数千年前に魔王討伐の勇者パーティーの補佐役として召喚されたマーギン。マーギンは大賢者と呼ばれる程の魔力と適正を持ち、召喚から10余年程過ぎた時に有者パーティーの一員として魔王討伐に向かった。
しかし、補佐役であったマーギンが魔王の核を撃ち抜
いた直後に仲間から石化魔法を掛けられ、石化が溶けたのは数千年後であった。
そしてマーギンは数千年後の世界で新たな人生を歩み始める事になるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 00:51:50
1737426文字
会話率:68%
〜あらすじ〜
遥か大昔から存在する古の物語
天に存在する『神々』と形容せしもの達と地上に存在する『人間』と冥府に属する『魔王軍』、そのどれにも属さない『謎の存在』たちという古来より争い続けていたもの達がいた。
しかし、その数千年後に『
最終大戦争(ラグナロク)』が起き、その争いに一時の平和へと導くことになる。
その礎を築いたのは『零王』と言われ恐れられるものと『天神』と言われるものの二人であり、二人を犠牲に人間達のみを逃し、他種族を含んだ全てのもの達を終わりへと向かってしまった世界へと封印し、新たな世界を創造した。
そして、二度とその世界で、醜い争いが起きないように『光と闇の概念の均衡』を創り上げて、『平和の維持』を行い、『創造と破壊の円環』によって『神々がいない状態』でも円滑に世界を維持できるようにして、最後に『もしもの時のための奇跡』を残した。
それからかなりの年月が経ち、その世界では平和が訪れていた。
その束の間の平和の中、突如『魔物』たちが襲いかかり、その平和が崩れ去り、徐々にその世界が壊れていってしまう。
そして、徐々に古の世界と融合し始めてしまったのか異世界のような世界に変化し、滅んで行ってしまう。
そんな中、主人公『神天零真(アマツレイマ)』が古に消えた力を使って自分たちの世界、そして、消えてしまった古の世界を救うために動き出す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:57:54
4495文字
会話率:35%
四十路を越え、病魔に蝕まれ、リストラされた元コンビニ店員、アイダ。彼の生きる現代日本は、二つの月が浮かび、文明機器が生物的変容を見せる奇怪な現象『天幻』が日常を侵していた。未来に諦観を抱くアイダは、ある日、霧深き道で翼を持つ黒猫に導かれ、地
図にない古びた武芸の神社へと辿り着く。
そこで、運命は急転する。
漆黒の巨大龍が街を襲い、全てが炎に包まれたのだ。アイダの壮絶な死の瞬間、傍らのAIルルナは謎の『六律系譜原典』に接続した。
千年後、アイダは若返り、見知らぬ森で目覚める。そこは天幻により文明が崩壊し、中世の技術とMMOの如き法則――魔力、生命結晶石、存在次元――が混淆(こんこう)する異世界。
聖霊へと転じたルルナと再会し、授かった一振りの刀で異形の小鬼(ゴブリン)との初陣に臨むのだ。
辿り着いた辺境のドルフ村で、更に強力な亜獣(ユニーク・ゴブリン)の奇襲を受け、絶体絶命の窮地に陥るアルド(旧アイダ)。彼を救ったのは、この世界を「ゲーム」と認識するMMOプレイヤー、ココミ(猫人族の生活職)、タンスイ(熱血騎士の戦闘職)、ユキナ(ハイエルフの支援職)の三人だった。彼らの圧倒的な力に戸惑いつつも、アルダは半壊した村の再建に協力することになる。
混沌の世界で、アルド(旧アイダ)は如何なる道を歩むのか。彼の戦いは始まったばかりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 18:10:00
106449文字
会話率:42%
大陸の南に「忘れられた王国」と呼ばれる土地がある。
かつて繁栄を極めたその王国は、ある晩の"黒の夜"を境に、世界の記録から姿を消した。
千年後、北方の辺境に住む名もなき少年が、不思議な黒い鍵を拾ったとき、
静かに眠って
いた
古の魔法と大戦の記憶が目覚め始める――
これは、神に見捨てられた世界で、名もなき者たちが紡ぐ、
「終わり」と「始まり」の物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-17 14:53:11
27310文字
会話率:28%
かつて神様は龍の姿をしていた―――そして数千年後、神様がいなくなった世界には「理力」という神の力が宿り、人々はその身に理力を持って生まれ、不思議な力を操ることができた。
国立理力研究所で教授として働くリーリート・ロラインは、ふたまたに分かれ
た尾を持つ「理力の使えない」ゾアルの男と、幼児期に初めて口にした言葉が「理詰め」であるようなギンケイの男とともに、新しい「理力術」の開発に挑んでいた。
この世界には理力によって人生が決まる不平等や人種による差別、国を襲う疫病、そして戦争があった。頭脳と理力をもってしてリーリート・ロラインは人々の為に生きていく。けれど大いなる希望には対価が伴う。差し出した犠牲は彼女の魂を縛りつけ、輪廻し、巡り、途方もない果てで、彼女は彼と出会う。初めましてと笑う。差し出された手の先にいる貴方に向けて―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 08:10:00
610428文字
会話率:40%
第一王位継承権を持つ主人公『龍神の騎士姫(りゅうじんのきしひめ) 』の二つ名持ちの王女は、邪馬台国の神殿内にある魔法陣の上に突如として出現した。
邪馬台国(やまたいこく)の卑弥呼(ひみこ)女王と出会ったことで王女フラウリーデのその後の
運命は大きく変化していく。
彼女は卑弥呼から呪術能力を継承し、巨大帝国侵略軍を退け、最終的にその帝国を滅亡に追いやる。一方で、王国を盤石(ばんじゃく)な体制にするためには科学の発展が欠かせないと考え、豊富な資金と黒い水(石油)により近代国家へと変貌(へんぼう)を遂げさせる。
だが、その最中、王国を二分するような内乱が勃発する。その叛乱軍を二度の合戦で科学力と知力で鎮圧し統一した。そして王国は恒久的な平和を掴んだかの様に見えた。
彼女が生涯心血を注いだ石油を用いた産業革命による文明の進歩は世界中に富をもたらした。だがその一方で、それはやがて人類の滅亡の引き金となっていく。
彼女が天寿を全うして約千年後、進み過ぎた科学発展によりその星のあらゆる生物は死に絶えてしまった。、、、かのように思われた。
女王が最も幸せだったのは、その世界が栄華の絶頂期で没したことであろう。
あらゆる生物が死に絶えたと思われたその世界から、ある日一隻の超弩級空母(ちょうどきゅううちゅうくうぼ)が宇宙へと向かって旅立っていった。
居住可能な惑星探しの旅である。
それから約千年近くが経過し、一人の若い少女が再びその世界へと降りたった。百人の子供達と動物を連れ、そして食用となる植物の種を持って、、、。
そしてその星に新しい小さな世界を作り始めた。
彼女が創世したその世界は、時間が忘れ去られたようにゆっくり、ゆっくりと流れているようであった。
その新世界の名は耶馬台国(やまたいこく)、若い王女の名前は卑弥呼(ひみこ)だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 09:03:42
653878文字
会話率:27%
「私は吸血鬼を殺すために生まれてきた」
吸血鬼が蔓延る時代に、ReinCarnationと呼ばれる者たちが存在する。彼、彼女らは神に誓いを捧げる者たちとして、人道を外れた吸血鬼を粛正する役目を背負う。神から与えられた力は『転生回数による
肉体強化』と『前世の記憶の引き継ぎ』だ。
「信じられるものは自分の力だけだよ」
孤立無援を好む彼女の呼び名はヒュブリス。神に誓いを捧げることなく、自分の力だけを信じて、吸血鬼を殺し続けてきたReinCarntionの一人。
「私はただ、吸血鬼を殺すだけだ」
千年後の時代へと転生をすれば、吸血鬼が優勢な時代へと変わっていた。彼女は千年の間に何が起きたのかを探るため、アレクシア・バートリという名で、千年後の時代を生き抜くことになる。培った膨大な知識・死闘による経験値・転生回数による肉体強化。彼女は吸血鬼にとって最強の天敵だろう。
「――永久に眠れ」
これはそう、人類の栄光と――アレクシア・バートリとして生まれた彼女の生涯を描いた物語である。
※異世界処女作
※不定期更新
※残酷な描写があります。閲覧にはご注意ください。
※挿絵のある物語にはタイトルに『◎』が付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 07:00:00
2178091文字
会話率:64%
彼は現ノ世界を象徴する初代救世主(メシア)。彼女はユメノ世界を象徴する初代教皇(ポープ)。二人は自分の住む世界の為に、何百年と殺し合い、命を散らした。その後、彼と彼女は記憶を総じて失い、数千年後の未来へと転生をする。転生先は「エデンの園」
と呼ばれる学園。そこでは新たな救世主・教皇を生み出すために仮のネームを付けさせ、一年という期間を設け、生徒たちに殺し合いをさせようとしていた。
そこで彼は「Noah(ノア)」、彼女は「Luna(ルナ)」というネームを付け合い、配属された最底辺のZクラスで現ノ世界の『科学力』・ユメノ世界の『創造力』をそれぞれ奮いながら、殺し合いを生き延び、阻止しようと試みる。
Noah et Luna.生まれるモノは救世主か教皇か。
※シリアス重視の作品です。
※2019/12/29 完結済み。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 19:57:06
1091956文字
会話率:58%
単刀直入に言うと、来世の俺が急に前世の記憶を取り戻しちゃったって話。
来世の俺は『復讐の女神アレクトラ』と呼ばれている邪神だった。いつの世も悪は滅び人類が勝つ事を約束されていて、志半ばでぶっ倒された数千年後に戦争の道具として蘇生されちゃっ
た。非人道的!そんでもって女神の肉体に迷い込んだ魂は寄りにもよって前世の俺だった!というお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 19:05:14
486793文字
会話率:61%
突如発生した時間遡行に巻き込まれ、神住まう古代ギリシャへ飛ばされてしまった女子高生“司(ツカサ)”
時間遡行に巻き込まれ絶望する彼女の前に現れたのは火と鍛治を司るオリュンポス十二神が一柱“ヘファイストス”
未知の世界で生きる覚悟を決めた司
にヘファイストスは力の一端を譲り渡し姿を消す。
これは三千年の時を超えて尚残る名無しの英雄。その神話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 19:01:20
2746文字
会話率:22%
転生した世界は誰もいないどころか、何もなかった!? 三十代の若さで、しかも嘘みたいな死因でこの世を去った神代斗真(かみしろ とうま)。彼が転生したのは、誰もいないどころか何もない、出来立てホヤホヤの異世界だった。相棒の巻グソ精霊チロと共に、
創造主――『神』としての、斗真の第二の人生が始まる。これは世界創造と、創造したその世界を悪党どもの手から取り戻す『奪還』の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 14:35:55
275189文字
会話率:37%
永く国を護ってきた神竜は厄災と呼ばれた魔女を失い深い眠りについた
その千年後、厄災と呼ばれた伝説の魔女の生まれ変わりが誕生したと国は騒ぎ出す。
が、その容姿がそっくりと言うだけの全くの別人。
それどころか国を護ってきた神竜だった。
幼い日に再会した竜はかつて愛した魔女エラだった。
記憶を失っていた為、エラを認識出来なかったが
魔女の匂いのする少年、ルーカスと出逢い
神竜だった頃の記憶を思い出す。
そんな折、パーティでレイラを神竜の贄乙女にする事が決まった。
この国に神竜が存在しない事を知っているレイラは
無意味に贄を与え続けている事に怒った。
この国に神はもう居ない、大切にすべきだった光も千年前に失っている。
この国は滅ぶべきだ。
厄災と呼ばれた魔女はどうして国を滅ぼしたかったのか?
神竜はあの時、どうしたら良かったのか……
失われた時間が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 14:15:41
9250文字
会話率:21%
自身が死んだ千年後の世界に転生した陰陽師・久山楓(ひさやま かえで)であることを思い出した魔導師学校の新入生・古賀爽耶(こが さや)は、失われたものの多さに愕然とした。
私たちの死体の上に成り立つ世界が、こんな醜いものであって良いはずがない
!
そう思った彼女は千年の間になにがあったのかを探るべく、学校生活と調査に勤しむのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:00:00
174887文字
会話率:39%
「魔王として世界を支配しようとしたら強力な勇者が生まれあっさりと負けてしまった…」
千年後に生まれ変わったとき、魔王は一つのことに気づく。
どうやら勇者は魔王と対をなして生まれるらしい。
じゃあ、誰も傷つけず、魔王にならずに平和に世界
征服をしたら?
今度の人生は、必ず世界征服を成し遂げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 19:52:18
14587文字
会話率:46%
遥か昔の物語。一万六千五百年前頃。
銀河の中心部の各恒星系惑星の文明が勃興し、星間交流が始まった。その交流の歴史の中で、時には争いがおこり、星間戦争に発展したり、時には平和裏に交流が行われたりした。その頃に、ワープ理論が確立され、惑星間
の交流が更に進み、各惑星間での文明のレベルと規模が平均化して、異星人の間で緩やかな連帯が形成された。
それから千年後に、各惑星の言語の音声波長が生物に与える影響を分析したところ。そこに基本的な原理(カタカムナ理論を参考にする。)があることが発見され、それを研究した結果、ヒューマン型星間翻訳機が開発され、文明の発展とテクノロジーの伝播が飛躍的に進んだ。
その影響ををうけて、銀河中心部を主にする恒星系の各惑星や衛星により構成される、銀河連邦星団が成立した。
銀河連邦は各惑星の代表者が一議席を有し、すべての惑星の議員により、その統治は合議制をもって決する。その統治を司るために、その元に元老院が成立し、それから、さらに千年後。元老院の元には、銀河闘士団と銀河騎士団が、ゆるやかに成立していた。
銀河連邦の各惑星に伝わる各種の武術は、主に二派にわかれており、体術に重きをおきリング型の二対の光線把を使う銀河闘士と、剣捌きに重きをおき光線剣を使う銀河騎士とが存在しており、元老院の統治の元、それぞれ闘士団と騎士団を成立させていた。
かれら銀河二派は、銀河の平和と繁栄を旨とし、惑星間の交渉、紛争の調停、未交渉惑星の訪問などに当たり、銀河連邦による銀河系の統治は、その影響力を高め、その勢力の範囲は、銀河系辺境の地にまで拡大しつつあった。
この頃の闘士と騎士達は、物理的に外に働くジンウの力を制限し、知覚や意思伝達に働きかけるジンツウを重要視していた。強すぎるジンウの力は闇につながるという、古来からの伝承が二派共に伝わっていたからだ。
その頃、幾筋かある銀河の恒星流の一つに大規模な次元断層が存在していることが明らかになり、元老院の依頼により次元断層の調査に向かう騎士ガンデンと若き従者キンタが、人型星間翻訳機PE57Qと、星間航行船修理特化型情報処理ロボットYWC2を伴い、星間航行船ブルーノーズ号を駆り、辺境の恒星系に向かところから物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 20:02:19
118916文字
会話率:4%
これは、約千年前に封印されたという少女の、真実を知る物語。
記憶もなく洞窟で目が覚めた彼女は、千年前の予言を信じた者たちにより城へ連行されてしまう。
そこで自分が千年も前の人間だと知ると、彼女は決意する。
自分のことを知りたい、自分
の過去を知りたい
……と。
そんな彼女が、様々な人と出会い、様々な成長を経て、やがて真実を知っていく、そんな物語……。
(恋愛要素、ちょっとしたグロ要素あります。グロ要素は本当にほんのちょっとです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:17:39
30362文字
会話率:34%
今から1000年前のこの星では地球温暖化による異常気象によって居住地が失われ、人類が住み得る新たな星を探すという計画があった。
科学による実験に実験を重ね人類はワープ技術を手に入れ、人類滅亡の寸前に第二の地球になり得る星も見つかり、あと
は脱出するだけという状況でとある問題が起きた。
次の星でもさらなる科学の発展を目指す一派と、次の星では二度と同じことにはならないよう自然と共に生きようという一派による大論争だ。
そして自然との共存を目指す一派は科学の発展を望む一派により地球に置き去りにされてしまう。
残された人々は自然に寄り添い、自然を愛し、自然を敬い、懸命に生きた。
すると地球に不思議なことが起こり始めたのだ。
迷宮の出現、女神様からの恩恵。
これはある一定以上の科学を禁忌とした、地球のとある世界線の、一千年後の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:00:00
3686文字
会話率:7%
むかしむかし、不可思議に満ち溢れた剣と魔法の世界。魔物を束ねし王、魔王の率いる魔王軍の進攻により、劣勢を強いられた人々は、異世界より英雄を招く術を遂行、召喚された勇者は魔王の配下、果ては魔王自身をも下し、異世界には平和がもたらされた
時
は飛んで千年後。とある村に一人の青年がいた。彼の名はフェイ・クラウン。特筆すべき事などないありふれた平民
訂正。自身の事を千年前に魔王を下した勇者の末裔であると言う妄想に入り浸るありふれた変態である。とある危機を奇跡的に乗り越えてしまった事を皮切りに、彼の人生は大きく歪み始めた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 11:19:44
42257文字
会話率:34%
「ウィズ。千年後も一億年後も、世界が滅びてしまっても、永遠にずーっと一緒だよ!」
魔術師・ウィストールはその言葉を聞くたび、胃が痛くなる。
ウィストールは若い姿のままとはいえ、もう二千年以上も生きていた。
概念が魔物となるこの世界において
、アウルという『永遠』を司る魔物と契約を結んだせいである。
美少女の姿に化けた、きゅるんと可愛いアウルだが、この魔物がとんでもない。
正式名は『黄金の昼下がり』。永遠そのものであるがゆえに、何があっても死なない特級の魔物――。
そんなふたりは、ひょんなことから魔術学校の教師に。
『魔物との契約』について教える授業を受け持つことになったのだ。
ウィストールは密かに願う。――誰かがアウルとの契約を引き継いでくれれば、と。
しかし、学校では奇妙な事件が相次いでいた。
「記憶を差し出せば、運命の人に会える」という噂により、生徒たちが記憶を失っているらしい。
代償と引き換えに願いを叶える仕組みは、まさに魔物の契約そのもの。
同じく教師として赴任した対魔師・リインと共に、事件の真相を追うウィストールたち。
事件の裏には、世界の均衡を揺るがす存在『記録の魔物』の気配があった――。
自らの未来、相棒アウル、そして愛する養子ティルダを賭けて、ウィストールは選択を迫られる。
バトルあり、コメディあり、激重感情あり?
永遠の魔物&気弱な魔術師が紡ぐ、じんわり優しいファンタジーがここに開幕!
❧ ❧ ❧
全27話。6話目以降は、1話ごとに毎日18時頃更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 18:20:00
120029文字
会話率:35%
数千年前に滅んだ伝説の一族が存在した。
絶大なる力を持った伝説の魔族は人族を追い詰めたが、勇者のよってその系譜は完全に途絶えたかに見えた。
しかし、数千年後、世界の辺境の村にとある貧しい村人の少年が存在した。
それと同時に魔界より、大魔王コ
ールドによる魔王軍の侵攻が世界に忍び寄る。
少年は村の大賢者が召還した戦いの神と謳われる最強の手練れと共に旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 17:16:44
51518文字
会話率:20%
太古の昔、魔導族はその魔導眼の力により、人類を絶滅寸前まで追い込み、楽園を築いた。
その全盛時代、魔導族の始祖にして最強を誇った魔導王ルインは人間の勇者によって討ち滅ぼされた。
それに乗じて人類の生き残りは魔導族を巧みに仲違いさせ、魔導族同
士の争いに付け込み、同士討ちにより、元々数が少ない魔導族の殆どを滅ぼし、復権を果たした。
それから二千年後、魔導アース世界の辺境の地にエルフ族よりも遥かに希少となった魔導族の血を半分受け継いだ少女がいた。名はルイン。人類を苛烈に追い込み、魔導族の栄華を築いた最強の王の名。
ルインの父、魔導騎将ブレイクは魔導族の復権をルインに託した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 13:26:11
115943文字
会話率:21%
村人、貴族、奴隷を経て、少年は魔法使いの養子となった。ようやく温かい日々を得たのも束の間、千年の封印より復活してしまった魔王。彼は愛する者を守るために捨て身で飛び込み、魔王と一緒に封印されて、世界に平和をもたらしたのだった…… …――そして
千年後、仲良く一緒に復活した「二人は」……
「何をする! 我が輩、いま、大事なセリフを言うところっ!?」
「それやったら、また魔王になっちゃうよ?」
守りたいものがある彼ら彼女らの、戦ったり戦わなかったりほのぼのしたりの物語が、いま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 04:00:00
288121文字
会話率:27%