三百年前、砂に沈んだ王国があった。
照耀暦1201年。
歴史学部生の清那はかの亡国「千夜国」の調査をするも、
研究資料が全くなく、研究は行き詰まっていた。
そんな時、担当教員の変更が言い渡される。
新しい担当は、学院内の問題教員、高砂。
従来とは違った方法で研究を進める高砂に振り回されながら論文を執筆する清那だったが、二人の調査は思わぬ方向に転がり出す。
消された歴史、奉られていた悪神、呪われた血脈。
星は揃い、厄災は近づいている。
かの王の千夜の眠りを覚ますのは、一人の踊り子の熱情か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 21:07:29
147292文字
会話率:36%
「姫騎士」の勇者一行により、「魔王」の脅威は取り払われ、王国に平和が訪れた。
やがて、魔物も絶え、人々も「人族」のみになった頃、王国では緩やかな腐敗が始まり、
突如、海を越え現れた「帝国」が侵攻を始めた頃には、腐敗が蔓延していた王国は、な
すすべもなく滅ぼされてしまう。
だが、「帝国」による統治が始まってしばらく後、絶えたはずの魔物が再び姿を現し始めたことにより、「旧王国・ウィスタリア島」は長きにわたる戦火にさらされることとなった。
「姫騎士」の勇者一行による旅から、およそ200年後。
「帝国」本土の兵学校から、故郷ウィスタリア島に赴任するため帰ってきた1人の少女と、「呪われた血」を引く男の出会いが、新たな「願い」を生む。
「サザンクロスの花をキミに」の続編にあたります(´・∞・` )
1人称で書いてみたくて、つい…。
前作がまだ完結していないので、こちらの更新はあまりされないかも…。
前作同様、気長にお付き合い頂けると幸いです ”(´・∞・` )
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 13:30:00
18715文字
会話率:43%
呪われた血を受け継ぐ貴族レイヴンローズ家。その血は魔物を魅了し、その心臓を食した魔物は絶大な力を得るといわれている。そんなレイヴンローズ家の令嬢エリザベートは魔物や裏社会の組織に狙われる生活を送っていた。
そんなエリザベートに仕えるの
は世界最強の老執事エヴァルト。魔術、武術、剣術、医術とあらゆる技術を高い水準で極めた彼は、エリザベートの血を我がものとする者たちから、エリザベートを圧倒的な力で守り抜いてきた。
しかし、エヴァルトには悩みがあった。それは自分が高齢で、自分がいなくなった後にエリザベートを守る者がいなくなることである。
寿命というタイムリミットが迫る中、エヴァルトは一人の少年と出会う。少年の名はレオン。貴族とは真逆の貧しい環境で育った彼に可能性を感じ取ったエヴァルトはレオンを弟子に迎え、世界最強の執事に育成することを決意する。
◆◇◆◇◆
・サクサク読める作品を目指します!
・毎日投稿を目指します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 00:00:00
41596文字
会話率:52%
1984年8月、《積層学園都市(バビロン)》と化した名古屋。
その北に広がる"東春日井(ひがしかすがい)"と呼ばれる土地に、太古からある一族が住んでいた。
双子の高校生をその血は、どこに誘うのか?
テクノロジーの檻の
中で、呪われた血が膿み、零れてゆく……。
中世以降、われわれの歴史とは別の道を辿って辿り着いた《戦後》世界は、東西思想圏による緩やかな冷戦と、ヴィクトリア朝時代に誕生した英国 - 植民地間を結んだ官製電信から広がったインター・ネットワーク上のサイバー・スフィアでの抗争という複重構造の中で駆動していた。
1960年代には《インター・ネットワーク》が地球上を覆い、宇宙開発も格段に究められた"現在"。
これは神をめぐる物語。様々な《神》の対立が輻輳し、精神と理想が相克する。名古屋圏から始動する、《伝奇ロマン》というかつて聳えた〈バベルの塔〉の末裔――。
「あなたのSFコンテスト」参加作品(選外)。
ここでのSFは「ソノラマ文庫(っぽい雰囲気の)フィクション」(?)です。
※2016年6月30日、投稿していた「1.」「2.」を「1.」~「5.」(「1/-1」~「2/-3」)に分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 16:40:00
178148文字
会話率:24%
呪われた血の運命に導かれ、ある男の自分勝手な復讐が始まる。
かつて栄華を誇ったとある日本の一族...あの敗戦からさらに時が経ち今ではその面影すら残さないほど没落した家に生まれたある赤子...その赤子こそ一族に古くから伝わるある伝説の特
徴を有していたのだ。
藁にもすがる思いでその一族は伝説の儀式を実行する...
それはĀkāśa...アカシック・レコードと呼ばれる人知を超えた概念の伝説であった。
今再び彼等の再起をかけた野望が動き出そうとしていた...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 17:04:20
18803文字
会話率:41%
――そのシアワセの刻限、一年也。
由緒正しき名家・紫園家。
紫園家は、栄えると同時に、呪われた血筋だと囁かれていた。
そんな紫園家に、ある日、かさねという名の少女が足を踏み入れる。
『蝶憑き』と不気味がる村人からは忌み嫌われ、父親は酒代と
引き換えにかさねを当主の妾として売った。
覚悟を決めたかさねを待っていたのは、夢のような幸せな暮らし。
妾でありながら、屋敷の中で何よりも大事にされ優先される『胡蝶様』と呼ばれ暮らす事になるかさね。
溺れる程の幸せ。
しかし、かさねはそれが与えられた一年間の「猶予」であることを知っていた。
かさねにだけは不思議な慈しみを見せる冷徹な当主・鷹臣と、かさねを『形代』と呼び愛しむ正妻・燁子。
そして、『花嫁』を待っているという不思議な人ならざる青年・斎。
愛し愛され、望み望まれ。四葩に囲まれた屋敷にて、繰り広げられる或る愛憎劇――。
※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 19:37:02
127230文字
会話率:15%
戦闘魔術師にとっては、奇妙な任務をこなすことは珍しいことではありません。特に、拒否した場合、記憶喪失と母校からの追放を約束される場合。グールを助ける?いいさ。危険なアーティファクトを取り戻す?いいよ。未知の魔法を操る者と戦う?…うーん、まあ
いいだろう。この騒動から生きて抜け出す?当然だ!しかし、もしすべてが見た目通りではないとしたら、どうすればいいのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 19:55:47
15619文字
会話率:32%
エルドール王国は暗黒の魔法に覆われ、人々は恐怖に怯えていた。この絶望の中、古の予言が語られる。「呪われし血を引く者」と「灰から生まれし者」が王国の運命を左右するという。マリアンナは自分がその呪われた血を引く者であることを悟り、シンデレラは「
灰から」という言葉に導かれる形で運命が動き出す兆しを見る。二人はそれぞれの運命に向き合い、暗黒を砕く冒険に足を踏み出していた。運命の夜明けが彼女たちを待っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 22:00:00
5231文字
会話率:0%
主人公レイン・アークは白銀騎士団と言う騎士団に所属し、
呪われた血ーキル・ブラッドーを背負い、吸血鬼と戦う。
彼は幼い頃にした約束と生きる道を知るために今日も戦場を歩き続ける。
残酷な戦いの中それぞれの騎士たちの戦いにも注目。
この作品
は「カクヨム」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 01:02:21
116162文字
会話率:31%
藤堂雅臣は飢えていた。
普通とは異なる価値観と能力
そこから生まれる差異は、人間性を別の何かへと作り替えるのに時間は要しない。
否、産まれ堕ちた瞬間から、人間の姿形をした化物として生きることが決定していた。
呪われた血脈の中で、最も濃い才能
を宿していたからこそ、人間社会の道徳と相容れない存在へと変貌せざるを得ない。
しかし、それでも人間だから、人と化物の狭間で迷う。
虚無と狂気が育む生は、藤堂雅臣が求めた何かに成れるのか。
そんな彼の生き様を語る物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 17:09:22
26933文字
会話率:17%
未完の為ご注意下さい。
10年前にお蔵入りにしていた作品を見つけたので投稿してみる事にしました。
もし、反響があれば続きを書くかも知れません。
ムーと呼ばれるゲームアプリ。
その世界ではすべてがリアルで、なんとゲーム内通貨は自分の残り寿命
。
敵を倒せば寿命を奪う事ができ、その寿命でガチャが回せるのだ。
武器や鎧、スキルなどをゲットし、この呪われた血生臭い戦いから抜け出せ!!
仮想世界ゲームソリッドバトルアクション折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 18:25:06
11981文字
会話率:30%
雲海の国。空にあるその国の王女であるレイラは、穏やかな毎日を過ごしていました。しかしある日、関わるはずのない地上の魔法使い、テネリと出会います。彼は竜の争いから逃れてきたのです。竜たちが争うと、呪われた血の雨が降ると言われていました。彼らは
これを止めるため、伝説の竜、クライアを探す旅に出ます。
※過去のコンテストで二次落選したものを修正・一部変更した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 22:38:40
47869文字
会話率:50%
ヒロイック・プリンスのずっと異世界ルート。(※重複投稿しています)
最終更新:2021-11-14 19:00:00
2145文字
会話率:10%
伝説の妖刀『修羅の太刀』をたずさえ、『鬼』を探す放浪の旅を続ける美しき最強の女性剣士シュラ。彼女が探す『鬼』とは、怪物なのか、それとも、己自身が求めている答えの何かなのか。
呪われた血に苦しみ、翻弄されながら、彼女の蒼き森での戦いが始まろう
としている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 15:00:00
11974文字
会話率:16%
幼少期の記憶を失った中学生の少年・愛沢ユウは、育ての母であるトウコと一緒に穏やかな日々を送っていた。
しかし、学校に現れたサイキックの殺し屋・エースによって、平凡な日常は凄惨な最期を迎える。
さらに、ユウのことを憎むエースは、母親のト
ウコを殺すと楽しげに宣言するのだった。
「二度と母さんは殺させない。死ぬのはお前だ、エース」
そのとき、ユウの秘められた力が覚醒する――
だがそれは同時に、呪われた血の記憶と、再び向き合うことを意味するのだった。
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毎週土日更新予定(時々平日…?)
カクヨムにも同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 14:47:31
42274文字
会話率:32%
この世に存在する境界線は、往々にして目には見えない。
地上を支配した人類は、その血塗られた歴史の中で英知を駆使し、凡ゆる境界の可視化に努めて来た。
有史以前から人の社会に紛れて生きてきた“人に非(あらざ)る者たち” 彼らは、18世紀頃からV
ampire=吸血鬼と呼ばれ始めた。
百年にも及ぶ、
ヴァチカンの布教と駆除によって、一時はヴァンパイアは滅んだかに思われた。
しかし、その歴史的事実には裏があった。
ヴァチカンは聖なる者の存在を信じさせるため、悪しき者どもに存在の余地を与えたのだ。
さらに19世紀後半には、深海からある“新薬”が発見される。
その“新薬”は、ヴァンパイアの呪われた血や細胞を構成する特殊なタンパク質を変異させ、まるで人と変わらない生活が送れるまでにするものだった。
闇に息を潜めてきた吸血鬼たちは、
白昼堂々、人間とともに生きることができるようになった。
その一方で、あくまで吸血鬼としての能力を誇示し、人間を餌として付け狙う原理主義的な吸血鬼も存在した。
そして、現代の日本。
吸血族の父と、人間の母を持つ高校生、
巽晴は、自らが吸血族の血を受け継ぐ存在とは知らずに育っていた。
ある日ひょんなことから、村井玲という魅惑的な大人の女性と知り合う。
しかし、その正体は永遠に生き続ける伝説の吸血鬼ラミアであった。
彼女は人間との共存を目指す吸血鬼の一派を従え、“カウント”吸血鬼原理主義組織と対峙していたが、
同時に政府の中枢にパイプを持つ彼女を脅威と見なす輩も少なくなかった。
時の警察当局が組織する“夜警”は、
ラミアの駆除を決定し命をつけ狙う。
巽晴は行きがかり上、玲と大切な人々を守るために吸血鬼として能力を覚醒させてゆく……。
第2部(第9章〜)
吸血鬼原理主義組織《カウント》首魁マッド ・スティール(Mud Steel) ことアンティパティースは、
ラミアへ《魔獣ガランティス》との魂の融合を匂わせ、圧倒的な力を見せつける。
追い詰められたラミアたち一派は、最終手段に出る。
その一方で、巽晴は、瀕死の紋を救えると言う《アルタキエー》を手に入れるため異世界へと旅立つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-04 01:22:22
363590文字
会話率:36%
“血族”第三弾。裕福な家庭で才色兼備と言われて育ったブラッドは“直感能力”という第六感に長けた特種能力を持っていた。彼は父マドックが遺した手紙に記された警告をその能力によって開封前から察するが、警告された少年レッドに遭遇してしまう。彼は全く
同じ姿形で“三感同時始動能力”(見る・判断する・動く)を同時にできる特種能力を持っており、それには隠れた理由があった。双子の彼らを表と裏の世界に分けた人物がいたのだ。やがてマドック殺害の真相も浮かび上がる。憎悪、殺意、復讐が渦巻くこの歪な争いは呪われた血族の証しなのか?――そして最後に残るのは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 15:43:58
64875文字
会話率:44%
吸血鬼と人間の両者の血を引く混血の姉弟が、呪われた血に翻弄されながら破滅的な運命に流されていく。
最終更新:2019-07-01 00:55:43
144885文字
会話率:29%
呪われた血
その、始まりと、
そして、最後への物語
最終更新:2019-01-08 18:41:44
40202文字
会話率:23%
呪われた血
その伝播は止められない…
最終更新:2019-01-08 18:36:47
4670文字
会話率:9%
この世界に違和感を抱く少女と少年は、何かとの接触を目指す。それはこの世界の常識の摂理では説明のできない奇跡への邂逅であり、本当の物語への契機。
世界に見放された者たちにこそ、世界を取り戻す、取り戻さなければならない理由がある。
そういった呪
われた血を持つ人々の「私」の境界を廻る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-28 01:13:11
12536文字
会話率:14%