『命』ってどういう形(もの)だと思う?そう問う彼女は死神の子だった。
高校二年終盤、
梅の花に白い吐息がかかる季節。
親無し三人兄弟の次男坊、清水仙寺
下校中いつものように買い出しに行こうとした彼にぶつかり倒れたのは両手に黒い手袋を着けた
少女だった。財布を取り違えられ、
一週間分の食費を取り返そうとカードに記入された住所に向かうが...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 14:35:11
24429文字
会話率:38%
体が冷えると、少しやる気も落ちます。
最終更新:2022-12-12 19:56:54
200文字
会話率:0%
煙草を吸っていないのに、吐息は白い。
まるで寒がりの猫みたいに丸まっていました。
最終更新:2022-12-08 01:43:24
200文字
会話率:0%
朝陽の裏側から夕陽の裏側まで空を旅する「太陽の妖精 サンソンくん」いつかは立派な太陽になりたいと願う小さな彼。
星の吐息よりも寒い朝、冬の空を横切っていると白い平野に光の凹凸を見つけます。スノーホワイトです。
二人は雪解けまで、夜を
共に過ごします。
尚、太陽の妖精サンソンくんはflat9thmusic&sunfairys(https://flat9th.wixsite.com/f9msf)のオリジナルキャラクターです。本文の始まりにあるイラストはサンソンくんのキャラクターデサインです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 21:56:22
11522文字
会話率:13%
姉と弟は幽霊屋敷を訪れる。
最終更新:2020-11-16 19:00:00
1160文字
会話率:23%
「よう、ハル。なんて顔してんだよ」
代わり映えのしない、ある夏の日。
おぎゃあと泣く甥っ子から逃げるようにして出た玄関先で。
「フユは、えっと……何してるの?」
「何って、見りゃ分かるだろ。煙草吸ってんだよ」
彼は煙草を吸っていた。
始まりは、たったそれだけのことだった。
幼馴染で、親友で、弟みたいな存在で……。
気付かぬうちに紡いでしまった、それは恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 00:00:00
35739文字
会話率:35%
むかしむかしのポエムシリーズ;
白い吐息、白いスノードロップが儚く映る。
生き物が土に還り、見渡す限り大地が広がる。
自然が豊かに育まれている。
人肌恋しい、泡沫の季節...
そんな冬の言葉を集めました。
最終更新:2020-02-24 06:58:02
2264文字
会話率:0%
森を覆う白い雪。
空はたくさんの星であふれている。
少女はまた、今年も一人でその光景を眺めている。
父は仕事に出かけている。家の周りに、他の家はない。毎年、一人で過ごすクリスマス。
もう、寂しいという感情はとっくの昔になくなっている。
少女は暖かな吐息を吐き出し、白く凍る光景を眺め、家の中に戻った。
仕事から帰ってくる父のために、暖かなスープを作らなければと。
不意に、テーブルの上に一通の手紙が置かれていた。
先ほどまでなかったそれを手を、少女は手に取る。
【森のお茶会への招待状】
そう書かれた手紙に首をかしげていると、窓がガタガタと震える。
風が少し強くなった。そう思いながらそちらに視線を向けると、そこには月光に照らされ、七色の毛を輝かせる、
一羽の不思議な鳥が、まるで戸を叩くように、嘴でリズムよく叩いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 20:13:47
6573文字
会話率:39%
どっかの誰かの年越しの話。
文芸部時代の作品が見つかったので投稿します。
最終更新:2019-12-31 21:14:59
1890文字
会話率:46%
白い息を吐いて私は笑った
最終更新:2019-12-31 12:35:19
245文字
会話率:0%
白い髪と肌を持って生まれたエルシュは「植物の国」と呼ばれているアルヴォル王国の姫君であるにも関わらず、母方の血筋の影響で「雪華の力」と呼ばれる氷雪を操ることが出来る力を持っていた。それにより、親兄弟からは忌み嫌われ、姉の身代わりとしてエルシ
ュは隣国の若き国王へと嫁ぐことになってしまう。しかし、嫁いだ先のドラグニオン王国の国王であるリディス・ドラグールは、何故か銀色の仮面を常時身に着けている国王だったのである。
「それがあなたに宿る『呪い』だと言うならば、私はその『呪い』ごと、あなたを愛します──」
これは笑うことが上手く出来ない姫君と生きることに悲観的な国王が一歩ずつ進んでいく物語。
※本作品の著作権は伊月ともやにあります。無断転載・無断引用・無断使用・自作発言は禁止しております。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 17:37:51
142121文字
会話率:39%
ナギサは白い部屋で目覚めた。白い体、不可思議の力に、包まれていた。真夏日、一冊の古ぼけた本を読んでいたはずだ。しかしいまや、吐息が見えるほど鋭い冷気が肺を貫く。時の止まったかのような部屋、彼は、外に出なければならなかった。
魔法の異世界。日
常に、余興に、仕事に……超常の力が姿を見せる。
前世から切り離されたナギサは、服と身体だけ置いて消えた、「エリス」の残した雰囲気を追いかけると決めた。
魔法と悪魔、そして古ぼけた機械の世界に迷い込んだ、ひとりの青年の生活記。
【更新について】
週3回、 基本的に日・水・金曜日更新。17時ごろを目安に、どうぞよしなにお願いします。
【公開場所について】
「NOVEL DAYS」様、「小説家になろう」様で公開しています。
戦いや色恋がない話ではないですが……街の様子や世界のシステムに、ゲーム的表現はありませんし、「ひたすらに強く迷わない主人公」もありません。ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-17 17:00:00
120264文字
会話率:46%
北海道に住む春子は、雪が積もっているバス停にて寒さと戦っていた。震える手でスマートフォンを確認していたりすると、雪の向こうから人影がやってきた。その影の正体は異国の人で、雪をまとったように白い肌と、美しい顔を持っていた。
雪国にて寒さに
震える少女と、雪のように白い肌を持った人のお話し。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-07 18:57:51
3243文字
会話率:31%
白い吐息。冷え切った指先は閉まる扉によって弾き出され、本日も少女は遅刻が確定する。
最終更新:2012-11-05 22:25:23
357文字
会話率:0%