:27:58
39973文字
会話率:24%
★“道具”になりたい薄幸少女とお嬢様とメイド達で送る、ダンジョン経営ライフ!★
「ファイさん! わたくしのエナリアで、働いていただけませんかっ?」
「うん、いいよ、ニナ」
「即答っ!? よ、よろしいのですか? わたくしのエナリアは今も
絶賛、経営難。いわば沈みかけの船……。いえ、泥船なのですがっ!」
「うん、大丈夫」
「迷い無しですわっ!?」
そんな、何とも締まらないやり取りで始まる、異世界人2人によるダンジョンの経営。
ファイとしては、自分を“道具”で居させてくれるのなら誰でも良く、ニナに至っては、
(ファイさん! 顔が……いいえっ! 存在が、天才すぎますわぁ~~~! はい、採用っ!)
ただの思いつきだった。
しかし、そうして始まったそれぞれの“幸せ”を探すその日々は、2人にとってかけがえのない思い出になる――。
●あらすじ
白髪金眼の剣士『ファイ』。幼いころに誘拐されて戦闘の道具として育てられた彼女は、幸せだった。必要としてもらえる。生きていて良いのだと言ってもらえる。それだけで、ファイは心の底から幸せを噛みしめることができた。自身を誘拐した人々でさえ、ファイにとってはかけがえのない“恩人”だった。
しかし、ある時。『エナリア』と呼ばれるダンジョンの中で、彼女はそんな恩人たちと離れ離れになってしまう。
戦闘しか能のない自分は、これからどうなってしまうのか。このままでは、何もできない“人間”に戻ってしまう。そんな彼女の前に現れたのは、エナリアを管理していると名乗る異世界の少女――『ニナ』だった。
彼女は、自身のエナリアを「ウルン人とガルン人の両方が幸せになれる場所にしたい」と夢を語り、その夢にファイを巻き込もうとしてくる。
本来、両者は狩る・狩られるの関係であり、共存など不可能だ。
しかし、ウルンで最強の証である白髪のファイと、能力を持たない最弱種――人族でありながら最難関のエナリアの経営を任されているニナ。そして、2人を支える個性豊かな使用人(メイド)たち。
彼女たちの力が良い感じにまとまりさえすれば、夢物語も現実になる……かもしれなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 12:32:15
88067文字
会話率:40%
泣き虫吸血鬼ちゃん×脳筋気味な上司による異種族間社内恋愛っぽい、ゆるふわラブコメです。
とある事情で腹ペコ飢餓状態の吸血鬼ちゃん(美少女)が、空腹に負けて人間の上司(筋肉)に噛みついちゃった。
己のやらかしに絶対逮捕される……と半泣きで覚
悟する吸血鬼ちゃんだったが、上司からはなぜか
「もう一度、俺の血を吸ってくれ!」
と狂ったお願いをされてしまう。
実は不眠症を患っていた上司、血を吸われたらなんと熟睡できたらしい。そんなわけあるか。
吸血鬼ちゃんは断固拒否するも、クセも押しも強い上司に言いくるめられ、ついでに色々距離も詰められる羽目に。
そんな二人のおおむね平和で甘めな日常です。
(こちらネオページ掲載分から、一部エピソードをカットしたちょっと短め版となります)
(ディレクターズカット版はこちら:https://www.neopage.com/book/30149655220075800)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 12:30:01
116145文字
会話率:33%
ちょっとワーカホリックな戦闘狂魔王、リウ・ノーテル。チート過ぎる孤独だった彼女が幸せを噛み締めたり不幸に見舞われたり初めて出来た配下達のために頑張ったり頑張り過ぎて止められたりするお話。困難は基本的にチートな魔王様がぶっ飛ばします。
最終更新:2025-01-09 08:07:59
2119558文字
会話率:52%
赤ずきんは、布の被せたバスケットの中に、バゲットと葡萄酒を入れて、おばあさんの元へ買い物に行ったんだとか。
そして、赤ずきんは、寝込むおばあさんに向かってこう言った。
「おばあさん、おばあさん。なんでおばあさんはそんなに口がそんなに大き
いの?」
その言葉を最後に、赤ずきんは食べられた。胃液で半身は火傷跡の様に爛れ、髪の毛は溶かされ生えてこない。
待つのは死、のみである。
もしも、この赤ずきんの少女の物語に、狩人が存在しなかったら。
赤ずきんは、隠し持っていたペーパーナイフで、自らオオカミの腹を掻っ切った。
女を捨て、醜い身体を噛み締めながら。
「憎いっ……憎い、何も出来ない私が憎いっっ!!お前を殺して、殺して、ぶっ殺して!!私も死ぬっ!」
そんな、純血に血濡れたとある少女の物語。
白色の終焉の森に囲まれて、雪降る大地に産まれ堕ちたは大罪人。何人たりとも、彼らの鎖は阻めない。何方共々死を望む、その名は、ヴェルギリウス。
又の名を、童話殺しのスレイヤー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 06:00:00
32201文字
会話率:31%
魔王を倒す使命を受けて、異世界にやってきたマミヤくん。
なのに何故か『生首』だけなんですけど!!
もらったチートスキルのおかげで、首だけでもかろうじて生きている。
だけど冒険の序盤からもう死にそうです。
トラに噛まれ、、
怪鳥にさらわれ、
、
ヘビに丸飲み、、
果てはゴブリンの首飾り!?
、、それでもマミヤくんは今日もサバイバる!
異世界に『生首だけでコンニチハ』した大学生が、訳ありヒロインたちと繰り広げるドタバタ冒険ファンタジー。
えっ、魔王の討伐?
今日を生き抜くだけで精一杯ですっ!
ーーーーー
序盤あらすじ
無惨な事故に遭い、死の間際にあった大学生、馬宮真一。
激痛がトラウマとなったマミヤくんが願うのは、『痛いのはイヤ』、ただそれだけ。
だからいきなり神さまに呼ばれて、異世界に行って魔王を倒せと言われて、、、
そんなマミヤくんが選んだ転生特典スキルは『ダメージ最小化』!
それはどんな攻撃を食らっても、ダメージを1しか受けないというチートスキル。
いきなり首をぶった切られても、マミヤくんは1ダメージで死にません。
だけど、、、
異世界に『生首だけでコンニチハ』させられるとか、聞いてないんですけど!!!
勇者となって魔王を倒せ?
生首だけだから、できませんっ!
それどころかスリップダメージで、いきなりもう死にそうです。
だというのに、送られた先は異世界の森の中。
助けてくれる人もなく、周りは危険なモンスターだらけ。
巨大トラに襲われ、噛み付かれる。
巨大怪鳥にさらわれ、上空から墜落。
巨大ヘビに丸飲みされ、消化される。
そして襲来するゴブリン軍団。
生首だけにはハードモードすぎる!
癒やしは?
ヒロインはいないんですか!?
そんなマミヤくんの前に次々と現れるヒロイン候補たちは、一癖も二癖もあるヤバい奴らだった。
ーーーーー
ギャグ、ブラックジョーク、パロ要素、お色気シーン多めです。
不定期連載で、まずはヒロイン登場の2章まで。
第1章 『生首だけでコンニチハ』
第2章 『首だけ勇者と異世界ヒロイン』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 09:13:53
925639文字
会話率:21%
夜中に友人とワンドロ……小説ではワンライと言ういわゆる1時間で何かを書く遊びをやって出来た作品です
お題は
「君の目に映る私は」
「兵器として」
「飴を噛み砕いた」
です。20文字程度誤字脱字や整合性の為の加筆はしましたが、源泉掛け流し
状態です。果たしてどう言う作品になったのかお楽しみに^ - ^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 20:24:26
2721文字
会話率:21%
地下アイドルグループ『K(:night』(ナイトナイツ)、通称2Kナイ(にこナイ)に所属する板爬虫類系男子二枚目看板のいもりはあつきが今推しているアイドルの名前だ。
ライブが終わるとすぐに更新しても流れないSNSを更新し続ける。自分たちしか
使っていないハッシュタグをつけ、誰にも伝わらないいもりのライブの良さを数千字書きなぐる。同担と良さを噛みしめる。
同じファンであるジニー・ウィーズリーのリスペクトだという赤毛の大学生ゆるはとともにファミレスで語り合っている最中SNSでいもりからのお知らせが届く。
それは、いもりが四月一日で卒業するというお知らせだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 18:00:00
6515文字
会話率:42%
僕の名前はロレミュリア=ガストンブルク。
自分の名前で噛みそうだからロイって呼んでほしい。
ガザニア帝国建国時から代々国に仕える侯爵一家の長男として産まれ、幼少の頃から侯爵家の次期当主として教養と立ち振舞い、魔法の教育・様々な武器の
扱いに格闘術、処世術等の様々な教育を受けてきた。
しかし、僕には誰にも言ってない秘密がある。
それは……………………。
「元々日本人だったんだよなぁ……」
階段から落ちて異世界に転生した彼の次の人生は、成り上がり主人公でもチート主人公でもなく、超絶エリート貴族の長男だった。
前世の記憶を持ちながら、異世界で貴族として振る舞わなければならず、その葛藤に常に苛まれるロイ。
「本当は皆平等が一番だと思ってるんだよ!」
そんな貴族らしくない彼が貴族として頑張るお話。
2024/1/8より、毎週月曜朝9時に更新。
1/8更新はまとめて数話更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 09:00:00
135470文字
会話率:45%
前世の記憶を殆ど失っていると思われていた"元帥"や"帝国剣聖"という役職に就いていたソル・アルテミス。しかしある事件をきっかけに、帝国からその行方をくらましてしまった。その原因と思われるのは、ある舞踏
会で流れた噂話のようであるが、それを追ったのか、はたまたそれらに味方したのかは定かではない…しかし皮肉なことに、それにより、運命という醜い老婆が停滞していた歯車を再び動かしはじめる…
矛盾だらけの噛み合わない異世界ファンタジー、ご照覧あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 18:28:05
26155文字
会話率:41%
『愉快全開キッチン』今日も派手に動画撮影!
動画撮影の現場を舞台とした、お料理コメディ、第二弾です。
今回はまさかの、助手がメインで調理に!?
小町先生が見守る中、果たして優香は満足のいくお料理を完成させられるのだろうか。
腕は立つけど
曲者な小町先生と、冷静な助手の優香。噛み合わないふたりのドタバタ動画撮影を、ぜひご覧ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 14:23:57
8358文字
会話率:54%
時は2070年、高度に発達した科学文明。その日常に調和して溶け込む、人と、人ではない者たち。幻想と日常の境界は薄れて消えた、そんな未来。
「これからあなたは高校生3年間、彼女たちと自給自足の同棲をしてもらいます」「嘘だと言ってよ!」
ドラゴンの少年のユーリは、高校生にこれからなろうという中学3年生の3月のある日、幼馴染の吸血鬼令嬢、アンジェリカとの婚約を急に告げられる。
だがアンジェリカを含めた吸血鬼三姉妹、実はとんでもない問題児で――!?
「ユーリの物はわたくしの物、ユーリもわたくしの物ですわ!」
始まる4人による3年間2000万円生活(食費、光熱費、家賃、学費込み)。始まる高校生活。吸血鬼三姉妹が起こす騒動に、ユーリは次々巻き込まれていく。騒動の中、出会っていく少女たちもこれまた問題児だらけ!?
なくなる胃薬。『小魔王』『悪役令嬢』『放蕩騎士』に囲まれた『苦労執事』は今日も死んだ目で空を飛ぶ!
「僕の平和な日常の行く先って、どっちなんだろうな」
近未来ハーレムラブコメファンタジーの、はじまり。
「――胃が取れそう……」
(残酷な描写、ボーイズラブ、ガールズラブタグは念のためつけていますが、要素は薄めの予定です)
(この小説はカクヨムにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 09:00:00
747436文字
会話率:50%
ヴォイド・エンプティア。
彼には才能が無かった。
この世界には【スキル】と呼ばれる個人の才能がある。
だが彼のスキルは【視認】
効果は言葉通り、文字通りとはまさにこの事。
スキルの効果は見る力が人一倍上がるだけという能力だった。
「本当に
クソだとおもう」
ヴォイドは幼いながらも悟ってしまった。
この力がゴミだと。
だがそんな力が、ヴォイド自身も把握していない才能と噛み合う事で真価を発揮していく。
そして彼はこう呼ばれてるようになって言った。
【絶対回避の反撃勇者】――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 19:40:12
7960文字
会話率:22%
また、失敗した。
ロープをほどきながらいつものように唇を噛みしめる。もう何度目だろう。死にたくないと叫ぶのは理性なのか本能なのか。それがわかったらきっと、ここではない何処かへ征ける気が、した。
最終更新:2025-01-01 00:45:23
1627文字
会話率:33%
とある理由で傷心中の男爵令嬢シャーロットは、引きずり出された伯母の夜会でステューダー伯爵こと、ヴィクター・ワーガスと出会う。眉目秀麗で名門当主の彼に、シャーロットの目は釘付けとなった。
――正しくは、彼が持つ、『シャーロットが亡き恋人に
贈ったはずの懐中時計』に。
◇
ある貴公子の死の真相を追うために、世間を欺き婚約したシャーロットとヴィクター。噛み合わないふたりが抱える、秘密と醜聞と、ままならなかった恋の傷。……ただ感傷に浸るには、彼らはちょっと喧嘩が多くて、騒がしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 23:04:53
250067文字
会話率:40%