中国古代王朝、漢。
秦の始皇帝を倒し、初代皇帝劉邦によって建国されたその国家は王莽により簒奪され滅ぼされるも、光武帝により再興する。
しかしながら、再興より一五九年後に起きた黄巾の乱を切っ掛けとなって衰退への道筋を辿り始める。
だがそれは、新たな戦乱の時代への幕開けでもあった。
舞台は二世紀の中国、漢(後漢・東漢)の後期、黄巾の乱の前からとなります。
いわゆる三国志へと繋がる時代ですが、主人公は綺羅星のごとく登場した英雄たちのいずれでもありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 18:00:00
668951文字
会話率:53%
三国志知識なんぞないという方、特に女性にも楽しんで貰える作品を目指しました。大胆な創作設定で描く、過去にない恋愛憎ドラマ三国志。
本作は、この後始まる長編への序章的作品です。
切なく耽美な大人の世界観で綴ります。……
【あらすじ】
中国後
漢末期の混乱期。細作一族・韋虞(いぐ)氏の郷で、性奴隷とされていた孤児少年、狛(はく)は、細作にさらわれてきたらしき美麗少年、遙(よう)と出会う。
性別不明の謎めいた遙から、あるとき狛に投げられた衝撃の言葉。それにより、人生に諦めかけていた狛は、己の未来を自ら大きく変えていく。
そして成長した狛を待ち受けていたものは、驚きの事実であった。……
この後迎える三国時代の激流に、人生を巻き込まれることになる少年・狛の、出立期物語。
【用語解説】
◆細作(しのび):秘密や内情を密かに探るしのび。諜報、破壊、暗殺などの闇仕事を行うプロ。
◆字(あざな):姓名とは別に持つ、通常呼び合う時に使用する名前。他人が相手を本名(諱:いみな)で呼ぶのは禁忌(タブー)。
◆漢王朝:秦王朝後に劉邦が創立した、中国初の長期統一王朝。前漢と後漢に分かれる。
◆泰山(たいざん):兗州泰山郡(山東省中部)にある泰山山脈の主峰。死者の霊が集まる場所として信仰される。
◆垓下(がいか):現在の安徽省宿州市霊壁県。「霊壁奇石」は中国四大奇石の一つ。
◆五斗米道(ごとべいどう):後漢末に起こった初期道教の宗教結社。
◆漢中(かんちゅう):益州(四川省方面)の南鄭(陝西省漢中市)を中心とした一帯。漢王朝発祥の地。
◆荊州(けいしゅう):七郡を擁する広大な州(湖北・湖南両省を中心とした一帯)。
◆中原(ちゅうげん):黄河の中・下流域にある平原。中原の覇者は天下に君臨できる。
◆新野(しんや):荊州南陽郡(河南省南陽市)に属する県。
◆刺史(しし):州の監督官。やがて権限を強めた『牧』へと移行。
◆牧(ぼく):州の長官。行政・軍事全てにおいて、州の最高権限を持つ官。
◆三国鼎立:中国が三つの勢力(魏・呉・蜀)に別れ、鼎の足のように互いに対立する状態。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 11:40:21
36762文字
会話率:21%
主人公上田仲頴は、大変な苛められっこではあるのだが。
彼は、あの悪名高い董卓仲頴の転生者でり。
この県下に多々ある高校の武力闘争、【三國志スクールウォーズ】に自分の高校の君主として担がれ。
双子の姫様の御旗の許に巻き込まれる。
ちょっとエッ
チな魔法と肉弾戦の物語。
特に劉家の太后と双子の姫殿下二人がばら撒く、漢の高祖劉邦と項羽、始皇帝の埋蔵金。中華の闇マネーを。
各校が、自分の学園の援助金のために争う。
昭和の時代のような学校同士の抗争話しを現代ファンタジー、ラブコメ風に書いたヤンキー話。
そして彼の姫さま達が納得済みの?
今流行りの御妃さま同意の上でのハーレム話しでございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 07:16:35
131205文字
会話率:24%
教科書で習う「メルセン条約で、フランク王国が分裂してフランス・ドイツ・イタリアの元となった」という話。
実はその後、フランク王国は統一されていた。
というか、フランク王国はかなり昔から、分裂しては統一、分裂しては統一という、中華帝国の項羽と
劉邦やら三国志やら南北朝やらってのと同じ歴史を辿っていた。
それなのに肥満王カール3世による最後の統一フランク王国の後、分裂が常態で固定され、中国のように統一王朝になる事なく現代に至ったのか?
この歴史の分水嶺を、とある脳筋王子を主役に描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 19:00:00
150416文字
会話率:24%
英雄がみーんな女の子だった楚漢戦争!まさか、始皇帝も項羽も劉邦も!?
連載版。
最終更新:2024-07-13 10:15:31
14296文字
会話率:46%
英雄がみーんな女の子だった楚漢戦争!まさか、始皇帝も項羽も劉邦も!?
第一章『韓信の股くぐり!?編』
最終更新:2022-02-05 00:32:12
3313文字
会話率:53%
三国志演義のネタキャラ:劉禅への転生。
『救いようのない阿斗』と後世で蔑まれるけど、知識無双で歴史改変します。
諸葛亮丞相が、亡くなった直後からの転生開始。
癖のある蜀漢の将軍たちを手なづけて、有名な武将を討ち取ると、いろんな人材
が集まって来て……。
転生劉禅は、春秋戦国時代、劉邦時代、日本の戦国時代の知識も兼ね備えて、歴史を無視して突き進んで行きます。
特に中国史に精通している劉禅は、過去の偉人の業績を真似ます。
上庸、長安、洛陽、鄴、徐州、冀州、幽州、そして呉を攻略して、天下統一を成し遂げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 00:10:00
103275文字
会話率:31%
一粒でどんな病も治してしまう薬「萬能丹」
それは太古の昔から密かに受け継がれて来た
項羽と劉邦
彼らもその「萬能丹」の歴史を目の当たりにした者だった
「萬能丹」その薬はどんな病をも完治させることが出来るが、
治るまでの時間、その身体を激痛
が走る
その激痛に耐え切れず命を落とす者もいると言う
星賀勇一郎が贈る、中華大歴史絵巻折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 13:18:20
155534文字
会話率:38%
紀元前、楚漢戦争は、劉邦の勝利によって終わった。最強の王と呼ばれた項羽は自刃して果てた。それから時は流れて、かつて項羽が治めていた楚の地において、少女姑姑が一人の男と出会うところから物語は始まる。
その昔楚漢戦争を題材にした同人合同誌に寄
稿した短編となります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 11:25:06
11780文字
会話率:46%
このお話は昔々に、他のブログに連載していたものです。
当然、未完成です。(えへん)
これを手直ししつつ、完成させようか、と思います。
長々としたものになりますが・・・。
主人公は毬子とマリリン。
脇に項羽と虞姫。
さらに呂布、関羽、曹操、
董卓、何進、趙雲、劉備、孫堅・・・等々。
多すぎて整理が出来ません。(えへっ)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 19:35:52
843872文字
会話率:13%
漢(前漢 紀元前206年~8年/後漢 25年~220年)
『淮南子』を編纂した劉安は、漢を建国した劉邦の七男・劉長の長男であった。
淮南王・劉長は謀反を企てたが露見し、配流となった。
しかし、其の途中で劉長は自死。
劉長の死後、劉安は劉長
の所領であった淮南国を与えられ淮南王となった。
領地は大幅に削られたが、劉安は其の地で多くの食客や方士を招いて知見を広げた。
しかし・・・。
❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆
『淮南子』の中でも、特に有名な故事がある。
【人間万事塞翁馬】
何が〚不幸〛となるか、何が〚幸福〛となるかは、分からない。
❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆❆
※ 読むと、若干暗い気持ちになります。
※ 途中、多少喉が渇くかもしれません。
※ 色々と書き過ぎたので、読んでいると訳が分からなくなるかもしれません。
自分でも訳が分からなくなったので。
※ 訳が、若干怪しいかもしれません。
気付いた時に、訂正致します。
申し訳ありません。
※ 今後、大きな内容の変更を行う予定はございませんが、
誤字・脱字等見つけた場合は訂正等(足したり・・・引いたり・・・)
するかもしれません。
お許し下さい・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 00:21:39
94278文字
会話率:18%
漢の皇帝・劉邦に背いた、名将・韓信。その秘密とは。
最終更新:2023-07-02 17:00:00
22464文字
会話率:27%
中華の史書、二十四史を淡々と訳していく、
淡々史書シリーズ。
三皇五帝、夏、殷、周、春秋、戦国、
楚漢戦争、前漢まで、茫漠たる歴史が
約52万字に収められた
司馬遷の名著「史記」を
マイペースに抄訳してゆく作品です。
最終更新:2023-05-19 00:00:00
330182文字
会話率:10%
大楚王・項羽との数々の死闘の末、垓下の戦いの勝利者となった漢中王・劉邦はついに皇帝となり、漢王朝を開く。
その楚漢戦争に最大の貢献を果たした漢の大将軍・韓信は論功交渉の末、斉王から楚王となり、楚国50余城を与えられた。
しかしながら、猜疑心
の高い劉邦は、軍神・韓信の名声を妬み、その軍事的手腕を怖れて、陥れるための機会を狙っていたのである。
軍事的才能は抜群の韓信も、処世術には皆無な程の疎さがしばしば露呈されており、政治的な陰謀を巡らす劉邦の毒牙が自分に向けてじわじわと迫り来るのには全く気づかず、楚王としてのこれからの日々に高揚していた。
そんな中、韓信に興味を持った『俺』は忠実な配下である、趙燕(ちょうえん)を伴い、淮陰に向かっていたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 05:00:00
285956文字
会話率:21%
張良は劉邦の天下統一に貢献した三傑のひとりである。そして天才軍略家として名を馳せた人だった。彼が居なければ劉邦も天下を手中に出来たか甚だ怪しいと言わざる得ない。
ところが彼には人に知られていない隠れた営みがあった。
最終更新:2022-10-24 21:59:35
10751文字
会話率:11%
「このクラスに、皇家の血縁が紛れ込んでいる」
六道術(リクどうじゅつ)という超常の力が当たり前となった現代。
新学期を迎えた劉邦院(りゅうほういん)学園の二年C組に暮神紅理亞(くれがみ くりあ)という新任教師が担任となった。
クラスで
変人扱いされてるけど洞察力に優れた椋帷(むくのき とばり)は瞬時に暮神紅理亞がただの教師でないことを見抜く。
実は暮神紅理亞は皇家の暗部の人間で、二年C組の中に隠れた皇家の血縁を探るために来たスパイだった。
名家の御嬢様・暁風鈴(あかつき ふうりん)、元名家で強さを求める木戸見凌駕(きどみ りょうが)、正義感に満ちた努力家・新甲斐岳耶(しんかい がくや)、その他多くの生徒と数々の組織の思惑が交差する計略と謀略に満ちたストーリーが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 18:48:54
20530文字
会話率:44%
高祖劉邦が「漢」を築いて約200年。
未来永劫続くかに思われた王朝にさまざまな綻びが見られるようになってきた頃、一人の男児が生を享けた。
その名は、劉秀。
前漢消滅から漢王朝再興とその最盛期を築いた男の、後漢の京師・雒陽の南宮蘭台に残された
秘史に基づく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 16:00:00
12604文字
会話率:43%
誰もが知る物語とは似て非なる物語。
とある高校生、清宮涼は、趣味の博物館巡りを終えて帰宅する途中、不思議な占い師に声をかけられる。
「貴方、これから大変な運命が待ち構えて居ますよ。」
そう言われて一瞬不安になるも、持ち前の楽天家な性格
で直ぐに打ち消した。
その占い師が居なくなっているのも気付かずに。
BaseSon原作の「真・恋姫†無双」を元に、自分なりの「三国志演義」を書いていきます。
因みに今の所、全年齢対応です。
尚、恋姫シリーズは二次創作が認められている作品です。
「恋姫†無双」シリーズ以外の参考文献
「三国志」作画・横山光輝(潮漫画文庫)
「項羽と劉邦」作画・横山光輝(潮漫画文庫)
「史記」作画・横山光輝(小学館文庫)
「殷周伝説 太公望伝奇」作画・横山光輝(潮漫画文庫)
「図説中国史 三国志地図」(東光書店)
「歴史人別冊 完全保存版三国志の真実」
「教えてあげる諸葛孔明」(角川文庫)
「三国志ナビ」渡邉義浩(新潮文庫)
「三国志 英傑たちのその後と謎」監修・武光誠(宝島社)
「史記の風景」宮城谷昌光(新潮文庫)
「春秋の名君」宮城谷昌光(講談社文庫)
「春秋名臣列伝」宮城谷昌光(文春文庫)
「戦国名臣列伝」宮城谷昌光(文春文庫)
「楚漢名臣列伝」宮城谷昌光(文春文庫)
「三国志読本」宮城谷昌光(文春文庫)
Wikipedia
ニコニコ動画
※「モバゲータウン」、「Eエブリスタ」で連載していた作品です。
更新は遅いですが、宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 00:00:00
664109文字
会話率:38%
【小説ではありません】
作家様方の"活動報告"でおなじみの交流"バトン"。『名刺代わりの小説10選』に心惹かれ、貰ってきて書き始めたものの、書いても書いても終わらない。6冊分書いたところで5000文字
越え? あれ? 本命の4冊がまだ未紹介のままなのに?
きたる文字数に怯え、連載作品としてアップすることに決めた自己満足バトン回答を公開。
※※※早い話が、『小説10選』バトンにかこつけた書籍紹介です!※※※
選定図書は以下の10冊。気になる項目がありましたら、ぜひピンポイント・クリックでのぞいてやってください。
「王子とこじき」「もうひとりの王女」「エラゴン 遺志を継ぐ者」「タイムライン」「項羽と劉邦」「小説十八史略」「亜州黄龍伝奇」「オーラバトラー戦記」「ロードス島戦記」「銀河英雄伝説」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 06:00:00
15967文字
会話率:6%
中国初の統一国家、秦。
その最初の皇帝、始皇帝の死とともに各地で起こった叛乱は秦滅亡後、次代の覇権争いへと変化していく。
やがてその覇権争いも、二人の英雄の戦いへと集約されていった。
西楚覇王項羽。漢中王劉邦。
二人の英雄に抗い、最後まで戦
い抜いた男がいた。
斉王田横。
そして隣には常に軍師田中(たなか)がいた。
そう、田中(たなか)。田中(でんちゅう)でなく田中(たなか)である。
書籍版第3巻、漫画版1巻6月26日発売です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 08:00:00
409451文字
会話率:31%
項羽を討ち、漢王朝が誕生して数か月。
戦に疲弊した民を慰撫し、国家を盤石ならしめんと仁政を施す漢王劉邦。
ある日、政務に勤しんでいた彼の元に、ひとりの青年が現れる。
司馬言皆と名乗った彼は劉邦にある提案をする――。
最終更新:2021-07-16 21:00:00
13189文字
会話率:51%
かつて大陸はいくつもの国に分かれ、それぞれが覇を競って戦っていた。
それを一つにまとめた巨人、人類で初の『皇帝』の座についたのが秦の始皇帝である。
しかし、その暴虐極まる治世は長くは続かず、二人の男の戦いによって新たな世となった。
覇王項羽
と高祖劉邦。
圧倒的劣勢を覆し、勝利した劉邦は秦でも生まれ故郷の楚でもない国、漢を興す。
それから四百年。
政治は腐敗し、ついに民衆の不満が爆発した。
一八四年、黄巾の乱である。
それは漢軍によって鎮圧されたが、新たなる動乱の序章に過ぎなかった。
群雄割拠の中で頭角を表し、本来一人しか存在しないはずの皇帝が三人乱立する三国鼎立時代によって漢はついに潰える。
時代は三国時代。
魏の初代皇帝、曹丕。
蜀の初代皇帝、劉備。
呉の初代皇帝、孫権。
だが、この偽りの鼎立は平穏とは程遠く、戦いは収まる気配を見せない。
そんな戦乱の時代を根底から覆す様な大事件が、二三四年に起きる。
五丈原の戦いの後、蜀の天才軍師諸葛亮孔明が陣没。
その異才によって支えられていた鼎の足は大きく傾く事になる。
蜀の天才軍師諸葛亮の後継者として軍事の全権を担う、かつて麒麟児と称された姜維伯約。
一農政官だったが、魏の大軍師司馬懿仲達から見出された鬼才、鄧艾士載。
三国時代の終焉を彩る、才能のぶつかり合いが始まる。
※知っている方でも楽しめる様に、三国志の事をまったく知らない方でも興味を持ってもらえる様な内容を目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 01:00:00
553487文字
会話率:37%